【キャンプ場スタッフ監修】秋冬キャンプで使う石油ストーブなら、トヨトミストーブがおすすめ!
なかでも対流形石油ストーブはサイズ感や暖房力がアウトドア使いにピッタリ。レトロな見た目も人気です。
今回は、年間40泊以上のガチキャンパー沖野さんが、トヨトミのおすすめ石油ストーブ7選と、自分にあったストーブの選び方、お手入れ方法、使用上の注意を紹介します。
いますぐおすすめの石油ストーブを知りたい人は、以下のボタンからジャンプしてくださいね!
※テント内でのストーブ使用は、一酸化中毒の危険性があります。
一酸化炭素チェッカーを使用し、十分に換気に気をつけて暖をとってくださいね。
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
冬キャンプ用にテント内で使えるストーブを探しているのですが、トヨトミストーブが格好良くて気になってます!正直、使い勝手ってどうですか?
まかせて!トヨトミストーブはおしゃれなデザインがキャンパーさんに人気のストーブだよ!色んな種類があるけど、中でも対流型石油ストーブは軽量&暖房性が高くてアウトドア使いに最適!人気のトヨトミストーブを7つ紹介するから、自分にピッタリのものを探してみてね♪
筆者もトヨトミストーブを愛用中。冬キャンプが楽しみになりますよ。
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
空調・暖房の老舗ブランドTOYOTOMI(トヨトミ)ストーブはアウトドアにも最適
トヨトミは、1949年創業の空調・暖房機器メーカーです。
創業当時は、かまどや炭火を使う七輪での煮炊きが主流でした。そんななか、トヨトミはいち早く灯油を使う石油コンロの販売を開始しました。
その後、1959年に今なおトヨトミの看板商品のひとつでもある、対流形石油ストーブの販売を開始します。燃焼性が良く、耐久性に優れた製品として、あっという間に大人気となりました。
対流形石油ストーブは、温められた空気が上昇することで対流がおき、部屋全体を効率よく温められるストーブです。360度全方向に熱が伝わるため、キャンプでは大型のテントでも幕内全体を温めてくれます。
また、構造がシンプルなため、故障が少ないのも特徴。レトロなデザインや無骨なデザインなど、おしゃれな外観のものが多く、キャンプとの相性は抜群です。
自宅でも暖かくで大活躍ですよ!筆者が愛用しているのはトヨトミのGEAR MISSION!ミリタリー調でかっこいいので気に入っています。
トヨトミの石油ストーブがキャンプにおすすめな5つの理由
キャンプにおすすめなトヨトミの石油ストーブ。
その理由を5つ紹介します。
【大型テントも温まるバツグンの暖房力】
トヨトミの対流形石油ストーブは、暖房力が優れています。その性能は、真冬でも大型テント内を十分に温めるほどです。
また燃費がよく、連続燃焼時間は20〜40時間。
つまみを回すだけで火力調整ができ、室内の温度をつねに快適に保てます。
【コンパクトなので持ち運びやすい】
トヨトミの対流形石油ストーブは、一般的な石油ストーブと比べて軽量コンパクトです。
重量は6kgほどで、持ち運びが簡単。持ち手が付いているので、片手で持ち運びができます。
また、タンクが二重構造になっており、持ち運びの際に灯油が漏れにくくなっているのも嬉しいポイントです。
【石油ストーブなので電源無しで使える】
燃料が石油なので、電源無しで使用できます。コンセントがないので、設置場所の移動も簡単。
燃料切れの場合は、予備の石油を持っていけば補充するだけです。
電気ストーブとちがい、温かみのある炎を眺めてるだけでも癒されますよね。
【お湯を沸かしたり料理にも使える】
ストーブの上にやかんや鍋を置いて、お湯を沸かしたり調理したりできます。つねに温めておけば、ホットドリンクや熱々のおでんをいつでも楽しめます。
お湯を入れたやかんを置いておくと蒸気が発生して、加湿器がわりになるのもありがたいところです。空気が乾燥する冬は、喉のケアも大切ですよ。
