【キャンプ場スタッフ監修】キャンプはコーヒー派の人が多いイメージがありますが、紅茶派という人もいますよね!
今回はキャンプでの紅茶の楽しみ方、淹れ方のコツやおすすめの道具を紹介します。
さらにオーストラリア在住のArizineライターえどまゆさんにオーストラリア伝統のキャンプで飲む紅茶、「ビリーティー」についても聞いてみました!
いますぐおすすめの紅茶グッズを知りたい人は、以下のボタンからジャンプしてくださいね!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
紅茶派の僕はキャンプでも紅茶を楽しみたいんですが、コーヒーグッズは多いんです。紅茶グッズでおすすめなものはありますか?またキャンプならではの楽しみ方も教えてください!
キャンプでの紅茶の楽しみ方だね、まかせて!!自然の中で飲むティータイムはコーヒーとも同じくらい至福のひととき♪最高に贅沢なリラックスタイムだよ。おすすめのティーセットを紹介するね。そしてオーストラリア在住キャンパーえどまゆさんにキャンプで飲むオーストラリア伝統のお茶「ビリーティー」についても教えてもらいました!
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
キャンプで紅茶を飲む魅力とは
「キャンプといえばコーヒー」というイメージの方も多いかもしれませんが、もちろん紅茶を飲んでティータイムを楽しむのだっておすすめ!
色んな種類の茶葉を持っていけば、その時の気分によってフレーバーを選べる楽しさもあります。
また、カモミールティーやペパーミントティーなど、ノンカフェインのお茶も多いので、夜に焚き火をしながら温かい飲み物でほっと一息つきたいときにもぴったりです。
キャンプやアウトドアで紅茶を飲むおすすめの方法&美味しく淹れる道具
アウトドアで紅茶を楽しむときは、コンパクトに収納できて軽量な道具を揃えると持ち運びがしやすくていいですね。コーヒーと紅茶を両方楽しみたい方は、フレンチプレスなど、どちらにも使える器具を選ぶのもおすすめです。
オートキャンプなら車で持ち運びができるのでこだわりのギアをいくらでも揃えてもいいね!
さらに味わいを追求したい方は、お湯を沸かすケトル(やかん)にもこだわってみではいかがでしょうか。熱伝導が良い銅製のケトルや、水に金属臭がうつりにくいチタンのケトルが特に人気のようです。
あわせて読みたい記事:「キャンプでドリップコーヒーにこだわりたい!便利なアイテムとおすすめのドリップポット(ケトル)5選」
【使い捨てできて持ち運びも便利!ペーパーフィルター】
市販のティーバッグのように使い捨てできるペーパーフィルターは、アウトドアで気軽に紅茶を楽しみたい方におすすめです。自宅で茶葉を入れて準備しておけば、キャンプ中はお湯を沸かすだけですぐ紅茶を淹れられます。
複数種類の紅茶をブレンドしたり、ドライフルーツを組み合わせて、自分のオリジナルティーを作ってみても楽しいですよ。
他にも裏技的な使い方としては、ペーパーフィルターにスパイスを入れてカレーなど煮込み料理に使うと後処理が楽になります!
【フレンチプレスで茶葉の香りを楽しむ】
茶葉の香りをしっかり楽しみたい方におすすめなのが、フレンチプレスで淹れた紅茶です。お湯の代わりにホットミルクを注げば、濃厚なミルクティーのできあがり!
フレンチプレスは本来コーヒーを淹れるための器具なので、これ一つあればアウトドアでコーヒーと紅茶をどちらも楽しむことができます。
最後にプレスするときに茶葉を潰さないように少し隙間を残すと、渋みが残らず美味しく出来上がりますよ。
【ネルドリッパーでエコに楽しむ】
ネルドリッパーもコーヒー器具として有名ですが、もちろん紅茶に使うこともできます。使い捨ての紙フィルターに比べて、より深みのあるダイレクトな味わいのコーヒーやスッキリとした味わいの紅茶を楽しめるところが特徴です。
水に浸して冷蔵保存する必要があるのでお手入れが少し手間ではありますが、環境にやさしいところも人気のアイテム。アウトドアでワンランク上のコーヒータイム&ティータイムを楽しみたい方におすすめです。
【ティーストレーナー(茶こし)でおしゃれに楽しむ】
ティーストレイナー(茶こし)を使った紅茶づくりは、手軽にエコなティータイムを楽しみたい方にオススです。
ティーバッグのようにお湯に落として使える「ボール式」、茶こしとして茶葉を受け止める「網式」、受け皿が一体になった「回転式」など、種類も豊富。
可愛いデサインの商品も多いので、おしゃれなティータイムを楽しみたい方はぜひお気に入りを探してみてくださいね!
