【キャンプ場スタッフ監修】キャンプの楽しみの一つバーベキュー!焚き火でマシュマロを焼いたり、そのままりんごを焼いてみたりと手の込んだものじゃなくても、キャンプで食べるデザートは格別。
簡単手軽に作れて、しかも楽しくなるそんなデザートタイムは盛り上がること間違いなしですよね。
今回はそんなバーベキューの後に食べたい美味しいデザートをベテランキャンパーHITOMIさんにご紹介してもらいます!
いますぐおすすめのバーベキューデザートレシピを知りたい人は、以下のボタンからジャンプしてくださいね!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
スイーツが大好きです!キャンプに来たら焚き火でマシュマロを焼いたり、バーベキューの後のおすすめのデザートって何かないですか??
まかせて!バーベキューの後に食べたくなるデザートレシピ、美味しいやつあるよ〜!キャンプ歴10年のベテランキャンパーHITOMI夫妻にお子さんたちとも楽しめるおすすめバーベキューデザートレシピを教えてもらうよ!お楽しみに!
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
キャンプで食べるデザートは格別!バーベキューや焚き火で作る魅力とは
キャンプの楽しみの1つといえば焚き火で作るキャンプ飯ですが、せっかく起こした火を最大限利用し、〆のデザートまでみんなで作ってみませんか?
家庭用コンロとは違い火加減が難しいですが、多少焦げても大丈夫。
「黒くなってきちゃったよ〜」「もっと早く動かして〜!」なんて仲間とワイワイ言いながら、火の周りを囲って作るデザートの味はまた格別であり、それが焚き火で作る魅力でもあります。
量の調整がしやすいものばかりなので、ソロキャンプで自分のために絶品デザートを作ってひとり占めもいいですね♪
あまりの美味しさにお腹も心も満たされますよ!
おいしい!簡単!バーベキューデザート7選
今回は定番スイーツから今話題のおもしろメニューまで、子供と一緒に作れる簡単レシピを紹介します。
甘いスイーツにお子さんが喜ぶのはもちろん、ワインなどのお酒に合うものもあるので、大人のおつまみとしてもオススメです。
特別なものは使用していないので、ぜひ次のキャンプからチャレンジしてみてくださいね!
■焚き火で無限マシュマロ
キャンプやBBQのお手軽定番デザートといえば、やはり焼きマシュマロですよね!
そんな、誰しも一度は食べたことがあるであろう焼きマシュマロが、SNSで今ある食べ方でバズってるのをご存じですか?
味も普通のマシュマロなのになぜ流行っているのか……それはとにかく大きくて無限に食べられる(食べられそう)だから!
大きいがゆえ、通常の焼きマシュマロの要領で焼くと、周りのカリカリ部分をカポッと外すことができ、その際に残った中身のマシュマロで、再度焼きマシュマロを楽しめるという仕組み。
このカリカリでカポッとなる感覚と残された中身のトロッとした見た目になぜかハマってしまう人が続出、そんな一品です。
その名も「無限マシュマロ」。
見てください、このプチマシュマロと比べた時の迫力を。(カロリーのことは考えてはいけませんよ)
我が家の1歳児に持たせてみるとこんな感じ。
そんな映えること間違いなし!!
美味しいのはもちろん、皆んなでワイワイしながら楽しく作れる無限マシュマロにトライしてみました。
・大きなマシュマロ:適量
出来るだけ大きなマシュマロの方が最後カポッと外れやすいよ!
使用したマシュマロはロッキーマウンテンのメガマシュマロ!
【作り方】
1.割りばしかBBQ串にしっかり刺します。
(串の先端がマシュマロの頭から出るくらいまで刺したほうが失敗しにくいです。)
2.焚き火の周りで絶えずクルクルまわし続け、焼き色をつけます。
(火に近づけすぎるとマシュマロ自体が燃えてしまうので、ちょっと遠いかな?と思うくらいの位置でゆっくりあぶりましょう。もしマシュマロに火が付いてしまったら、フッと息を吹きかけて消します。)
3.全体に焼き色がついたら、なるべく早く焼いた部分を持ち、そっと上に抜いて外しましょう!
(もちろんこの部分も食べられますよ。)
4.外した後に残った中身は、そのままのトロッとさを楽しんで食べてもよし、また焼き始め2.の工程からを繰り返してもよしです。
家族と!友達と!ワイワイ大盛り上がりだよ♪
マシュマロつながりで変わり種の紹介を……
皆さん「フィシュマロ」というモノをご存知でしょうか?
その名の通り、フィッシュ(魚)とマシュマロをかけ合わせたモノなのですが、なんといっても、その魚の形がリアルなこと!!
まるで釣った魚を串刺しにし、炭火で焼いて食べているかと錯覚してしまうおもしろデザートです。
キャンプでこれが出てきたら、大人から子供まで盛り上がること間違いなし!
こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
■アウトドアの定番!スモア
みなさん「スモア」を知っていますか?
