【キャンプ場スタッフ監修】車中泊を快適にするためには、質の良いマットが欠かせません。この記事では、車中泊初心者にもぴったりなおすすめマット11選を厳選して紹介します。
さらに、マットの選び方や使い方のコツ、持ち運びやすさや収納のしやすさといった実用面も徹底解説。素材やサイズ、収納性、膨らませ方など、自分の車にあった車内泊用マットを選ぶときのチェックポイントもまとめました。
疲れを残さず、快適な車中泊を実現するためのポイントを車中泊キャンパーAtsuさんが詳しくお届けします!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!キャンプのことはなんでも聞いてね!
車内泊でもっと快適に寝たいのですが、寝心地を改善するためにおすすめのアイテムはありますか?
まかせて!それなら車内泊用のマットを使うと寝心地が上がるからおすすめだよ!キャンプ・アウドドアブランドのマットはもちろん、ニトリのマットも車内泊に人気なんだ。今回は、人気の車内泊マット11選を紹介するよ!素材やサイズなど選ぶときのポイントもまとめたから参考にしてね!
5人家族の筆者は、家族でキャンプに出かける時、テントは狭くて車中泊担当。マットをしっかりと選ぶことでよく朝の目覚めが違います!
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
車内泊の寝心地を上げるなら質の良いマットが必須!
車中泊とは、もはや仮眠ではありません。
キャンプやアウトドアイベントなどで翌日に疲れを残さないためにも、車中泊で家のベッドのように快適に休むことができたら最高ですね。
車中泊の寝心地を快適にするなら、質の良いマットが必須。
自分にあった良いマットがあれば、朝までぐっすり眠ることができます。
車内泊用マットを選ぶときの5つのチェックポイント
車中泊の寝心地を快適なものにするため、マットの寝心地だけでなく車の荷室に積むときの収納などを考慮しなければなりません。
車中泊マットを選ぶ際の5つのチェックポイントを解説します。
【マットのサイズ】
マットのサイズは、車の室内寸法の幅と揃えるということが鉄則です。
マットが大きすぎるとマットのサイドがせり上がり、寝るスペースが狭くなってしまいます。
反対に小さすぎると、不快な隙間ができてしまって寝心地を損ないます。
持っている車の室内寸法をしっかりと把握し、それにあったサイズのマットを選びましょう。
【マットの厚み】
車の車種によってはマットの厚みも重要です。
マットがあまりに薄いと車のシートの凸凹が身体に伝わってきて寝心地が悪くなります。
完全にシートがフラットになる車種であればそこまでの厚みは必要ありませんが、フラットにならない車種の場合はなるべく厚みのあるものを選びましょう。
マットを敷く前に、シートの隙間にタオルなどを入れてなるべくフラットな状態にしてから敷くことをおすすめします。
【マットの素材】
車中泊を快適に過ごすためにはマットの素材も重要です。
主に空気を入れて膨らませるエアマットレスや、空気を入れるだけでなく中にウレタンフォームが入ったインフレータブルマットがあります。
またキャンプギアではなく、家庭で使うマットレスを車中泊で使うという方法も。
それぞれに特徴があるので自分に合ったものを選びましょう。
【マットの膨らませ方】
マットの膨らませ方は大きく分けて自動式と手動式の2種類があります。
自動式はバルブを開放して放置しておくと自動的に空気が入って膨らむという作りで、自分で膨らませる手間が掛からないので非常に楽にマットが完成します。
膨らみが足りない場合は手動で空気を追加できるタイプが多いです。
一方手動式は自分で膨らませてるタイプのこと。
口で空気を吹き込むタイプから、足踏みタイプ、エアバックで膨らませるタイプなど色々あります。
自分で膨らませるので面倒に感じますが、その分自分の好みの硬さに調節したりコンパクトに収納できたりとメリットもたくさんあります。
【マットの収納サイズ】
見逃しがちなのはマットの収納サイズです。
