【キャンプ場スタッフ監修】 今回は、2024年8月現在販売中のジェットボイル(JET BOIL)6モデルのサイズや機能性を徹底比較!
沸騰到達時間の速さが人気のジェットボイルは、アウトドアでの湯沸かしや料理を効率よく楽しみたい人におすすめのガスバーナーです。ガチキャンパーの沖野隆さんが、おすすめのモデル、別売りのクッカーなど一緒に使いたいアクセサリーも紹介します。
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!キャンプのことはなんでも聞いてね!
ジェットボイルはお湯がすぐ沸いて便利だと聞きました!種類がたくさんあって迷うので、おすすめを教えてくれませんか?
まかせて!ジェットボイルは沸騰到達時間が速いのが特徴で、アウトドアでの調理や湯沸かしに人気のガスバーナーだね!それぞれサイズや機能性が違うから、自分好みのモデルを探してみよう!今回は、2024年8月現在販売されている6モデルの特徴を紹介するよ。自分にピッタリあったジェットボイル選びの参考にしてみてね♪
スタイリッシュで高機能なジェットボイル。色んな種類がありますが、自分スタイルに合った一台を見つければ、キャンプがより快適になりますよ。
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
ジェットボイル(JET BOIL)とは
ジェットボイルは、少ない燃料ですばやくお湯を沸かせるガスバーナーです。
コンパクトで持ち運びやすくセットアップも簡単なため、登山やツーリングでのキャンプで高い人気があります。
炊飯や煮物など簡単な調理もできるため、さまざまなアウトドアシーンで活躍します。
あまりの沸騰時間の速さに、もっと早く買えばよかったとのキャンパーの声が多数!
アウトドアの調理にジェットボイルがおすすめな3つの理由
ジェットボイルは、単にお湯をすばやく沸かせるだけではありません。
その他にも、アウトドアシーンで使いたくなる魅力がつまっています。
【とにかく熱湯到達速度が速い!少ない燃料ですぐお湯が沸く】
ジェットボイルの最大の特徴は、とにかくすばやくお湯を沸かせるところ。
独自に開発された「フラックスリング」という蛇腹状のパーツにより、クッカーに効率的に熱を伝えます。
また、一般的なクッカーよりも、少ない燃料でお湯を沸かせるのも魅力です。
【コンパクトに収納できるからソロキャンプや登山にもおすすめ】
ジェットボイルは、クッカーにバーナーやゴトクなどのすべての付属品をひとつに収納できる、オールインワン設計になっています。
モデルにより収納サイズは異なりますが、どれもバックパックに収まるほど。
登山やツーリングでのキャンパーに人気なのも納得です。
【別売りのオプションパーツやアクセサリーを使えば調理の幅が広がる】
オプションのパーツやアクセサリーを使えば、調理の幅が広がります。
専用のクックポットやフライパンを使えば、煮物や炒め物も可能に。
専用のコーヒープレスを使えば、手軽にコーヒーを楽しめます。
ジェットボイル使用したレシピ本もあるので、ぜひ参考にしてください。
■ジェットボイル クイックレシピ 山ごはん
自分にあったジェットボイルの選び方は?
ジェットボイルには、さまざまなモデルがあります。
自分に合ったもモデルを見つけるためにも、選ぶ際のチェックポイントを確認しましょう!
【サイズ・重量で選ぶ】
ジェットボイルはモデルにより、サイズ・重量が異なります。
持ち運びやすさを優先なら、なるべくコンパクトなものを。調理優先なら、収納サイズが大きくなってもクッカーの容量が大きいものなど。
用途に合わせて、選びましょう。
【火力の安定性で選ぶ】
ジェットボイルは、モデルにより火力調整機能や自動点火装置が付いています。
火力調整機能は、調理時にとろ火から強火まで調整が可能。調理の幅が、一気に広がります。
自動点火装置は、点火の際にマッチやライターを必要としないため、荷物を減らすことができます。
また、冬山登山や雪中キャンプでの使用を考えている方は、サーモレギュレーターの有無をチェックしましょう。
サーモレギュレーター搭載モデルは、=6°Cまで火力を安定させてくれます。
用途に合わせて、「火力調整機能」「自動点火装置」「サーモレギュレーター」の有無をチェックしましょう!
【カスタム性で選ぶ】
ジェットボイルは、オプションパーツやアクセサリーが豊富です。
フライパンや大型クッカーなどの調理器具にくわえ、着せ替え用のカバーもあります。
自由にカスタマイズを楽しめるのも、魅力ですね。
ジェットボイル(JET BOIL)の現行モデル6種の特徴を徹底比較!
ジェットボイルは、全部で6モデル(2024年8月現在)。
それぞれの特徴を解説していきます。
お気に入りの一台を見つけてくださいね。
【ジェットボイル JETBOIL スタッシュ(0.8L・1人用)】
ジェットボイルで最も軽量なモデルの、スタッシュ。
デッドスペースを可能な限り削除し、収納サイズも超コンパクトになっています。
容量は0.8L(調理容量0.5L)で、沸騰までは約2分30秒!
