キャンプ用ケトルおすすめ13選!素材・注ぎ口・焚き火対応タイプなど選び方も解説
【キャンプ場スタッフ監修】お湯を沸かしてコーヒーを淹れたり、ラーメンを作ったりと、ケトルはキャンプに欠かせないギアのひとつ。
最近は直火OK・注ぎやすい・おしゃれなデザインなど、種類もどんどん増えて選ぶのが難しいですよね。
この記事では、有野実苑オートキャンプ場スタッフの目線から、用途や素材別におすすめのキャンプ用ケトル12選をご紹介!
焚き火やバーナーで使えるタイプや、ソロ向け・ファミリー向けなど、選び方のポイントもわかりやすく解説します。
「おすすめだけ先に見たい!」という方は、以下のボタンからジャンプしてチェックしてみてくださいね。
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
キャンプ用のケトルを探しているんですが、種類も多くて値段もさまざま、どれがいいか分からないんですがおすすめありますか?
まかせて!キャンプ用のケトルだね!ケトルは形や素材も様々。今日はケトルについての特徴やおすすめを教えちゃうね♪それぞれのメリットやデメリットを把握してぜひお気に入りのケトルを見つけてね!
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/

※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
キャンプ用ケトルとは?

キャンプ用ケトルとは、アウトドアでお湯を沸かすために使う専用のやかんのこと。
焚き火やバーナーなどの火に直接かけられる設計になっていて、コーヒー・ラーメン・湯せんなど、幅広く使える便利ギアです。
形やサイズもさまざまで、使用スタイルに合わせて選ぶのがポイント!
【ソロキャンプに!コンパクトなやかん型】

見た目は一般的なやかんに近い、最もオーソドックスなケトルタイプ。
アウトドア用は軽量&コンパクトで、ソロキャンプや登山、ハイキング向きです。
底面が広く、素早くお湯が沸くのもポイント。ただし、持ち手が短く本体も低いため、焚き火での使用は不向きです。
また容量も少なめなので、大人数には別タイプがおすすめ。
【グループ・ファミリーキャンプに!縦長型】

大容量のポット型ケトルで、1.5L以上のモデルが主流。
複数人分のお湯を一度で沸かせるため、ファミリーやグループキャンプに最適です。
注ぎやすいサイドグリップに加え、焚き火に吊るせるハンドル付きのモデルも豊富。
デメリットはサイズと重さ。収納スペースをあらかじめ確保しておきましょう。
【クッカー(調理器具)としても!寸胴鍋型】

湯沸かし+調理の両方に使える万能タイプ。
広口なのでインスタントラーメンやスープ調理にも最適で、ケトルの中に調味料やカトラリーも収納可。
荷物を減らしたいミニマル派にはぴったりですが、注ぎやすさは他のタイプに劣るため、使い勝手には少し工夫が必要です。
キャンプ用ケトルの素材

ケトルを選ぶとき、形やサイズと同じくらい重要なのが「素材」。
使い方やメンテナンスのしやすさに直結するので、自分のキャンプスタイルに合ったものを選びましょう。
【軽量で扱いやすいアルミ】

アルミ製ケトルはとにかく軽くて持ち運びやすいのが魅力。
熱伝導率が高く、お湯がすばやく沸くため、ソロキャンプや登山向けとして人気です。
ただし、キズや変形に弱く、焦げ跡がつきやすいので扱いには注意が必要です。
一定の温度を超えるとアルミが溶けるので空焚きはできませんが、焚き火でも使えます。
【手入れがしやすく丈夫なステンレス】

耐久性と手入れのしやすさで選ぶならステンレス。
サビにくく、焦げついてもゴシゴシ洗えるタフさが魅力で、直火に当てると黒くなるその見た目の変化が人気でもあります。
重さはあるものの、焚き火調理や長く使いたい人におすすめです。
また、熱伝導率もアルミには劣るので、お湯が沸くのに少し時間が必要です。
【超軽量&高強度のチタン】

チタン製ケトルは、非常に軽くて頑丈なのが最大の特徴。焚き火でガンガン使えます。
持ち運びの負担が少ないうえに、サビに強く、変形もしにくいため、長く愛用できる素材として人気があります。
ただし、熱伝導率はやや低めなのでお湯が沸くまでに少し時間がかかることも。また、価格は他の素材より高めなので、コストを抑えたい方にはややハードルがあるかもしれません。
それでも、軽さと耐久性を重視するミニマル志向のソロキャンパーにはぴったりの選択肢です。
【サビに強くおしゃれなホーロー】

見た目もかわいいホーロー製ケトルは、サイトの雰囲気をおしゃれに演出したい人向け。
サビに強く、お湯の味やにおいが移りにくいのも特徴です。
ただし、落とすと表面のガラス質が欠けることがあるので取り扱いは丁寧に。
ただし、焚き火にかけるとどうしてもススで汚れてしまうもの。気になる人はバーナーやコンロで使うのがおすすめです。
【熱伝導率が高い銅】

