【キャンプ場スタッフ監修】あたたかい春の日差しと草木がパッと芽吹きはじめる春キャンプには魅力がいっぱい!
はじめてキャンプをするなら暑すぎず、寒すぎず過ごしやすい季節の春がおすすめです。
今回は有野実苑オートキャンプ場スタッフが春キャンプの楽しみ方や春キャンプにおすすめの服装や道具をあわせてご紹介します!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
はじめての春キャンプ、どんな楽しみ方がおすすめですか?気候もあまりわからず、どんな服を着ていけばよいかも悩んでいます。
まかせて!じつはキャンプをはじめるのに最も適している季節は「春」!楽しみ方はもちろん、おすすめの服装や必要な道具についても紹介するね♪
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
キャンプに最適な季節「春」!春キャンプの楽しみ方5選
寒い寒い冬が終わって、あたたかな風が吹くようになると気持ちも解放的になって自然を楽しみたくなりませんか?
キャンプといえば夏のイメージがありますが、じつは春はキャンプに最適な気候なんです!
ベストな時期は4月中旬からゴールデンウィークのある5月あたり。日中は暑くなることもありますが、夏に比べるとベタベタに汗をかくこともなく、虫も少ないのでとっても過ごしやすくておすすめ!
キャンプイベントやハイキング、キャンプ場散策など自然を楽しむことができます。
キャンプ場スタップが特におすすめしたい春キャンプの楽しみ方は以下の5つ!
①:春といえば桜!お花見を楽しむ
②:春の食材が美味しい!キャンプ飯を楽しむ
③:肌寒い夜にぴったり!焚き火を楽しむ
④:美しい草木花を眺めて景色を楽しむ
⑤:新作のキャンプギアを楽しむ
今回は有野実苑オートキャンプ場のスタッフが春キャンプの魅力や楽しみ方をご紹介します♪
春キャンプの楽しみ方はたくさんあります!みんなに知ってほしい!
【①:春といえば桜!お花見を楽しむ】
春といえば新緑の季節、冬の間に裸になった木々は若葉で生い茂り一面は美しい緑になります。
そして何より春といえば「桜」ですよね!
お花見ができるキャンプサイトはたくさんあり、桜の木のそばにテントをたて、ゆったりとアウトドアチェアに身をまかせ夜桜を楽しむ……なんて贅沢ができるのもこの時期だけ!
開花の時期をチェックしてぜひチャレンジしてみてくださいね。
有野実苑オートキャンプ場にも桜の木があるよ!桜の季節はたくさんのキャンパーたちが来てくれて嬉しい♪
【②:春の食材が美味しい!キャンプ飯を楽しむ】
キャンプの楽しみの一つに食事がありますが、春といえば筍や山菜、甘みのある春キャベツや新じゃが、新玉ねぎなど美味しい食材が豊富です。
特別な調理は必要ありません!
焼いたり蒸したり簡単なレシピでも春の食材を使えばあっという間に豪華なキャンプ飯に!
今回は春の食材を使った簡単なレシピを2つご紹介します!
■菜の花のからし和え
【材料(2人前)】
・菜の花:100g
・お湯 (茹で用):1000ml
・塩 (茹で用):小さじ1
・めんつゆ (2倍濃縮):大さじ3
・練りからし:小さじ1
【作り方】
- 菜の花は半分に切ります。
- 鍋にお湯を沸かし、塩を入れ菜の花を2分程茹で冷水に取り、水気をよく絞ります。
- ボウルにめんつゆと練りからしを混ぜ合わせたら、2を加えてよく和えます。
- 器に盛り付けたら完成です。
■新玉ねぎと新じゃがいものロースト
【材料(2人前)】
・新たまねぎ:1個
・新じゃがいも:5.6個
・オリーブオイル:大さじ3
・塩こしょう:少々
【作り方】
- 新たまねぎと新じゃがいもを同じくらいの大きさに切りそろえる。
- 1をスキレットやダッチオーブンに並べ、オリーブオイルと塩こしょうをかける。
- アルミホイルなどで蓋をして、10~20分焼くと完成。
ピザ用チーズやローズマリーをトッピングしても美味しいですよ!
いかがでしたでしょうか。
どちらも簡単に作れて、素材の味を楽しめるレシピです!
春の味覚に舌鼓を打ちつつお酒と一緒に楽しみませんか?
