【キャンプ場スタッフ監修】スノーピークの「ほおずき」は風に揺られると煌めき、周囲が静まり返ると優雅に灯りが消えるLEDランタンです。
手のひらに収まる可愛らしいコロンとしたフォルムと、暖かみのある柔らかな光が特長。
この記事では、優れたデザインと機能性を兼ね備え、発売以来人気を博しているLEDランタン「ほおずき」をスノーピーカー&生粋のソロキャンパー佐々木さんがレビュー紹介してくれます。
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
スノーピークのランタン「ほおずき」が気になっています!使用感とかレビューしてもらえませんか?
まかせて!ロングセラースノーピークのほおずきだね。ゆらゆらとゆらめく灯りが魅力のランタン。今回は生粋のソロキャンパー&スノーピーカーの佐々木さんにほおずきをレビューしてもらったよ♪魅力を教えてもらおう!
スノーピークの「ほおずき」は風に揺られると煌めき、周囲が静まり返ると優雅に灯りが消えるLEDランタンです。コロンとした可愛らしいフォルムと暖かみのある柔らかな光が特長。ここでは、優れたデザインと機能性を兼ね備え、発売以来人気を博しているLEDランタン「ほおずき」をご紹介します。
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
スノーピークのLEDランタン「ほおずき」とは
「ほおずき」とはスノーピーク製のLEDランタンです。
使い方は、テントやタープに吊るして使うのがおすすめ。
吊るして、ほおずきの特徴である「ゆらぎモード」にすると風に揺れる火のように灯りがゆらめきます。オレンジ系の暖かく柔らかな灯りと合わせてキャンプの夜を静かに照らしてくれるでしょう。
【サイズは2種類!「ほおずき」と「たねほおずき」の違いは?】
ここでは「ほおずき」と弟分のであるサイズ違いのLEDランタン「たねほおずき」の違いについて解説。
どちらが自分にとっての使いやすいか?を考えるための参考になれば幸いです。
スペック | ほおずき | たねほおずき |
---|---|---|
スペック | ほおずき | たねほおずき |
サイズ | Φ107×高さ87㎜ | Φ62×高さ75㎜ |
重量 | 165g(電地を除く) | 57g(電池を除く) |
照度 | 100lm | 60lm |
電源 | 単3型アルカリ乾電池3本別売り:ほおずき充電池パック外部電源:5V・500mA | 単4型アルカリ乾電池3本 |
連続点灯時間 | 10時間 | Hi-60時間Low-100時間 |
防滴 | IPX4級相当 | IPX4級相当 |
点灯モード | 通常点灯モードおやすみモードゆらぎモード | Hi-LowStorobe疑似ゆらぎ |
カラー | ゆき/もり/つち | ゆき/もり/つち |
光源色 | Warm White | 電球色相当 |
価格 | 13,200円(税込) | 6,380円(税込) |
■サイズの違い
見た目はほとんど同じですが、サイズは「ほおずき」の方が一回り大きい印象を受けます。「たねほおずき」は手のひらにすぽっと収まるサイズ感。
「ほおずき」は手のひらにギリギリ乗せれるくらいのサイズです。
なんとなく「スライム」と「キングスライム」に似ていませんか?
■重さの違い
「ほおずき」は「たねほおずき」より約3倍ほど重いです。
重いといっても、電池を入れて235g(実測値)ほど。
「荷物を極限まで軽量化したい!」という方でなければ気にならない重さでしょう。
もちろん「たねほおずき」の方が軽い(電源を入れて約90g)ので、徒歩キャンプなどに使うなら「たねほおずき」の方が向いています。
数字では約3倍の違いがありますが、持ってみるとそこまでの違いは感じられません。
■明るさの違い
「ほおずき」は100ルーメンでテントやリビングをいい感じに明るく照らしてくれます。
懐中電灯ぐらいの明るさなので、身の回りの視界が確保でき夜でも問題なく行動できるでしょう。連続点灯時間は約10時間なので、連泊の時は予備の電池や充電環境があると安心。
「たねほおずき」は60ルーメンでロウソクくらいの明るさです。
メインランタンの明るさとしては心もとないと感じるかもしれませんが、そんなことはありません。ソロキャンプならリビングやテント内全体を優しく照らしてくれます。
連続点灯時間は、Hiでも60時間あり連泊にも対応できますよ!
