【キャンプ場スタッフ監修】オイルマッチとは「永久マッチ」とも呼ばれ、風の強いアウトドアシーンで大活躍!その無骨な見た目からソロキャンパーに大人気です♪
今回は、年間50泊以上しているガチキャンパー沖野隆さんが、オイルマッチが売っている場所や使い方、安全に使うための注意点をまとめました。人気のオイルマッチ5選もご紹介します。
高級感のあるデザインが格好良く、雨や風に強く自然にも馴染む永久マッチ(AQマッチ)は、キャンプやアウトドアにもおすすめです。
いますぐおすすめのオイルマッチを知りたい人は、以下のボタンからジャンプしてくださいね!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
オイルマッチが格好良くてアウトドアにもおすすめだと聞きました。どこで買えるのか知りたいです!使い方は難しくないですか?
まかせて!オイルマッチは永久マッチやAQとも呼ばれて、繰り返し使えるマッチだよ!高級感のあるデザインがキャンパーさんにも人気だね♪オイルマッチが売っている場所やおすすめのオイルマッチ、使い方をまとめたから参考にしてね!
オイルマッチは、値段が手頃で購入しやすいものがたくさんあります。この記事を参考に、ぜひオイルマッチを試してください。
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
繰り返し使える!オイルマッチ(永久マッチ・AQ)の魅力
オイルマッチとは、オイルを使って着火するマッチのような形をした着火具です。
オイルを補充すれば何度も使えるため、AQや永久マッチなどとも呼ばれています。
構造はとてもシンプル。
オイルを入れる本体と、マッチ棒の役割をするスティック、フリント(火打ち石)と呼ばれるスティックを擦る部分で構成されています。
今回は、おすすめオイルマッチや使う際の注意点など、オイルマッチのすべてを紹介していきます。
【オイルマッチは本当に永久に使えるの?】
オイルマッチ最大の魅力は、何度でも使えることです。
使い捨てのマッチとはちがい、オイルを補充すれば繰り返し使えます。
一般的なライターのように、故障して使えなくなることもありません。
ただ、着火用の綿やフリント(火打ち石)は使っているうちに消耗してくるので、厳密には「半永久マッチ」といえるかもしれませんね。
【オイルマッチが売っている場所は?】
オイルマッチは、Amazonや楽天などのオンラインショップで購入できます。どれにしようか迷ってしまうほど、種類が豊富です。
ちなみに筆者が愛用するペンギンライターの「ペンギンゴーイング オイルマッチ」も、Amazonや楽天で購入できます。独特なフォルムと、ずっしりとした見た目がお気に入り。
とりあえず使ってみたいという方は、100均のオイルマッチもあり。大手100均でも販売されているようです。
筆者は、キャン☆ドゥで発見したので試しに購入。
「100円(税抜)だし、それなりだろう」と思っていたのですが、意外と使えました。
ただ、タンクの容量が小さく、2回分くらいしか入りませんでした。
オイルマッチがキャンプ・アウトドアにおすすめな3つの理由
オイルマッチは、キャンプやアウトドアとの相性が抜群でメリットがたくさん。
その理由を3つ紹介します。
- 風に強いので火が安定する
- オイルを補充して繰り返し使える
- シンプルで無骨なデザインがアウトドアにもマッチする
【1.風に強いので火が安定する】
オイルマッチは、オイルを使用しているため耐風性に優れています。
ちょっとした風や、手で仰いだ程度では火が消えません。
耐風性に優れているため火が安定し着火しやすので、キャンプやアウトドアにぴったりなアイテムです。
【2.オイルを補充して繰り返し使える】
オイルマッチは、オイルを補充して繰り返し使えるためコスパに優れています。
また、使えば使うほど味が出てきて愛着が湧いてきます。
使い捨てマッチは全部使い切る前に、濡れて使えなくなったり無くしてしまったり、なんてことはありませんか。
オイルマッチなら、そんな心配はありません。
【3.シンプルで無骨なデザインがアウトドアにもマッチする】
オイルマッチは、シンプルで無骨なデザインのものが多く、キャンプやアウトドアにマッチします。
バックパックやギアコンテナに吊るしておけば、すぐに使えるだけでなく見た目もGOOD。
デザインを楽しめるのも、オイルマッチの魅力です。
【高級・おしゃれ】人気のオイルマッチ5選
オイルマッチは、おしゃれなデザインのものが多いのも魅力。
イチオシの商品を紹介します。
【[Penguin Going] オイルマッチ ペンギンゴーイング】
1946年創業の老舗メーカー「ペンギンライター」のオイルマッチ。筆者も愛用中です。
独特なフォルムと重厚感がある見た目が、お気に入りの理由。
もちろん、使い勝手も申し分ありません。
ふたつのキーリングと本体と一体になったカラビナ、栓抜きまで付いています。キャンプに持っていって損はないアイテムです。