車中泊の旅といっても、寝る時以外はマットは収納しているものなので、あまりに大きなものだと車載時に車の荷台を圧迫してしまう可能性もあります。
特にキャンプの場合は寝具以外の荷物も多くなるので、収納時のサイズも確認して選びましょう。
キャンプ場スタッフおすすめ車内泊用マット11選
車中泊用のマットを、収納性や寝心地、コストパフォーマンスなどからおすすめ11選を紹介します。
【収納性重視!厚み9cm以下のおすすめ車内泊マット】
■モンベル(mont-bell)U.L. コンフォートシステム キャンプパッド50
厚さ5cmのウレタンフォームでクッション性と保温性を実現したマット。
コンパクトに収納できるのも魅力です。
空気の追加吹き込みには別売りのポンプバックがあれば便利ですね。
使用時サイズ | 縦180×幅60×厚さ5.0cm |
収納時サイズ | 直径16.5×60cm |
重量 | 約1.251g約1.278g(収納ケース込) |
素材 | 表地:30デニール・ポリエステル・リップストップ[TPUラミネート]クッション材:ウレタンフォーム |
膨らませ方 | 半自動(バルブを開放するとあり程度までは自動で空気が入るが、最後は空気を吹き込む必要あり) |
■WAQ キャンプマット 車中泊マット 厚手 8cm
厚み8㎝のひし形打ち抜きウレタンフォームで身体をしっかりとサポートしてくれるマットです。
裏には滑り止めが付いていて、就寝中にマットがずれるというストレスもありません。
マットを2枚連結させるとミニバンの横幅にピッタリなサイズになるのも嬉しいですね。
使用時サイズ | 縦190cm × 幅65cm x 厚み8cm |
収納時サイズ | 縦65cm × 幅20cm |
重量 | 約約2.5kg |
素材 | 表地:PVC75Dクッション材:ひし形打ち抜きウレタンフォーム |
膨らませ方 | 半自動(バルブを開放するとあり程度までは自動で空気が入るが、最後は空気を吹き込む必要あり) |
■PIETAS(ピエタス) キャンプマット
厚み8㎝で地面の凸凹をしっかりと吸収します。
この厚みで、収納時はかなりコンパクトになるので車の荷室を圧迫しません。
コスパにも優れたマットですね。
使用時サイズ | 縦185×幅65×8厚み cm |
収納時サイズ | 縦59cm×横14cm |
重量 | 約2.89㎏ |
素材 | 表地:ポリエステル, ポリ塩化ビニル(PVCクッション材:ウレタンフォーム |
膨らませ方 | 半自動(バルブを開放するとあり程度までは自動で空気が入るが、最後は空気を吹き込む必要あり) |
【寝心地重視!厚み10cm以上のおすすめ車内泊マット】
■WAQ (ワック) リラクシングキャンプマット 厚手 10cm
10㎝の厚みと伸縮性のある表生地で身体が包み込まれるような寝心地を体験できるマットです。
ボックスタイプを採用で端までしっかりとウレタンが入っていて、車中泊で2枚並べても隙間がでにくく快適です。
使用時サイズ | 縦200×幅70x厚み10cm |
収納時サイズ | 縦77×幅22㎝ |
重量 | 約3kg |
素材 | 表地:弾力のある伸縮素材クッション材:ウレタンフォーム |
膨らませ方 | 半自動(バルブを開放するとあり程度までは自動で空気が入るが、最後は空気を吹き込む必要あり) |
■DOD(ディーオーディー) ソトネノキワミ S
厚さ10㎝で、縦横サイズが通常のマットよりも少し大きめに作られていて大柄な人でもゆったりと眠ることができます。
枕も付属されているので別で購入する必要もありません。
使用時サイズ | 縦208×横80×厚み10cm |
収納時サイズ | 縦91×横23×高さ23cm |
重量 | 約4.6kg |
素材 | マット&枕本体:ポリエステル(TPUコーティング)中材:ポリウレタンフォームシーツ部分:ポリコットン(ポリエステル80%、綿20%) |
膨らませ方 | 半自動(バルブを開放するとあり程度までは自動で空気が入るが、最後は空気を吹き込む必要あり) |
■コールマン(Coleman) キャンパーインフレーターマットハイピーク/シングル