【カラーバリエーションも豊富】
「ほおずき」も「たねほおずき」もカラーバリエーションが豊富。
どちらも3種類のカラーを選べます。
- ゆき⇒白
- もり⇒黄色
- つち⇒焦げ茶色
好みのカラーを選んでも良し。キャンプ場の雰囲気に合わせて使い分けるのもおすすめです。
■ほおずき ゆき
■ほおずき もり
■ほおずき つち
■たねほおずき ゆき
■たねほおずき もり
■たねほおずき つち
限定カラーが発売されることもあるので、気になる方は最新情報をチェックしましょう!
スノーピークほおずきの魅力
ここでは、実際に約5年ほど使用している筆者が「ほおずき」と「たねほおずき」の魅力を5つ解説します。
- 選べる点灯モード!特にゆらぎで癒される
- とにかく優しい灯りでキャンプの夜を楽しむ
- シーンを選ばないディスプレイができる
- 「たねほおずき」ならベルトループにも引っ掛けられる!
- 「たねほおずき」を集める楽しみ
どれも「ほおずき」にしかない魅力ばかり。キャンプで使うのが楽しみになりますよ♪
【選べる点灯モード!特にゆらぎで癒される】
「ほおずき」は明るさを無段階で調整できる「通常モード」だけではなく「おやすみモード」「ゆらぎモード」と様々な点灯モードを搭載。
おすすめの点灯モードが「ゆらぎモード」です。
風が吹くとほおずきの灯りがロウソクの火のようにゆれ、まるで本当の火の灯りのように揺らめきます。
揺らめく火は眺めているだけで癒やされますが、ほおずきの灯りも同じようにキャンパーを癒やしてくれるでしょう。
焚き火のあとは、ゆらぎモードにして過ごすと最高に癒やされます!
【とにかく優しい灯りでキャンプの夜を楽しむ】
「ほおずき」の灯りは、他のLEDランタンではあまり見かけない暖かなオレンジ系の灯り。LEDランタンの灯りの色は白系がほとんどですが、白系の灯りは「キャンプの夜の雰囲気」が出しづらいです。
明るく白い光だと、キャンプなのに家の中にいるようで味気ないですよね?ほおずきの優しく暖かな灯りは、キャンプの夜の雰囲気を作るのに一役買ってくれるでしょう。
自宅でも、部屋の灯りを消してほおずきを使えばキャンプの夜の雰囲気を体験できますよ♪
【シーンを選ばないディスプレイができる】
「ほおずき」はシーンを選ばずに使用が可能です。コードを調整してテントやタープに吊り下げれたり、テーブルに直置きができます。
頭の真上に吊るして全体を明るく照らしたいところですが、テーブルに置いたり、リビングから少し離したところに吊るして間接照明として使うのもおすすめ。
間接照明として使うと、暖かな灯りと合わせて雰囲気がグッと出ますよ♪
ほおずきの灯りで本を読む時間は最高の贅沢!
【「たねほおずき」ならベルトループにも引っ掛けられる!】
「たねほおずき」ならベルトループやヒモに通してぶら下げることができます。
コードが無い代わりに、たねほおずきのループにはマグネットが搭載されていて、ループが通るならどこでもぶら下げることが可能です!
テントなどに吊るして使うのもいいですが、服やベルトループに通して使うのもおすすめ。
たねほおずきを身につけるだけで、あっという間にオシャレキャンパーになれますよ♪
たねほおずきを身につけると両手が空き、夜も安全に行動できます!
【「たねほおずき」を集める楽しみ】
「たねほおずき」は集める楽しみがあります。
スノーピークもキャンパーの楽しみ方を察知してか「たねほおずきモービル」という、たねほおずき専用アイテムをポイントギフトで用意。
集めた「たねほおずき」を吊るして、風に吹かれてゆらゆらと揺らめくところを楽しんでみませんか?
キャンプアイテムは使ってナンボ!集めたアイテムはガンガン使いましょう!
