【キャンプ場スタッフ監修】焚き火の火やBBQコンロの炭に火がつかなくて諦めた人はいませんか?
そんな時あったら助かるのが「火起こし器」の存在!
今回は火起こし器を使うメリット・デメリットから、選び方、使い方とあわせておすすめの火起こし器12選をファミリーキャンパーのMIYAさんが紹介します。ぜひ火おこし器を購入する際の参考にしてくださいね!
いますぐおすすめの火起こし器を知りたい人は、以下のボタンからジャンプしてください!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
火おこし器を購入すべきか悩んでいるんですが、どんなメリットがありますか?おすすめの火おこし器もあれば知りたいです!
火起こし器は簡単かつ安全に火を起こせることから、初心者からベテランキャンパーにもおすすめ!火消し機能も兼ね揃えたものがあれば焚き火やBBQ後の炭の後始末もできて作業効率もよくなるからあると嬉しいアイテムの1つ♪今回はおすすめモデルも一緒にファミリーキャンパーのMIYAさんが火起こし器の魅力について紹介していくね!
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
火起こし器とは?本当に必要?
火起こし器とはどんな時に使うか知っていますか?
BBQの時に炭で火を起こしする作業を簡単に安全にするためのアイテムが「火起こし器」です。
「なくても火起こしできるのでは?」と思われている人も少なくないと思いますが、初心者のキャンパーさんほど火起こしに時間がかかります。
中には火起こしに3時間かかったという声も……。
キャンプを存分に楽しむためにも、活用できるアイテムは上手に活用して時間を有効に有意義なキャンプができると良いですね。
また火起こし器には下記の3つのタイプがあります。
- 折りたたみタイプ
- 円筒タイプ
- ガスコンロタイプ
選ぶ形によって使い方やそれぞれの場面にあった場面も変わってきます。
自分にあったタイプを選びましょうね!
【火起こし器を使うメリット】
1番のメリットは火起こし初心者でも簡単に素早く火が起こせること。
BBQやアウトドアに慣れていない人ほど、火を起こしにかなりの時間がかかります。
そこで火起こし器。
はじめの火起こし作業だけしておけば後は放置で炭に火がつく優れものなんです。
火起こし器が火を起こしてくれているその間に、違う作業ができるため効率的にキャンプを楽しむことができます。
また、火起こし器を使うことで着火剤が少なくて済んだり、火が着かないからといってあれこれ試行錯誤する必要もないので、火事や火傷などのリスク軽減にもつながります。
【火起こし器を使うデメリット】
逆にデメリットは、ギアが1つ増えるのでお金がかかること。
また折りたたみタイプでない場合には割と大きめのギアなので、積載に場所を取ることです。
火起こし器の種類によってデメリットは変わってくるので自分にあったものを見極めることで、フォローできる可能性もあります。
折りたたみタイプを選べば、積載問題は解決するね!
火起こし器の選び方ポイント5つ
火起こし器にはさまざまなタイプや材質、サイズがあります。
種類がたくさんあるからこそ、選ぶ前にポイントを知っておきたいですよね。
ソロキャンプで使うのか、ファミリーキャンプで使うのか、友人たちと大人数グループで使うのかによって相性の良い火起こし器は違ってきます。
そこで火起こし器の選び方についてご紹介します。
【①材質・耐久性】
選び方のポイントの一つは材質と耐久性。
主に「スチール製」と「ステンレス製」の2種類があります。
少しでも費用を抑えたい人や使用頻度が低い人にオススメなのはスチール製。
逆に使用頻度が高く、耐久性も重視したい人にはステンレス製がオススメです。
ステンレスは錆に強く、耐熱性も兼ね揃っているので長く使用したい場合に向いています。
【②サイズ】
BBQをする際に使うと言われている炭の量は、1人500g〜1kg。
人数が多ければ多いほど、炭も必要になります。
その人数にあった量を入れられる大きさの火起こし器を選びましょう。
ファミリー(3〜4人)だったら3Kgあれば3時間程度(炭による)は火が使えるよ!
