【キャンプ場スタッフ監修】キャンプには欠かせないギア「ランタン」。
コンパクトなランタンはサブランタンとして、またはソロキャンプのメインランタンとしても多くのキャンパーから愛されています。
そんなコンパクトなランタンの代表とも言えるGoal Zero社製の小型LEDランタン「Lighthouse Micro Flash(ライトハウス・マイクロ・フラッシュ)」をご存知ですか?
今回は、ゴールゼロ愛用中のファミリーキャンパーMIYAさんにゴールゼロの魅力を徹底的に教えていただきました
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
コンパクトなランタンを買おうと思っています!そこでゴールゼロが気になっていますが、どんなランタンなんですか?
まかせて!コンパクトなLEDランタンといえばゴールゼロの「Lighthouse Micro(ライトハウス・マイクロ)」が人気。今回は、ゴールゼロの上位互換にあたるフラッシュを愛用中のファミリーキャンパーMIYAさんに魅力やカスタムについて教えてもらったよ♪
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
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※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
小型LEDランタン「ゴールゼロ」とは?
小型LEDランタン「ゴールゼロ」とは、2008年にアメリカユタ州で誕生したGOAL ZERO(ゴールゼロ)社のランタンのことです。
Lighthouse Microシリーズが有名で、3種類の小型ランタンがあります。
・Lighthouse Micro Charge(ライトハウス マイクロ チャージ)
・Lighthouse Micro(ライトハウス マイクロ)
・Lighthouse Micro Flash(ライトハウス マイクロ フラッシュ)
Instagramやネット上でよく耳にする「GOAL ZERO(ゴールゼロ)」はランタンの名前ではなく社名なんですね。ゴールゼロ社は、ポータブルエネルギー業界のパイオニアとして成長してきた会社で、創設者のロバート・ワークマンはベアボーンズリビングも手掛けています。
エネルギーの重要性に特化していることで、Lighthouse Microランタンは、アウトドアだけでなく災害時にも強い性能を持つハイスペックな小型LEDランタンなんです。
コスパ、性能共におすすめなのLighthouse Micro Flash(ライトハウス マイクロ フラッシュ)。
今回は、その魅力に迫ります。
【Lighthouse Micro Flash(ライトハウス・マイクロ・フラッシュ)のスペック】
ゴールゼロの特徴はやはり、子どもの手にも収まる程のコンパクトさです。
長さ9.3㎝・重量68gのコンパクト設計なのに、最大150ルーメンの明るさも確保が可能なのもポイント。
150ルーメンとは、ソロテント程度の大きさなら全体的に照らせる明るさだよ!
また3.5時間の充電で、ランタンハイモード(最大時)で7時間、ランタンローモード(最小時)で170時間と連続点灯が可能。
最大光量で使っても1泊のキャンプでは日没〜消灯まで途中で充電することなく使えます。
・サイズ:約93×37.75mm
・重量:68g
・明るさ:最大150ルーメン
・連続使用時間目安:7~170時間
・バッテリーの種類:リチウムイオン電池
・充電用ポート:5W
日本のみのオリジナルカラー、カーキとベージュの新色も発売!
サイトに合わせて選べるカラー展開も嬉しいですね。
【ゴールゼロランタンはどこで買える?ホームセンター?ヨドバシ?】
品切れ続出のゴールゼロですが、カインズやコーナンなどの有名ホームセンターやヨドバシカメラなどの家電量販店で購入できるという噂をよく聞きます。
カインズは近年キャンプ用品を多く取り扱っていますが、ゴールゼロは取り扱われていませんでした。
国内正規代理店である「アスク社」からの入荷となるため、アスク社の正規取扱店を確認するのがポイントです。
我が家では3本のゴールゼロのフラッシュランタンを持っていますが、初めて購入できたのは新宿の「ビックロ」!
1人1本までとなっていたので、主人と私で2本購入できました。
たまたま新宿へ行った際に通りかかり、「無いと思うけど……」と売り場を見に行ったら、ある!まさかの出会いでした。その時はまだ在庫が8本残っていたので入荷されたばかりだったのかなと思います。
次に購入したのはキャンプ用品店の「キャンプヒルズ」。
こちらは事前にInstagramでの入荷情報を元に購入できました。
購入できた私が思うことは、ホームセンターや家電量販店での購入のほうが倍率が下がるのでは?と思います。
入荷情報があまり出回らない分、足を運ぶ手間はありますが、アスク社によると毎月少量ずつの入荷があるようなのでたまたま行った先で奇跡的に出会えるかもしれません。
ゴールゼロ「Lighthouse Micro Flash(ライトハウス・マイクロ・フラッシュ)」の魅力
ゴールゼロの魅力はコンパクトさ、操作が簡単なこと!
