【キャンプ場スタッフ監修】キャンプでは季節に合わせて温かい&冷たい飲み物を飲みたいですよね!
そんな時におすすめなのが、安価で扱いやすいステンレスマグ!
ステンレス製のマグカップは保温・保冷に優れ扱いやすいのが特徴的。
今回は、キャンプ歴5年の山好きソロキャンパーおとうさんにステンレスマグの魅了や選び方、直火での注意点などあわせて、ステンレスマグのおすすめ9選を紹介してもらいます。
いますぐおすすめのステンレスマグを知りたい人は、以下のボタンからジャンプしてくださいね!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
ステンレスマグを買いたいと思います!ステンレスマグは直火もOK?おすすめはありますか?
まかせて!保温・保冷に優れていて、扱いやすいステンレスマグ!さらにお求めやすい価格のものが多いよ!今回は、キャンプ歴5年の山好きソロキャンパーおとうさんにステンレスマグについて色々教えてもらおう♪
無骨なシングルウォール。保温力の高いダブルウォール。どちらを選んでも満足できるよ。
家でも使いやすいのがステンレスマグの嬉しいポイントです!
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
【メリット】ステンレスマグがキャンプにおすすめな理由
キャンプで使用するカップに求める性能はなんでしょうか?
丈夫さ?洗いやすさ?
それらも大切ですが、その機能はシェラカップでも対応できます。
ステンレスマグはそれにくわえて、以下の特徴があります
- 保温性・保冷性が高い
- シングルウォールは直火にかけられる
- 扱いやすく、コスパがイイ
この機能がステンレスマグがキャンプでの使用におすすめな理由です。
一つずつ見ていきましょう
【保温に優れている】
ステンレスマグの大きな特徴に保温性の高さがあります。
僕は自宅でもステンレスマグを使っていますのでその時の感想を。
感覚値ですがホットコーヒーを入れた際に陶器のマグと比較して保温の差には以下くらいの違いがありました。
- シングルウォール:1.5倍
- ダブルウォール:3倍
つまり、陶器のカップは15分後にはゴクゴク飲めるのがシングルウォールで30分、ダブルウォールでは1時間後にようやく飲める感じです。
氷を入れた水は視覚的にも実感でき、ダブルウォールはより冷たさが長持ちする気がします。
僕はコーヒーが好きなのでコーヒーはダブルウォールで熱々で飲みます。
【シングルウォールは直火OK!】
保温機能に優れたステンレスマグは直火でも使えます。
YouTubeなどで焚き火にマグを置いて温めるシーンを見て憧れる人もいるでしょう。
あれができます。ホットワインもいいですね。
(スティックコーヒーの粉を入れてから火にかけると突沸するので注意)
だだ、ダブルウォールを直火にかけるのは絶対にダメです。
二重構造のステンレスマグを火にかけると、中の空気が膨張して、最悪爆発する可能性があって非常に危険だからです。
【扱いやすくコスパがいい】
ステンレスは錆びに強く、丈夫なので扱いやすい特徴があります。
くわえてステンレスは加工しやすい素材なので、商品価格が低めなのも特徴です。
重さはシングルウォールで100g前後、ダブルウォールで200g程度です。
丈夫で軽く、低価格とはまさに初心者キャンパーに打ってつけのアイテムですね。
ステンレスマグの選び方
ではステンレスマグを選ぶ際はどこに注目して選べばよいのでしょうか。
ポイントは以下の4点
- 容量
- シングルウォールかダブルウォールか
- 取っ手のタイプ
- 蓋の有無
これらを基本に、あなたがどのような使い方をしたいのかをイメージしながら、もう少し詳しく見ていきましょう。
【容量をチェック】
容量は主に250ml前後と350ml前後の2パターンあります。
ただ、普通マグ一杯に入れないので、入れられる量は1割ほど少なく考えましょう。
つまり250mlクラスでコーヒー一杯、350mlクラスで缶ビール一杯をイメージすると購入時のイメージが掴めると思います。
【シングルウォールかダブルウォールか】
ステンレスマグにはシングルウォールとダブルウォールがあります。