大きめを買っても積載時にかさばったり、小さめだと何度も火起こししないとならないので使う状況を考慮してみてください。
【③持ち運びやすさ】
持ち運びやすさを重視するなら断然折りたたみタイプを使うのがオススメです。
折りたたんで収納できるので、積載時に場所を取らずコンパクトに持ち運びができます。
折りたたみできない円筒タイプだとどうしてもかさばってしまうので、持ち運びやすさを重視して購入したい人はこのタイプを選びましょう。
【④種類】
■円筒タイプ
スタンダードな円筒タイプ。
大人数でのBBQにピッタリで、空気の通り道が広く着火が早いのも特徴です。
折りたためずサイズも大きいものが多いので少し重めですが、火消し壺と兼用できるものも多く利便性に優れています。素材で軽量化を考えるのもあり。
■折りたたみタイプ
ハンドルと壺部分が取り外しできたり、コンパクトにたためるのが折りたたみタイプ。
組み立ても簡単で、収納時はコンパクトになるのでキャンプにはオススメです。
パーツごとに隙間がある分、円筒タイプと比べるとやや着火に時間がかかります。
■ガスコンロタイプ
少し重めで鍋のような形のガスコンロタイプ。
ガスコンロで火にかけて着火するため、キャンプ場でガスコンロが使える場合には、簡単で使いやすいです。
注意点は、カセットコンロでは絶対に使用しないこと!空気が熱くなりすぎてボンベが破裂する危険性があります。
キャンプ向きではないね!お家の庭でバーベキューするときには便利そうだね♪
【⑤機能面】
■取っ手は木製が安心
木製の取っ手は熱が伝わりにくく、火傷の危険性が低くなります。
金属の取手を使う場合も、木製の場合も耐熱グローブは忘れずに着用しましょう。
また取っ手の形状は太くしっかりとしたものを選ぶと炭を片付ける際に、持ち運びの便利さが違ってきます。
■火消し壺と兼用が便利
火消し壺とは使った後の炭を入れ、密閉して消火するアイテムです。
簡単かつ安全に消火でき、撤収時間も短縮できます。
円筒タイプが火起こし器と火消し壺が兼用になったものが多いですね。
火起こし器の使い方
円筒タイプと折りたたみタイプは使い方がほぼ同じです。
ガスコンロタイプは簡単ですが、使い方が違うので、タイプ別にご紹介します。
【円筒タイプ・折りたたみタイプ】
円筒タイプは組み立てがないのでそのまま、折りたたみタイプは説明書通りに組み立てれば、あとは火起こしの仕方は同じです。
■火起こし器の使い方
①グリルや焚き火台の上に着火剤や新聞紙を置く
②その上に火起こし器を置く
③火起こし器の中に炭や木材を入れる
④下の穴から着火剤や新聞紙にライターで着火
⑤20〜30分放置
⑥炭火が安定したらグリルの中へ炭を移す
環境を守るためにも地面の上で火起こしを始めないようにしようね!芝生やフィールドが傷んじゃう。
【ガスコンロタイプ】
片手鍋のような形で、ガスコンロで着火させるタイプです。
ガスコンロがあれば簡単に着火でき、素早く火起こしができるのがポイントです。
ただし、カセットコンロの使用は厳禁なのでキャンプ向きとは言えません。
ご自宅の庭先でバーベキューするときには便利なアイテムです。
■使い方
①鍋状の部分に炭を入れる
②ガスコンロで火にかける
③炭火が安定したらグリルの中へ炭を移す
火起こし器を使う際の注意点6つ
火起こし器を使う際の注意点は下記6つ。
- 乾燥した炭を使う
- 空気穴から風を送る
- 炭は縦に配置する(詰めすぎない)
- 火力が強くなるので火傷に注意する
- 炭をグリルへ移動する際には炭バサミを使う
- 周りに火の粉が飛ぶので近くに燃えやすいものは置かない
この6つに注意するだけで、簡単にかつ安全に初心者でも火を起こすことができます。
なかなか火がつかない場合は、炭が湿気ていないかな?炭は湿気を吸いやすいから乾燥しているかチェックだよ!もちろんやけどにも注意してね!
