【キャンプ場スタッフ監修】愛犬と楽しいキャンプ!寝るときはどうしていますか?
今回は愛犬がキャンプで寝るときの方法や安心して寝れるようにするコツ、注意点を解説!冬キャンプで愛犬が寒くて眠れないなんてことがないように防寒対策やおすすめの就寝グッズをご紹介。
犬連れキャンプの参考にしてみてくださいね。
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こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
愛犬とキャンプに行きます!寝るときはテント内で寝る?外にゲージをおく?冬キャンプの場合の防寒対策などもいろいろ教えて欲しいです!
まかせて!愛犬とのキャンプとっても楽しいよね!ただ環境が変わればワンちゃんたちは不安を感じて寝れないなんてことも。今回は愛犬とキャンプで寝るときの方法を、愛犬2匹とよくキャンプをしているベテランキャンパーATSUさんに愛犬がキャンプで寝る方法を教えてもらったよ。
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
愛犬と一緒にキャンプ!寝るときはどうしてる?
愛犬は、大切な家族の一員!
ぜひともキャンプに愛犬を連れていって、家族の大切な思い出にしたいものです。
しかし、散歩やドックランとは違い、愛犬と屋外で一夜を共にすることになるので、
「テントの中できちんと寝てくれるだろうか」
「テントの中で粗相はしないだろうか」
「大きな声で吠えたりしないかな」
など、やはり不安がつきまといますね。
我が家の経験を踏まえ、愛犬とのキャンプでぐっすり就寝できる方法をご紹介します。
【テントの中でフリーにして寝る】
家庭で室内犬として飼っている場合は、家の中で自由な場所で寝ている犬も多いと思います。
そのような場合は、キャンプだからといって寝る場所を決めても、なかなか人間の思う場所では寝てくれないものです。
テントの中で、自由に寝かせてあげると犬が自分で寝やすい場所を自分で決めて、飼い主さんに寄り添ったりしながら寝てくれるでしょう。
寝るときはリードをつけるのを忘れずに!
【サークル(ケージ)の中で寝る】
家庭でも、サークルやケージを使って寝ている犬であれば、サークル・ケージを持って行って寝かせてあげるのがベストです。
しかし、サークルの大きさにもよりますが、かなりの大きな荷物となることがデメリットです。
持ち運び用の折りたたみサークル等があれば便利なのですが、なかなか慣れていないと犬が入ってくれません。
予め購入しておいて、家庭で慣れさせておくと良いでしょう。
【クレートに入れて寝る】
クレートに入れて寝ることが、犬にとっては一番理想的です。
クレートトレーニングが出来ていると、犬はクレートの中が一番安心できる場所になります。
キャンプでも、いつも寝ているクレートがあると、犬にとってどれほど安心できることでしょう。
キャンプに限らず、災害時の避難所でも、クレートに入ることが必須となっている避難所が多いです。どんな時でも慣れたクレートがあると、犬が安心して眠ることが出来ます。
また、車での移動もクレートに入れば安全だし、公共の乗り物にも乗れます。
とは言え、我が家の愛犬2匹は、クレートトレーニングはうまくいっておらず、車で移動の時はクレートに入れますが、キャンプではクレートに入って寝てくれません。
もし可能であれば、クレートトレーニングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
【車の中で寝る】
車の中で寝ることが、虫にも刺されず、迷子になることもなく愛犬にとっては一番安全かもしれませんね。普段クレートで安心して眠れる子はクレートの中に入れて、フリーで寝る子はフリーにして寝ましょう。
しかし、犬だけでなく飼い主さんも一緒に寝ることになるので、ある程度の車の大きさの車が必要になります。
また、キャンプで愛犬と車中泊する場合の注意点として、夏場は熱中症のリスクを下げるための暑さ対策、冬場は冷えを気にして防寒対策を頭に入れておきましょう。
社内に扇風機を取り付けたり、冷却マットを敷いておいたりの暑さ対策や、毛布や湯たんぽなどの寒さ対策はマストです。
愛犬の寝床の環境は整えてあげましょう。
【ベテランキャンパーATSUさんちの場合はこうやって寝る!】
我が家の場合、最初は移動用のクレートを使って寝かせようとしました。
しかし、我が家の2匹は、クレートをそもそも寝る場所とは認識していないので、全く寝てくれませんでした。
色々試行錯誤しましたが、最終的には、テント内でフリーという形に落ち着きました。
テント内ではフリーにはしていますが、就寝時は必ずリードを付けています。
リードの繋ぎ先は、飼い主の腕です。
