【キャンプ場スタッフ監修】キャンプやアウトドアで夜を快適に過ごすには、ランタンが欠かせません。
地面やテーブルに直置きすることも可能ですが、ランタンスタンドを使うことで設置が楽になり、明かりの角度や位置を自由に調整できます。ランタンの性能を最大限に発揮させるためにも、ランタンスタンドは重要なアイテムです。
今回は生粋のソロキャンパー佐々木さんが、設営のしやすさや持ち運びの便利さを考慮した、あなたのキャンプスタイルにぴったりなランタンスタンドの選び方を解説します。
いますぐおすすめのランタンスタンド14選を知りたい人は、以下のボタンからジャンプしてくださいね!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!キャンプのことはなんでも聞いてね!
ランタンスタンドを探しているんですが、どんなタイプがおすすめですか?ランタンスタンドの選び方などが知りたいです!
まかせて!ランタンスタンドには三脚タイプや打ち込みタイプ、テーブルなどに設置するタイプなどがあって、使用用途によって選ぶといいよ♪今回はランタンスタンドを選ぶ際にチェックしたいポイントやおすすめのものを紹介していくね
本記事が、自分に合ったランタンスタンドを見つけるキッカケになれば幸いです!
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
本当に必要?ランタンスタンドとは
「ランタンスタンド」とは、ランタンを吊るすための細い棒のことです。
地面に打ち込んで使う「一本足タイプ」や、設営が簡単な「三脚タイプ」などの種類があります。
揃えるのが後まわしになりがちなランタンスタンドですが、結論からいうと夜キャンプを快適&オシャレに過ごすための必須アイテムです。
ランタンスタンドは「オシャレなサイト作り」にもおすすめなんだね!
ランタンスタンドを使って高い位置にランタンを吊るせばサイト全体を明るく照らすことができます。またテントから離れたところに設営すると虫がランタンの方に集まるようになるので、虫が苦手な人も安心。
インスタなどで「オシャレなサイト」と感じる画像には、ランタンスタンドを使っている印象を受けます。ランタンが離れたところにあるおかげで、間接照明のような役割を果たすのが理由でしょう。
つまり、ランタンスタンドは機能性だけではなく、オシャレなサイト作りにも無くてはならないアイテムなのです!
ランタンスタンドを選ぶ際のポイントとコツ
ここでは、ランタンスタンドを選ぶ際のポイントとコツを解説します。
選ぶ際のポイントとコツ
- 重さや収納サイズなど持ち運びやすさ
- 設営方法
- 長さの調節範囲
- 耐荷重性
以上4つのポイントから、自分に合ったランタンスタンドを選べるようになりましょう!
【①重さや収納サイズなど持ち運びやすさをチェック】
まずは、重さや収納サイズなどの持ち運びやすさをチェックしましょう。
ランタンスタンドにはある程度の重量が必要になります。なぜなら、軽すぎるとスタンドが不安定になりランタンが落下する恐れがあるからです。
その中でも、できるだけ軽いスタンドがよいなら「アルミ製」、安定性も重視するなら「ステンレス製」がおすすめ。
収納サイズも持ち運びやすさに影響します。
ランタンスタンドは長さを調節できるモノでもかさばりやすく(収納時サイズが1mというモノも)自分のキャンプスタイルによっては持っていくのがむずかしい場合も……。
持てる荷物に制限があるソロキャンプやツーリングキャンプには「分割式」がおすすめです。ポールを分割できるので収納時サイズが30cm以下というアイテムもあります。
これならバックパックにも収納できますね!
