【キャンプ場スタッフ監修】焚き火の臭いが気になる人必見!焚き火をする時に煙が思ったよりもでたり、煙の匂いが強かったりしたことはありませんか?
一時燃焼で終わってしまうと焚き火の火を育てたり、その後の薪の持ちは良くても不完全燃焼のまま薪が残ったり、燃焼効率が悪いことも。
逆に二次燃焼ができる焚き火台を使うと煙問題も解決でき、燃焼効率をあげることで美しい炎をみたり料理をする時に適しています。
今回はおすすめの二次燃焼機能つきの焚き火台を8選紹介していきます♪
いますぐおすすめの焚火台を知りたい人は、以下のボタンからジャンプしてくださいね!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
二次燃焼ができる焚き火台を使うとどんなメリット・デメリットがありますか?おすすめのモデルも知りたいです!
まかせて!二次燃焼機能があるものだと、手っ取り早く火をおこせたり、火力を強く維持することができるよ!薪の回転が速くなるため燃料には注意が必要だけど、焚き火を最大限に生かした使い方ができるからおすすめ♪二次燃焼機能がついたおすすめのモデルも紹介するね
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
焚き火をする時の一次燃焼と二次燃焼の違い
「二次燃焼」という言葉は、アウトドア好きの人なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。
簡単に言えば、焚き火で出た煙まで燃やすことです。二次燃焼は、一次燃焼で燃え切らず煙となった未燃焼ガスに、高温の二次空気を送って着火することです。
焚き火の一次燃焼とは、高温で熱された薪から発生した可燃ガスに火がつくこと。
二次燃焼機能がある焚き火台は、通常の焚き火台と同じように火床で薪を燃やしますが、本体の壁上部に開いた穴から熱風が吹き出し未燃焼ガスを燃やす仕組みになっています。
【二次燃焼機能があることのメリット・デメリット】
■二次燃焼機能がある焚き火台のメリット
・燃焼効果に優れ火起こしが楽
・火力が強く湿った薪もOK
・焚き火の匂いが軽減される
・後片付けが楽ちん
二次燃焼機能がある焚き火台のメリットは、燃焼効果に優れているため効率よく火が起こせることです。火起こしがスピーディーになるのはうれしいですよね。
火力が強いため、多少湿った薪でも問題ないところもポイント。
また、煙まで燃やすため焚き火特有の匂いが軽減されます。
さらに、燃え残りも少なくなるため後片付けの手間も軽減されますよ。
上部にクッカーを載せられる焚き火台を選べば調理も同時に楽しめます。
ゆらゆらとした炎に魅せられる人も続出!
■二次燃焼機能がある焚き火台のデメリット
・薪の消費量が増える
・火を育てる楽しみが半減
・火力調節が難しい
デメリットとしては、燃焼効率の高さゆえ薪の消費量が増えること。
焚き火台の大きさにもよりますが、3〜4人で焚き火で一晩過ごしたいという計画なら薪を2~3束用意しておきたいところです。
効率よりも火を育てていくことが楽しみなキャンパーは、味気なく感じてしまうかもしれません。
クッカーで調理できるのがメリットでもありますが、火加減の調整はなかなか難しいのも覚えておきましょう。
二次燃焼機能のある焚き火台はこれをみて選ぼう!
二次燃焼機能のある焚き火台は、さまざまなブランドから発売されています。
焚き火台だけでなくウッドストーブも同じ機能のあるギア。
こちらでは、二次燃焼機能のある焚き火台やウッドストーブはどんなところに注目して選べばいいのか、ポイントをご紹介するので参考にしてみてください。
【素材に注目】
二次燃焼機能のある焚き火台やウッドストーブを選ぶ際、まずは素材に注目してみてください。
素材はチタンかステンレスが主流。
■チタン製
チタン製はサビにくく耐久性抜群!
軽量で持ち運びもしやすいため、ソロキャンプにはうってつけです。焼き色もきれいなので、焚き火を目で楽しみたい人にもぴったりですね。
デメリットとしては、価格帯が高めなこと。
■ステンレス製
ステンレス製はチタン製には劣るものの、サビにくいため耐久性があります。
手に取りやすい価格帯のものが多いのも特徴。
デメリットは重量があることと、熱が冷めにくいところです。
車移動やコスパ重視の人におすすめ。
【サイズに注目】
サイズもさまざまなので、使用シーンを想像しながら選んでみてください。
ソロキャンプならコンパクトなもので十分です。
薪ではなく小枝で燃やすほどコンパクトなものも!
デュオ、ファミリーキャンプではある程度の大きさが必要となります。
3~4人家族で焚き火を楽しむならミドルサイズのものが最適ですよ。
焼きマシュマロも楽しめる!
