ヨセミテストラップはアウトドア必携アイテム！その魅力と使い方を紹介

【キャンプ場スタッフ監修】今アウトドアを中心に人気を獲得しているヨセミテストラップ。

キャンプやフェスなどのアウトドアシーンではもちろん、お洒落の一環として普段使いにもおすすめです。カラーバリエーションやコラボ商品が多く、お気に入りの1品が見つかること間違いなし！

今回はヨセミテストラップをおすすめする理由や使い方などについて詳しく解説します。

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※本記事はキャンプのプロ！有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。

ヨセミテストラップとは？スマホを手軽に持ち運べる注目のアイテム

お洒落キャンパーのなかで話題の『ヨセミテストラップ』をご存じですか？

一見、どこにでも売っている普通のスマホストラップにもみえますが、そのスタイリッシュかつ使い勝手のよさから、一時期売り切れ続出となった大人気アイテムなんです！

ストラップの魅力といえば……

などが上げられ、もうすでに別のスマホストラップを使用しているよ！というかたも多いと思います。

では、なぜ『ヨセミテストラップ』がそこまで人気でオススメなのでしょうか。

今回はその魅力を紹介していきます！

ヨセミテストラップとは、タフさが特徴のクライミングロープを使ったアウトドア仕様の肩掛けスマホストラップのことで、もともとカメラ専用として開発されたストラップからうまれたモバイル専用のストラップのことです。

考案のきっかけは、日本人写真家Hobby Izaki氏がアメリカにあるヨセミテ国立公園を訪れた際のとあるクライマーとの出会いからでした。

頑丈なクライミングロープを使用した、機能的かつ丁寧に作られた日本製のカメラストラップは瞬く間に話題となり、ドイツの高級カメラブランド「ライカ」にも採用されたほど。

その後、あのファスナーで有名なYKKとロープエンドコネクター、アリゲーターロックシステム（ロープと金具を固定する部分のパーツ）を共同開発し、スマホ専用の斜め掛けスマホストラップを発表。

その耐久性、ファッション性、使いやすさが高く評価され、2016年にグッドデザイン賞も受賞しました。

現在までにさまざまな有名ブランドとのコラボレーションも発表し、ウェブ販売だけでなく、国内外の有名セレクトショップにも並ぶ大人気のスマホストラップになりました。

【iPhoneやその他機種関係なく使えるの？】

対応できるスマートフォンに関しては、iPhone11、12、13だけでなくどんな機種にも使用可能です。

基本的に、ヨセミテストラップはスマートフォンとの相性というより、スマホケースとの相性の方が重要で、ストラップとスマートフォンを繋ぐアタッチメントが装着できるケースさえあれば使うことができます！

ヨセミテストラップの魅力をメリット・デメリットを踏まえて紹介

頑丈かつしなやかな日本製ナイロンのクライミングロープを採用しているため、煩わしいロープのねじれもほとんど感じずに快適に使用できるヨセミテストラップ。

ロープ自体も約10mmの太さがありながら軽量なので肩への負担も軽く、サイズやカラー展開、パーツの種類も豊富なので必ず自分好みのアイテムが見つかるはずです。

そんなオススメポイントがたくさんのヨセミテストラップですが、購入時に注意してほしい点もいくつかあるので、ここではメリット・デメリットを合わせてみていきましょう！

【デメリット】アタッチメントによりケースからスマホ本体が浮いてしまう

前述の対応機種のところでも少し触れましたが、ヨセミテストラップを使う上で注意してほしいポイントは「スマホケースとの相性」です。

アタッチメントをケースとスマートフォン本体の間に挟むだけで、簡単にストラップとつなげることができます。しかしアタッチメントが薄いとはいえアタッチメント自体に約0.5mmの厚みがあるのでサイズがピッタリすぎるスマホケースで使おうとするとケースからスマートフォンが少し浮いてしまうことがあります。