とにかく早くお湯を沸かしたい!という人にぴったりなのが銅製。
プロ仕様の道具として愛用されている素材で、熱効率はピカイチです。
そのぶん価格は高めで、こまめなお手入れ(緑青対策)も必要。
そんなデメリットも楽しめるこだわり派向けの素材です。
キャンプ場スタッフが選ぶおすすめのキャンプ用ケトル13選

キャンプ用ケトルはさまざまなキャンプブランドから発売されています。
100均や雑貨店のケトルで代用することもできますが、専用のケトルを購入したい場合、どれを選べばいいのか迷ってしまう人も多いですよね。
ここからは、有野実苑オートキャンプ場スタッフがおすすめするケトルをご紹介します。
【やかん型:コールマン(Coleman)パッカウェイケトル】

コールマンのアルミ製コンパクトケトルです。
取っ手はシリコンになっているので、滑りにくく扱いやすいのが特徴。(焚き火非推奨)
持ち運びに便利なメッシュポーチも付いています。
容量が少ないため、ファミリーキャンプなど大人数のキャンプには向きません。
注ぎやすいよ!直角に傾けても蓋が外れないのはポイント高い!
サイズ:約15×13×8cm
重量:約150g
容量:約0.6ℓ
素材:アルミニウム(本体)、ステンレス、シリコン)
付属品:メッシュポーチ
【やかん型:ユニフレーム (UNIFLAME) 山ケトル900】

ユニフレームのアルミ製ケトルです。別売のクッカーセット(fan5DX)にピッタリと収納可能。
ハンドルに穴をあけることで、取手が熱くなりにくくしたこだわりの日本製で焚き火の直火使用もOK!
満水時容量は0.9ℓありますが、実際に沸かせる湯量は若干少なめです。
取手が熱くなりにくいとはいえ、焚き火にかけると取手は熱くなるので注意してね!
サイズ:約16.6×16.6×7.6cm
重量:約186g
容量:約0.9ℓ
素材:アルミニウム(本体)、ステンレス鋼
付属品:収納ケース
【やかん型:イーグルプロダクツ キャンプファイヤーケトル】

イーグルプロダクツのステンレス製ケトルで、ソロキャンパーに大人気。
底部に銅メッキが施されているので、熱伝導率抜群! 早くお湯が沸きます。
見た目のかっこよさからもキャンパーたちの熱い支持を受けていますが、少々値段が張るケトルです。
何よりも高いデザイン性で一目惚れする人続出!焚き火に放り込んでガシガシ味が出るように使うのがおすすめ♪
サイズ:約18×18×9.9cm
重量:約250g
容量:約1.5ℓ
素材:ステンレス(底部:銅メッキ)
付属品:収納袋
【やかん型:trangia(トランギア) ケトル 】

トランギアのアルミ製ケトルです。スウェーデン発のおしゃれなデザインが魅力。
0.6ℓサイズは別売のソースパンに収納できます。※0.9ℓサイズもあり
焚き火で使用する際は、取っ手のラバーチューブを外す必要があるので注意しましょう。
蓋の直径が大きめでスタッキング(収納)も楽しみの一つ!
サイズ:約14×14×7.9cm
重量:約204g
容量:約0.6ℓ
素材:アルミニウム
付属品:なし
【やかん型:キャプテンスタッグ アルミ キャンピング ケトル】

キャプテンスタッグのアルミ製ケトルです。取っ手と蓋のつまみが自立するので、火にかけても熱くなりにくくなっています。
実際にこぼれず沸かせる湯量は0.6ℓほどなので、ソロキャンプ向きです。
ケトルとして問題なく使えるうえ、お値段がとってもいい!ファーストケトルとしてもおすすめの価格帯!
サイズ:約13×15×7.7cm
重量:約137g
容量:約0.7ℓ
素材:アルミニウム(アルマイト加工)(本体)、ステンレス鋼、シリコーン
付属品:なし
【やかん型:ファイヤーサイド レトロホーローケトル 】

ファイヤーサイドのホーロー製ケトルです。レトロなデザインが人気な日本製。
マット仕上げと光沢仕上げはカラーによって違うので、選ぶ楽しさもあります。
重量があるので、キャンプ時の持ち運びには注意が必要です。
ホーロー製は直火もOKなんだけど、薪ストーブの上に置いたりして使っている人が多いよ!
サイズ:約22×18×12.6cm
重量:約1000g
容量:約2.3ℓ
素材:ホウロウ用鋼板
付属品:なし
【やかん型:Boundless Voyage チタンケトル 700ml 】

