【キャンプ場スタッフ監修】今回は、ガチキャンパーの沖野隆さんが、キャンパーという言葉の意味や定義を紹介します。
キャンプのスタイルによって、キャンパーの呼び方に種類があるのは知っていますか?自分がどのキャンパーなのか知ると、もっとキャンプが楽しくなるかもしれません。
ちなみにキャンプに使用する車(キャンピングカー)もキャンパーと呼ばれるので、混合しないように注意してくださいね。
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!キャンプのことはなんでも聞いてね!
最近キャンプを始めたんですが、自分はキャンパーって名乗って良いのかよく分かりません……。
任せて!そもそもキャンパーはキャンプをする人のことだから、君も立派なキャンパーだよ!ちなみにキャンパーには、キャンプスタイルによっていくつか種類があるんだ。自分がどのキャンパーなのか分かれば、もっと気軽にキャンパーと名乗れるようになるかもしれないよ♪
キャンプには色々なスタイルがあります。キャンパーの方もこれからキャンパーになる方も、ぜひ参考にしてくださいね。
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
キャンプを楽しむ人はだれでもキャンパー!
キャンパーとは、キャンプをする人のこと指します。
ベテランか初心者かは関係なく、キャンプをしたことがある人ならすべてがキャンパーです。
キャンパーには、一人で楽しむソロキャンパーや家族で楽しむファミリーキャンパー、車で行くオートキャンパーやバイクで行くツーリングキャンパーなど、さまざまなスタイルががあります。
どんなスタイルでも、キャンプを楽しむ人はだれでもキャンパーなのです。
自分はどれに当てはまる?10種類のキャンパーを解説
キャンパーは、キャンプのスタイルによって「◯◯キャンパー」と呼ばれます。
今回は、代表的なキャンパーの種類を10個紹介します。
これからキャンプを楽しみたい方や、今までとは違うスタイルでキャンプしたい方は、ぜひ参考にしてください。
【ソロキャンパー】
ひとりでキャンプを楽しむキャンパーを、ソロキャンパーといいます。
ソロキャンパーは、スケジュールや行動が全て自分次第で、人に気を使うことなく気ままにキャンプを楽しみます。
お気に入りのキャンプ道具だけを持っていったり、好きなキャンプ飯を食べたりなど、すべてが自由。
誰にも邪魔されない、自分だけの時間を過ごせるのが魅力です。
【ファミリーキャンパー】
家族でキャンプを楽しむキャンパーを、ファミリーキャンパーといいます。
ファミリーキャンパーは、家族全員で過ごす時間を大切にします。
家族みんなで行うテント設営や料理は、思い出になるだけでなく家族の絆が深まるでしょう。
また、キャンプでは自然を使っての遊びや焚き火など日常とは違った経験ができ、子供の成長にもつながるはずです。
【ペット連れキャンパー(犬連れキャンパー)】
ペットと一緒にキャンプをするキャンパーを、ペット連れキャンパーといいます。
犬連れキャンパーや猫連れキャンパーなどと呼ばれます。
広大なキャンプ場を走り回ることは、ペットにとってもリフレッシュできる絶好の機会です。
ペットとのキャンプを楽しむ際には、キャンプ場がペット同伴可能か、ドッグランがあるサイトがあるかなどを事前にチェックしてください。
また、ペットの安全を守るためのリードは必ず持っていきましょう。
【ギアキャンパー】
キャンプそのものだけでなく、キャンプ道具(キャンプギア)を集めて楽しむキャンパーを、ギアキャンパーといいます。
ギアキャンパーは、ヴィンテージギアや入手困難なギアなど、所有するキャンプギアひとつひとつに強いこだわりを持っています。
キャンプギアの使用感や性能を追求するのも、ギアキャンパーの楽しみのひとつです。
【焚き火キャンパー】
焚き火をメインに楽しむキャンパーを、焚き火キャンパーといいます。
「焚き火を楽しみたいからキャンプに行く」というキャンパーは、少なくありません。
調理したり暖をとったりできるだけでなく、焚き火の炎を眺めているだけで癒され時間が経つのを忘れてしまいます。
また、焚き火道具にこだわるのも、焚き火キャンパーの楽しみのひとつです。
【グルメキャンパー】
キャンプでの料理を楽しむことを重視したキャンパーを、グルメキャンパーといいます。
グルメキャンパーはキャンプでの多くの時間を調理や食事に費やし、食材はもちろん盛り付けや食器、調理器具にまでこだわります。
グループでのキャンプでは、グルメキャンパーが一人いると、とてもありがたいですね。キャンプ飯が楽しみになります。
【デイキャンパー】
宿泊せず日帰りで行うデイキャンプを楽しむキャンパーを、デイキャンパーといいます。
デイキャンプは、テントやシュラフなどの宿泊に必要な装備が不要なため、少ない荷物で気軽に楽しめるのが魅力です。
日帰りでもキャンプ気分を味わえるので、初めてキャンプする方はデイキャンプから始めてみるのもいいかもしれませんね。
【ブッシュクラフトキャンパー】
自然の中で最低限の装備や道具を使いキャンプを楽しむキャンパーを、ブッシュクラフトキャンパーといいます。