この「浮き」が結構問題で、一見きちんと収まったかのようにみえるスマートフォンが使っているうちに何らかの衝撃でケースから落下してしまうなんていうことも。

これでは本体を守るというケース本来の役割が果たせません。

なので、使用するときは事前にアタッチメントが入ることを想定したできるだけホールド感の強いケースを選び、フィット感を確認してから使用するようにしましょう。

逆に、ケースが柔らかい素材でスマートフォンとのフィット感が弱いものの場合は、アタッチメントが中でズレてしまい使えない場合があります。

その時は付属の両面シールをアタッチメントに貼って固定し使用するようにしましょう。

【【デメリット】ケースによってはケーブル充電がしにくくなる場合がある】

上記のスマートフォン本体がケースから浮いてしまう問題に関連して、本体が1mmほど浮くことにより充電ポートも上に一緒にズレるため、あまりにもピッタリした作りのケースでは充電ケーブルが刺さらない可能性が高くなります。

公式でも推奨されていますが、充電するときにケーブル穴の縦幅上下に1㎜以上の余裕がある（充電口の大きい）カバーを使用するようにしましょう。

【メリット】とにかく軽量！オリジナルのウルトラライトロープ仕様

ヨセミテストラップは、命綱としても使われているクライミングロープをもとに開発されているので、耐久性が抜群！

そのなかでも、独自のウルトラライトロープ仕様はとにかく軽くて柔らかい素材なので丈夫ながらも着け心地がよく、ストラップ自体の太さもあるため肩への負担もほとんど感じられません。

他にもタフな環境下での使用に適している、さらに頑丈さが増したheavy duty rope仕様というストラップもありますが、そちらはカメラストラップ用として多く使われている印象。

お値段もだいぶ上がるため、普段使いでスマートフォン用にゲットするのであれば、着けているのも忘れてしまうほど軽くて使い勝手がいいウルトラライトロープ仕様のほうをオススメします。

【【メリット】サイズ・カラー展開が豊富】

ロープの長さは種類によって約110～140cmのものが多く、身長に応じたちょうどいいサイズのものを選ぶことができます。

もし、お気に入りのモノが自身のサイズより少し長かった場合は、あらかじめストラップを縛って調節することもできます。

全体のデザインはシンプルながら、カラーはどんな服装にもあうシックなブラックやグレー、カーキをはじめ、パッと目を引くビビットなピンク、イエロー、オレンジなどバリエーションがたくさんがあるのがうれしいポイント。

またロープ部分だけでなく、基本ブラックのアリゲーターロックシステムのカラーがホワイトになったアップデート仕様のホワイトエディションも新たに登場！

シンプルになりがちな夏のファッションのアクセントとしてピッタリな爽やかカラーになっており、これだけ種類があると、お気に入りのものを見つける楽しみもありますよね。

【【メリット】独自のアタッチメントやロックシステムを導入！】

独自開発の「EMSスマートフォンアタッチメントシステム」（ケースとスマートフォン本体の間に挟むストラップホール）は耐荷重3kgで厚さ約0.5㎜の強力軽量ターポリン製。

耐久性がありながらも柔らかい素材なので、常に触れているスマートフォンやカバーを傷つけることはありません。

スマートフォンを支えるのはこのアタッチメントだけになりますが、スマホケースがしっかり本体にハマり装着されていればそう簡単に落ちることはありません。

このパーツ自体は単体で購入することができるので、ご自身の大切なスマートフォンを守るためにも耐久性が心配になってきた段階で早めに交換するのがオススメ。

またEMSスマートフォンアタッチメントシステムと同様、ヨセミテストラップの要ともいえるもう一つのパーツが「EMSアリゲーターロックシステム」！

世界的メーカーYKKと共同開発したロープの先端に付いているこのコネクションバーは、鋭い爪をロープに噛ませるシームレス構造になっているため強度が抜群。

一度装着すると外せない仕様になっているため、無理やりとろうとすると強度が落ちてしまうので注意が必要です。

使い方のポイントは斜め？正しいヨセミテストラップの付け方を解説

両手がフリーに使えて便利なヨセミテストラップ。

多くのユーザーは体にかけて持ち歩くので基本は斜め掛けになりますが、使わないときは邪魔にならないようロープをまとめて結んだり、長さ調節をし手にかけハンドストラップのようにアレンジしたりと使い分けも可能です。