火起こし器によっては持ち手まで熱くなることもあるので、火起こし器と一緒に耐熱性の高い革手袋も用意できるとより安全に火起こしができますよ。
有野実苑スタッフおすすめ火起こし器12選
【キャプテンスタッグ 大型 火消しつぼ 火起し器セット M-6625】
円筒タイプで、火消しつぼもセットになっていて便利。
火消しつぼ内に火起こし器が収納できるので、2つのアイテムにしては小スペースで収納ができるのもポイントです。
腐食に強い亜鉛メッキが使われていて、1.96kgと軽く、持ち運びするのにもオススメです。
・サイズ:火消しつぼ/21.5×20×高さ29cm、火起し器/外径18×高さ20cm
・重量:約1.7kg
・素材:火起し器/亜鉛めっき鋼板、スタンド&ハンドル&つまみ/鉄(クロムめっき)、火消しつぼ本体&ふた/アルスター鋼板
・タイプ:円筒
【ウェーバー(Weber) コンパクトラピッドファイヤーチムニースターター】
円筒タイプで「煙突効果」を生み出すことで、素早く着火可能なのが特徴です。
持ち手にサーモプラスチックが使われており、熱くならないのもポイント。
コンパクトサイズとビッグサイズがあります。
スチール製なこともあり、歪みは出てきますが比較的丈夫でオススメです。
・サイズ:26.4Dx14.7Wx20.3Hcm /32.3Dx20.6Wx31.8Hcm
・重量:約1.5kg/約3.5kg
・素材:スチール製
・タイプ:円筒
【グリーンライフ HOT-150 火おこし兼用火消しつぼ 火起こし 火けし ツボ】
火消しつぼと兼用になっている円筒タイプで、使い終わったら炭を再利用できるのが特徴です。
スチール製とステンレス製の2種類あります。
スチール製は錆びやすいですが1kgと軽量で安価、ステンレス製は高価ですが軽くサビに強いです。
・サイズ:ステンレス(約)幅17.5×奥行き16×高さ25.5cm(ハンドル折畳み時)
スチール:(約)幅19×奥行き15.5×高さ26cm(ハンドル折り畳み時)
・重量:ステンレス約1kg/スチール約1.5kg
・素材:ステンレス製/スチール製
・タイプ:円筒
【武田コーポレーション キャンプ・BBQ用品 火起こし器】
円筒タイプで着火が手早くでき、約0.7kgと火起こし器の中でも超軽量なのが嬉しいポイントです。
着火後、グリルに炭を移す際にも軽量なので、女性でも簡単に火傷の心配なく移すことができます。
価格もお手頃なのが嬉しいポイントです。
・サイズ:約26×16×23㎝
・重量:約0.7kg
・素材:本体:スチール(亜鉛メッキ)、樹脂部:フェノール樹脂
・タイプ:円筒
【LODGE(ロッジ) チャコールチムニースターター A5-1】
円筒タイプで着火が手早くでき、重量が約0.7kgと火起こし器の中でも超軽量なのが嬉しいポイントです。
着火後、グリルに炭を移す際にも軽量のため手軽に持つことができます。
女性でも簡単に火傷の心配なく移せますよ!