スモアとは定番の焼きマシュマロを板チョコと一緒にクラッカーやビスケットで挟んだ大人気デザートです。
きっと見たことがある、または食べたことがあるけど名前は初めて聞いた!という方も多いのではないでしょうか。
スモアはアメリカの定番アウトドアスイーツの1つで、「s’more」と書きます。あまりの美味しさから「some more」(もっとほしい)と言ったことが語源とされており、それの縮約形でスモアと呼ばれるようになったともいわれてます。
材料は少なく、作り方もとっても簡単!
焚き火を囲んでおしゃべりを楽しみながら、各自マシュマロを焼き、挟んでどんどん食べ進められる手軽さが人気の秘訣です。
・マシュマロ
・板チョコ(甘さ控え目にしたい方はビターチョコが◎)
・クラッカー・ビスケット(リッツやハーベストなどなんでも◎)
【作り方】
1.クラッカーを2枚並べ、うち1枚に板チョコを乗せ用意しておきます。
2.割りばしやBBQ串にマシュマロを刺し、焚き火の周りで絶えずまわし続け焼き色をつけます。
(火に近づけすぎるとマシュマロ自体が燃えてしまうので、遠火でゆっくりあぶりましょう。もしマシュマロに火が付いてしまったら、フッと息を吹きかけて消します。)
3.そのマシュマロを1.のチョコの上に乗せ、もう一枚のクラッカーで挟めば出来上がりです!
お手軽に作れるスモアがもっと簡単にできる方法があります。
それがアルフォートスモア!
あの有名なチョコレート菓子のアルフォートに焼いたマシュマロを挟むだけなので、チョコがずれる心配もなく、あっという間に完成します!
サクサクのビスケットと濃厚ミルクチョコがアツアツトロトロの焼きマシュマロとマッチして、コーヒーに合う最高の組み合わせになります。
(今回の写真はアルフォートミニで作ってますが、普通サイズのアルフォートで作ったほうが綺麗にマシュマロを挟めるのでオススメです。)
■スキレットでチョコレートフォンデュ
簡単そうにみえるチョコフォンデュですが、チョコを溶かす過程で意外と手間どることが。
最初に板チョコを細かく刻むことが、なめらかなチョコを作るコツ!
更にスキレットの余白に敷き詰めた食パンとマシュマロで見た目も華やかなチョコレートフォンデュを作ってみましょう。
・板チョコ:50gのものを2枚
・牛乳:50cc
・8枚切食パン:1枚
・バター:10g
・マシュマロ:適量
・旬のフルーツやバームクーヘンなど:適量
【作り方】
1. 板チョコを包丁で細かく刻みます。
2. スキレットの中心にシェラカップをのせ、その中に牛乳をいれ弱火で温めます。
(シェラカップがない場合、写真のような使い捨てのアルミカップを使えば後片付けも簡単に済むのでオススメです。もちろんスキレット自体に直接入れ溶かしても◎)
3. 2.が沸騰する前に、1.の刻んだチョコを少しづつ入れ、ゆっくりかき混ぜ溶かします。
4. シェラカップ周りの空いているスペースにバターを塗り、細かく切った食パンを敷き詰め、その上にマシュマロをのせていきます。
6. 3.4.に火を通しているうちに、具材料となるフルーツをカットし盛り付けて完成です。
もしガスバーナーがあれば、周りのマシュマロを少し上から炙るだけで見た目の雰囲気が変わりますよ♪
■焼きりんごシナモンがけ
放置調理の代表とも言える焼きりんご。
そのまま丸ごと火の中にポン!で、他の調理をしている隙にあっという間に出来てしまうのに、間違いないこの味はキャンプデザートにぴったり!
甘さも控え目で、火を通すことによって更に感じれるリンゴの自然の甘味がたまりません♪
あまりデザートの調理に時間をかけられない時にオススメですよ。
・リンゴ:1つ
・有塩バター: 15g
・砂糖:大さじ1
・シナモンパウダー:小さじ½(またはシナモンスティック1本)
【作り方】
- りんごをよく洗い、中心のヘタとタネの部分をくり抜きます。
(リンゴの芯抜きを使ってもokですが、その穴に調味料を入れるため、下まで貫通させないようにしてください)
- 火を通りやすくするため、フォークや竹串でリンゴの表面にブスブスと浅く穴を何箇所か適当に開けておきます。
- 先ほど1.で開けた穴に、砂糖→シナモンパウダー→バターの順で詰めます。
(バターで蓋をするようなイメージで押し込んでください。シナモンスティックの場合は最後に中心に刺します)
- アルミホイルで4〜5重にしっかりと包みます。
(この時上下逆さまになると、詰めた調味料が全て出てきてしまうので、常に上むきになるように注意します)
- 焚き火の中に直接入れ、約30分焼きます。
- 火から取り出したらそのまま15分ほど放置し、余熱で火を通して出来上がりです。
焼き+シナモンの組み合わせは他にも!