【③:肌寒い夜にぴったり!焚き火を楽しむ】
春の夜は冷え込むといっても、きちんとジャケットを羽織ったりブランケットを膝にかけることで真冬のようにガタガタと震え動けなくなるほどではありません。
そんな春の肌寒い夜に焚き火を行うと最高に心地よいんです!
一緒にコーヒーやココア、ホットワインなどで体を温めながら星空を眺める夜はなんとも素敵な体験になりますよ。
【④:美しい草木花を眺めて景色を楽しむ】
春といえば桜を想像しがちですが、ネモフィラやチューリップ、つつじなど、春に開花する花はたくさんあります!
お花だけでなく草木が芽吹く季節のため、山や川などアウトドアシーンでさまざまな美しい景色が見られます。
過ごしやすい気候の中で自然の移ろいを感じてみるのはいかがですか?
【⑤:新作のキャンプギアを楽しむ】
じつはアウトドアメーカーの新作が多く登場する季節でもあるのが春です!
これからキャンプを始めようと考えている方は、新作のキャンプギアを携えてキャンパーデビューできます!
すでにキャンプギアをそろえている方も、心機一転、旬な食材を調理する調理器具を購入してみてはいかがでしょうか。
新作のキャンプギアを購入し、新年度を華々しくスタートしましょう。
新作のキャンプギアをもってるだけでテンションがあがりますね!
有野実苑オートキャンプ場の春キャンプおすすめポイント
有野実苑ならではの春キャンプの楽しみ方も紹介させてください。
【いちご狩りが楽しい!】
有野実苑オートキャンプ場では1月から5月までいちご狩りを楽しむことができます。
楽しめる苺の品種は7種類!たくさん食べてくださいね♪
詳しくは下記の記事でも解説していますので、キャンプと合わせていちご狩りをしたい人はぜひ読んでみてくださいね!
【収穫体験で春の味覚をGET!】
有野実苑では野菜の収穫体験が毎日開催されているので、お子さんと一緒に自然に触れてみませんか?
収穫した野菜をその日のうちにキャンプで食べるのも最高の贅沢ですよ!
お子さんたちが自然に触れて自分の獲った野菜を美味しい!と楽しむ声を聞くととっても嬉しいです!
【お花見できる!】
全国でお花見を楽しむことができるキャンプ場はたくさんありますが、有野実苑でも桜の木があるのでお花見を楽しむことができますよ!
リクライニングできるアウトドアチェアに座って、桜をみながらキャンプを楽しんでくださいね!
春キャンプに最適な服装は?
朝晩と昼間の寒暖差がかなりあるのが春キャンプ。日中は過ごしやすい気候ですが、夕方から朝にかけてかなり冷え込むため注意が必要です。
【服装選びのポイント】
・長袖や長ズボンに、ベストやフリースなどを羽織る
・脱ぎ着しやすいアウターを用意する
・手袋やマフラー、帽子やタイツなどを持参する
・3月はインナーにヒートテックを着ておく
日中は厚着をするほど寒くないため、基本的には長袖や長ズボンでOKです。
気温に応じて脱ぎ着できるよう、ベストやフリース、アウターなどを用意しておきましょう。
日中はぽかぽかと暖かいのでダウンまでは必要ありません。3月末の春キャンプはインナーにヒートテックを着ておくと安心!
朝晩の寒さに対応できるか不安に感じる人は、手袋やマフラー、タイツなどを持参し、いざというときに着込めるようにしておくのがベストです。
4月末から5月の春キャンプの昼間は日差しも強くなってくるので、日中は帽子もあるといいですね!
日中は汗だくで遊んでいるお子さんを見かけることも。着替えやタオルの準備も忘れずに!
