【キャンプ場スタッフ監修】車中泊や休憩中、日除けや人目が気になる際にも使える車用カーテンは1台にひとつは持っておきたい便利アイテム。真夏は車内の気温を低く維持するためにも使える優れものです。
今回はベテランキャンパーZenさんが、車用カーテンの選び方や使い方の注意点、おすすめカーテン12選を紹介していきます。
いますぐおすすめの車用カーテンが知りたい人は、下のボタンからジャンプしてくださいね!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!キャンプのことはなんでも聞いてね!
車用にカーテンを探しているんですが、選ぶ際の注意点やおすすめのカーテンはありますか?
まかせて!車用カーテンは基本的にどの車でも使えるようになっているけど、購入前に必ず窓のサイズをチェックするなどポイントがいくつかあるよ♪使用にあたっても使用シーンによっては違反になってしまう場合もあるから注意が必要!
車用カーテンは車中泊はもちろん、車内で着替えるときにも役立つ便利なアイテムです。もちろん日除けのために備えておくのもいいでしょう。今回は車用カーテンを解説しますので、参考にしてください。
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
日除け?暑さ対策?車にカーテンをつけるおすすめの理由
車用カーテンは、快適なドライブ環境を作るための必須アイテムです。特に夏の暑い季節には、車内温度の上昇を抑えることができるでしょう!
それぞれメリット、デメリットを解説します。
【車用カーテンを使うメリット】
• プライバシーの保護
• 暑さ対策
• 紫外線対策
• 快適な睡眠環境
車用カーテンを使うと、外からの視線をしっかりシャットアウトできるため、車内でのプライバシーが守られます。特に車中泊や着替え時には安心感がありますよね。
また、直射日光をカットすることで、車内が暑くなるのを防ぎ、エアコンの効きが良くなる効果も期待できます。紫外線を遮ることで、肌や内装をしっかり守れるので、長時間のドライブでも安心です。
さらに、断熱効果があるため外気温の影響を減らし、夏の暑さや冬の寒さから車内を守ってくれるので車内温度は快適になります。
メッシュ素材のカーテンなら、通気性を確保しながら日差しを遮ることができ、車内の空気を良好に保つことも可能です。
吸盤やマグネットなど、カーテンの取り付けや取り外しが簡単なタイプと選ぶと、設置の面倒さはなく手軽にカーテンを利用できるでしょう。
【車用カーテンを使うデメリット】
• 視界の妨げ
• 取り付けと取り外しの手間
• デザインが少ない
• 追加費用
デメリットは、カーテンを取り付けると窓からの視界が制限されるため、運転中は使用できません。運転席や助手席に取り付けたまま走行してしまうと、道路交通法第55条第2項の違反になります。また、運転席や助手席に取り付けたままで車検に出すと、まず通りません。走行していなければOKです。
使用しない時には収納スペースを占有することもあります。そのため取り付けや取り外しが手間で、一部のタイプは長期間使用する場合に不便に感じることです。
さらに、車のインテリアにぴったり合うデザインを見つけるのが難しい場合もありますし、質の高いカーテンを選ぶと、コストが高くなることも。特にカスタムフィットのカーテンは、購入費用が予想以上にかかることもあるので、注意が必要です。
車用カーテンの選び方
種類が多い車用カーテンなので、選び方が分からない人も多いでしょう。
選び方のコツを伝授しますよ。
【取りつけ方法から選ぶ】
車用カーテンを選ぶ際は、まず「取り付け方」を確認することが重要です。
取り付け方法にはレールタイプやマグネットタイプなどがあり、それぞれ特徴が異なります。今回紹介する他にも両面テープで取り付けるタイプもあります。
自分に合った取り付け方を比較することで、より快適で使いやすいカーテンを選ぶことができますよ。
■マグネットタイプ
マグネットタイプは、取り付けが非常に簡単で、工具不要で手軽に取り付けることができます。マグネットを使って窓枠にしっかりと固定でき、安定感が高いため、ズレることが少なく安心です。
また、取り外しもスムーズで、使用しないときはコンパクトに折りたためるため、収納も便利。頻繁に取り外しや移動を行いたい方に特におすすめです。
窓枠のフレームが鉄でできていないと取り付けができないので注意です!