68gと超軽量で、ボタン1つで点灯するので3歳の長女でも手軽に操作できます。
我が家では私、主人、長女に1本ずつあるため、長女は自分専用のランタンができてとても喜んで使っています。
トイレに行く時、夕方ちょっと暗くなってきて探検に行く時など、率先してライトを操作してくれるので助かっていますよ。
吊り下げ金具がついているので持ちやすく、紐をつけて無くさないようにできるのも魅力的です。
【コンパクトなのにめちゃくちゃ明るい】
ゴールゼロのランタンは何度も言いますが、とにかくコンパクトなところが魅力的。
9.3×37.75㎝、重量68gと手のひらサイズの大きさで、荷物を減らしたい、軽量化したいというキャンパーに超おすすめ
こんなに小さくても光量もしっかりと確保でき、ソロテント内なら最大光量で十分に明るく照らすことができるランタンです。
明るさは最小時の10ルーメンから、最大で150ルーメンまであります。
ゴールゼロのランタンはあくまでもサブランタンポジション!メインランタンは500〜1000ルーメンあると良いよ♪
【点灯時間が長い】
連続点灯時間が長いのも魅力の一つです。
点灯モード | 点灯時間目安 |
ランタンローモード(最小時) | 170時間 |
ランタンローモード(最大時) | 15時間 |
ランタンハイモード(最小時) | 80時間 |
ランタンハイモード(最大時) | 7時間 |
フラッシュライト(最小時) | 100時間 |
フラッシュライト(最大時) | 8.5時間 |
光量を調整すれば、最大170時間連続点灯が可能!
内蔵バッテリーに9.62Whリチウムイオン電池を内蔵していて、1日点けていても1週間もつ計算になり、災害時にも活躍すること間違いなしです。
【USBで充電ができる】
ゴールゼロの充電は、本体のライトとは反対側に充電用のUSBコネクタが装備されていますのでケーブル等を持ち運ばずに充電することが可能です。
また、ゴールゼロ製のソーラーパネルからも充電でき、Nomadシリーズなど別売のソーラーパネルも売られています。
ゴールゼロ社の信念である「エネルギーの重要性」が感じられ、太陽から充電し、夜はライトとして役に立つ。電気がなくても使用でき、自然の大切さがキャンプに通じるものがありますね。
【耐水性に優れている】
ゴールゼロは防水機能があり、等級はIPX6(あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない)なので、キャンプ中の急な雨にも対応できるのも魅力です。
山は急に天気が変わったり、想定外の出来事が起こることもあるので耐水性があるというだけで安心感があり、嬉しい機能です。
【吊り下げハンガーでテント内でも使用可能】
ライト上部にD型の吊り下げフックがついているので、テント内のロープなどに吊るし上から照らすことが可能です。
ただし本体にはD型フックがついているだけなので、S字フックやカラビナを忘れずに。
「Lighthouse Micro」と「Lighthouse Micro Flash」の違いは?
「Lighthouse Micro」と「Lighthouse Micro Flash」の違いは本体上部にフラッシュライトがついているかいないかです。
それ以外は仕様は変わらず、サイズや重量、点灯時間も同じです。
価格が
「Lighthouse Micro」▷▷▷3850円(税込)
「Lighthouse Micro Flash」▷▷▷4840円(税込)
と、1000円ほどの違いです。
フラッシュ機能とは懐中電灯をイメージしてください。
これがついていることで、ピンポイントに照らすことができ、夜トイレへ行くときや何か探し物をするときに直接照らすことができ便利!
選べるのであれば「Lighthouse Micro Flash」をおすすめします。
Lighthouse Micro Flash(ライトハウス・マイクロ・フラッシュ)の使い方
使い方は簡単!
説明書を見なくても操作できますが、ポイントを解説していきます。
ランタンを上から見ると……。
上の4つの青いLEDが充電残量になります。
充電が減るとLEDが1つずつ消えます。
充電の残量が一目でわかるので助かりますよ!