【レトロな見た目がインテリアとしても映える】
トヨトミのストーブは、デザイン性に優れているところも魅力です。
円筒形の独特なフォルムはレトロな雰囲気で、テント内のインテリアとしても映えること間違いありません。
カラーバリエーションが豊富で、シェードが付いたランタン調のものや無骨なスタイルなものなど、さまざまなタイプがあります。
スタイルに合わせて好みのタイプを選べるのも、トヨトミストーブならではの魅力です。
キャンプにおすすめのトヨトミ対流形石油ストーブ7選
ここからは、キャンプにおすすめのトヨトミストーブを紹介します。
【トヨトミ 対流形 石油ストーブ RB-25M(W)】
トヨトミストーブ定番のレインボーシリーズです。
ガラスに特殊な加工を施しており、炎が七色に光ります。
約40Wの明るさがあるので暖房器具としてだけでなく、優しい明かりでテント内を照らしてくれる照明にもなります。
・サイズ(mm):474.5×388×388
・重量(約):6.2kg
・暖房出力:2.50kW〜1.25kW
・燃焼継続時間(約):20.2〜40.2時間
【トヨトミ 対流型 石油ストーブ ランタン調 RL-251(G)】
シェードが付いた、ランタン調のストーブです。
おしゃれな見た目だけでなく、性能はレインボーストーブと同様。
シェードに反射した光が足元を照らし、テント内の雰囲気がより高まります。
・サイズ(mm):474.5×388×388
・重量(約):6.2kg
・暖房出力:2.50kW〜1.25kW
・燃焼継続時間(約):20.2〜40.2時間
【トヨトミ対流型 石油ストーブ KS-67H(W)】
暖房出力が大きく、広いスペースを温めたいときにおすすめのストーブです。
遠赤外線で、広いテント内を隅々まで温めてくれます。
大型のテントを使うファミリーの方にぴったりのストーブです。
・サイズ(mm):583×482×482
・重量(約):11kg
・暖房出力:6.66kW
・燃焼継続時間(約):9.7時間
【トヨトミ 対流形 石油ストーブ KR-47A】
石油の匂いが気にならない、高出力のストーブです。
ダブルクリーンという燃焼方式で、匂いの元を燃やし切りテント内を快適にします。
重量が約12kgとやや重いですが、暖房出力が大きいので広いテントでの使用が可能です。
・サイズ(mm):560.5×474×474
・重量(約):12kg
・暖房出力:4.7kW〜3.76kW
・燃焼継続時間(約):15.2〜19.1時間
【トヨトミ 対流形 石油ストーブ クラシック CL-250(A)】
クラシカルなデザインが人気の石油ストーブです。
レトロな雰囲気で、どこか懐かしさを感じます。
唐草飾りのガード、ステンドグラスをイメージした天板など、アンティークのようなストーブです。
おしゃれでレトロなサイトを目指すキャンパーにおすすめします。
・サイズ(mm):474.5×388×388
・重量(約):6.2kg
・暖房出力:2.50kW〜1.25kW
・燃焼継続時間(約):20.2〜40.2時間
【トヨトミ 対流式石油ストーブGEAR MISSION RR-GE25(G)】
無骨なデザインがアウトドアにぴったりな、GEAR MISSIONシリーズの石油ストーブです。
GEAR MISSIONは「無骨なアウトドアライフスタイル」をコンセプトに掲げた、トヨトミが70周年の際に立ち上げたブランド。
デザイン性だけでなく、性能も申し分ない商品です。
・サイズ(mm):474.5×388×388
・重量(約):6.2kg
・暖房出力:2.50kW〜1.25kW
・燃焼継続時間(約):20.2〜40.2時間
【トヨトミ 対流式石油ストーブGEAR MISSION KS-GE67(G)】
暖房出力が高い、GEAR MISSIONシリーズの石油ストーブです。
無骨なデザインそのままに、暖房性能が高くなっています。
ミリタリー調なので、ソロキャンプもかっこよくキマりますよ!
