日曜日, 4月 28, 2024
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ガソリンランタンのメンテナンス方法を初心者向けに解説!パーツ交換やスス汚れなどの掃除もこれでバッチリ

※本記事には一部プロモーションが含まれます

【キャンプ場スタッフ監修】キャンプで必需品のひとつにもはいるランタン。
どんなギアにもメンテナンスは必要となってきますが、今回はランタンの中でも特にメンテナンスを必要とする「ガソリンランタン」のメンテナンス方法について有野実苑スタッフ兼キャンパーのKATSUKIくんが解説していきます。

初心者の方でもすぐに取り掛かれるようにわかりやすくまとめたので、「ランタンのメンテナンス方法を探してる」「ガソリンランタンメンテナンスの手順やポイントが知りたい」人はぜひチェックしてみてくださいね♪

いますぐメンテナンス方法を知りたい人は、以下のボタンからジャンプしてください!

こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!

最近ガソリンタイプのランタンを買ったのですが、メンテナンス方法がいまいちわかりません。どうやってメンテナンスするのが正解ですか?

ガソリンランタンのメンテナンス方法だね!どんなギアでもメンテナンスは必要だけど、ランタンは特に使う頻度が高いから、こまめにメンテナンスしてあげよう!ランタンのメンテナンスにはいくつか道具が必要だから、それもあわせて手順を紹介していくね♪

【有野実苑オートキャンプ場】

有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。

有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/

※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。

まずは知りたいアウトドアランタンの種類と魅力

キャンプの夜を彩るランタンは、テントサイトを明るく照らしてくれるだけではなく魅力あるテントサイトにしてくれます。

ランタンの種類も豊富になり、ガソリン・灯油・ガス・LEDなどたくさんのランタンを楽しむことができます。
長く愛着をもって使っていただけるように今回は、ガソリンランタンのメンテナンス方法をご紹介します。

ガソリンランタンのメンテナンス方法が早く知りたいよ〜という人は目次で「ガソリンランタンのメンテナンス方法」まで飛んでね!

ガソリンランタン

Photo by 有野実苑スタッフKATSUKI

ガソリンランタンといえばコールマン!

ガソリンランタンは、光量が強く明るさの調節もできるのが特徴的です。
メンテナンス次第では、10年、20年と長く使うことができ一生モノとして付き合っていけます。

最近では、コールマンのヴィンテージランタンも人気で、その無骨なデザインは、多くのキャンパーに愛されています。

ガソリンランタンの使い方は下記の記事に詳しく書いてあるので読んでみてくださいね!

オイルランタン(灯油、パラフィンオイル)

オイルランタンの一番の魅力は、炎の揺らめきです。
光量はガソリンランタンに劣りますが、ランタンからでる炎の揺らめきはずっと眺めていることができるほど落ち着く光なんです。

オイルランタンの歴史は古く、そのアンティークなフォルムやデザインは現代のキャンパーを魅了しています。燃料も灯油やパラフィンオイルと手に入りやすいため、多くのキャンパーに愛されているランタンです。ランタンといえば……で頭の中で思いつくデザインがオイルランタンではないでしょうか。

LEDランタン

Photo by 有野実苑スタッフKATSUKI

防水だったり、USB充電もできたり、コンパクトで軽量なものもありとデザインや機能が豊富でシーンを選ばず気軽に使えるランタンとして人気のあるLEDランタン。

テントの中でガソリンランタンや灯油ランタンを使用するのはたいへん危険なので、テントの中で使用できる唯一のランタンになります。光量も明るくボタン一つで、点灯・消灯できるのも魅力です。

ガスランタン

出典:Coleman

ガスランタンは、ガソリンや灯油に比べて扱いがしやすくLEDランタンより炎のぬくもりなどが感じやすいランタンです。

ガスも、ランタン以外にバーナーとも併用して使用できるのが便利です。
本格的な炎のゆらめきはほしいけれど、お手入れに自信がないという初心者キャンパーにおすすめのランタンです。

主にメンテナンスが必要なのはオイル・ガソリン燃料のランタン

ランタンの中でも、主にメンテナンスが必要になってくるのがガソリンランタンとオイル(灯油)ランタンです。

オイルやガソリンを使用して燃焼するランタンになるのでススが詰まったり、ポンプやパッキンが劣化したりするため、定期的なメンテナンスをすることで安全に使用することができるのはもちろん、愛着を持って長くランタンを使うことができます。

ガソリンランタンの基本メンテナンス方法

では、本題ガソリンランタンの基本のメンテナンス方法を解説します!

