【キャンプ場スタッフ監修】キャンプ・アウトドアの必需品ランタン!
キャンプの夜を優しく灯してくれるランタンはキャンプ・アウトドアには欠かせないギアのひとつですね!
おしゃれなものから機能的なもの、デザインや種類も豊富なので迷ってしまいます。
今回は有野実苑のスタッフが初心者キャンパーの人でも分かりやすく、扱いやすいおすすめのランタンを紹介します。
いますぐおすすめのランタンを知りたい人は下のボタンからジャンプしてくださいね!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
今度キャンプ泊をするのでランタンが欲しいなと思ったらめちゃくちゃ種類や形があって迷ってます!初心者にも分かりやすく選び方やおすすめを教えてほしい!
おすすめのランタンだね!ランタンにも初心者向けから上級者向けまでたくさん種類があってどれがいいのか迷っちゃうよね!今回は初心者の人も選びやすいようにおすすめのランタンについて教えちゃうね♪
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
ランタンの種類は4つ
キャンプやアウトドアでの雰囲気作りに欠かせないアイテムと言えば、ランタンですよね!
ですがランタンといっても、実は種類が様々。
大きく分けて4つの種類があります。
- LEDランタン
- ガスランタン
- オイル(灯油)ランタン
- ガゾリンランタン
ここではそんなランタンの種類とその特徴をご紹介します。
【LEDランタン】
LEDランタンとはその名の通り、LEDライトのランタンです。
電池交換式とUSB充電式があります。
火を使わないため室内でも使える・風で消える心配がいらないという使用シーンを選ばない利便性が魅力。
スイッチを入れるだけで明るくなる手軽さから、キャンプ初心者の方からも人気の高いランタンです。
【ガスランタン】
ガスランタンとは、液化石油ガス(LPガス)を燃料にしたランタンです。
専用のガス缶だけでなくカセットコンロなどで使われるガス缶もでも着火できるので、扱いやすいところが魅力。
「ランタンはやっぱり電気じゃなくて火を使ったものが良い!」というビギナーさんにおすすめのランタンです。
【オイル(灯油)ランタン】
オイルランタン・灯油ランタンとは、オイル(パラフィンオイルや灯油)に火をつけて使用するランタンです。
ゆらゆらと揺れる炎がまるでキャンドルのようで、食事をするときのテーブルライトなどサブライトとして人気。
ランタンのデザインもレトロ感のあるものが多く、明かりというよりも雰囲気作りのために使用される方が多いランタンです。
【ガソリンランタン】
ガソリンランタンとはガソリンを燃料にしたランタンで、抜群の明るさと燃料のコスパの良さが人気の昔ながらのランタン。
日本では現在コールマン(Coleman)製のガソリンランタンのみ購入可能です。
定期的なメンテナンスが必要なのでかなり上級者向けのランタンですが、慣れてしまえば簡単!メンテナンスが醍醐味と、キャンプマニア心をくすぐるアイテムとも言えます。
有野実苑のスタッフは、コールマン認定のガソリンランタン「メンテナンス ライセンス」を取得しているよ!有野実苑に遊びに来たらいつでもスタッフに使い方を聞いてね♪
ランタンの選び方!明るさや使用する場所、シーンを考えよう
ランタンを選ぶ際に注目したいポイントは、ランタンの使用する目的や使用する場所です。
それによって明るさも変わってきます。
デザイン性重視で選んだランタンの場合、明かるさが足らずメインのライトとしては到底使えない。
反対に明るすぎて、虫がたくさんテーブルに集まってしまう!なんてことにならないよう、シーンに合わせた明るさを選ぶようにしましょう。
【ハンガーに吊りサイト全体を照らす「メインランタン」】
キャンプサイト全体を照らすライトとして、ハンガーやライトスタンドに吊るして使用するメインランタン。
いちばん重視すべきポイントはやっぱり明るさです。
具体的には200ワット程度の明るさのガスランタンやガソリンランタン、1000ルーメン程度のLEDランタンがおすすめです。
また、明るさは少し足りないけど気に入ったデザインのランタンを見つけた場合には、複数のランタンを使用することで明るさをカバーすることもできます。
【テーブルや手元を照らしたい「サブランタン」】
テーブルや足元をピンポイントに照らしたいときに使用するのがサブランタンです。
テーブルランタンとも呼ばれます。
メインランタンほどの光量はいらないので、明るさの目安は70ワット・200ルーメン前後。
手軽さ重視の方にはLEDランタンかガスランタン、雰囲気重視の方にはオイルランタン(灯油ランタン)がおすすめです。
【テント内を照らしたい「室内ランタン」】
テント内を照らす室内ランタンとして使うなら、LEDランタン一択。
その理由は、LEDランタン以外の着火式のランタンは、一酸化炭素中毒の危険性があるためです。
室内ランタンたんとして使用する場合、テントの広さにもよりますが大体150ルーメン程度のLEDランタンを選ぶと良いでしょう。
連続点灯時間を必ずチェック!