主にお湯を沸かすだけになりますが、カップラーメンや湯煎料理などに最適!ソロでの使用に最適なモデルです。
・収納サイズ(直径×高さ):13×11.2cm
・重量:約200g
・容量:0.8L
・沸騰時間:2分30秒(0.5L)
・ガス消費量:約65g/h
・自動点火装置:×
・火力調整機能:×
・サーモレギュレーター:×
【ジェットボイル JETBOIL ジップ(0.8L・1人用)】
ジェットボイルのエントリーモデルとなる、ジップ。
最小限の機能に絞られていますが、2分30秒で沸騰させるパワーは他のモデルと同等です。
コストパフォーマンスに優れ、ジェットボイルを試してみたいとういう方におすすめです。
・収納サイズ(直径×高さ):10.4×16.5cm
・重量: 約340g
・容量:0.8L
・沸騰時間:約2分30秒(0.5L)
・ガス消費量:約65g/h
・自動点火装置:×
・火力調整機能:×
・サーモレギュレーター:×
【ジェットボイル JETBOIL マイクロモ(0.8L・1人用)】
充実した機能が魅力の、マイクロモ。
火力調整機能付きで微妙な火加減の調整ができ、サーモレギュレーター搭載なので氷点下でも火力が安定します。
100gのガス(ジェットパワー100G使用時)で、約12Lの水を沸騰できる性能も魅力。
お湯を沸かすだけでなく、簡単な調理をしたい方におすすめです。
・収納サイズ(直径×高さ):10.4×16.5cm
・重量:約340g
・容量:0.8L
・沸騰時間:約2分20秒(0.5L)
・ガス消費量:約120g/h
・自動点火装置:◯
・火力調整機能:◯
・サーモレギュレーター:◯
【ジェットボイル JETBOIL フラッシュ(1.0L・1~2人用)】
シリーズ最速沸騰スピードの、フラッシュ。
0.5Lの水を、わずか1分40秒で沸騰させる超ハイパワーモデルです。
湯温の上昇を色の変化で表示する、インジケーターが搭載されているのも便利なところ。
自動点火装置も搭載され、湯沸かしのみでの使用なら最強のモデルです。
・収納サイズ(直径×高さ):10.4×18cm
・重量:371g
・容量:1.0L
・沸騰時間:約1分40秒(0.5L)
・ガス消費量:約139g/h
・自動点火装置:◯
・火力調整機能:×
・サーモレギュレーター:×
【ジェットボイル JETBOIL ミニモ(1.0L・1~2人用)】
調理に最適なモデルの、ミニモ。
他のモデルよりクッカーが浅型で直径が大きく設計されており、調理がしやすくなっています。
もちろん、火力調整機能を搭載。
カラーバリエーションが豊富なのも魅力です。
ジェットボイルで、色んな料理を作りたい方に最適です。
・収納サイズ(直径×高さ):12.7×15.2cm
・重量:415g
・容量:1.0L
・沸騰時間:約2分20秒(0.5L)
・ガス消費量:約120g/h
・自動点火装置:◯
・火力調整機能:◯
・サーモレギュレーター:◯
【ジェットボイル JETBOIL スモー(1.8L・2~4人用)】
シリーズで最も容量が大きい、スモー。
機能面も充実しており、湯沸かしから調理まで対応します。
一度に複数人分のお湯をわかせるサイズ感のため、ファミリーやグループでの使用にぴったりです。
・収納サイズ(直径×高さ):12.5×21cm
・重量:453g
・容量:1.8L
・沸騰時間:4分45秒(0.5L)
・ガス消費量:約120g/h
・自動点火装置:◯
・火力調整機能:◯
・サーモレギュレーター:◯
ジェットボイルとあわせて使いたいオプションパーツ・アクセサリー
ジェットボイルは、オプションパーツやアクセサリーが充実しています。
これらを組み合わせることで、より便利なアイテムにパワーアップします。
【別売りのガスカートリッジは必需品】
ジェットボイルを使う上で、別売りのガスカートリッジは必需品です。
他社のOD缶にも対応していますが、おすすめはジェットボイル専用のガスカートリッジ「ジェットパワー100G/230G」。
ジェットボイルでの使用に最適化された専用カートリッジなので、ジェットボイルの性能を最大限に引き出してくれます。
お湯をわかすだけなら、100Gで十分です。
■JETBOIL(ジェットボイル) ジェットパワー 100G / 230G ジェットボイルバーナー専用ガスカートリッジ
【料理の幅を広げるクッカーやコーヒープレス】
オプションのクッカーを使えば、料理の幅が劇的に広がります。
炒め物や焼き物ができるフライパンや、気軽にコーヒーを楽しめるコーヒプレスなど、さまざまなアイテムが用意されています。
それぞれのオプショナルクッカーやオプショナルパーツには、適合モデルがあります。購入前に必ずチェックしてくださいね。
■JETBOIL(ジェットボイル) アウトドア クックポット
■JETBOIL(ジェットボイル) アウトドア用フライパン
■ジェットボイル(JETBOIL) コーヒープレス
【きせかえアクセサリーで個性を出そう!】
ジェットボイルは、フラッシュやミニモのようにカラーバリエーションが豊富なモデルもありますが、基本的には単一カラーとなります。
カラーを変えたいときは、オプショナルアクセサリーの交換用コジーを使うのがGOOD。
保温性能もあり、一石二鳥のアイテムです。
交換用コジーも適合モデルがあるので、注意してください。
■JETBOIL ジェットボイル MiniMo Cozy カーゴコージー
まとめ:ジェットボイルで効率よくアウトドアの調理を楽しもう!
今回は、ジェットボイルの選び方や、各モデルの特徴や魅力を解説しました。
ジェットボイルは、短時間でお湯を沸かす効率の良さや、コンパクトで持ち運びやすいデザインがアウトドアに最適です。
さまざまモデルのなかから自分のスタイルに合った一台を見つければ、アウトドアでの調理がより快適になりますよ。