今回は、ワンマントルランタン286Aを使ってメンテナンスを行なっていきます。

日常にしておきたいメンテナンスと、よくあるトラブルの原因、ジェネレーターの交換やフィラーキャップの交換にフォーカスして説明します。
専門用語が出てくるので、ランタンの各パーツの名称をまず確認しておきましょう。

Photo by 有野実苑スタッフKATSUKI

たくさんあって一気に覚えるのは難しいですが、使い込んでメンテナンスを繰り返すうちに覚えてきますよ!

①使い終わったらランタンの燃料を抜く

Photo by 有野実苑スタッフKATSUKI

キャンプに行った際に、ランタンの燃料のガソリンを使い切らずにそのままタンクに入れっぱなしにしていませんか?

ランタンを持った際にこぼれたり、車の移動中に漏れてきたりタンク内に入れておくと危険がたくさんありますので、キャンプ場スタッフとしては、必ず燃料は毎回抜くよう推奨しています。

長時間、タンク内に入れておくと錆や劣化の原因にもなりますので注意しましょう。

毎週行くから面倒だよーという人も、せめてキャンプをしない時期が続く場合には必ず抜くようにしよう!

ホワイトガソリンを抜く際には、コールマンの「残ガソリン抜き取りポンプ」で簡単に抜くことができます。

使い方は簡単。金属の金具がついた方をタンクに差し込み、黒いゴムキャップを燃料キャップの部分に差し込みます。あとはポンピングするだけで残ったホワイトガソリンがするすると汲み上げられてきますので、空のガソリン容器などに移していきます。

②ホヤ(グローブ)の清掃とチェック

Photo by 有野実苑スタッフKATSUKI

ランタンを、キャンプで使用するとガラスホヤ(グローブ)にススがついて汚れてしまったり、光に集まってきた虫の死骸などがこびりついていたりします。

汚れや塗装の剥がれの原因にもなりますので、気になる汚れは濡れた布で拭いた後に乾いた布でふきあげるなどしてこまめにチェックし清掃することを心がけましょう。

パーツクリーナーや食器用洗剤を使って洗浄してもいいね!

③ポンプカップに専用オイルをさす

Photo by 有野実苑スタッフKATSUKI

ガソリンランタンの基本メンテナンスといえば、ポンプカップにオイルをさすこと。

ガソリンランタンは、使用前に必ず「ポンピング」といわれる燃料タンクに空気を送りこむ作業を行います。毎回する作業なので段々とポンプカップが乾燥していきうまく空気を送り込めなくなり点火できなくなります。

そこで活躍するのがポンプカップ専用の潤滑油『リュブリカント』です。
リュブリカントを使ってキャンプに行くごとに、オイルを注油するメンテナンスするのがポンプカップ含むポンプブランジャーの劣化を防げておすすめです。

【④燃料バブルの増し締め】

出典:Coleman “いざ”というとき役に立つガソリン燃焼器具メンテナンスハンドブック

長い間使用していると、まれに燃料バルブ裏のナットが緩んでくることがあります。
メンテナンス数回に一度はナットを増し締めして、燃料漏れを防ぎましょう。

燃料が漏れ出すことはほとんどないんだけど、何年もバルブを開け閉めしてたら緩くなってくるもの。たまにのメンテナンス項目に入れてね!

⑤メンテナンス中に部品の劣化に気がついたら

■ジェネレーターを交換しよう!

点火しにくい、完全燃焼しない、いつもより火力が弱い、火力調整ができない、燃焼が送られていない(シュー音がない)などの症状がある場合はジェネレーターが劣化している可能性が高く、交換が必要です。

これらはジェネレーターの詰まりが原因だったり、ジェネレーター内のニードルが折れていることが原因だったりとよくあることなので、「故障だ!」と焦る前にジェネレーターを確認してみましょう。

単なるススの詰まりなら、ブラシやパーツクリーナーで洗浄するだけで解決する場合もあるので、新品と交換する前に詰まりの確認をしてみましょう。

ジェネレーターを取り出すとススで真っ黒なので驚く人もいるのでは?たくさん使った証だね!