大きめのドームテントやシェルターでの使用がマッチしそうです。
・サイズ(mm):583×482×482
・重量(約):11kg
・暖房出力:6.66kW
・燃焼継続時間(約):9.7時間
トヨトミストーブをアウトドアで使う時の注意点
利便性に優れたトヨトミストーブですが、注意しなければならない点もあります。
キャンプで使用する前に正しい使い方をマスターしておきましょう。
【燃料には必ず灯油を使う】
トヨトミに限らず、石油ストーブに使える燃料は灯油だけです。
ガソリンは揮発性が高く、わずかに火花が散っただけで燃焼します。
火災につながる恐れもあるため、石油ストーブでガソリンの使用は厳禁です。
燃料を入れる際には、細心の注意をしましょう。
【テント内で使うときは定期的に換気をする】
テント内で石油ストーブを使うときは、定期的に換気をしましょう。
石油ストーブは酸素を使い燃焼します。締め切った状態で使用すると、酸素濃度が薄くなり一酸化炭素中毒を招く危険があります。就寝時にも必ず消すようにしましょう。
一酸化炭素中毒は、命を落としてしまう危険性もあるんだよ!気をつけようね。
テント内の空気を循環させるために、使用中は必ずベンチレーターを開け、定期的に換気を行ってください。
また、テント内での使用に際しては、一酸化炭素チェッカーを使用することをおすすめします。
■一酸化炭素チェッカー キャンプ用
【火の燃え移りや火傷に気をつける】
対流形石油ストーブは、フレームや天板が非常に高温になります。
近くに燃えやすいものを置かないようにしましょう。特に、寝袋はすぐに溶けてしまうので、就寝時は必ず消火してください。
また、火傷にも注意が必要。使用中は素手で触らないことはもちろん、ストーブを動かす際には一度消火して熱を冷ましてから動かしましょう。
大きな事故につながらないように、使用には細心の注意を払いましょう!
【故障した時はサポートを受けよう!保証期間なら無料で修理も可能】
万が一ストーブが故障してしまったら、トヨトミのサポートを受け修理を依頼しましょう。
保証期間内であれば、無料で修理できる場合もあります。
その際に、保証書と購入証明書(納品書)が必要になるので、この2点は大切に保管しておきましょう。
TOYOTOMI公式HP:修理のご案内ページ
トヨトミストーブのお手入れ方法と保管方法
冬キャンプを快適にしてくれる石油ストーブ。
来シーズンも活躍してもらうためには、しっかりとメンテナンスし保管しましょう。
メンテナンスは「から焼き」をします。
「から焼き」は、石油ストーブの芯に残っている灯油をすべて燃やし切り、芯の内部にしっかり熱を通すことで芯に溜まった不純物を除去する手法です。
【から焼きの手順】
- 芯をラジオペンチなどで整える
- 通常の点火操作をし、正しく燃焼させる
- 火力が小さくなったら、芯をいっぱいまで上げ消火するまで燃やし切る
- 消火後2時間そのままにする
参考:TOYOTOMI公式HP /から焼きクリーニング(しんの手入れ)
あると便利なアイテム
ちょっとしたアイテムで、テント内がより快適に。
トヨトミストーブと一緒に使いたい便利なアイテムを紹介します。
【ストーブファン】
ストーブファンがあると、より効果的にテント内を温められます。
ストーブの天板にのせると熱を感知し熱エネルギーに変換して、ファンが回り始めます。温められた空気があっという間に循環し、テントの隅々までポカポカに。電源不要でとても便利です。
【風防(焚き火リフレクター)】
風防は焚き火だけでなく、石油ストーブでも重宝します。
熱が反射して暖房効果が高まるだけでなく、ストーブガードの役割もしてくれます。ワンポールテントなど、テント内の真ん中で使えないときに便利ですよ。
【収納ケース】
収納ケースがあると、持ち運びがとても楽になります。
この商品は本来トラッシュボックスですが、トヨトミのレインボーストーブに信じられないほどのシンデレラフィット。専用かと思うほどです。
ストーブを使わない時期はゴミ箱として使えるので、持っておいて損はないアイテムですよ。
サイズが、474.5×388×388にのみのストーブに対応です。購入前にチェックしてくださいね。
寒い日のキャンプをトヨトミストーブと一緒に快適に楽しもう!
寒い季節の強い味方になる、トヨトミの石油ストーブ。
電源なしで使用できるので、アウトドアだけでなく災害時にも重宝します。もちろん、自宅での使用もOKです。
高い暖房力にくわえ、軽量コンパクトで持ち運びも便利。さらに、おしゃれな外観など魅力いっぱいです。
寒い日でもキャンプに行きたくなる。そんな気にさせてくれるトヨトミストーブと一緒に、この冬はキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。