反対側の真ん中がフラッシュライトで、下の黄色いボタンが電源ボタンです。
1回押すと、フラッシュライトが点灯。
2回押すと、ライト4つ全てが点灯(最大光量)
3回押すと、ライト2つが点灯(最小光量)
4回押すと、ランタンが消えます。
以上です。
シェードやカバーでゴールゼロのランタンをカスタム!
ゴールゼロの人気を後押ししているのが自分好みにカスタムできること!
特性上、灯りが上方向や横方向に広がりやすく高い所に吊るした時に光が分散してしまい不便な点がデメリットでした。
もっと直接的に照らしたい!分散する光をおしゃれに見せたい!それを改善できるのがカスタムパーツ。
ランタンシェードには2種類あり、「光量を抑え色を変えるシェード」と「光を真下に照らすシェード」です。
豊富なカスタムパーツの中から、実際に私が使っているものなどもあわせて少しご紹介します。
【光量を抑え色を変えるシェード】
■SOMABITO ZEROGLOBE 3D
奥京都初のガレージブランド「SOMABITO」は、KUKSA DIY KITやインドアでもアウトドアでも光る製品を展開しています。
SOMABITOのZEROGLOBE 3Dのホヤの中にゴールゼロを入れ、光らせることでシェード全体が照らされ花火模様が浮かび上がります。
自然空間と花火のコラボレーションが、真っ暗なキャンプ場を鮮やかに灯してくれます。シェード自体はガラス製なため、収納や移動時、使う際にも少し注意が必要です。
この花火シェードはネットで見ていて、一目惚れして購入してしまいました。
少し値段が高いですが、華やかでたまに自宅でも使うくらいお気に入りです。
購入はSOMABITOサイトより
■ゴールゼロシェード 雪片
「高クオリティ、高コスパ」を売りにしている「KIMICAMP」のゴールゼロ雪片シェード。
アルミ製の箱に折り畳んで収納でき、キャンプへの持ち運びにも便利です。
素材はアクリル板で、白のシェードを通すことで、ゴールゼロの強い光量も抑え優しい光を灯します。
■Jeebel Camp クリスタル ゼロジュアリーシェード
アンティーク調でインテリアとして存在感抜群なおしゃれなクリスタルのシェード。
ゴールゼロの灯りがふんわりとやわらかくなり、キャンプサイトに一つ吊るすだけでも一目置かれること間違いなしです!
多くのキャンパーが一気にオシャレになって買ってよかった!と人気のカスタムシェードです。
【光を真下に照らすシェード】
■LOCKFIELD EQUIPMENT ロックフィールドイクイップメント アダムスキーハット
横浜に実店舗を構える「LOCKFIELD EQUIPMENT」のアダムスキーハットは、ゴールゼロの唯一のデメリットである、光の分散を抑え、光を真下に照らせるシェードです。
色は4種類あり、我が家はブラックを使っています。
素材がレジン製で丈夫で傷がつきにくく、ゴールゼロに被せると電源ボタンもより押しやすくなるのがポイントです。
タープにつけて食事の際にテーブルを照らしたり、お篭りの際にテントに吊るして使うことに向いています。
■CGK ゴールゼロ用 クルッとシェード マイクロ UM-03
名前の通り、使う時はクルッと広げてゴールゼロに被せるだけ。
シェードがあるだけで、下向きに光を灯すことができます。
このシェードのポイントはなんと言っても収納が楽なこと!重量17gと超軽量で、薄く折り畳めるので、ちょった隙間に入れることができます。またカスタムパーツとしては金額や安いのもおすすめです。
まとめ:コンパクトなのに頼れるランタン!ゴールゼロ
2016年頃に発売され、未だに品切れ続きで大人気なゴールゼロのランタン。
自然に囲まれたキャンプ場では、明るさの確保がとても大切です。
私も初めてキャンプへ行った際、持参したライトの少なさ、普段生活している環境との暗さの違いに不便を感じ、ランタンの大切さをとても感じました。
ゴールゼロは、必要な時にさっと持てて、小型ながらにスペックの高さや使い勝手、自分好みに楽しめるのも魅力です。
またキャンプだけでなく、自宅や災害時にも使えるのも嬉しいポイント。
人気商品なので、見つけた時には即購入がおすすめです!次に行った時には売り切れかも!?
絶対欲しいという方は、SNSなどで上手に情報収集して再販を見逃さないように、早期にチェックしてみてください♪