ブッシュクラフトとは、自然で生き抜く知恵やスキルのこと。ただ、キャンパーの間ではキャンプスタイルのひとつになっています。
火起こしや住居作りをキャンプ地にある資材だけで行い、ときには食糧や水の調達も必要になります。
便利なキャンプギアに頼らず、自然と共存し生きる力を身につけたい方におすすめです。
【オートキャンパー】
車を使ってキャンプ場まで行きキャンプを楽しむキャンパーを、オートキャンパーといいます。
車に多くの荷物を積むことができ必要なものを持ち込めるため、快適に過ごせます。
車が横付けできるオートサイトでは、荷物を運ぶ手間が少ないのもメリットです。
車が近くにあり、急な天候変化などの緊急時の避難場所としても使えるのも便利ですね。
【ツーリングキャンパー】
バイクや自転車でツーリングをしてキャンプを楽しむキャンパーを、ツーリングキャンパーといいます。
ツーリングキャンパーはキャンプ場までの道のりで、風景を楽しんだり寄り道したりなど自分のペースでツーリングを楽しみます。
また、荷物の積載に制限があるため、ツーリングキャンプに適した軽量コンパクトなギアを集めるのも、ツーリングキャンプの楽しみのひとつです。
キャンパーとして守りたいキャンプの心得
一度でもキャンプをすれば、もう立派なキャンパーです。
すべてのキャンパーが快適にキャンプを楽しむためにも、キャンパーとして守りたいキャンプの心得を覚えておきましょう。
【ゴミやキャンプギアを適切に扱い自然を大切にする】
キャンパーは、ゴミやキャンプギアを適切に扱い自然を大切にしなければなりません。
ゴミは指定の場所に捨てる、ゴミ捨て場がない場合は持ち帰るなど、ゴミの処理を徹底しましょう。
また、焚き火で地面を傷つけないために焚き火シートを使うなどキャンプギアを適切に扱い、環境に配慮しながらキャンプを楽しんでください。
【キャンプ場のルールをしっかりと守る】
キャンプ場には、キャンプ場ごとにルールがあります。
ゴミ処理の仕方、消灯時間、チェックイン・チェックアウトの時間など、キャンプ場のルールを必ずチェックしてください。
すべてのキャンパーが快適にキャンプを楽しむためにも、キャンプ場のルールを必ず守りましょう。
【騒音や明かりで他のキャンパーを邪魔しない】
騒音や明かりで、他のキャンパーを邪魔しないように注意しましょう。
グループで騒ぎたいキャンパーだけでなく、静かにのんびりしたいキャンパーもいます。
特に消灯時間は厳守し、消灯時間後は他のキャンパーの迷惑にならないように注意してください。
キャンプに使用する車(キャンピングカー)も「キャンパー」と呼ばれる
キャンプを楽しむ人だけでなく、キャンピングカーもキャンパーと呼ばれます。
参考までに、キャンパー(キャンピングカー)の種類も見ていきましょう。
【軽キャンパー】
軽自動車をベースに改装されたキャンピングカーが、軽キャンパーです。
居住スペースが狭くソロやデュオでの使用がメインですが、車体が小さく運転しやすくなっています。
また、ベースが軽自動車なので、維持費を抑えられるのも魅力です。
【キャブコン】
キャブコンは、小型のトラックをベースにして荷台部分を居住スペースにしたキャンパー(キャンピングカー)です。
居住スペースが広く、家族やグループで快適にすごせる設計になっています。
通常のトラックと同じ設計なので、日本の狭い道路や駐車場でも対応できるサイズのものがほとんど。
長期間のキャンプや旅行に、ぴったりのキャンパー(キャンピングカー)です。
【バンコン】
バン、ミニバン、ワゴンタイプの車を改装したキャンパー(キャンピングカー)を、バンコンといいます。
ベース車両と大きさが一緒のため、街中でも運転しやすくなっているのが特徴です。
簡易的な就寝スペースのみの車中泊仕様がメインですが、キッチンやポップアップルーフを付けるなどカスタマイズ性が高いのも魅力ですね。
【バスコン】
小型のバスやマイクロバスの客席部分を居住スペースに改造したキャンパー(キャンピングカー)が、バスコンです。
居住スペースが広く設備が充実しているので、大人数での使用に適しています。
バスコンは、条件によっては普通免許で運転できない場合もあるので、購入前に確認してくださいね。
【トレーラー】
トレーラーは、居住空間となるトレーラーを車で牽引することで、キャンピングカーと同じように楽しめます。
キッチン、トイレ、ベッドなど寝泊まりに必要な装備がそろっていて、長期間のキャンプにおすすめです。
サイズが大きいトレーラーは牽引免許が必要な場合もあるので、購入前にチェックしましょう。
まとめ:あなたのスタイルはどのキャンパー?アウトドアを自分らしく楽しもう
キャンパーにはさまざまなスタイルがありますが、共通しているのはすべてのキャンパーがキャンプ愛好家であることです。
友人や家族との時間、ときには一人の時間を楽しむキャンプ。
キャンパー同士お互いのスタイルを尊重しあい、共に快適なキャンプができるよう心がけなければなりません。
色々なキャンプスタイルに挑戦し自分に合ったキャンプスタイルを見つけて、思いっきりキャンプを楽しみましょう。