■吸盤タイプ
吸盤タイプは、取り付けが簡単で工具や特別な準備が不要です。
窓ガラスに直接吸盤で取り付けるため、取り外しも容易で、収納や移動が便利。窓に合わせて位置調整がしやすく、一時的な使用や頻繁に取り外しを行いたい場合に適しています。
ただし、長期間の使用には吸盤が外れやすいことがあるため、注意が必要です。
■ピラータイプ
車用カーテンのピラータイプは、車のピラー部分(窓枠の支柱)に取り付けるカーテンで、ピラーに専用のフックやクリップを使って簡単に取り付けられます
窓全体を覆い隠す設計で、遮光率が高く、隙間ができにくいためプライバシー保護に優れています。
車中泊にもおすすめですが、車種によっては柱がないため設置できない場合があります。購入前に取り付け可能かを確認することが重要です。
■レールタイプ
レールタイプのカーテンは、ピラーにフックを差し込むタイプ、両面テープ貼り付けるタイプなどさまざま。簡単に取り付けられ、安定感があります。
一度設置すればズレることはほとんどありませんが、テープの場合は取り外しが難しく、不要なときには邪魔に感じるかもしれません。
車の素材の油分を拭き取る、「脱脂」が必要です。
【サイズから選ぶ】
車用カーテンを選ぶ際には、サイズが非常に重要です。
まず、車の窓に合ったカーテンを選ぶために、窓のサイズを正確に測定しましょう。カーテンの幅と長さが窓に適切にフィットし、自分の車に合ったサイズを選んでください。長さは3センチほど長めのものを選ぶといいでしょう。
また、調整可能なカーテンは、異なるサイズの窓にも対応できるため便利です。マイカーの窓のサイズに合ったカーテンを選ぶことで、日射しを効果的に遮断し、プライバシーを守ることができます。
【素材や機能面から選ぶ】
車用カーテンを選ぶ際には、機能性を考慮することが重要です。遮光性が高いカーテンは、強い日差しや車内の明かりを効果的に遮断し快適です。
UVカット機能があるカーテンは、紫外線を防ぎ車内の温度上昇や内装の劣化を防いでくれるでしょう。断熱性のあるカーテンは、暑い夏や寒い冬に役立ち、冷暖房の効率を向上させます。
プライバシー保護機能があるカーテンは、外からの視線を遮り、車中泊や着替え時に安心です。通気性の良いメッシュ素材のカーテンは、換気をしながら日差しを遮ります。
キャンプ場スタッフおすすめ車用カーテン12選
おすすめの車用カーテンを紹介します。
購入するときの参考にしてください。
【セイワ(SEIWA) 楽らくマグネットカーテン】
車の窓上部の金属フレームに簡単に取り付けられるマグネット内蔵のカーテンです。窓枠とカーテンの間に隙間ができることなく、ぴったりと装着できるため、見た目も美しく仕上がります。
さらに、子どもの日焼け防止やプライバシー保護にも効果的です。マグネットで簡単に着脱できるため、取り外してもガラスに跡が残りません。
また、使用しないときはコンパクトに収納できるので、場所を取りません。紫外線カット率は99.8%で、ワンボックスやミニバンに最適なLサイズが用意されています。
※マグネットタイプ
【セイワ(SEIWA) OUTDOOR PRODUCTS(アウトドアプロダクツ) マグネットカーテン】
人気ブランド「アウトドアプロダクツ」とカー用品メーカーセイワがコラボしたアイテムです。上部に内蔵されたマグネットを使って、車窓の金属フレームに簡単に取り付けられ、手軽に着脱できます。
窓枠とカーテンの間に隙間ができないため、ぴったりと装着でき、子どもの日焼け防止やプライバシーの保護、さらに車中泊に最適。
吸盤とは違い、ガラスに跡が残らず、使用しないときはコンパクトに収納可能です。また、コンパクトミニバンに最適なサイズで、1枚入りとなっています。
※マグネットタイプ
【ボンフォーム(BONFORM) 車用カーテン 軽/普通車用・1台分】
軽自動車から普通車、SUVまで幅広く対応し、さまざまなシーンで活躍します。
休憩時やレジャー、防災時にも便利に使えるアイテムです。ピラーと天井の隙間に樹脂板を差し込み固定するので取付けがとても簡単。
持ち運びに便利な収納袋も付属しています。遮光性は約99%、UVカット率も約99%と高性能です。
※ピラータイプ
【ボンフォーム(BONFORM) 車用カーテン スヌーピー 軽/普通車】
サーフテイストの可愛いスヌーピーデザインのサイドカーテンです。
車内に入る日差しをカットし、吸盤で簡単に取り付けられます。
窓に合わせて横幅を調整でき、使用しないときはベルトで束ねてコンパクトに収納可能です。
※吸盤タイプ
【メルテック(meltec) スタイリッシュカーテン ストレッチタイプ 2枚】
工具不要で簡単に取り付けができ、窓枠上部に沿って曲げられるアルミ製レール(上部のみ)を採用しています。