愛犬がもし、強い力で引っ張るとすぐに気付けるので安心です。
夏場のキャンプでは、オープンなスクリーンテント内でコットで就寝することが多いので、リードをコットの近くに繋いで、一緒にコットの上に乗って愛犬と寝ています。
冬場は寒くなるので、寝袋の中に一緒に入って寝ています。一匹がまだ子犬の頃、寝袋の中で粗相をされた経験もあります。それ以降、一緒に寝袋の中で寝る時は、犬用オムツを履かせたりしている時期もありましたが、今は粗相をすることはありません。
愛犬が寝てくれない?安心させるコツ
愛犬が寝てくれない。そんな場合は、外に連れ出して、散歩してあげるのも良いかもしれません。
夜、知らない場所で不安に感じている場合は、周りを少し散策して、安心な場所だと認識させてあげると良いでしょう。
ただ、周りは就寝時間なので、静かに散歩することが大切です。
どうしても寝てくれない場合は、食べるのに時間がかかるおやつを与えて落ち着かせることもあります。
しばらくおやつを噛んでいるうちに、自然と落ち着いてきます。
【自宅と同じ寝床環境を用意しておく】
自宅で寝ている時に、愛犬がいつも使っている物があれば、必ず持っていきましょう。
マットやブランケット、ぬいぐるみなど、いつもと同じものであれば、自分の匂いが付いているので、愛犬が安心して眠ることが出来ます。
【昼間はドッグランで思いっきり遊ばせよう】
夜、愛犬がしっかり寝てくれる為にも、昼間はドックランなどで思いっきり遊ばせてあげましょう。
愛犬にとって、思いっきり走れるということは、この上なく幸せなことです。
テント設営などで忙しいとは思いますが、愛犬とのキャンプの場合は、時間にゆとりを持って出発しましょう。
昼間、クタクタになるまで遊ばせてあげることで、夜もぐっすりと眠ってくれます。
有野実苑オートキャンプ場にあるドッグランでもたくさんのワンコたちが走り回っているよ♪
防寒対策!冬キャンプなら暖かい寝床作りを
室内犬で飼っている犬は、冬の寒さには慣れていません。
しっかりと防寒対策をして出かけましょう。
ドーム型の犬用ベットや、犬用の湯たんぽ、ホットカーペットなども発売されています。
また、地面からの底冷えを防いであげる為にも、犬用のコットを準備してあげてもいいでしょう。
我が家では、一緒に寝袋に入って就寝しています。
飼い主も愛犬のぬくもりでポカポカ。可能であれば冬はこの方法が一番暖かいと思います。
愛犬と一緒に寝るときの注意点
愛犬と一緒に寝る時の注意点はどのようなものがあるでしょうか。
トイレはどうするか。お水はどこに置くか。
また、無駄吠え対策など多岐にわたりますので、順番に解説していきます。
【寝るときのトイレ】
睡眠中のトイレは、重要です。
必ず、就寝前に外に連れ出して、トイレをさせてあげましょう。
キャンプサイトは、寝たり座ったり、みんなが利用する場所です。必ずフィールド外でさせておくことを心掛けましょう。トイレの後始末も忘れずに。
子犬の間は、夜中にもトイレをしますが、成犬になってくると、朝までトイレは我慢できる犬が多くなっていると思います。
ですがそれは、自宅でぐっすり眠ることが出来る場合の話。
キャンプ場では、なかなか興奮して寝てくれない場合があります。
愛犬がトイレに行きたくなったらすぐにできるように、トイレトレーはテントの中で、近くに置いてあげましょう。
キャンプ場の夜は暗く、いつもと場所が異なるので、愛犬がいつものトイレトレーの場所が分からない場合もあります。
愛犬とのキャンプでは、薄暗い明りを灯して寝るというのも1つの方法です。
また、どうしても粗相が心配な場合は、犬用のオムツを付けるという手もあります。
【寝るときのお水】
犬にとっては、寝る時のお水も大切です。近くに置いてあげましょう。
その時に、水用の器を踏んで倒してしまわないように、ある程度重さのある器が良いでしょう。我が家は、愛犬とのキャンプの最初の方は、シェラカップを水入れ使用することにチャレンジしましたが、
すぐに踏んでこぼしてしまうので、今では、家庭で使用している陶器の器を持って行くようにしています。
【無駄吠え対策】
キャンプ地では、普段家庭では聞きなれない音や匂いが周りにたくさんあります。
野生動物の鳴き声などが聞こえると、いつもは吠えない犬でも、吠えてしまう場合も。夜中でも、愛犬が動き出したり、無駄吠えをしてしまったら、すぐに起きて対応しましょう。
そばに寄ってあげたり、抱っこしてあげると落ち着くことが出来るかもしれません。
また、お隣など、近くにテントを張っているキャンパーには予めご挨拶しておき、犬と一緒キャンプだということを伝えておくことも大切です。
【テント内で寝るときもリードを忘れずに】
愛犬をテント内で寝かせる場合は、締め切っていたらリードは必要ないように思いますが、リードは必ず付けるようにしましょう。
