【キャンプ場スタッフ監修】ビーニー、ニット帽、ワッチキャップの違いを解説! ビーニーやワッチキャップはニット帽の一種で、その由来や形状に違いがあります。実は、素材やデザイン次第で春夏にも使える優れもの。
この記事では、アウトドアコーデに取り入れやすいビーニーおすすめ10選と、おしゃれに被るコツをキャンパーWAさんが詳しくご紹介します!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
最近ビーニーっていうニット帽をよく見るんですが、ふつうのニット帽との違いはなんですか?おしゃれに被るコツがあれば知りたいです!
まかせて!混合しやすいビーニーとニット帽、ワッチキャップの違いを解説するね!カジュアルなビーニーはアウトドアとも相性が良いから、コーディネートのアクセントにおすすめだよ♪おしゃれなビーニーの被り方と、キャンプの日にもおすすめのビーニー7選を紹介するね!
ビーニーやニット帽を被るだけで、コーディネートの幅がグンと広がります。アクセントかつ防寒にもなるので、秋冬は特におすすめしたいアイテム。お気に入りのビーニーを見つけて、おしゃれに被っちゃいましょう!
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
ビーニーとニット帽、ワッチキャップの違いは?
ビーニー、ニット帽、ワッチキャップ。最近、これらのワードをよく聞きますが、どんな違いがあるのでしょうか。
結論から言うと、ビーニーもワッチキャップもニット帽の仲間なのですが、違いはその形や背景にあります。
ニット帽とは、その名のとおり、ニット素材でできた帽子のこと。ニット=毛糸、とイメージする方が多いかもしれませんが、毛糸に限らず「糸を編んで作ったもの」がニットです。
形や見た目、被り心地などで気に入ったモノを選ぶと良いですが、これを機に、名前の違いについてもチェックしてみましょう。
【ビーニー:すそを折らないシンプルなデザイン】
ビーニーは、ニット帽の一種です。ニット帽の中でも、すそを折り曲げずに被るタイプを指します。ツバがなく、シンプルなデザインが特徴です。カジュアルなスタイルによく合います。
名前の由来には、英語で「頭」を意味するスラング「ビーン(bean)」が関係していると言われています。また、もともとは整備士や作業員がヘルメット代わりに着用していたことが始まりとされているようです。
【ワッチキャップ:すそを折り曲げて防寒重視】
一方、ワッチキャップは、すそを折り曲げて被るタイプのニット帽です。防寒性を重視したデザインで、もともと海軍や漁師が寒い環境で使用していました。
とはいえ、折り返しがあってもビーニーと呼ばれているニット帽もあり、定義は曖昧になりつつあります。
名前は「見張り」を意味する英語の「watch(ワッチ)」から来ており、見張り業務中の防寒具として使われていたことからその名がつきました。
【ビーニーとワッチキャップの違い】
• ビーニー:すそを折らず、カジュアルでシンプルなデザイン。作業用から普段使いのアイテムへ。
• ワッチキャップ:すそを折り、防寒性を重視した実用的なデザイン。海軍や漁師に由来。
どちらもニット帽の種類の一つなのですが、ワッチでもビーニーと呼ばれていたり、曖昧なものも多いです。今ではファッションアイテムとして人気があり、用途やスタイルに応じて選ぶ楽しさがあります。
シンプルでカジュアルなビーニーと、実用的で防寒性の高いワッチキャップ、どちらもカジュアルで、場面に応じて選ぶ楽しさがありますね。
ビーニーのすそを折り曲げてワッチキャップ風にするのもアリですよ!
自分のスタイルや目的に合った一品を見つけてみてください!
ビーニー(ニット帽)をおしゃれに被るためのコツ
被るだけでおしゃれのアクセントになるビーニー。
被り方を少し変えるだけで、ガラッと印象を変えることができます。
・こなれ感を出すなら浅め・後ろめに
・深めにかぶるときっちりした印象
・耳を隠してかぶると小顔効果UP
・耳を出すとスッキリとした印象
・長めのビーニーは折り曲げてワッチ風に
服装や気分によって、被り方を変えて楽しむことができるのは嬉しいですよね。
鏡の前で、被り方を研究してみましょう。
【こなれ感を出すなら浅め・後ろめにかぶる】
こなれ感を出したいときには、浅め・後ろめにかぶるのがおすすめ。
髪のはえぎわあたりで止めて、ビーニーのてっぺんが後ろめに来るようにかぶりましょう。
顔全体がよく見えるので明るい印象にもなります。
【深めにかぶるときっちりした印象に】
ぎゅっと深めにかぶると、目元を強調することができます。
きっちりしたイメージでいきたいときにおすすめのかぶり方です。
【耳を隠してかぶると小顔効果UP】
耳が隠れるぐらいに深めにかぶると、小顔効果がグンとアップします!
