【キャンプ場スタッフ監修】ジビエとは野生の鳥獣の食肉のこと。通販でも購入できるようになり、キャンプ飯の食材としても注目されつつあります。
特にジビエのBBQはアウトドアとの相性も抜群です。
この記事では、ジビエの種類やキャンプ飯におすすめの通販で買えるジビエ肉、あわせて揃えたいキャンプギアを紹介します。
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
アウトドアでジビエを食べてみたいなと思ってます!どんな肉や料理がおすすめですか?
まかせて!ジビエは通販でも購入できるお店が増えて、身近な食材になってきているよね。キャンプでジビエ料理を食べるなら、アウトドアらしいBBQはどうかな?ジビエジャポンさんのBBQセットはシカ肉やイノシシ肉など、定番ジビエのいろんな部位を楽しめておすすめだよ♪
自然の恵みに感謝して、キャンプのBBQでジビエ料理を頂きましょう。
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
ジビエとは、そもそもなんの肉?
「ジビエ」とはフランス語で、「狩猟で捕獲した天然の野生鳥獣の肉」を意味する言葉です。
なんの動物の肉と決まっているわけではありません。
その昔ヨーロッパでは、ジビエを使った料理は上流階級の貴族の口にしか入らないほど貴重なもので、フランス料理界では高級食材として重宝されてきました。
ジビエ料理には、肉から内臓、骨、血液に至るまで全ての部位を余すことなく料理に使い、動物の尊い生命に感謝を捧げるという精神が流れています。
野山を駆け回った天然の肉は脂肪が少なく引き締まり、鉄分やタンパク質などの栄養分も豊富に含まれていて身体によいとも言われています。
【農林水産省もおすすめ!ジビエ利用の推進】
ジビエの推進の背景には、野生鳥獣によって引き起こされる農作物の被害が年間約156億円(令和4年)にも上るという事実があり、農業が続けられないという深刻な問題です。
そのため、これらの動物を単なる「害獣」とみなして処分するのではなく、地域の資源として価値を見出し、活用する動きが広がっています。
ジビエとしての利用は、捕獲された野生鳥獣を食肉に変え、地域の特産品として市場に出すことにより、ジビエの消費を促進し、注目を集めています。
ヨーロッパでは、ジビエは古くから高級食材として重宝されており、その栄養価や美味しさからも注目を集めています。
食にジビエを取り入れることにより、地域経済の発展や環境保全に寄与できるんですよ。
参考:知って!楽しむ!ジビエ(消費者の皆様へ)|農林水産省(PDF)
アウトドアでジビエ料理を楽しむ魅力
ワイルドなイメージがあるジビエ料理ですから、アウトドアのキャンプ飯にぴったり。
凝った料理をしなくても、シンプルに肉を焼くだけでも旨味を感じられるのがジビエの魅力です。
自然の中で生きていた動物の肉を自然の中で味わう。
ジビエをアウトドアで楽しむことができると、より自然に近づける気がしますね。
ジビエにはどんな種類がある?代表的な5種を紹介
ジビエは、狩猟によって捕獲された野生の鳥獣全般のことを言うので、特に決まった動物はおらず、どんな肉でも野生であればジビエと呼ばれることになります。
なかでも日本で手に入りやすいジビエの代表的な5種を紹介します。
【イノシシ肉】
「ぼたん鍋」に使われていることでよくイノシシ肉は、豚肉とよく似た味わいです。
脂がのっているけれどしつこくなく、甘味や旨味が濃厚。
豚肉と同等のカロリーですが、ビタミンや鉄分は豚肉より多く含んでいるのが特徴です。
【シカ肉】
シカ肉は、高たんぱく・低脂肪で鉄分も多く含まれていて、生活習慣病の予防に繋がる食品としても注目されています。
クセが少なく食べやすいことからジビエの中でも特によく扱われている食材ではないでしょうか。
日本ではエゾシカやホンシュウシカという二ホンジカが食べられていて、エゾシカはジューシーで味わいが濃く、ホンシュウシカはあっさりした味わいだと言われています。
【クマ肉】
クマは捕獲が難しいので多くは出回っていませんが、日本ではツキノワグマやヒグマが生息する地域でクマ肉料理が親しまれてきました。
木の実などを多く食べた冬眠直前のクマが、脂肪を蓄えていて美味しい時期です。
古来よりクマ肉は、身体を温め滋養があるとされていて、またコラーゲンも多く含まれているので美容にも効果があると言われています。
クマ肉は旨味が非常に強いため、スープや煮込み料理に使われることが多いようです。
【カモ肉】
カモ肉もジビエ料理ですが、日本では和食料理でよく扱われていてなじみ深い食材ではないでしょうか。
鴨南蛮やすき焼きなどに用いられることが多いですね。
現在は養殖のカモが多くでまわっているので、ジビエのカモは野生のマガモを指すことが多いです。
鶏肉よりも脂質を多く含んでいてこってりとした味わいが特徴です。
【ウサギ肉】
ウサギ肉は焼いても煮ても美味しく、淡泊ながらコクがあり脂肪分が少なくとてもヘルシーです。
薄いピンクで弾力のある肉が美味しく、脂がのりにくいので脂ののった肉は希少。
味わいは鶏肉と煮ていて、鶏肉と同じように調理をすると美味しく頂けます。
ジビエはどうやって入手する?
