【キャンプ場スタッフ監修】ソロキャンプや登山などのアウトドアシーンで荷物を運ぶのに必須のキャンプリュック。荷物を運ぶときに負荷を分散させるため、容量が大きいものは腰にベルトがついているものが基本です。最小限の荷物で旅をするバックパッカーが使うバックパックもキャンプリュックと同じものです。
今回は、キャンプ場スタッフも推す使えるおすすめキャンプリュックを12選紹介していきます。
いますぐおすすめのキャンプリュックを知りたい人は、以下のボタンからジャンプしてくださいね!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
ソロキャンプで使うキャンプリュックを探しているんですが、おすすめのブランドはありますか?
キャンプリュックはソロキャンプや登山などのアウトドアシーンで使う時に役立つ機能を備えているリュックだから、基本的にはどのブランドも使えるよ♪その中でも有名なものでアークテリクスやカリマー、ミレーなどがあるよ!今回はそれらも含めたおすすめのキャンプリュックを紹介するね♪
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
キャンプリュック(バックパック)とは?
リュック1つで旅に出るバックパッカーや、ソロキャンパーってちょっと憧れませんか?
そんな彼らが荷物を運ぶために旅行やキャンプで使っている相棒のような存在がキャンプリュックです。
キャンプリュックはその名の通り、キャンプでの使用を想定して作られているので、カナビラをつけられたり、ポーチで拡張してギアを分けて入れられたりと機能性抜群!キャンプや登山などのアウトドアだけでなく、災害用にも注目されているんですよ。
今回は、キャンプ場スタッフがプロ目線でキャンプリュックを深堀します。
キャンプリュック選びのポイントや、数あるキャンプリュックの中からおすすめを紹介するので、購入時の参考にしてみてください。
キャンプリュックを選ぶ時にチェックしたいポイント5つ
キャンプリュックと言っても多種多様。
お気に入りのブランドやデザインで選ぶのも楽しいですが、大きさや機能性などもチェックしてみてくださいね。
【①リュック内部の収納のしやすさをチェック】
キャンプや登山など持ち物が多いシーンで使うことになるキャンプリュックは、収納がしやすいものを選びましょう。さまざまなギアや貴重品、小物などが分けて入れられるものであれば、必要なときに取り出しやすく便利です。
シュラフを固定できるトップギアリングやカナビラを付けられるデイジーチェーン、脱いだ服をまとめておけるバンジーコードの有無、ポケットの個数も確認してみましょう。ポケットやループなどはあったほうが便利ですが、多ければ多いほどいいというものでもありません。
実際の使用シーンを想定しながら、入れるものに合わせて選ぶのがポイント。ジッパー(ファスナー)の向きや開閉のしやすさなども試してみると失敗がありません。
【②必要最低限から絶対持っていきたいアイテムまで入る容量】
キャンプリュックの容量は「ℓ」で表記されていますが、馴染みのない人にはどれくらい入るのかイメージがつきにくいものですよね。A4サイズが入り、通勤・通学に使われることが多いリュックは20ℓ前後。
1泊することを想定したソロキャンプでは、30ℓ程度の容量があると安心です。
人によって荷物の多さは変わりますが、2~3泊するなら40〜60ℓあるものを目安に選んでみてください。
リュックによってはジッパーを開くと収納スペースが広がるものや、着脱式のポーチがついたものもあります。荷物がちょうど入る大きさより、少し余裕があるものを選ぶのがおすすめです。
コンプレッションストラップがついていれば、荷物量に合わせて圧縮できるので便利ですね。
【③背負ったときの安定性・背負いやすさ】
基本的に移動中は背負ったままになるキャンプリュック。長時間背負っていても疲れにくいものかどうかチェックしましょう。
背負いやすさは体形にもよるので、店頭で実際に背負ってみてフィット感を確認するのがおすすめです。チェックポイントとしては、背中にあたる部分のクッション性やメッシュ加工があるか、ショルダーストラップの厚みはどうか、チェストストラップやウエストベルトはあるかなどです。
キャンプリュックはストラップが多く、ビギナーにはわかりずらいところもあるかもしれませんが、それぞれを自分の体に合うように調節するだけで安定感が増します。
安定感があると、長時間背負っていても疲れにくく体への負担が少なく済みますよ。
【④リュックの素材や耐久性】
ナイロンやポリエステル、帆布などが代表的なキャンプリュックの素材です。素材ごとに耐久性ももちろん変わってくるもの。
アウトドア用品に幅広く使われているナイロンは、軽く耐久性抜群。摩耗に強いうえ、日光による退色、劣化や寒いところでも硬くなったりしません。長く使いたい人におすすめの素材です。
ポリエステルは軽量で安価な素材。キャンプギアを安く揃えたい人にもぴったり。
高密度に織られた生地である帆布はかなり丈夫な素材です。
船の帆や軍用リュックにも採用されるほどの強度があるうえ、使えば使うほど馴染んでくるのも特徴。重量は出てきますが使うほどに違った表情を見せてくれます。
それぞれの素材の特徴を参考に、好みのデザインを選んでみてください。
【⑤防水加工や耐熱・防火などの機能】
