【キャンプ場スタッフ監修】アウトドアシーンで食材や飲料を運ぶときに季節を問わずに必要になるクーラーボックス。
ハードタイプとソフトタイプがある中で、最近は持ち運びと収納がしやすいソフトタイプも人気があります。
そんなソフトタイプのクーラーでおすすめしたいのが、アメリカ発祥のブランド「AOクーラー」!
保冷力の高さとデザイン性の良さ、収納のしやすさから日本でもじわじわと人気になりつつあります。
今回はキャンプ歴8年以上のベテランキャンパーZenさんに、「AOクーラー」のソフトクーラーの魅力とクーラーバッグ24パックの使用レビューを紹介してもらいます。
ぜひ購入の際の参考にしてくださいね。
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
AOクーラーのクーラーバッグが有名だと聞いたんですが、実際の使い心地などが知りたいです!
まかせて♪今回はキャンプ歴8年以上のベテランキャンパーZenさんに、AOクーラーの魅力から実際に使用しているクーラーバッグ24パックの使用レビューまで紹介してもらうよ!
AOクーラーはアメリカ発のブランドで、もとは業務用に販売されていたものが一般に販売されるようになり今に至ります。ソフトクーラーバッグといえばまず名前にあがるブランドのひとつで、保冷力には定評があるから迷っているならおすすめしたいアイテムですよ!
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
AOクーラーとは?どこの国発祥?
AOクーラーは、1990年にアメリカで「American Outdoors coolers」という名前で食肉産業や水産業向けの業務用クーラーとして販売を開始しました。
高い保冷力と品質を誇るクーラーは多くのユーザーから支持され、一般用としても販売すると瞬く間にアウトドア愛好家から注目され受け入れられました。
社名も今の「AOクーラー」に変更し、全世界で愛用されるクーラーメーカーとなりました。
AOクーラーのクーラーには種類がたくさんある
AOクーラーにはさまざまなラインナップがあります。
アウトドアシーンに合わせて選べるのは嬉しいですね。
それぞれ紹介していきますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
【キャンバスシリーズ】
AOクーラーでは定番シリーズで、600デニールのポリエステルキャンバス生地を使用しています。
1番サイズとカラーバリエーションが豊富なので、迷ったらこのモデルを選ぶのが無難でしょう。
■日本限定仕様モデル!ワックスドコットンキャンバス生地が新発売
AOクーラー初のワックスドキャンバスコットン生地を採用した日本限定のクーラーバッグが2023年6月23日に新発売!
ワックスドコットンとは、オイルを何層にも重ねて染み込ませた防水生地です。耐久性と撥水性を兼ね備え、使い込むほどに風合いが増すのが特徴で、オールド感のある風合いがとってもかっこいいです。
AOクーラーのソフトクーラーの基本サイズは6パック、12パック、24パック、36パック、48パックと5サイズあります。
しかし、「6パックだと小さいけど、12パックだと大きい。ソロキャンプのとき、サブクーラーとして使うとき、6パックと12パックの中間ぐらいのサイズがあったらいいな。」との要望にAOクーラーが応えてくれ、キャンパスシリーズのワックスドキャンバスでは9サイズが選べるのも特徴です。
AOクーラー愛用のキャンパーさん、要チェックですよ!!
【カーボンシリーズ】
高い強度と耐摩耗性が高い1,000デニールのPVC素材にカーボンファイバー柄のコーティングが施されたシリーズです。
色褪せにくく、カビにくいので綺麗な見た目で清潔に長い間使用することができます。
【バリスティックシリーズ】
1680デニールのバリスティックポリエステルを採用した極めて耐久性に優れたシリーズ。
マリンスポーツにも対応できるほどの高い防水性能を備えており、どんな環境にも対応できます。
【ランチクーラーシリーズ】
ロールトップタイプのコンパクトなクーラーです。
サイズはコンパクトでも性能は申し分なく脅威の保冷力を発揮します。
アウトドアだけでなくさまざまなシーンで使用できるので便利なアイテムです。
【バックパックシリーズ】
肩掛けとリュックのように背負えるタイプがバックパックシリーズです。
両手が空くので荷物の運搬時は効果的に作業ができますよ。
周囲にポケットがたくさん付いていて機能的です。
【トランクシリーズ】
開け閉めがしやすいラウンドジップを採用したクーラーです。
トップには小物を収納できる便利なポケットがあります。
縦長フォルムは中のものを取り出しやすく、2Lペットボトルを縦に入れることが可能です。
【フィッシュキャリーシリーズ】
AOクーラーから、魚を入れる専用のソフトクーラーが登場。
トート型で肩掛けしやすく、破れにくいUV加工アウタービニールと頑丈な防カビインナー素材を使用。魚のヒレで傷つかない設計がされていて、海水・淡水どちらでも対応可能。
内部の2.54cm厚の高密度断熱材により、外気温49℃の中でも氷を約24時間保つ保冷力を発揮してくれますよ!