顔が見える面積を狭くしてビーニーの面積を広げ、目線を上に引きましょう。
【耳を出すとスッキリした印象に】
耳を出してかぶると、顔まわりをスッキリとした印象に見せることができます。
ピアスやイヤリングと組み合わせて、個性を引き立てるのも◎。軽やかな印象が欲しいときにおすすめのスタイルです。
【長めのビーニーは折り曲げてワッチ風に】
長めのビーニーは、すそを折り曲げてワッチキャップ風に。
防寒性もアップし、スタイルの幅を広げることができます。
ビーニー(ニット帽)をコーディネートに取り入れるときのポイント
ビーニーをおしゃれに取り入れるには、いくつかのポイントを押さえるとさらに魅力的なコーディネートが完成します。
もちろん、かぶった感じ、見た感じがお気に入りのものを選ぶのが1番ですが、ポイントを参考にすれば、ワンランク上のおしゃれが楽しめるはずです!
サイズや素材、カラーやタイプなど、様々なタイプのビーニーを試してみましょう!
【自分の頭に合わせて大きすぎずキツすぎないものを選ぼう】
まずは、自分の頭のサイズに合ったモノを選ぶことが大切です。
大きすぎると目元に落ちてきてしまったり、極端にキツいと頭を締め付けてしまったり。
ビーニーに関しては、なるべく試着して購入することをおすすめします。
頭の大きさにピッタリで、かぶり心地の良いビーニーを選びましょう。
【素材によっては春夏にかぶれるものも!】
ビーニーは、素材によっては春夏も楽しめちゃいます。
• コットン素材:通気性と吸汗性が高く、春夏にぴったり。
• リネン素材:湿気を逃して蒸れにくく、快適な被り心地。
• 混紡素材:コットン×リネンの組み合わせは、肌触りもよくおすすめです。
コットン素材は、通気性がよく、吸汗性にも優れていますし、リネン素材は湿気を逃してくれるので蒸れにくいです。
コットンとリネンの混紡素材のモノだと、肌触りもよく、いいとこ取りのアイテムなので、こちらもおすすめ。
【鮮やかな色を選ぶとコーディネートの差し色になる】
鮮やかな色のビーニーを選べば差し色になるので、小物ながら主役級にすることもできちゃいます!
普段のコーディネートに合わせた色も良し、選んだことのないハデハデな色を選ぶのも良し。柄やロゴが付いているものもオシャレでおすすめ!
あまり鮮やかな色は苦手……という方は、ベーシックなビーニーに、ビタミンカラーのタグがついているアイテムなどを選ぶと挑戦しやすいですよ。
【ざっくりとしたローゲージのビーニーはカジュアルで可愛く】
ざっくり編まれたローゲージビーニー。太めの糸でふっくらと編まれたカジュアルな印象が特徴です。
カジュアルなコーディネートを好む方や、リラックス感や可愛さを演出したいときにおすすめ。
ざっくりすればするほど、可愛い印象があるので好みのざっくり加減を探してみましょう。
【目の細かいハイゲージのビーニーは洗練された印象に】
目が細かい糸を使用して編まれているハイゲージのビーニーは、洗練された上品な印象があります。
ビジネスシーンや、スマートなカジュアルコーディネートが好きな方におすすめです。
見た目がきれいで、肌触りもいいので、快適に着用することができます。
アウトドアで被りたいおすすめビーニー(ニット帽)10選!
もともと、野外での作業や防寒のために作られたビーニーはアウトドアにピッタリ!