ランタンを購入する際にもう一つ必ずチェックしておきたいポイントが、連続点灯時間(燃焼時間)。
その名の通り、充電や燃料の補給なしにランタンを点灯できる時間の目安です。
1泊の場合、連続点灯時間が7~8時間以上のランタンであれば予備の燃料や充電なしでも十分ですが、連泊する場合は予備の燃料や充電が必要になってきます。
ランタンのタイプや季節によっても時間は変化するので、予備の燃料は余裕を持って準備しておくのがおすすめです。
有野実苑おすすめのLEDランタン
有野実苑のスタッフがおすすめするLEDランタンをご紹介します。
【①バルミューダ(BALMUDA) ザ・ランタン ブラックL02A-BK】
デザイン性の高いLEDランタンとして人気を集める、バルミューダのザ・ランタン。
明るさによってライトの色がゆらぎのある暖色~温白色に変化するので、まるでオイルランタンのような雰囲気を楽しめます。
最大光量は195ルーメン。連続使用時間が3時間ほどとあまり長くないので(最大光量で使用する場合)、食卓を照らすサブランタンや、テント内で使用する室内ランタンとしての使用がおすすめです。ブラックとホワイトの二色展開。
【②コールマン(Coleman) マルチパネルランタン LED】
コールマンのマルチパネルランタンは、取外し可能な4面のパネルライトが付いたパワフルかつ実用的なLEDランタン。
最大光量は800ルーメン(電池を8本使用した場合)なので明るく、メインランタンとしても使用できるほか、取り外したパネルライトは懐中電灯としてもポータブルに使用可能です。
連続使用時間も20時間以上あるので、2,3泊の連泊でも安心。USBポートも付属していますが、電池を消耗してしまうので、あくまでも緊急時用とするのが良さそうです。
【③ジェントス(GENTOS) LED ランタン 】
シンプルなデザインが人気のジェントスLEDランタンは、防水仕様やフローティング(水に浮かぶ)仕様が搭載たれた機能的なLEDランタンです。
ジェントLEDランタンの明るさは440ルーメンほどの優しい明かりから1300ルーメンのサイト全体を照らせる明かりまで5種類ほどありバリエーション豊富。
とくにおすすめしたいのは440ルーメンのLEDランタン。
約直径59×132mm、本体重量:約242gと、とてもコンパクトで軽いのでソロキャンプには重宝されます。
メインランタンとして使用する場合は2つあると安心。キャンドルの揺れる炎を模したキャンドルモードは、テーブルランタンとして使用すると雰囲気がでるのでおすすめです。
【④ベアボーンズリビング(Barebones Living)レイルロードランタンLED 】
雰囲気抜群のLEDランタンをお探しの方におすすめなのが、アメリカ発のアウトドアブランド ベアボーンズリビングのレイルロードランタンです。昔の鉄道会社で使われていたランタンをモチーフにしたレトロなデザインが人気。
明るさは最大200ルーメン・連続使用時間は(最大光量で使用する場合)約3.5時間なので、サブランタンやテント内での室内ランタンとしての使用がおすすめです。USBでの充電も可能。
有野実苑おすすめのガスランタン
有野実苑のスタッフがおすすめするガスランタンをご紹介。
【① コールマン(Coleman) 2500ノーススターLPガスランタン】
メインランタンとして使えるガスランタンをお探しの方におすすめなのが、コールマンのアウトドア ランタン 2500ノーススターLPガスランタン。
最大320キャンドルパワー(200ワット)相当の明るさになるため、とにかく明るくソロキャンプはもちろん、ファミキャン・グルキャンでのメインライトとしても人気です。
イグナイター(着火装置)が内蔵されているので、着火も簡単。
最大光量での連続使用時間は約4時間なので、メインランタンとして長時間使用する場合は予備のガス缶を多めに用意しておくと安心です。
【②コールマン(Coleman) ルミエールランタン LPガスランタン】
レトロなシルエット特徴的なコールマンのルミエールランタンは、アニメゆるキャン△にも登場した人気のガスランタンです。
別売りのODガス缶を取り付けて使用します。
ホヤは繊細なガラス製なので取り扱いには注意が必要ですが、着火方法が簡単なので初心者キャンパーさんにもおすすめのガスランタンです。
明かりとしての実用性は低いですが、キャンプの夜をゆっくり過ごしたいときにテーブルランタンとして使用すると、お洒落な雰囲気を演出してくれます。
ガラスホヤは取り外す時にとくに割れやすいので注意!!