底面は耐久性のためにナイロンテープで補強され、小物収納に便利なポケットも搭載されています。
魚釣りが好きなキャンパーさん必見のソフトクーラー!
AOクーラーのクーラーの魅力5つ
【①5種類の中から用途にあわせてサイズが選べる】
AOクーラーには基本サイズが5種類あります。
2023年から9パックが仲間入りし、6サイズ展開となりました。
ワックスドキャンバス ソフトクーラーに9パックがあるよ!
サイズの表記は「◯パック」という表記方法です。
◯のところに数字が入ります。
これは350ml缶が入る本数になり、例えば12パックなら350ml缶が12本収納可能です。
パック数 | 収納できるおよその量 | 耐荷重 |
---|---|---|
6パック | 350ml缶6本と0.9kgの氷 | 約3.2kg |
12パック | 350ml缶12本と2.2kgの氷 | 約7.7 kg |
24パック | 350ml缶24本と6.3kgの氷 | 約15.8 kg |
36パック | 350ml缶36本と6.3kgの氷 | 約22.6 kg |
48パック | 350ml缶48本と11.3kgの氷 | 約31.7 kg |
トランクシリーズ、バックパックシリーズは、18パックがあります。耐荷重は約9kgです。
■サイズごとに容量・重量を比較してみた!
各サイズごとに容量と重量を表にまとめましたので参考にしてください。
パック数 | 重量 | 容量 |
---|---|---|
6パック | 680g | 5.7L |
12パック | 910g | 11L |
24パック | 1,360g | 23L |
36パック | 1,630g | 34L |
48パック | 2,085g | 45L |
【②シリーズごとに素材が違ってデザインも楽しめる】
先に紹介したシリーズによって素材が違い、デザインも異なるので選ぶ楽しさがあります。
カラーリングは豊富でポップな色からウッドランドカモやアースカラーなど無骨なカラーまで幅広いです。
【③ソフトクーラーだから軽量でかさばらない】
ハードクーラーに比べると格段に軽量なので持ち運びしやすいのがソフトクーラーの良いところです。折りたたむこともできますのでかさばらずに収納できます。
中身がないと軽いのでキャンプから帰る時は本当に運搬がハードクーラーに比べると楽ですよ。
【④保冷力・耐久性が高く機能面も充実】
驚異的な保冷力の秘密は5層構造によるものです。
厚さは約2cmほどあり、他のソフトクーラーに比べてもダントツの厚さになります。
1番外側に耐久性に優れた生地を使用しているので高い耐久性を実現。縫い目のないインナー構造なので結露がなく水洗い可能です。
■AOクーラーにおすすめの保冷剤:ロゴス(LOGOS) 保冷剤
【⑤取り扱いやすくお手入れが簡単!】
インナーには高品質溶接TPUライナーを採用しているので、汚れてもサッと拭くだけで落ちます。
お手入れが簡単で嬉しいです。
使用後はライナーを水洗いして抜き出して乾かすだけなので、面倒な作業は全く必要ありません。
においや汚れが気になる場合は、水で薄めた中性洗剤を布に含ませて汚れをふき取ります。
あとはしっかり洗剤をふき取ってください。
AOクーラーのクーラーバック24パック【使用レビュー】
筆者が愛用しているのは、キャンバスシリーズの24パック。モッシーオークのカモフラージュ柄です。
このデザイン、男心をくすぐります!
AOクーラーのソフトクーラーを使用して感じたのは、保冷力はもちろん、結露しないことです。
以前は他のソフトクーラーを使用していましたが、必ず底が濡れ、シートまで濡れることはザラでした。
しかし、AOクーラーの縫い目のない5層構造のインナーは高い保冷力だけなく、結露も防ぎ水洗いできるので手入れも簡単です。
どんな良い商品でも手入れやメンテナンスが複雑だと使用頻度が少なくなってしまいます。
その点、AOクーラーは高性能ですが、手入れが簡単なのでずっと使用したくなるキャンプギアなのでおすすめです。
まとめ:AOクーラーのクーラーバッグを使って手軽に食材を持ち運ぼう
従来のソフトクーラーは、ハードクーラーに比べると保冷力が劣るものばかりでした。
しかし、AOクーラーのソフトクーラーは、独自の技術によってハードクーラーにも負けないほどの保冷力を備えております。
しかも、軽くて見た目もカッコよく、手軽に食材を持ち運ぶことが可能です。
今回紹介したAOクーラーの魅力を参考にしてもらい、AOクーラーでアウトドアを楽しみましょう。