厚さ10㎝のウレタンフォームマット。
ボックスタイプなので端までしっかりとウレタンが入っています。
収納ケースがポンプバッグになっているので、追加で膨らませるのも楽々です。
使用時サイズ | 縦198×幅68×厚み10cm |
収納時サイズ | 横21×縦72cm |
重量 | 約2.7kg |
素材 | 表地:ポリエステルクッション材:ポリウレタンフォーム |
膨らませ方 | 半自動(バルブを開放するとあり程度までは自動で空気が入るが、最後は空気を吹き込む必要あり) |
■コールマン(Coleman) エアーベッド アドベンチャーエクストラデュラブルエアーベッド
軽量でパンクに強いダブルレイヤー構造のエアーベッドです。
生地には伸びにくく破れにくい素材のPUNCTURE GUARD(TM)を使用。
20㎝の厚みで車内の凸凹を完全に取り除いてくれますね。
使用時サイズ | 縦185×横135×厚み20cm |
収納時サイズ | 縦36×横30×高さ9cm |
重量 | 約2.5kg |
素材 | 70Dポリエステル、PVC |
膨らませ方 | 手動(エアポンプなどの空気入れが別途必要) |
■モンベルキャンプパッド 100
モンベルの厚さ10cmのセルフインフレータブルマット。
ポリウレタンスポンジ内蔵で、吸脱気バルブを開けるとある程度まで自動で膨らむので、あとは付属のスタッフバッグで数回空気注入すれば完成です。
脱気専用バルブがあるので、収納時にスムーズに脱気が可能です。
肌触りの良いトリコット生地で安眠できますよ。
使用時サイズ | 長さ200x幅70x厚さ10 cm |
収納時サイズ | ∅24x70cm |
重量 | 約2.3kg |
素材 | ポリエステル(トリコット)・タフタ【TPUラミネート】 |
膨らませ方 | 半自動(バルブを開放するとあり程度までは自動で空気が入るが、最後は空気を吹き込む必要あり) |
【キャンプブランドだけじゃない!ニトリで買える車内泊用マット】
■3つ折り高反発マットレス 厚さ10cm(日本製)シングル
3つ折り高反発マットレス 厚さ10cm(日本製)シングル
ニトリの3つ折り高反発マットレスも車中泊には最適です。
高反発で適度な硬さの寝姿勢を保ち、10㎝の厚さが車内の凹凸を感じさせません。
キャンプギアではないのでコンパクトに収納はできませんが、荷室に余裕があればおすすめの商品です。
使用時サイズ | 縦195×横98×厚み10cm |
収納時サイズ | 幅98×奥行66×高さ31cm |
重量 | 約4.6kg |
素材 | ウレタンフォーム |
■高反発3つ折りマットレス シングル
こちらもニトリの高反発マットレス。
厚さ7㎝と、しっかりと寝姿勢を支えながら10㎝よりはコンパクトに収納できます。
全ての部分が166ニュートンでしっかりと身体を支えてくれ、メッシュ生地で通気性も確保されていて嬉しい商品です。
使用時サイズ | 縦197×横97×厚み7cm |
収納時サイズ | 幅97cm×奥行66cm×高さ22cm |
重量 | 約4.58kg |
素材 | ウレタンフォーム |
■6っ折り軽量幅狭コンパクトごろ寝マットレス(60cm幅)
厚み4㎝ながらウレタンフォームでしっかりと身体を支えてくれるマットです。
キャンプギアではないものの、6つ折りになるので、荷台の空いているところに積み込めます。
幅も60㎝とコンパクトですが、ひとりで寝るには十分のサイズですね。
使用時サイズ | 幅縦180×横60×厚み4cm |
収納時サイズ | 幅60×奥行30×高さ24cm |
重量 | 約2.9kg |
素材 | ウレタンフォームポリエステル |
まとめ:自分にあったマットを選んで車内泊を快適に楽しもう!
キャンプの寝床を車中泊にすることで、荷物の軽減やテントや寝袋の購入費を抑えるという節約にもつながります。
そして車中泊での寝心地を快適にすることで翌日に疲れを残しません。
アクティビティを楽しむ事ももちろん、撤収作業でも元気に動くことができます。
自分にあったマットをしっかりと選び、快適に就寝できる車中泊を楽しみましょう。