【③スノーピーク(snow peak) ガスランタン リトルランプ ノクターン】
スノーピークのリトルランプノクターンは、コンパクトなサイズ感ながらしっかりとテーブルを照らしてくれる明るさが人気のガスランタンです。別売りのODガス缶を取り付けて使用します。
風にはあまり強くなく、すぐ火が消えてしまうこともあるので、雰囲気を出したいディナータイムなどワンポイントで使うのがおすすめです。
ガスの消費量は、1時間にわずか7グラムと長時間使用可能。
■ 有野実苑オリジナルプロダクツの「KOKAZE」のガスカバーはノクターンにピッタリ!
有野実苑オートキャンプ場とStudio Kirinが共同制作したこだわりのKOKAZEシリーズのガスカバー「NUKUMORI(ぬくもり)」と「UZUKURI(うずまき)」の110サイズはスノーピークのノクターンにぴったり!
有野実苑の地元、山武の杉材をつかったガスカバーを使えば二つとない杉の木目の風合いと色見が魅力的なオリジナルノクターンの完成です!
◆ NUKUMORI /size:110 -¥ 6,600(税込)
購入サイトはこち▷ https://kokaze.arinomi.co.jp/nukumori/
◆ UZUKURI / size:110 -¥ 7,700(税込)
購入サイトはこちら ▷ https://kokaze.arinomi.co.jp/uzukuri/
有野実苑でもこだわりの「KOKAZE」シリーズ!ぜひみてみてね!
有野実苑おすすめのオイルランタン
有野実苑のスタッフがおすすめするオイルランタンをご紹介。
【①フュアーハンド(FEUERHAND) アウトドア キャンプ ランタン 276 ジンク】
ドイツの老舗灯油ランタンブランド、フュアーハンドのオイルランタン。
ジンク(亜鉛)カラーは特に無骨な色合いが人気のアイテムです。
添加に使用するオイルは、匂いやすすの少ないパラフィンオイルがおすすめ。
オイル漏れが気になるという声も多く、取り扱いに慣れるまで少し時間こそかかるものの、長く使えるアイテムなので、演出用のサブランタンとして愛用している方が多いようです。
【②デイツ社(DIETZ) ハリケーンランタン-デイツ78黒金】
デイツのハリケーンランタンは、30㎝×18㎝とコンパクトなサイズ感と豊富なカラーバリエーションが人気を集めるオイルランタンです。
長く使えて自分好みのカラーのランタンをお探しの方におすすめ。ゆらゆらと揺れる炎がゆったりとした雰囲気を演出してくれるので、アウトドアだけでなく自宅でもオン・オフ問わず使用されている方もいるようです。
【③ペトロマックス(PetromaxHK500)圧力式 灯油ランタン】
高級感のあるゴールドのデザインが目を惹くペトロマックスの灯油ランタンは、キャンプ場で使用したら注目を集めること必須のアイテム。
メンテナンスに手間がかかること、安定した炎を保つためには少しコツがいるため中級者~向けですが、キャンプ・アウトドアの相棒として自分らしいスペースを演出したい方から特に人気を集めています。
使える燃料は灯油のみ!
有野実苑おすすめのガソリンランタン
有野実苑のスタッフがおすすめするガソリンランタンをご紹介。
【①コールマン ワンマントルランタン286A】
現在日本で購入できるガソリンランタンはコールマン製のものだけですが、その中でも定番アイテムとして人気を集めているのがこちらのワンマントルランタンです。
2010年度にはロングライフデザイン賞を受賞しています。
初めてガソリンランタンを持つという方からも人気が高く、多くのキャンパーさんから信頼されているアイテムです。燃料にはホワイトガソリンを使用します。
気温の低い冬場でも安定した明るさを保つことができるため、メインランタンとしてオールシーズン使えるのも魅力です。
【②Coleman(コールマン) プレミアムダブルフューエルガソリンランタン】
コールマンのダブルフューエルランタンは、ホワイトガソリンだけでなく、普通のレギュラーガソリンも燃料として使用できるガソリンランタンです。
最大光量は約861ルーメン相当で、明るさの調整も可能。メインだけでなくサブランタンとしても使用できます。
アメリカで販売されている並行輸入品のため日本では未発売品。他のキャンパーさんと被らないガソリンランタンをお探しの方にもおすすめです。
まとめ:明るくあたたかな灯りで素敵なキャンプの夜を!
キャンプやアウトドアの必須アイテム・ランタンの種類や選び方、具体的なおすすめ商品をご紹介しました。
キャンプ場を明るく照らす実用的なアイテムから、炎を眺めたりデザイン性を楽しむ嗜好品的なアイテムまで、種類が多く奥が深いランタン。
まずは手軽に試してみたい方にはLEDランタンやガスランタンを、ワンランク上の演出に挑戦したい方にはオイルランタン(灯油ランタン)やガソリンランタンがおすすめです。
自分好みのランタンで、ぜひ雰囲気抜群のキャンプ・アウトドアを楽しんでみてはいかがでしょうか?