日焼け対策にはキャップやハットもおすすめですが、ビーニーは風で飛んでいかないので、子どもやたくさん動きたい方にもおすすめです。
アウトドアブランドも、おしゃれなビーニーをたくさん作っているのでチェックしてみましょう。
【カリマー(Karrimor) ビーニー light fleece beanie】
軽量でコンパクトに折りたためるシンプルなビーニー。
保温性に優れた中空糸と吸汗速乾性の異形断面糸を使用したフリース素材で、快適な被り心地を実現します。
「薄くて軽い」「耳まですっぽり覆えて暖かい」と高評価。洗いやすさやカジュアルなデザインで、アウトドアや日常使いにもぴったりです。
・素材:ポリエステル100%
・取り扱い:手洗いのみ
【オークリー(OAKLEY) ビーニー B1B GRADIENT PATCH BEANIE】
寒い季節に最適なオークリーのビーニー。
細かいゲージ編み構造とマイクロフリースの裏地で、暖かさとスタイルを両立。カラー展開が豊富で、アウトドアや日常コーディネートにぴったりです。
「小さめながら温かい」「フリース裏地が快適」と高評価。男女兼用でスタイリッシュなデザインが魅力で、寒い日のアクティブなシーンにおすすめの一品です。
・素材:アクリル100%
・取り扱い:手洗いのみ
【ロゴス(LOGOS)ベーシック ビーニー】
ロゴスのベーシックビーニーは、さりげないロゴがアクセント。
手洗い可能なので自宅でお手入れもできます。
伸縮性ありのフリーサイズです。
・素材:アクリル100%
・取り扱い:手洗いのみ
【ニューエラ(New Era) ベーシック ビーニー BASIC BEANIE】
ニューエラといえばキャップが有名ですが、ビーニーもかっこいいんです。
カラー展開は少なめですが、どのスタイルでも合う色合いと、シンプルなデザインでかぶりやすいデザイン。
柔らかくて軽く、かぶると頭にピッタリとフィットします。
・素材:アクリル100%
・取り扱い:手洗い推奨
【ザ・ノースフェイス(The North Face)エンデュランスビーニー 】
THE NORTH FACEエンデュランスビーニーは、クールマックス素材を使用し、吸汗速乾性と軽量さを兼ね備えたランニング用ビーニーです。
「シンプルでカッコいい」「刺繍が控えめで使いやすい」といった高評価が多い一方、「生地がほつれやすい」という声も。
縫い目のないホールガーメント製法で快適な被り心地を実現し、スポーツや日常のコーディネートに最適。
・素材:COOLMAX(R): 59% ポリエステル, 39% ポリプロピレン, 2% ポリウレタン
・取り扱い:手洗い推奨
【ザ・ノースフェイス(The North Face)バレットビーニー】
リサイクルポリエステルとアクリルを使用した環境に優しい素材が特徴で、保温性とストレッチ性を兼ね備えたシンプルなデザインのビーニーです。
やや長めのシルエットは、その日の気分でヘッドトップを余らせたり、折り曲げたりとアレンジが可能。
スッキリしたデザインと肌触りがよくフィット感も良いと好評。一方で「サイズが少し小さめ」と感じる声も。
購入時にサイズ感を確認しておきましょう。
・素材:リサイクルポリエステル、アクリル
・取り扱い:手洗いのみ
【ザ・ノースフェイス(The North Face)アクティブサマービーニー】
ノースフェイスのサマービーニーです。
キュプラ混合でサラサラとした手触りが特徴。汗を吸って発散してくれるので蒸れずに快適なかぶり心地。
春夏の着用にもおすすめですが、秋まで使用が可能です。
夏のコーデにもカジュアルに決めたい方におすすめ!
長めなので浅めにかぶってこなれ感を出してくださいね!
・素材:アクリル36%、キュプラ33%、ナイロン31%
・取り扱い:手洗い推奨
【アークテリクス(Arc’teryx)Rho Lightweight Wool Toque 】
軽量で携帯性に優れたメリノウール素材のニット帽。驚くほど軽く、品質の高いウールが快適です。
寒い季節に頭部を暖かく保ちながらも、ヘルメット下にも使える薄手のデザインが魅力的。
メリノウール素材で高級感を出しつつ、柔らかな素材感と携帯のしやすさから、アウトドアに最適。寒い中でも軽快なスタイルを求める方におすすめです。
・素材:95% メリノウール、5% ポリウレタン
・取り扱い:洗濯機OK・手洗い推奨
【ハフ(HUF)SET BOX BEANIE】
ハフのSET BOX BEANIEは、100%アクリル素材を使用した快適でスタイリッシュな折りたたみ式ビーニーです。
折り目にはブランドの象徴である「ボックスロゴ」の織りラベルがアクセントとして施されています。
シンプルなデザインながらも、ハフらしい独自のセンスが光るアイテム。軽量で暖かく、街中やアウトドアなど幅広いシーンで活躍する万能ニット帽になりますね。
アクリル素材の特性上、お手入れも簡単で使い勝手抜群です。
・素材:アクリル100%
・取り扱い:洗濯機OK・手洗い推奨
【Empirelion 無地ニット帽(ビーニー) 】
リーズナブルな無地のビーニー。男女兼用で使えるシンプルなデザインが魅力です。
吸水速乾性と通気性に優れた軽量な素材で、ランニングや自転車用ヘルメットのインナーとしても便利。薄手で快適なフィット感があり、毎日洗濯しても気軽に使えるところが魅力。
綿素材で扱いやすく、安価で価格以上の満足感が得られるビーニーです。
・素材:60% 綿、40% ポリエステル
・取り扱い:手洗いのみ
まとめ:キャンプコーデのアクセントに!ビーニーをおしゃれに取り入れよう
ビーニーを取り入れると、少し物足りなく感じているキャンプコーデのアクセントになります。
寒いときには防寒、焚き火のときには頭に煙の匂いがつきにくくなる効果もあるのでおすすめ。
普段はビーニーを被らない方も、アウトドアコーデには馴染みやすいので、挑戦しやすいですよ。
まずは1つ、お気に入りのビーニーを探すことから始めてみませんか?
おしゃれの幅が広がること間違いなしですよ♪