意味は一枚のステンレスで構成されているか、二枚のステンレスかです。テントと同じですね。
ここから少し、シングルウォールとダブルウォールの特徴を解説します。
■直火で使いたいならシングルウォール
シングルウォールの特徴は直火で使える点です。
ステンレスマグを直火にかけてお湯を沸かすなんて、考えただけでワクワクしますね。
一つ注意点は、直火にかけると飲み口が熱くなることがある点です。
お湯が沸くということは、ステンレスマグ本体が100℃近くになっているので、注意しましょう。
取っ手付近も熱くなっている可能性があるので、グローブなどをして掴むとよいです。
■高い保温性を求めるならダブルウォール
より高い保温性を求めるならダブルウォールがおすすめです。
直火にはかけられませんが、シングルウォールより長く保温できます。
冷蔵庫や電子レンジのないアウトドアでは、冷たい物を冷たく、温かい物を温かく口にするのは簡単な様で難しいです。
その様なときにダブルウォールなら保温性が高いので、コーヒーやビールをより美味しく飲めるのです。
【取っ手が折りたたみのものを選ぶと収納しやすい】
マグの取っ手は小さく見えて、収納ケースのなかに入れると意外とかさばります。
けれど、取っ手を折りたたみのできるモデルだと、コンパクトに収納できますよね。
折りたたみできる取っ手は、本体に沿ってたためるので、簡単にスペース効率が良くなりますよ。
【蓋付きで虫やゴミ(灰)を防ぐ】
楽しくビールを飲んでいても、虫や焚き火の灰が入るとガッカリしますね。
その様なときに蓋付きのモデルだと、飲んでいないときに蓋をして、虫やゴミの侵入をふせげます。
蓋をすると、保温力をより高めることも期待できますよ。
ステンレスマグは直火OK?NG?火にかける時の注意点
ステンレスマグは直火にかけてよいのか。
購入の際に気になる点ですね。
結論から言うと、シングルウォールはOK、ダブルウォール(二重構造)は絶対にNGです。
二重構造のステンレスマグを火にかけると、中の空気が膨張して、最悪爆発する可能性があり、非常に危険です。
また、シングルウォールのステンレスマグも直火にかける際に以下のことに気を付けましょう。
- 飲み口が非常に熱くなり火傷することがある
- プリントのあるモデルは溶ける可能性がある
- 取っ手の溶接が外れる可能性がる
プリントが溶ける程度なら笑って済ませられますが、口をつけて火傷をするとその後なにも食べられなくなったり、病院で受診しなければいけなくなったりと、キャンプを楽しめなくなります。
取っ手の溶接が溶けた場合も、手に持ったときに外れると中身がこぼれ火傷をする可能性があるので、注意が必要です。
カップを安心して直火にかけたい場合は、ステンレスではなく、チタンのシングルウォールモデルがおすすめです。
ステンレスマグとチタンマグの違いについては、次の項で解説します。
【ステンレスマグとチタンマグの違いはある?】
チタンの最大の特徴は熱伝導率の低さです。
熱伝導率とは簡単に言うと、熱が伝わりやすいかということです。
チタンは火の当たっているところ以外は温まりにくい特徴があります。つまりチタンマグは直火にかけても飲み口や取っ手が熱くなりにくいのと同時に、外気温の影響を受けにくいので保温性が高いという特徴を持つのです。
しかし、チタンは加工が難しく貴重な素材なので価格が高い欠点があります。
であれば、強度が高く、保温力もあるステンレスマグの方が、扱いやすくコストパフォーマンスが良く、キャンプで使いやすいアイテムといえます。
キャンプにおすすめ!ステンレスマグ9選
では、キャンプで温かい物を温かく、冷たい物を冷たいままで飲めるステンレスマグを9つ紹介します。
シングルウォールで手軽に、ダブルウォールでしっかり保温。容量は280mlから400mlまで揃えました。
コーヒーやビールを長く美味しく飲めるあなた好みのステンレスマグを見つけてくださいね。
【ベルモント(Belmont) BM-101 ステン シングルマグ 280ml】
容量280mlはコーヒー一杯分にちょうどよいサイズ感です。
持ち手は固定ですが、その分安定しているので、熱い飲みものを入れても安心感があります。
塗装はなく、ステンレスむき出しのシンプルなデザインが格好いい!