【CHAOS スリムオイルマッチ Alex アレックス ブラスバレル ビンテージデザイン】
シンプルなデザインで、コンパクトな作りのオイルマッチです。
表面は使い込まれたような加工がされており、無骨でレトロな雰囲気を感じさせます。
ミリタリー系のアイテムが好きな方にぴったりの商品です。
【NEFUSI ファイヤースターター パーマネントマッチ】
コスパに優れたオイルマッチです。
超軽量で、箱型の本体にキーチェーンが付いたシンプルな作りになっています。
100均のオイルマッチ同様、オイルマッチを試してみたい方におすすめです。
【Tkoool ファイヤースターター パーマネントマッチ オイルマッチ】
高級感溢れる装飾が目を引く、オイルマッチです。
カラーやデザインが豊富ですが、どれもおしゃれで迷ってしまいます。収納袋がついているのも、うれしいポイント。
アウトドアだけでなく、普段も持ち歩きたくなる商品です。
【IMCO イムコ オイルマッチ】
最近、アウトドア業界で注目されているIMCOのオイルマッチです。
オイルがなくても、ファイヤスターターとして使えるすぐれもの。キャンプに持っていけば、重宝することまちがいありません。
IMCOは、1918年に創業し現在のライターの世界基準を作ったメーカーとされています。2012年に製造が終了しましたが、2013年より日本のメーカーがIMCOの後を引き継ぎ、現在も製造販売をしています。
今後も、要注目のメーカーです。
オイルマッチの基本的な使い方
オイルマッチは火器のため、正しく使用しないと危険です。
基本的な使い方をマスターしましょう。
【オイルマッチを使う下準備】
購入したばかりのオイルマッチは、フリント(火打ち石)がコーティングされています。
これは、摩擦事故を防ぐためです。
そのまま使用すると着火しづらいため、まずはフリントのコーティングを削りましょう。
やり方は簡単。フリント部分を紙やすりで軽く擦るだけです。
紙やすりは金属製のギアの錆取りにも使えるので、あると重宝しますよ。
#800〜#1500程度の、目が細かい紙やすりがおすすめです。
サンドペーパー
【オイルの補充方法】
オイルマッチは、本体がオイルのタンクになっているものがほとんどです。
オイルの入れ方は、本体からスティックを抜き、オイルを注ぎます。注ぎ口が狭く、溢れる可能性があるので、慎重に注ぎましょう。
オイルを注ぎ終わったらスティックを戻し、スティックの綿にオイルを染み込ませます。
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【オイルマッチの火の付け方】
オイルマッチは、着火方法も簡単。
お気に入りのオイルマッチ「ペンギンゴーイング」を使って解説します。
まず、本体からスティックを抜きます。
使い捨てマッチと同じように、フリント部分でスティックを擦ります。
この際、タンクは蓋がされていない状態になります。
オイルが溢れる可能性があるので、タンクの口を指で押さえて、オイルが漏れないようにしましょう。
【オイルマッチの火の消し方】
オイルマッチの火の消し方は2つあります。
1つ目の消し方は、使い捨てマッチと同じように息を吹きかけて消します。オイルマッチの火は消えにくいので、強めに息を吹きかけましょう。
2つ目は、スティックを本体に差し込むやり方。火がついたままでは危険な気がしますが、タンク内には燃焼に必要な酸素がないので、火は消えます。
オイルマッチを使う時の注意点
使い方が簡単なオイルマッチですが、注意しなければならない点もあります。
- ライターオイル以外は使わない
- 室内では使わない
- 焚き火の近くで使わない
使用前に必ずチェックしましょう。
【ライターオイル以外は使わない】
オイルマッチの燃料は、必ずライターオイルを使用してください。
ライターオイル以外を使用すると、高温になったり火花が発生したりすることがあり、大変危険です。
火傷の原因になるので、事前にライターオイルであることを確認してから使用しましょう。
【室内では使わない】
オイルマッチは火器です。室内やテント内での使用は控えましょう。
オイルマッチは使い捨てマッチより消えにくいため、いざというときにすぐに消せません。
室内やテント内での使用は火災の原因となるので、必ず室外で使いましょう。
【焚き火の近くで使わない】
オイルマッチは、焚き火の近くでの使用は控えましょう。
着火での使用は構いませんが、火が大きく育った焚き火の近くでの使用は大変危険です。
飛び散ったオイルに火がつくと、他の物に引火する可能性があります。
また、使用する際は、周りに燃えやすいものを置かないようにしましょう。
高級なデザインが格好良い!オイルマッチをアウトドアに取り入れよう
オイルマッチは、手軽に使える便利なアイテムです。
燃料さえ補充すれば、半永久的に使えます。デザイン性に優れているのも魅力です。
使い捨てマッチに比べると、保管に気を使うこともありません。
キャンプやアウトドアとの相性抜群のオイルマッチ。ぜひ一度、試してはいかがでしょうか。