とはいえ、ジェネレーターは消耗品です。予備のパーツは常に常備しておくと良いでしょう。

Photo by 有野実苑スタッフKATSUKI

まず交換の前に、燃料キャップを緩めタンク内の空気圧を抜いておきましょう。

ランタン上部先端のボールナットを外し、ベンチレーター(傘の部分)やガラスのホヤを外したら、シルバーのヒートシールドを取り外します。

ベンチレーターの中心についているネジ、ボールナットには上下があるので覚えておこう!

Photo by 有野実苑スタッフKATSUKI

スーパーレンチを使ってフレームナットの下にあるUクリップを取り外します。

Photo by 有野実苑スタッフKATSUKI

ジェネレーターに差し込んでいたバーナーアッシーを抜き取ります。

Photo by 有野実苑スタッフKATSUKI

ジャムナットを外し、ジェネレーターを持ち上げ、ジェネレーターの中身、クリーニングロッドを外します。

ジェネレーターが穴(エキセントリックブロック)から取り外しにくい場合は、バルブのつまみを右側に回すと穴が表に出てくるので作業しやすいです。

この時にスス汚れが気になる場合はパーツクリーナーを使って綺麗にしておきましょう。

ジャムナットにも上下があるよ!向きが分からなくならないようにいつもジェネレーターと一緒に持ち上げちゃう。

Photo by 有野実苑スタッフKATSUKI

ここで交換です。
新しいジェネレーターのクリーニングロッドのLに折れた先端を穴(エキセントリックブロック)に取り付けます。

ちなみに、ジェネレータのクリーニングロッドの先には、クリーニングニードルという細い針がついていて、この針が大変曲がりやすく、一度曲がってしまうと使えなくなるので取り扱いには注意です。


その際に、ジェネレーターの先端がバーナーアッシーの穴にきちんと入りこみ、水平に取り付けられているか確認してくださいね。

【フィラー(燃料)キャップのパッキン交換】

Photo by 有野実苑スタッフKATSUKI

劣化しやすい部品にフィラーキャップのパッキンがあります。

ゴムになりますので劣化しやすい部分になっています。空気がもれないようにするためにも重要な部品になりますので、こまめに状態を確認し、劣化していたら交換しましょう。

今も昔もコールマンのランタンが熱い!

Photo by 有野実苑スタッフKATSUKI

キャンプのメーカーと言えば、思い浮かべる方も多いColemanは、昔から多くの方に愛されてきたキャンプメーカーです。Colemanのロゴにも採用されているランタンは、ヴィンテージランタンとしていまも愛されています。

シンプルで飽きのこないデザインは、世界中のキャンパーを魅了するプロダクトです。

有野実苑オートキャンプ場には、様々な年代のColeman商品を、センターハウスにて展示しております。Coleman好きにはたまらない空間!

Photo by 有野実苑スタッフKATSUKI

Colemanから販売されていた当時のアイロンや住宅用の照明など、いまでは見られないものがたくさんございます。

Photo by 有野実苑スタッフKATSUKI

Colemanの歴史を遡れる貴重な本も置いてあります。

Photo by 有野実苑スタッフKATSUKI

コールマンパートナーフィールドの有野実苑オートキャンプ場には、Colemanの純正商品も取り扱っております。

Colemanで人気のワンマントルランタンは、有野実苑オートキャンプ場センターハウスでご購入のお客様には、使い方のレクチャーも受けられるサービスがございます。

安心して、ガソリンランタンにもチャレンジしていただけますよ!

まとめ:長く使えるようにランタンはこまめにメンテナンスしよう

Photo by 有野実苑スタッフKATSUKI

キャンプをするにあたって欠かせないランタン。

特にガソリンランタンはメンテナンスが必要な分、愛着がわくもの。
お気に入りのランタンを片手にキャンプ場を散策したり、テントサイトを照らせるようにキャンプから自宅に帰った際のこまめなメンテナンスと部品の交換などのリペア作業をして愛着を持ってランタンを長持ちさせましょう!!

有野実苑オートキャンプ場のスタッフは、メンテナンスライセンスを取得したスタッフが常駐しております。メンテナンスについてお困りごとがあるキャンパーの方、キャンプ場に来られた際にはぜひスタッフまでお声がけくださいね。

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Arizine編集部
有野実苑オートキャンプ場が監修するアウトドアメディア「Arizine」 キャンプ用品、料理、キャンプのコツから最新スタイルまでキャンプ情報はArizineにお任せ! あなたに合った素敵な記事がきっと見つかります!
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