・材質:18-8ステンレス
・サイズ:φ75×80㎜(容量280ml)
・重量:84g
【BUNDOK(バンドック) ドラム缶 マグ BD-582 400ml ステンレス】
ドラム缶を模したデザインがおしゃれなシングルウォールのステンレスマグ。
ドラム缶のラインは強度の向上にも貢献し、ステンレスの丈夫さと合わさり、落としても簡単にはヘコみません。
丸棒の持ち手は熱くなりにくく、直火にかけても安心です。
Bundokのワンポイントがおしゃれ。
・材質:18-8ステンレス鋼 ヘアライン加工
・サイズ:約110x73x105mm
・重量:約135g
・容量:約400ml 直径/約73mm
・生産国:日本
【ナガオ ただのステンレスマグカップ 300ml 18-8ステンレス 日本製】
ネーミング通り本当にタダのステンレスマグ。どこから見ても普通のコップです。
それだけ誰にでも使いやすく、キャンプだけでなく自宅でも使えるデザインなのが魅力です。
ポテっとしたフォルムは安定性が高く、使いやすいので人気があります。
お求めやすい価格なので、家族全員の分を揃えてもよいでしょう。
・満水容量:300ml
・材質:18-8ステンレス
・サイズ:口径71x底面71x最大幅103x高さ80mm
・生産国:日本/燕市
・本体重量:84g
【コールマン(Coleman) ダブルステンレスマグ300】
初心者キャンパーに人気のコールマン。プレスされたコールマンのロゴがおしゃれですね。
樹脂製の持ち手は手触りがよく、デザインのアクセントにもなっています。
個人的にダブルウォールの切削跡が好きで、これを見ながらコーヒーを楽しむのが至福です。
・サイズ:約φ7.8×8.5(h)cm
・容量:300 ml
【スノーピーク(snow peak) ステンレス真空マグ300・450】
ダブルウォールでさらに真空のステンレスマグです。
真空ダブルウォールマグはそうでないタイプと比較してより、保温性が高いのが特徴です。
ダブルウォールは加熱できないので、持ち手の強度を高くできないと考えられます。折りたたみができ、便利ですが、取り扱いには注意しましょう。
・材質:ステンレス
・容量:300ml
・サイズ:φ73.4×90.3(h)mm
・重量:110g
【サーモス アウトドアシリーズ 真空断熱マグカップ 350ml ステンレス ROD-006 S】
サーモスは山専ボトルという、山頂でカップ麺が作れると話題の水筒があるほど、高い保温機性をほこるメーカーです。
そんなサーモスの真空ダブルウォールなら、保温機能の説明はいりませんね。
暑い夏の冷たいビールや、冷える朝には温かいスープを楽しみましょう。
・サイズ(約):幅11×奥行き8×高さ9.5cm
・本体重量(約):200g
・容量:350ml
・素材・材質:本体/ステンレス鋼(アクリル樹脂塗装) 、 ハンドル/ABS樹脂
【thermo mug(サーモマグ) ダブル マグ 300ml 【DOUBLE MUG 】4813 DM18-30】
蓋付きのダブルウォールマグです。
ダブルウォールにくわえ、蓋付きなのでさらに保温力が高いのが特徴。
蓋はパッキンが付いているので倒れてもこぼれにくく、オフィスでの使用も可能です。
おしゃれなカラーリングは全部で10色展開。あなた好みのマグがきっと見つかるはずです。
・本体内側:18-8ステンレス 本体外側:AS樹脂 取っ手:ABS樹脂 フタ:ポリプロピレン
・容量:0.3L 直径 : 天面87mm 底70mm 高さ : 104mm
・重量:230g
・材質:本体/18-8ステンレス、フタ・中栓/ポリプロピレン、パッキン/シリコンゴム
・特長:真空二重構造
【キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) マグカップ コップ ダブルステンレス 真空断熱 保温・保冷 350ml モンテ】
山の絵がアウトドア心を掻き立てるデザインで、ステンレス無垢も含めカラーは全部で11種類。
ステンレスの持ち手がシェラカップを思わせ、アウトドアテイストがさらに高くなっています。
直径が大きめなので安定感が高く、子供が使っても倒れにくいです。
広めの飲み口はコーンスープが似合いますね
・サイズ:(約)120×87×高さ82mm
・実容量:0.35L
・保温効力:42度以上(1時間)
・保冷効力:7度以下(1時間)
・材質:本体内側・外側、ハンドル=ステンレス鋼
【ロゴス(LOGOS) プリメイヤーマグ 81285100】
新機能! プルタブ式の蓋付きマグカップ。
初心者キャンパーの味方、ロゴスのステンレスマグです。
ビアジョッキを思わせる見た目はいかにもビールが美味しそう。
見た目だけでなく、ダブルウォールなので実際に長く冷たいビールを楽しめます。
蓋付きで、缶ビールと同じシステムの飲み口を採用。
蓋をしたまま、最低限の開閉で飲めるので、保温力はさらに高くなっています。
・総重量:(約)220g
・容量:(約)420ml
・サイズ:(約)12.5×8.5×13.5cm
・主材質:ステンレス、PP
まとめ:ステンレスマグを持ってキャンプで美味しく飲み物を飲もう
あなたのお気に入りのステンレスマグは見つかりましたか?
焚き火を見ながらステンレスマグでコーヒーを飲む姿に憧れた人もいるのではないでしょうか。
私もソロキャンプに行けばそんな時間を楽しんでいます。
最後にもう一度、ダブルウォールを直火にかけるのは絶対にやめましょう。なかの空気が膨張し破裂する危険があります。
シングルウォールで無骨さを楽しんでもよいですし、ダブルウォールでキンキンのビールやあったかいコーヒーを飲むのもよいですね。
ステンレスマグは価格の安さも魅力なので、自分用に複数持っていてもよいですし、家族全員分揃えるのもよいでしょう。