夜中に、飼い主がトイレに行ったりと、テントを出入りする場面が何度かあると思います。
その際にもし、テント入口のチャックをしっかり閉め忘れたりしたら、愛犬は飼い主さんを追いかけてテントから出る可能性があります。
また、無駄吠え対策でも書きましたが、野生動物の鳴き声に反応したり、近くに犬連れキャンパーが居たら、その犬が吠える可能性があります。
そんな時、いつもと異なる場所であれば、脱走してしまうかもしれません。
愛犬の安全を守るためにも、リードは必ず付けておきましょう。
また、リードの繋ぐ場所ですが、ペグを指す地面があるなら、ペグで固定しましょう。小型犬であれば、ペグ一本でも大丈夫ですが、中型犬、大型犬になると、ペグでは不安です。
ペグで複数個所固定する犬用リードアンカー等があります。
我が家では、起きている間はペグで固定していますが、就寝中は、リードは飼い主の腕に付けています。愛犬の些細な動きにも反応できておすすめです。
もしも愛犬が寝てる間に脱走してしまったら……
愛犬の管理は飼い主さんの責任です。脱走して周囲に迷惑をかける事のないよう、リードはしっかり固定しましょう。
しかし、万が一愛犬が脱走してしまったら、まずはすぐにキャンプ場の管理棟に連絡します。
そして、周囲を捜索します。
就寝中であれば、あまり大きな声で呼ぶことも出来ないので、愛犬が好きなお菓子等を持って捜索します。
朝になれば、近隣のキャンパーさんへ聞き込みをしましょう。
それでもどうしても見つからない場合は、保健所や警察へ遺失物として届け出することになります。
そんな悲しいことにはならないためにも、決してノーリードにはぜず、愛犬の安全を守ってあげましょう。
愛犬が寝るときにあると嬉しいアイテム
キャンプで愛犬と寝るときにあると嬉しいアイテムをご紹介!
【スノーピーク(snow peak) ドッグコット】
小型犬から中型犬用のスノーピークのドッグコット。
座面は取り外して洗濯可能なので、汚れた足で上がっても大丈夫です。
・使用時サイズ:650×650×300(h)mm
・収納時サイズ:140×140×800(h)mm
・耐荷重:30ポンド(約13.61㎏)
【Helinox (ヘリノックス) ドッグコット】
耐荷重が60キロ以上と、大型犬が乗ってもリラックスできるヘリノックスのドッグコットです。
メッシュを広く使用してあるので夏場は通気性よく涼しく過ごせます。
・使用時サイズ:M/901×596×215㎜ L/996×698×215㎜
・収納時サイズ:M/584×139×139㎜ L/673×165×165㎜
・耐荷重:154ポンド(約69㎏)
【アイリスオーヤマ ペットサークル 折りたたみ】
組み立てが簡単で、コンパクトに収納できるソフトケージです。
持ち運びに便利なキャリングバッグ付き。上半分がメッシュになっているので、愛犬の様子がよくわかり、通気性抜群です。
S、M、Lの3サイズ展開で、小型犬、中型犬、大型犬までのどのワンちゃんにも合わせられるので嬉しいですね。
商品サイズ(幅×奥行×高さ):92×92×62cm
入口サイズ(幅×高さ):26.5×35cm
折りたたみ時サイズ(cm):幅約66×奥行約6×高さ約42cm
【モンベルドッグドーム】
通気性に優れていて、愛犬が快適に過ごせるドッグテントです。
手軽に洗えるドッグベットも付属。
これがあれば、愛犬も一人前のキャンパーです。
・使用時サイズ:650×900×630(h)㎜
・収納時サイズ:直径130×410㎜
・耐荷重:1081g
【Pecute ペット用 ホットカーペット】
電源サイトならコンセントをさしてすぐ使えるペット用のホットカーペットで暖をとるのがおすすめ。
38℃〜40℃を保ってくれるのであったかく真冬のキャンプも安心!
電源コードを噛みちぎらないように感電防止のホースも安心。
【ニトリ Nクール 犬・猫用敷パッド ひんやり 接触冷感 抗菌防臭】
夏の暑い夜には熱中症対策にひんやりしたマットを敷いてあげるのもおすすめ。
寝る前にお水をしっかり飲ませてあげてくださいね。
まとめ:寝るときの対策をバッチリ準備して愛犬とのキャンプを楽しく過ごそう
愛犬の性格や、家庭環境によって、寝る時の対策は違ってくると思います。
はじめは試行錯誤かもしれませんが、愛犬とのキャンプも回数を重ねていくうちに、一番あった方法が見つかるはずです。
また、愛犬も、飼い主さんとのキャンプに慣れてくれば、テントの中でもぐっすり眠ってくれるようになってくるでしょう。
愛犬と共に過ごすキャンプは、大変なこともありますが、その分楽しみはひとしお。
何より犬は、その性格から大好きな飼い主さんと同じ時間を過ごすことにこの上ない幸せを感じると言います。
寝る時の対策をばっちり準備して、愛犬との楽しいキャンプに出かけてみましょう。
いつもは見られない愛犬の幸せな顔が見られるに違いありません。