スチール製で価格もお手頃です。
・サイズ: L16.51×W27.9×H30.5cm
・重量:約1.3kg
・タイプ:円筒
【Coleman チャコールスターター 2000026789】
折りたたみタイプで、収納時には約30センチのサイズ感でコンパクトになるのが特徴です。
収納袋もついてくるのでキャンプなど持ち運びに便利。
ステンレス製なのでサビに強く、老舗ブランドということもあり、長く使えます。
・サイズ:使用時/約17×16×高さ29cm、収納時/約31×3.5×高さ20cm
・重量:約1.2kg
・素材:ステンレス、スチール
・タイプ:折りたたみ
【キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 火起し器 折りたたみ火起し器】
折りたたみタイプで、収納時に超薄型なのが特徴です。
下の空気穴が多いことで、備長炭にも火がつくほどの着火力があります。
持ち手も鉄なので、火傷しやすいです。革手袋も一緒に使うことで火傷のリスクを軽減できますよ!
・サイズ: 幅18.5×奥行19×高さ20.5cm
・重量:約1kg
・素材:本体/鉄(めっき)、目皿・ハンドル/鉄(クロムメッキ)
・タイプ:折りたたみ
【キャンピングムーン(CAMPINGMOON) バーベキュー用 折りたたみ火起し器】
キャンバス製の収納バッグもついた折りたたみ式タイプで持ち運びに便利です。
ステンレス製なのでサビに強く、長寿命なのも特徴。
ガソリンバーナーやトーチでの着火が楽なのも嬉しいポイントです。
・サイズ: (約)組立てサイズ/165×165×290mm、収納サイズ/300×180×30mm
・重量:約1.5kg
・素材:本体/汎用ステンレス430
・タイプ:折りたたみ
【BUNDOK(バンドック) フォールディング 炭火起こし】
折りたたみ式の四角形のタイプです。
三角形よりも筒のようになっていることで、煙突効果が高く着火スピードが早いのが特徴。
サビに強いステンレス製で、長く愛用できます。
・サイズ: 15x19x21cm
・重量:約0.81kg
・素材:ステンレス鋼
・タイプ:折りたたみ
【tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)5WAYチャコールスターター】
これ一台で火起こし・焚き火台・ロケットストーブ・スモーカー・コンロとしての5つの使い方ができるのが特徴です。
専用の網や五徳を使うことで、これ1つで調理ができるのもオススメポイント。
部品は多くなりますが、折りたたみタイプなので、持ち運びにも便利です。
・サイズ: 長さ20x幅20x高さ31cm
・重量:約2.83kg
・素材:ステンレス304
・タイプ:折りたたみ
【キャプテンスタッグ ハンディ火起こし器 炭焼き名人】
ガスコンロタイプのキャンプテンスタッグ人気の「炭焼き名人」。
炭がコンロに落ちにくい底の造りになっています。
持ち手が木製になっていて火傷のリスクが少ないのが嬉しいポイントです。
軽量で片手でも簡単に着火できるのが特徴。
火鉢や七輪に使用する少量の炭の火おこしに便利なサイズです!
・サイズ: (約)145×330×60mm
・重量:(約)0.2kg
・素材:本体/鉄(メラミン樹脂塗装)、ハンドル/天然木
・タイプ:ガスコンロ
【永塚製作所 火おこし イモノ底】
豆炭や少人数の炭の量にちょうどいいサイズ。コンロにかけて放置するだけで簡単に着火できるのが特徴です。
軽くて小さいので使い勝手もよく、炭を入れての持ち運びも軽量で女性にも簡単。
底面が鋳物製で耐久性もあり、長く愛用できますよ。
・サイズ: (約)33x6x15cm
・重量:(約)0.36kg
・素材:本体/スチール
・タイプ:ガスコンロ
まとめ:安全・簡単に火をおこして焚き火を楽しもう!
自分のキャンプスタイルに合う火起こし器は見つかりましたか?
火にかけて放置すれば簡単に炭に火がつく火起こし器があるだけで、時間に余裕ができるのでキャンプがもっと楽しめますね。
子供と一緒に行うファミリーキャンプや、大人数でのグルキャンにとても役立つこと間違いなし!
キャンプライフをより快適に過ごせるように、火起こし器の導入を検討することをオススメします。