ですが、使い方と使用するシーンを間違えると思わぬ事故につながることがあるので要注意！

怪我をしないためにも、そのシーンにあう正しい装着方法を確認しましょう。

【使用時には気を付けて！使う際の注意点】

普通に身につけるぶんには全く問題のない斜め掛けですが、自転車や車の運転など乗り物に乗る際の使用は公式からも推奨されていません。

また、乗り物だけでなく過度な負荷や突発的な衝撃など装着時に負荷のかかる激しい運動をするときも外すようにしましょう。

というのも、ある程度長さのあるストラップは斜めに掛けた際に遊びの部分が生じ、そこが何かに引っかかってしまうと思わぬ事故や怪我につながるリスクが高くなるからです。

別のシーンでいうと、海外旅行中の無防備な斜め掛けもとても危険。

日本ではあまり考えられませんが、海外の地域によってはスマートフォンは高価なアイテムなのでスリやぼったくりの標的になりやすく、何も考えずに後ろ掛けしているとあっという間にストラップごと引きちぎられて盗まれてしまいます。

瞬時に大きな力が加わると、アタッチメントが切れたり樹脂製のロープエンド（アリゲーターロックシステム）が破損する危険性もありますが、それよりも引っ張られた勢いでの転倒やロープが絡んでしまうことによるうっ血などの怪我の方が怖いので、身の安全を守るためにもストラップのつけ方を工夫するようにしましょう！

コラボ商品が多い！他の人との差をつけるなら追加アクセサリーも

ヨセミテストラップは、これまでにさまざまなブランドやセレクトショップとのコラボレーション商品を展開してきました。

MAMMUTやNANGAといったキャンパーに馴染みのあるブランドから、BEAMSやUNITED ARROWS、FREAK’S STOREなどのタウンユースで人気のセレクトショップ、LIMI feuやFreada、master-pieceなどの人気アパレルブランドなど、コラボレーションの幅がとても広いのが特徴です。

それぞれ、各ブランドの特徴をとり入れたスペシャルアイテムとなっており、特に限定品のコラボ商品はあっという間に完売し、転売サイトで高値で取引されることもあります。

あまりの人気からそっくりに作られた模造品も出回っているので、ネットでの購入には注意し、なるべく公式ショップまたは正規取扱店を利用するようにしましょう。

【追加アクセサリーを使ったカスタマイズも素敵】

ヨセミテストラップ公式からでている追加アクセサリーは可愛くてお洒落なものがたくさん！

コインケースやポーチ、サコッシュなどがあり、大きさやデザインカラーが豊富なのでそれらを組み合わせてアクセサリーフックリングに装着することで、他のユーザーとの差がつくオリジナルなカスタマイズが可能です。

スマートフォン同様、すぐに取り出したいお金や鍵、イヤフォンやリップクリームなどの小物収納にピッタリなので、近場への外出やキャンプ・フェスなど身軽に動き回りたいときはヨセミテストラップ一つで十分なときもあります。

【レザー製フックパーツ＋カナビラでキーホルダーに】

また、ヨセミテストラップのロープ部分にもともと付いている小さなレザーのフックパーツに自分でカラビナをつけ、鍵やポーチを引っかけることもできます（パーツが付いていないモデルもあり）。

【スマホケース付きアイテムも購入可能】

ここまで、アタッチメントシステムでお手持ちのスマホケースとつなぐ形のヨセミテストラップを紹介してきましたが、スマホケースがストラップとセットになって販売されているモデルもあります。

ストラップをケース両脇に付いている金具に固定して使うので、アタッチメントとケースの相性問題でもあった、スマートフォンの浮きや充電の差し込みの心配も必要ありません。

ただし、このタイプは機種が制限されており、全てのスマートフォンに対応しているわけではないので確認が必要です。

まとめ：数あるヨセミテストラップの中から自分にフィットするものを見つけよう

スマートフォンの落下を防ぎながら、様々なシーンで両手が自由に使えるスマホショルダー。

そのなかでも、キャンパーやアウトドア好きの間で最高傑作といわれているのが『YOSEMITE　STRAP（ヨセミテストラップ）』なのです！

オシャレなのはもちろん、頑丈な作りなので日常生活をはじめ屋外でガシガシ使えるところが一度使ったら手放せなくなる魅力です。

これからの夏のレジャーシーズンに向けて、お気に入りのデザインカラーを見つけて活躍させてみてはいかがでしょうか。