春キャンプで気をつけたいこと・注意点
春キャンプの魅力や楽しみ方をお伝えしました。
ここからは春キャンプで気をつけてほしいこと、注意してほしいことを解説します。
【朝晩と昼の寒暖差があるので防寒対策は必要】
過ごしやすいとはいえ、3月や4月上旬の春キャンプは肌寒かったり、夜や朝方は10度以下になったりして冷え込むことも。
もちろんヒートテックのインナーやアウターも必須ですが、テントや寝袋も気を使いたいところ。
夏用や冬用がありますが、オールシーズン、または3シーズン(春夏秋)対応のものを用意しておくことをおすすめします。
初心者キャンパーの人は、防寒対策に関してもわからないことだらけ。
標高が高く気温がグッと下がるエリアでのキャンプは避けると良いでしょう。
コールマンのツーリングドームは真冬は厳しいものの、冬用の寝袋、毛布、湯たんぽなど防寒対策をしていれば春の冷え込む夜でも問題なく使えますよ。
寝袋だけでは底冷えしてしまうこともあります。
たとえば寝袋の下にマットを敷いたり、さらにその上にコットを乗せて寝たりすることで格段に暖かい夜を過ごせますよ。
キャンプする場所にもよりますがストーブまでは必要ないにしても、ホッカイロや湯たんぽ、毛布などあると安心です。
電源が使えるサイトなら電気毛布があると夜の防寒は完璧といえます。
冷え込む朝にかじかむ指で火を使ってお湯を作るのは少し面倒なものです。
そこで寝る前にお湯を沸かしておき、保温性の高い魔法瓶にお湯を用意しておくのもおすすめ!
熱々とはいきませんが、朝起きてあたたかいスープやコーヒーをいただくことができますよ!
【春は風が強い!火の扱いには細心の注意を】
春は強風の日が多いため、テントの設営に手こずったり、焚き火の火が飛んで危ない目に遭ったりすることもあります。
特に焚き火中に風が吹きはじめると火の粉や細かい炭が飛んで服やテント、そのほかの布製のギアに穴が開いたりすることも。
防炎素材のキャンプギアを使うことも対策の一つですが、あまりにも風が強い場合は残念ですが焚き火を止めることも視野に入れておきましょう。
必須ではないですがテントやチェアも飛ばされやすいので、ガイロープを使ってペグをしっかり打って固定しておくといいでしょう。
収納袋や軽い上着、キャップなど飛ばされやすい軽いものはあらかじめテントの中に入れておくと紛失の心配もなく安心です。
また、シングルバーナーでの料理をするときには強風で火が消えてしまいお湯も沸かせないなんてことも。対策としてリフレクター(風防)で風を防ぎましょう。
リフレクターは焚き火の風よけにも効果あるよ!リフレクターもしっかり固定はしておこう!
【ブユ(ブヨ)やアブ、ハチなどの刺す虫がではじめるので虫除け対策を!】
冬には出なかった虫も気温が暖かくなると顔を出しはじめます。
夏ほどではありませんが、3月になるとキャンプ場でも虫を見かけることが多くなってきます。
蚊はまだ少ないのですが、厄介なのが痛みとかゆみを伴う「ブユ(ブヨ)」や「アブ」と呼ばれる虫
毒性が強いのでアレルギー反応を起こして体質によってはめちゃくちゃ腫れたりする事も。
事前に長袖長ズボン、スニーカーを履く、虫除けスプレーや蚊取り線香を焚くなどの対策が必要です。
もし刺されてしまった場合は水でブユの体液を絞り出すようにギュッと絞って洗い流し、「ステロイド系外用薬(抗ヒスタミン系軟膏)」の塗り薬を塗るのが効果的です。
痛いのに痒みもひどいのは地獄です。掻きむしったりせずに「ステロイド系外用薬(抗ヒスタミン系軟膏)」を塗って対処しましょう!腫れがなかなか引かない場合は無理せず皮膚科に行ってくださいね!
【ゴールデンウィークのキャンプ場予約はお早めに!】
過ごしやすい春キャンプはとっても人気なので行きたいキャンプ場に目星をつけたらすぐに予約をすることをおすすめします。
3月や4月に予約だと、すでに予約がいっぱいでキャンプ場には入れないことも。
とっても嬉しいことに有野実苑オートキャンプ場もゴールデンウィークは毎年キャンプサイトは全て埋まります。
1月、遅くとも2月には予約をしておきましょう!
ありがたいことに有野実苑も毎年1月末にはゴールデンウィークの予約は全て埋まります!みなさん春キャンプ楽しんでくださいね!
まとめ:あたたかな春にキャンプデビューしてみよう!
冬の寒いキャンプは初心者にはハードルが高くてもあたたかな春なら一気にチャレンジしやすくなります。
防寒対策や春風、虫除けなど少々面倒に感じる人もいるかもしれませんが、お花見やアクティビティ、焚き火など楽しいこと満載の過ごしやすい春キャンプに今年はぜひ挑戦してみてくださいね!