また、それ以上多い家族やグループにはビッグサイズがおすすめ。
重量や場所を取ることがデメリットですが迫力のある炎を囲んで団らんするのも楽しみの1つになるでしょう。
Solo Stoveのレンジャーキットが大きくてキャンプで囲むには最高!焚き火台というよりはファイヤーピットだね。
【持ち運びやすさに注目】
キャンプでは持ち運びやすいギアであることは大切なポイント。
ソロキャンプはもちろん、ツーリングや登山、公共交通機関で移動する場合は軽量でコンパクトになるものがおすすめです。
収納袋付きのものだとなおいいですね。
簡単に折り畳める商品もあるので、ぜひチェックしてみてください。
ファミリーキャンプやグループで大きめの焚き火台を使用する場合は車移動が多いと思います。
車移動なら重量はそれほど考えなくてもいいですが、かさばらないものがベスト。
焚き火台以外にもさまざまなギアを積み込むことを考え、省スペースで収納できるものを選びましょう。
収納はもちろんですが、設営自体も簡単にできるものがおすすめですよ。
【燃焼効率の高さに注目】
一般的な焚き火台より燃焼効率が高い二次燃焼機能のある焚き火台ですが、商品によって差があります。燃焼効率の高さにも注目して選んでみてください。
燃料も併せてチェックしてみましょう。
薪以外にもペレットが使えますよ。
環境にも優しい素材として注目されているペレットは、ホワイトペレット、パークペレット、混合ペレットなどがあります。
よく猫砂として使われていることもあるペレット!
小型の焚き火台は頻繁に燃料の追加が必要ですが、ペレットを使えば火力調整がしやすくなるのでおすすめです。
有野実苑スタッフおすすめ二次燃焼機能付き焚き火台8選
【Solo Stove ソロストーブ】
ソロストーブは高い燃焼効率を誇るアメリカのキャンプストーブです。
二次燃焼系のストーブといえばソロストーブですね。
軽量コンパクトな「キャンプストーブ」と、大人数で囲める「ファイヤーピット」があります。
調理用ストーブとしても使えるので、楽しみの幅が広がりますね。
シンプルでスタイリッシュなデザインと、ソロ用からファミリーまで選べるサイズで利用シーンに応じて購入できます。
・サイズ:13×13×20.1cm
・重量:467g
・素材:ステンレススチール(SUS304)、ニクロムワイヤー
【キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプストーブ】
ゴトクと網がセットになったキャンプストーブなので、調理重視の人におすすめです。
グリルプレートやダッチオーブンなどのオプション品を追加すれば、幅広い料理が楽しめます。
畳むと厚さ8cmとコンパクトになるので、持ち運びもかさばりません。
・サイズ:25×22×28cm
・重量:2.3kg
・素材:ステンレス
【スノーピーク(snow peak) フローガ L】
スノーピークの焚き火台に取り付けて使用するオプションです。
焚き火台の匂いが苦手な人でもこれがあれば軽減されるので楽しめますね。
網を置けるので、焚き火調理も可能。
収納時は2つの部品に分解できるためコンパクトになります。
スノーピークの焚き火台持っている人は多いよね!取り付けるだけだから新しく焚き火台を買わなくて良いから嬉しい!
・サイズ:47.5×47.5×90cm
・重量:4.8kg
・素材:ステンレス
【mont-bell フォールディング ファイアーピット S 1122751 モンベル 焚き火台】
モンベルの折り畳み可能で持ち運びしやすい焚き火台です。
火起こしが早く、安定した火力が続くため調理にもおすすめ。
焼き網がついているので、すぐにバーベキューがはじめられます。クッカースタンドが別売されています。
・サイズ:30×42×22cm
・重量:4.3kg
・素材:ステンレス鋼
【富士見産業 フレイムストーブ MAX】
ホームセンター「NAFCO(ナフコ)」が販売し話題となったキャンプストーブ。品薄になるなど人気です。
高品質低価格でコスパ重視の人におすすめ。
畳むと半分の高さになるため、持ち運びもしやすいですね。
ゴトクは小さなクッカーも安定して乗せられるX型です。
・サイズ:36×36×40cm
・重量:5.26kg
・素材:ステンレス鋼
【DOD(ディーオーディー) 焚き火台 ぷちもえファイヤー】
ぷちもえファイヤーはソロキャンプにぴったりなコンパクトサイズ。
国語辞典と同じサイズ感ながら、二次燃焼機能は抜群!バックパックに入れてもかさばりません。
網がついているのもうれしいポイントです。
・サイズ:24×8×15cm
・重量:1.2kg
・素材:ステンレス鋼
【DOD(ディーオーディー) 焚き火台 めちゃもえファイヤー】
一般的なサイズの薪がぴったり入る焚き火台。
二次燃焼の炎がきれいに見えるので、家族やグループで焚き火を囲むのにおすすめです。
燃焼効率が高いため、少しの薪で大きな炎が楽しめるのもポイント。
・サイズ:43×14×24cm
・重量:7.7kg
・素材:ステンレススチール
【フュアーハンド(FEUERHAND) アウトドア キャンプ 焚火台 タイロピット】
サイズ、重量ともに存在感抜群!携帯性には欠けるものの、ダイナミックな炎が楽しめます。
ロマンを求めるキャンパーは必見。
大人数のグループにおすすめです。
・サイズ:62.3×62.3×34.9cm
・重量:11.2kg
・素材:ステンレススチール
まとめ:煙や臭いも抑えてくれる二次燃焼機能付き焚き火台を使って優雅に焚き火時間を過ごそう
焚き火の匂いが苦手な人でも楽しめるギア、二次燃焼機能付きの焚き火台について紹介しました。
ゆらゆらとした炎で優雅な夜のひと時を楽しむためにも、次のキャンプに導入してみてはいかがでしょうか?
ソロキャンプはもちろん、家族や大切な人と一緒に炎を囲むのは特別な時間になります。
調理を同時に楽しんだり、ダイナミックな炎でロマンを感じたりとキャンプがもっと好きになること間違いありません。
購入の前にはぜひ、選び方のポイントをチェックしてみてくださいね。