そのまま食べても美味しいですし、パンケーキやパンプディングなどの付け合わせにしてもとっても美味しくいただける、『スキレットで焼きバナナ』
・バナナ:1本
・有塩バター:10g
・シナモンパウダー:適量
【作り方】
- スキレットにバターを溶かし、バナナを両面焼き色がつくまでよく焼きます。
- 最後にお好みでシナモンパウダーを振りかけたら完成です。
■メスティンで簡単ゼリー
暑い夏キャンプの食後に、さっぱりとしたゼリーでお口直しなんて最高ですよね!
メスティンで調理し、そのまま冷やせる簡単ゼリーのレシピです。
冷やす時間が必要なので、食事を作る前に先にゼリーを仕込んでおくといいかもしれません♪
・水:適量
・ゼラチン(顆粒タイプ):10g
・砂糖:大さじ2
・フルーツ缶:好きなもの1缶
【作り方】
- フルーツ缶のシロップだけを取り出し、そこに水を加えて合計250ccになるように準備します。
- 缶のフルーツは食べやすい大きさに切ります。
- メスティンに水50cc、ゼラチン、砂糖をいれ、弱火で温めながらよく混ぜます。(このとき、沸騰はさせないように)
- 3.がよく溶けたら、1.を加えよく混ぜます。
- 最後に、2.のフルーツを好みの量加え、軽く混ぜたら蓋をし、クーラーボックスの中で1時間〜2時間ほど冷やして完成です。
■白玉でつくる和風みたらし団子&おしる粉
キャンプにちょっと意外な和風の組み合わせ!
つるっモチっ食感がたまらない白玉で作るみたらし団子とお汁粉です。
こねたり、丸めたりする工程が多いので、子供たちも遊び感覚で楽しみながら作れるデザートです!
・白玉粉:100g
・絹豆腐:100g
・お水:少々
■みたらしのタレ
・醤油:大さじ1
・みりん:大さじ1
・砂糖:大さじ2
・片栗粉:大さじ1
・水:50cc
■お汁粉 ・あずき缶:1個
・塩:少々
・水:缶の分量と同じだけ
【作り方】
お団子
- 白玉粉と水を軽く切った絹豆腐をボールに入れよく混ぜ合わせる。
- 少しづつ水を加え、耳たぶくらいの柔らかさになるまで混ぜます。
- お団子状に丸めていきます。
- 沸騰したたっぷりのお湯に3.をゆっくり入れていきます
- 4.が浮いてきたらそこから更に2〜3分ゆで、冷水に上げていきます。
- よく冷えたらお皿に盛り、お好みでみたらしのタレまたはお汁粉をかけて完成です。
みたらしのタレ
- みたらしのタレの材料全てをよく混ぜ合わせます。
- 1.を弱火にかけ、常にかき混ぜながらとろみが出てきたら火から下します。
お汁粉
- あずき缶にそれと同分量の水を加え火にかけます。
- ひと煮立ちしたら塩を少々加えて完成です。
そのまま食べても美味しいですが、串に刺し、お団子に焼き目を付けるというひと手間を加えるだけで香ばしい風味が加わり更に楽しめます!
焚き火で焼く場合、串がすぐ燃えてしまうので、アルミホイルで予めくるんでから焼くようにしましょう。
■スキレットでパンプディング
プディングはもともと蒸し料理ですが、蓋をし弱火でじっくり火を入れることで、キャンプでもおいしくいただける焼きパンプディングを作りました。
大人から子供までみんな大好きな味!しみしみパンとふわふわなプディングの相性が抜群ですよ。
旬のフルーツやお好みのものでトッピングをかえ、オリジナルの一品を作っちゃいましょう♪
・食パン:1枚 (またはフランスパン1/2本)
・卵:2個
・牛乳:1カップ
・砂糖:大さじ3
・粉砂糖:適量 (なくてもok)
・お好みでバナナやいちご、ナッツなどのトッピング:適量(今回はバナナを使用)
【作り方】
- 卵、牛乳、砂糖をボールに入れよく混ぜ合わせます。
- そこに適当な大きさに切った食パンを浸します。
現地で浸しても大丈夫ですが、自宅を出発する前に、この写真のようにジップロックにパンと液体をセットし、クーラーボックスに入れておけば、現地で焼くだけになるので時短になります。
3. 浸しておいたパンと液体全てをスキレットに入れ、その上にお好みのトッピングをし、アルミホイルで蓋をして、弱火で7〜10分ほど焼きます。
4. 焼けたら最後に粉砂糖をふりかければ完成です。
まとめ:キャンプで作るバーベキューデザートで盛り上がろう!
すぐに試せる!オススメのキャンプデザート、お気に入りは見つかりましたか?
作る過程がどれもシンプルなので、みんなで協力して楽しく作れるものばかり!
お子さんにとっては、自然に囲まれたキャンプでのお菓子作りを通して、仲間とコミュニケーションをたくさんとり、作った経験と美味しくできた達成感を味わう、とてもいい機会になります。
もちろん大人だけでも焚き火を囲んで、ワイワイ盛り上がりながら作るデザートの味はまた格別です。
ぜひ次回のキャンプから、簡単スイーツを取り入れてみてくださいね!