キャンプリュックを使うシーンは晴天だけとは限りません。天候が変わりやすい山や、雪が降っている場合もあるでしょう。
また、焚き火の近くで使用することもありますよね。目的に応じて、防水性や耐火性のある素材でできたリュックを選ぶと安心です。
防水性も高く、濡れてもすぐに乾くナイロンやポリエステルはお手入れも簡単。
帆布は、燃えにくいのが特徴です。火の粉が心配な場面でも比較的安心して使えますよ。
水も浸透しにくいですが、布なので雨天時はレインカバーをつけるのがおすすめです。
素材によってメリット・デメリットはありますが、防水加工や防炎加工が施されたものもあるので合わせてチェックしてみてください。
キャンプ場スタッフおすすめキャンプリュック12選
【サイバトロン バックパック 3Pタクティカル MOLLE】
37ℓのメインバッグにサイドポーチが2つ付いた大容量のキャンプリュック。
バックパックキャンプにぴったりの容量なうえ、サイドにCB缶も入るし中に仕切りもついて機能性抜群!
かっこよくキャンプギアを収納できます。
安価で手に取りやすい価格帯なので、バックパックのソロキャンプデビューをしたい人にもおすすめ。
・サイズ:48×27×27cm(メイン) / 33×12.7×10cm(サイドポーチ)
・容量:37ℓ
・重量:記載なし
・素材:防水900D
・カラー:カーキ/ブラック
【コールマン(Coleman) リュック パワーローダー43】
キャンプブランドとして知らない人はいないコールマン。
パワーローダーは登山やキャンプなど、アウトドアでの使用を想定して作られたシリーズです。
フロントフルオープンシステムで、アイテムが出し入れしやすく中に仕切りもあるためパッキングも楽ちん。
ボトムにはレインカバーがついているので、急な雨にも対応できます。
・サイズ:30×64×25cm
・容量:43ℓ
・重量:1.2㎏
・素材:ポリエステル
【ARCTERYX(アークテリクス) Aerios 45 (エアリオス45) 】
大人気アークテリクスのエアリオス45は、スタイリッシュなデザインで、軽量かつ高強度なバックパックです。
メイン収納はロールトップ式なので、開口部が大きく出し入れがしやすい構造。通気性抜群な背面パネルで快適に背負えます。
ショルダーストラップについたスタビライザーで、重心が安定し背負い心地抜群。
・サイズ:71×37×31cm
・容量:45ℓ
・重量:1.09㎏
・素材:コーデュラナイロン
・カラー:Pixel(グレー)/Sedona(テラコッタオレンジ)
【カリマー SF cougar grace(クーガーグレース)55-70】
カリマーのレディース向けモデル、クーガーグレース。
ショルダーストラップの幅やサイズなど、女性の体にフィットする作りになっています。
カリマーの代名詞とも言われるSA(サイズアジャスト)システム採用で、体形を問わず簡単にフィットさせられるので、長時間の登山でも安心。
レインカバーが付属しているのもうれしいポイントです。
・サイズ:37×36×30cm
・容量:55-70ℓ
・重量:2.55㎏
・素材:コーデュラナイロン
・カラー:ワイン/ネイビー
【カリマー SF Predator30(プレデター30)】
カリマーのイギリス軍部や特殊部隊のために作られたモデル。ミリタリーなデザインが目を引きます。
MOLLEシステムという、正面と両サイドのループが特徴。
カナビラやポーチなどを付けて、自由にアレンジが楽しめます。長めのストラップも付いているので、テントやマットも取付可能。
・サイズ:30×55×20cm
・容量:21-30ℓ
・重量:1.3㎏
・素材:ナイロン
・カラー:コヨーテ/オリーブ/ブラック
【ミレー リュック SAAS FEE (サース フェー) 40+5】
ファーストクラスの背負い心地を実現した、ミレーの登山用バックパック。体全体に重さを分散させる疲れにくい構造と、パッキングのしやすさで支持されています。
収納スペースもたくさんあるので、貴重品や地図などを分けて入れるのにぴったり。別にポーチなどを用意する必要もありません。
・サイズ:W30_H67_D20cm
・容量:40+5ℓ
・重量:1.57㎏
・素材:コーデュラナイロン
・カラー:ディープレッド/サファー(ブルー)/ブラック
【DD Hammocks Bergen Rucksack (ベルゲンリュックサック)】
DDタープで有名なDDハンモックから出ている無骨なミリタリーリュック。
着脱可能なポケットが正面と両サイドに付属しており、本体と合わせて55ℓもの大容量になります。
正面のポケットは腰ベルトを付けてウエストポーチのように単独使用も可能。
貴重品とペグやハンマーなどを入れておけば、テント設営時にパッと持ち出せて便利ですよ。
ループもたくさんついているので、カナビラをつければかさばるギアも運びやすくなっています。
・サイズ:55×50×15cm
・容量:37+18ℓ
・重量:1.7㎏
・素材:オックスフォード600D
・カラー:グリーン/ブラック
【Naturehike(ネイチャーハイク)大容量バックパック 70L+5L】
70ℓの収納に加え、トップを拡張すれば5ℓもの荷物が追加可能な大容量ザック。
2022年にリニューアルされたネイチャーハイクのイチ押しアイテムです。
人口光学に基づいた設計と、背面に入ったサポートフレームで長時間背負っても快適!