UVカット効果や冷房効果の向上に期待できるカーテン。
プライバシー保護や愛車のドレスアップにも最適です。
※レールタイプ
【Y.WINNER 車用カーテン マグネットタイプ】
99%の日光と紫外線を遮断する優れた断熱性とプライバシー保護にもなる遮光カーテンです。
カーテン上部には強力なマグネットが内蔵されており、簡単に着脱が可能。
また、非常にコンパクトに折りたためるため、持ち運びが便利で、アウトドアやキャンプ、車中泊などに最適です。軽自動車やミニバン、ワゴンなど多様な車種に対応しています。
※マグネットタイプ
【アールエル 簡単取り付けカーテン CT401】
吸盤とフック(ピラー)両方の取り付けが可能なカーテン。気になる紫外線や視線をシャットアウトしてくれます。
カーテン素材に少しチープさを感じるかもしれませんが、取り付け方が2通りあり、安価で手に入ることを考えると、非常に満足できる選択です
※吸盤タイプ&ピラータイプ
【ゼンポー 車用 着脱簡単カーテン】
用途に合わせて簡単に移動できるカーテン。運転席から後部座席の目隠しも可能なサイズです。
車中泊の際、ランタンをつけると少し光が漏れてしまう薄さではありますが、目隠しとしては十分です。
仮眠時や日除けとしてフロントカーテンとして使用できるほか、荷室の目隠しや盗難防止のリアカーテンとしても使用することが可能です。
【槌屋ヤック(Tsuchiya Yac) ロールカーテン L ブラック DF-63】
メッシュのロールカーテンで、窓の開け閉めに連動して0〜55cmに伸縮する便利なタイプ。
窓枠の下部に簡単に取り付けられるロールスクリーンタイプで、本体を両面テープで固定し、フックを窓上部に掛けるだけで装着できます。
あまりにも暑い日には両面テープの粘着力が弱まることもあるのでよく検討してください。
日射し対策やプライバシー保護に最適で、ワンボックス車などの大型車向けで本体幅は73cmです。
1枚入りで、2ヵ所取付用の予備フックも付属しています。
※両面テープタイプ
【槌屋ヤック(Tsuchiya Yac) サイドカーテン メッシュ2 ブラック Lサイズ L-314】
通気性の良いメッシュ生地ですが、日射しをカットして冷房効率はそのままで睡眠時や着替え時などのプライバシー保護に最適です。真っ暗は嫌だけど適度に透け感が欲しい人におすすめ。
窓枠上部には湾曲対応のアルミレールを採用しており、窓枠の高さが44〜53cmに対応しています。
カーテンをまとめるためのフックとベルトも付属。
※レールタイプ
【DAD ギャルソン コンフォートモデル Lサイズ LC026-02】
夏場の暑い日差しや曇天時の強い紫外線を低減し、車内の温度上昇を防ぎます。
SとLの2サイズ展開。ロゴ刺繍入りのカーテンベルトが付属し、アルミ製レール2本で湾曲した窓枠にも対応可能です。
伸縮性に優れた光沢感のある生地が高級感がありおしゃれです。
※レールタイプ
【100円で気軽にダイソーでも買える!車内用日除けカーテン】
気軽に使用できるダイソーの車用カーテンです。
吸盤とヒモで、スライドして開け閉めできるようになっています。
まずは安価でお試ししてみたい方にピッタリ!
【注意】車にカーテンをつけたまま走行するのは交通違反!
車用カーテンは便利なアイテムですが、使用方法を間違えると法律違反になることがあります。
購入前に必ず把握しておきましょう。
【罰金や減点はどのくらい?対処法は?】
駐車中にカーテンを使用するのは、もちろん違法になりません。
しかし、運転席や助手席のサイドにカーテンをしたまま走行すると道路交通法第55条2項で禁止「乗車積載法違反」になります。
罰金ですが、大型・中型車で7,000円、軽・普通車は6,000円です。違反は1点減点になります。
【後部座席使用時でも運転中は窓をあけたりしないこと】
前部座席と違い、後部座席にカーテンをして走行することは違法にはなりません。
しかし、運転中に窓をあけると、カーテンが外れたり、吹っ飛んでしまうことがありますので、危険ですので気をつけましょう。
また、後部座席は違反にならないとはいえ駐車場など後ろを振り返り目視で周りの安全を確認することもあるでしょう。そんな時後部座席にカーテンがあると安全確認は十分とはいえません。
事故を後悔しないよう、使用には十分気をつけましょう。
まとめ:車内で快適に過ごせる車用カーテンは安全に使用しよう!
車内用カーテンは、車中で快適に過ごすために便利なアイテムです。
特に車中泊ではプライベートの確保をするのに、プールや海に行ったときには、車内で着替えるときにも役立ちます。取り付け方は数種類ありますので、ご自身が使いやすいものを選ぶといいでしょう。
今回紹介したことを参考にしていただき、お気に入りのアイテムをゲットしてくださいね。