超軽量&高耐久のチタン製ケトル。素材は99.8%純チタンで、サビにくく腐食にも強いため、長く愛用できる安心感があります。
金属臭がなく、飲み物の風味を損なわないのもチタンならではの魅力。直火・電磁調理器どちらにも対応しており、焚き火調理もOKです。
コンパクトながらもしっかり700mlの容量があり、ソロキャンプや登山にぴったりな1台です。
サイズ:約Φ145×(H)65mm+ハンドル70mm
重量:約149g
容量:約0.7ℓ
素材:チタン(純度99.8%)
付属品:なし
【縦長型:コールマン(Coleman) ケトル ファイアープレイスケトル 】

コールマンのステンレス製ケトルです。
焚き火の直火でも使用しやすい取っ手のくぼみと、注ぎ口は灰が入りにくい蓋つき。お湯を注ぐ際は水圧で蓋が開くので便利です。
注ぎ口のでっぱりと末広がりの形状のため、持ち運びの際はスペース確保が必要。
サイズ:約13×22×23cm
重量:約570g
容量:約1.6ℓ
素材:ステンレス
付属品:なし
【縦長型:ファイヤーサイド(FIRESIDE)グランマーコッパーケトル】

ファイヤーサイドの銅製ケトルです。
大容量の銅製なので、お湯を素早くたくさん沸かせるのが特徴です。ファイヤーサイドのロゴと日本製を示す刻印が品質の証。
キャンプ用に使用するケトルとしては高級ですが、使うほどに味がでてきます。

焚き火にかけた時につくスス汚れや焼け色の風合いがなんともかっこいい!
サイズ:約18×22×24cm
重量:約1100g
容量:約3.3ℓ
素材:銅(内側スズメッキ)(本体)、真鍮
付属品:なし
【縦長型:スノーピーク(snow peak) クラッシックケトル】

スノーピークのステンレス製ケトルです。クラシックなフォルムが印象的。
焚き火の使用も問題ありません。グローブをしていても持ちやすい大きな取っ手が便利。
少々高級な価格帯なため、試しに使ってみたい初心者キャンパーにはハードルが高めです。
スノーピーク好きにはたまらない美しいフォルムのケトル!
サイズ:約11.5×11.5×24.7cm
重量:約690g
容量:約1.8ℓ
素材:ステンレス鋼
付属品:なし
【寸胴鍋型:スノーピーク(snow peak) ケトル No1】

スノーピークのステンレス製ケトルですが、こちらはクッカーとしても使える寸胴鍋型。
インスタントラーメンを作って、そのまま食べられる形状です。

注ぎ口はあるものクッカーとして特化したタイプのケトルのため、通常のものよりお湯を注ぎにくく感じる場合もあります。
焚き火の上に吊るせるのがいいよねー!お湯も沸かせる、簡単なキャンプ飯も作れるケトルと鍋のいいとこ取りって感じ!
サイズ:約14.5×14.5×9.9cm
重量:約255g
容量:約0.9ℓ
素材:ステンレス鋼
付属品:なし
【寸胴鍋型:PRIMUS (プリムス) ライテックトレックケトル&パン】

プリムスのアルミ製ケトルです。
寸胴鍋型のため鍋として使えることはもちろんですが、蓋にも取っ手がついているのでフライパンとしても利用可能。1台でケトルとしても、鍋やフライパンとしても使えます。
容量が少なめなので、ファミリーキャンプには不向き。
合わせて250サイズのガスと小型バーナーも収納可能!
サイズ:約13×13×14.5cm
重量:約280g
容量:約1.0ℓ
素材:アルミニウム
付属品:メッシュ収納袋
【寸胴鍋型:キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ケトル クッカー】

キャプテンスタッグのステンレス製ケトルです。金物で有名な燕三条で作られた日本製。
取っ手の向きが変えられるので、ケトルとして使う場合は注ぎやすく、クッカーとしてつかう場合は安定感が増します。
取っ手はネジ式なので、向きを変えたい場合はコインを用意しておきましょう。
取手のネジが少し扱いにくいかなぁ!蝶ネジにつけ変えて改良している人もいたよ!
サイズ: 約14.5×14.5×9cm
重量:約370g
容量:約1.3ℓ
素材:ステンレス鋼ム
付属品:なし
まとめ:キャンプでケトルを使って料理やコーヒータイムを楽しもう!

コーヒーを飲んだり簡単な調理をするのに欠かせないキャンプ用ケトル。
コンパクトな形状や扱いやすさ、こだわりのデザインなどさまざまなケトルがあります。
ソロキャンプから大人数のグループ、ファミリーキャンプまで用途はさまざまですよね。バーナーやコンロにかけたり、焚き火で使ったりとお湯の沸かし方も多様。
ぜひ、自分のキャンプスタイルに合ったケトルを選んで、ワンランク上のキャンプを楽しんでみてください。