防水カバーが付属されているので、急な雨でも安心ですね。
・サイズ:33×75×27cm
・容量:70+5ℓ
・重量:1.87㎏
・素材:ナイロン
・カラー:オレンジ/ブルー/ブラック
【THE NORTH FACE(ザノースフェイス) Tellus 45 テルス45 】
ノースフェイスのトレッキングバックパックです。フィット性抜群の背面パネルとショルダーストラップで、長時間の使用も安心。スタビライザー連動のヒップハーネスで重心が取りやすく、背負いやすいリュックになっています。
コンパクトな見た目ながら、1泊程度のソロキャンプには十分な容量。
キークリップやリフレクター、コード式ストッパー、ポケットなどが付いており、パッキングや出し入れもしやすく便利です。
・サイズ:64.5×30.5×23cm
・容量:47ℓ
・重量:1.49㎏
・素材:ナイロン
【deuter(ドイター)エアコンタクト 50+10 SL】
世界初の女性用バックパックシリーズを展開したドイター。SLはスリムラインのことで、女性の体形に合わせてデザインされています。
テント泊縦走や長期旅行でも安心の容量と、疲れにくい設計。背中には通気性の高い中空フォームが採用され、快適に背負えます。
メインコンパートメントにはフロントからもアクセスできるため、荷物が出し入れしやすく便利。
・サイズ:30×80×24cm
・容量:50+10ℓ
・重量:約2㎏
・素材:ナイロン
・カラー:スティール×ミッドナイト/ブラックベリー×ネイビー
【deuter(ドイター)フューチュラ Air Trek 50+10】
背面メッシュパネルの先駆者、ドイターが作る登山リュック。
2021年春にリニューアルしたモデルで、デザインやカラー、性能と細部までこだわりぬいたモデルです。
背負いやすさはもちろんのこと、後頭部側へのふくらみを抑えたトップリッドの形状で上を向いた時に頭部の動きを邪魔しません。
ハイドレーションチューブ対応や、サングラスホルダーなど、かゆい所に手が届く機能も満載です。
・サイズ:75×34×25cm
・容量:50+10ℓ
・重量:2.05㎏
・素材:ナイロン
・カラー:アイビー×カーキ/ブラック×グラファイト
【ARC’TERYX(アークテリクス) Bora 65(ボラ65)】
アークテリクスの代表モデル、ボラ。リニューアルを経てさらに背負いやすくなっています。
ボラシリーズの中でも1番大きな75リットル。連泊も余裕です。
バックパネルには、レース車両にも使われる衝撃吸収性の高いテグリスを採用。ショルダーストラップとヒップベルトも独自の技術で、背負いやすく負荷の少ない構造を実現しています。
フロントとトップには耐水性の高いAC2を取り入れ、雨や雪でも安心。
季節天候問わず使えるバックパックです。
・サイズ:高さ(REG/TALL):81/85cm、幅:43cm、奥行:42cm、センターバック(REG/TALL):67/71cm
・容量:75ℓ
・重量:2,030g
・素材:ナイロン
まとめ:自分に合った使いやすいキャンプリュックを選んでソロキャンプに出掛けよう
キャンプリュックの特徴や選び方のポイントを紹介しました。
一言でキャンプリュックと言ってもたくさんの種類がありますが、用途や宿泊日数などに応じて適切なものを選んでみてくださいね。
その際は、今回紹介したベテランキャンパー兼キャンプ場スタッフがおすすめするリュックも参考にしてみてください。
自分の体に合った疲れにくいリュックを選ぶには、実際に店頭で背負ってみるのがおすすめですよ。
ぜひ、お気に入りのキャンプリュックを手に入れて、快適なバックパックキャンプに出かけてみてくださいね!