ジビエの入手方法は、狩猟や専門店での購入が一般的で、スーパーやお肉屋さんなどでも入荷があれば入手できるでしょう。
インターネットや通販でジビエ肉を販売している業者も増えてきているので、いつでも簡単に入手できておすすめです。
さらに一部の加工業者や通販店などでは、缶詰やレトルトで温めるだけで食べられるような様々な加工を施して販売しているところもあり、ジビエを身近に味わうことができるようになってきました。
【GIBIER JAPON(ジビエジャポン)のBBQセットはアウトドアとの相性抜群!】
千葉房総エリアで獲れた自然の山の恵みを日本全国へお届けしてくれるジビエ加工販売「GIBIER JAPON」。
日本国内でも上質なジビエを加工販売している会社です。
新鮮なジビエの精肉だけでなく、ソーセージやつくねなどの加工品も含まれたBBQセットは、アウトドアと相性抜群。
有野実苑オートキャンプ場でもジビエジャポンのお肉を販売しています。ぜひ、アウトドアのお供としてGIBIER JAPONのBBQを大自然の中で味わってみましょう。
ジビエBBQを楽しむときに用意したいキャンプギア
ジビエBBQを楽しむときに用意したいキャンプギアを紹介します。
【BBQグリル】
絶対に必要なものはBBQグリルです。
大きなお肉をそのまま焼く場合もあるので、しっかりしたものを準備しましょう。
■ロゴス(LOGOS) チューブグリルSmart80
高さ80cmと調理しやすいグリルで、遠火と近火で火力調節できます。
炭足しが簡単なスライド火床を採用し、片付けがすぐに終わる「お掃除楽ちんカバー」が付属されているのも魅力。
■コールマン(Coleman) グリル ロードトリップグリル LXE-J2
手軽に多彩な料理が楽しめるアメリカで人気の本格的ガスバーベキューグリルです。
炭を使わず手軽BBQが楽しめて、ホイールが付いて移動も楽にできます。取り外しのできる蓋に温度計がついているので、オーブンとして使うことも。
幅広いクックトップで大人数でも楽々調理ができます。
【燃料(ガス・炭)】
BBQグリルとセットで、ガス・炭も必須アイテムです。
■コールマン(Coleman) LPガス燃料 Tタイプ 4個パック 純正
コールマン純正のLPガス4個セットです。
コールマンのガスバーベキューグリルを仕様する場合は純正のものを使用しましょう。
CB缶のようにどこでも手に入るわけではないのであらかじめ準備しておく必要があります。
■ウェーバー(Weber) バーベキュー コンロ 安心,安全BBQ チャコールブリケット(炭) 4㎏
広葉樹のおがくずを炭化させたものをデンプンと水で混ぜて作られている、100%自然素材のチャコールブリケット(炭)です。
約20分で全体にムラなく着火し、約3時間の持続燃焼が可能(使用するBBQグリルにより異なります)
まとめ:自然をより身近に感じる!ジビエBBQをキャンプで楽しもう
ジビエ料理はハードルが高いと思っている人も多いのではないでしょうか。
最近では、インターネットでも手軽に手に入れることができるようになったジビエ。
肉の塊ではなく、BBQ用にスライスされていたり、温めるだけで食べられるように加工されていたり、様々な工夫で手軽に食べられるように販売されています。
次のBBQキャンプはジビエで、動物の尊い命を頂くことに感謝し、自然の恵みのありがたさを感じてみてはいかがでしょうか。