ほおずきのちょっと気になるところ
ここでは、長年愛用している筆者が「ほおずき」のちょっと気になるところを2点解説します。
- シェードが黄色くなってしまう
- 充電が少し手間
【シェードが黄色くなってしまう】
ほおずきのシェード(かさの部分)は使っていくうちにだんだん黄色くなります。といっても汚くなるというよりは「味が出る感じ」に黄色くなるので「これはこれでアリ」と思って使っています。
気になる方は、シェードをハイターなどに漬けるとキレイになりますよ!
【充電が少し手間】
ほおずきは充電が少し手間になります。(たねほおずきは充電ができません。電池です。)
充電部分の形状が「マイクロUSBタイプB」とマニアックなため、別で充電ケーブルや変換アダプターを用意する必要があります。(充電ケーブルは付属していません)
充電は少し面倒くさいですが、電池を忘れても充電すれば使えるメリットがあるので、忘れモノをしがちなキャンパーさんは、ほおずきに助けられるのではないでしょうか?
ちょっと気になるところもありますが、見た目もカワイイし、優しい灯りでいつも癒やしてくれるので、なんだかんだでこれからもスタメンとして愛用したいと思ってます。
これからもよろしく!
ほおずきの電池の交換方法は?
取扱説明書をもとに、ほおずきの電池の交換方法を解説。簡単6ステップです。
- ランプシェードを外す
- 本体カバーを外す
- 電池ボックスを外す
- 電池を取り出す
- 新品の電池を入れる
- 逆の順序で組み立てる
充電池パックの交換も同じ流れでできますよ!
まずは、シェードを外します。
次に、反時計回りに回しながら本体キャップを外します。
本体キャップを下にして外すと、電池ボックスが落下する可能性があります。本体キャップを外すときは上に向けましょう!
本体ユニットから電池ボックスを垂直に引き出します。
電池ボックスから電池を取り出します。
電池ボックスに単3電池を取り付けていきます。
電池を取り付けるときは、プラス・マイナスの向きに気をつけましょう!
あとは、外したときと逆の順で組み立てるだけです。
完成!
キャンプの前には電池交換をお忘れなく!
ほおずきの充電方法は?
「ほおずき」の充電方法は3ステップ。とても簡単です。
- USBキャップを開く
- ケーブルを差し込む
- 充電開始!
まずは、USBキャップを開きます。
そして、ケーブルを差し込みます。
ケーブルを差し込むと充電がスタートします。
【ほおずき充電の注意点】
充電方法が簡単な「ほおずき」ですが、2つ注意点があります。
- 「ほおずき」本体は充電できない
- 充電池パック単体での充電はできない
USBの差し込み口が本体にありますが「ほおずき」本体の充電は残念ながらできません。
ほおずき自体に蓄電機能がない(電気を貯めることができない)ためです。
充電には別売りの「充電池パック」と「マイクロUSBタイプBケーブル」が必要です。
ほおずき充電池パック
マイクロUSBタイプBケーブル(汎用品になります)
残念ながら、充電池パック単体での充電もできません。
充電池パックにUSBの差込口がないため、充電するにはほおずきにセットする必要があります。
充電池パックをほおずきにセットして、電源とほおずきをUSBケーブルでつないで充電しましょう。
ほおずきは、充電器の役割も兼ねているイメージです。
【ほおずき充電の裏技】
最後に、電池や充電池パックがなくても、ほおずきの灯りをつける「裏ワザ」を解説。
モバイルバッテリーなどの外部電源と、ほおずきをケーブルでつなぐと灯りがつきます。
あまり知られていませんが、ほおずきは外部電源を優先するようにできています。
つまり、外部電源があれば、電源がなくてもほおずきの灯りをつけられるのです!
電池を持ってくるのを忘れたり、キャンプ中に電池切れなどのトラブルになったときは、ぜひ試してみてください!
まとめ:スノーピークのほおずきでキャンプの夜を優しく照らそう
今回はスノーピークから発売されているLEDランタン「ほおずき」について解説しました。
可愛らしいデザインはもちろん、そのデザインを裏切らない暖かく優しい灯りが人気の秘密です。
「ゆらぎモード」にすれば、本物のロウソクの灯りのようにゆらめき、見ているだけでキャンパーの心を癒やしてくれます。
今度のキャンプの夜長には「ほおずき」と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?