■シェラ茶漉しって知ってる??
世界初!シェラカップ型の茶漉しが「大島清吉商店」より販売されているのをご存知でしょうか?
「昔になかったもので、今当たり前にあるものを利用しながら、古来からのお茶の飲み方をアップデートしたい」と考えるキャンプ好きの森社長のアイディアから生まれたこのシェラカップ型の茶漉し。
お湯の中で広がっていく茶葉の様子やその香りをお茶の時間「茶teatime」を楽しめるように、自然を感じながらアウトドアで飲んで欲しいとお茶を野外で淹れるという森社長の経験から、ひらめかれたアイディアだそう。
ステンレス製のシェラ茶漉しのサイズは直径10.8㎝(全体17.7㎝)、深さ4.5㎝と、ノーマルシェラカップからビッグシェラカップまで合わせて使用することを計算して作られています。
お茶だけではなく、お米の水切り、麺類や野菜の水切りとしても利用できるほか、コーヒーのドリッパーとしても使える万能なシェラ茶漉し、持っていると一目置かれるのは間違いなしですね!
気になるお値段は2022年4月現在で2,750円(税込)、大人気のためオンライン分は完売しておりなかなか手に入りにくいですが、入荷を気長に待ってぜひゲットしてみてくださいね。
購入はこちらから▶︎「大島清吉商店オンラインショップ」
【チタン製ティーセットで優雅に楽しむ】
2020年秋に本格始動したクッキーマークのアウトドアブランド『S’more(スモア)』。「ギアにときめき、キャンプに恋する。」がコンセプトの有野実苑スタッフ注目のアウトドアブランドです。
そんなスモアのティーポットとストレーナー、ティーカップがコンパクトにまとまった、チタン製のティーセット。重量は約245gです。
収納場所を取らず本格的な紅茶が楽しめるので、アウトドアにピッタリのアイテムです。おしゃれなティーセットは日常で使えるのも嬉しいポイント。
チタン製の食器は金属臭がなく、澄んだ味わいを楽しめるのが特徴。コンパクトなカップなので、中国茶や緑茶を飲むときに愛用するのもいいですね!
【キャンプ用ティーバッグのおすすめ】
手軽に紅茶を楽しみたいときに重宝するのは、やっぱり市販のティーバッグ。
可愛いデザインのティーバッグを選べば、アウトドアシーンをもっと特別に演出できますよ!
自分のテンションの上がるデザインのティーバックを持っていけばいいんです!私が心躍るティーバックは下の4つ!ニャンコのティーバッグをチタンマグから覗かせたい♪
オーストラリア伝統のお茶「Billy Tea(ビリーティー)」って知ってる?
ビリーティー(Billy tea)とは、オーストラリアの伝統的なお茶です。オーストラリア開国当時、イギリスや中国からお茶の文化が伝わった頃から100年以上ずっと飲まれている親しまれているアウトドアにぴったりなお茶。
ビリーティーの名前の由来はその作り方にあり、「ビリー」と呼ばれる取っ手付きの簡易的な缶にお水と茶葉を入れ、それを焚火にくべてお茶を入れることに由来されていると言われています。
オーストラリアのアウトバックツアー(オーストラリア内陸の自然を楽しむツアー)では焚火を囲んでビリーティーが振る舞われることも多く、現地の歴史やアウトドアライフと深く関わっている飲み物の一つです。
ブラックティー(紅茶の茶葉)にガムツリーの葉や中国茶をブレンドしたもので、独特の少しスモーキーな香りが特徴。オーストラリア現地ではティーバッグとして販売もされています!
まとめ:キャンプのティータイムで至福のリラックスタイムを!
アウトドアやキャンプで紅茶を楽しみたい方におすすめの器具や選び方、そしてオーストラリアのキャンプシーンで伝統的に楽しまれているお茶「ビリーティー(Billy tea)」をご紹介しました。
お湯沸かすだけで手軽に楽しめて、ハーブティーなどノンカフェインの種類も多い紅茶は、アウトドアシーンでほっと一息つきたいときにピッタリのドリンク。皆さんもぜひ自然の中で極上のティータイムを満喫してくださいね!