分割式にはショックコードが付いているタイプもあるので設営も素早くできて便利です♪
【②打ち込み?それとも三脚?設置タイプをチェック】
ランタンスタンドは設営タイプによって3つに分けられます。
設営タイプ
- 打ち込み式
- 三脚式
- 卓上式
■打ち込み式
「打ち込み式」はその名のとおり、地面に打ち込んで設備するスタンドです。
しっかり打ち込めば、多少傾斜があっても設営できます。省スペースで設営できるのもポイント。子供が走り回ってスタンドに足を引っかける可能性が低いので、ファミリーキャンパーにもおすすめです。
注意点は、「設営にある程度のチカラがいる」「1度設営すると位置を変えるのがめんどくさい」、という点です。そのため、設営前にサイト作りをしっかりイメージできている必要があります。
■三脚式
「三脚式」は脚を開いて設営するスタンドです。地面のタイプを問わず(コンクリートでも砂場でもOK)脚を開いて置くだけで設営が完了するお手軽さがポイント。設営にチカラもいらず、設営後でも移動が簡単なので初心者の方にもおすすめ。
注意点は、三脚に足を引っかける可能性があるのと、地面に置いているだけなので若干不安定です。安心してキャンプを楽しむなら、三脚をペグで固定するのをおすすめします。
■卓上式
「卓上式」はテーブルにクランプして設営するスタンドです。コンパクトに持ち運びできてソロキャンプやツーリングキャンプにおすすめ。
注意点は広い範囲を照らすには向いていません。手元を照らす用と割り切った使い方がよいでしょう。
【③ポールの長さや高さを調節できるかチェック】
ポールの長さや高さは、調節できる範囲が広いほど便利です。
調節できる範囲が広ければ調理、食事、焚き火、などとシチュエーションに応じて高さを調節できます。調節の方法は好みの長さに簡単に調節できる、ネジ式かスライド式がおすすめ。
また、ランタンスタンドは高いほどサイト全体を照らしてくれるので、最大長さが170cm以上になるモノを選べば明るく快適に夜を過ごせます。
【④安定性があるかどうか!耐荷重をチェック】
安全に使うためにランタンスタンドの耐荷重は必ずチェックしましょう。
想定以上の重さのランタンを吊るすと、スタンドの転倒やランタンの落下につながります。特にガソリンやガスを使うランタンの場合、ランタンを落とすと火事の原因になり非常に危険です。
中には、耐荷重が不明のランタンスタンドもあります。実際にランタンを吊るしてみてポールがしならないかを確認してから使用すると安心です。
また、ランタンスタンドは設営の方法(地面へのポールの打ち込み具合など)で耐荷重が変化することも覚えておきましょう。
有野実苑スタッフおすすめランタンスタンド14選
ここでは、数あるランタンスタンドからおすすめのランタンスタンドを14選紹介します。
設営タイプ別で紹介するので、自分に合ったランタンを見つけてください!
【移動させながら使いたい人必見!三脚式】
■コールマン(Coleman) ランタンスタンド4
コチラのスタンドは三脚がフラットになっているので足を引っかけにくくなっています。小さいお子様がいても安心。ジョイント部の赤もコールマンらしくてオシャレですよね♪
サイズ | 約109~226cm |
収納サイズ | 約直径11×90cm |
重量 | 約1.4kg |
耐荷重 | 3kg |
材質 | アルミニウム |
■キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アルミスライドランタンスタンド
ポールを回すだけで簡単に長さが変えられるので初心者の方におすすめ。付属のペグで三脚を固定すれば、転倒を心配せずに安心して使えます。キャンプスタッグらしいコスパの良さも魅力です。
サイズ | 約123~190cm |
収納サイズ | 約8×10×85㎝ |
重量 | 約1.2kg |
耐荷重 | 2kg |
材質 | アルミニウム |
■BUNDOK(バンドック) ランタン スタンド
安価な値段で手に入るコスパ抜群のランタンスタンド。これからアイテムを揃える初心者の方にピッタリです。他の三脚タイプと比べると収納時サイズが小さいのもポイント高し。
サイズ | 約75~195㎝ |
収納サイズ | 約8×70㎝ |
重量 | 約1.5kg |
耐荷重 | 2kg |
材質 | アルミニウム |
【意外と安定性が高い!打ち込み式】
■コールマン(Coleman) パックアウェイ ランタンスタンド
地面に打ち込んで使うのはもちろん、テーブルにクランプして卓上タイプとしても使えるランタンスタンドです。収納時はバックパックにも入るサイズになるので、持てる荷物のサイズや種類に制限があるツーリングキャンプなどにおすすめ。
サイズ | 約31~124㎝ |
収納サイズ | 約直径5.5×37㎝ |
重量 | 約640g |
耐荷重 | 2kg |
材質 | アルミニウム |
■ゼインアーツ ZANEARTS オズハンガー
シンプルなデザインが特徴的なランタンスタンド。ランタンの種類を問わずにマッチします。高さは2段階の調節になるので「細かく高さを調節するのはめんどくさい!」という方におすすめです。
サイズ | 約170・200㎝ |
収納サイズ | 25×88×3.5㎝ |
重量 | 約1.6kg |
耐荷重 | 3kg |
材質 | アルミニウム |
■ロゴス(LOGOS) アーススティックランタンポール
分割式で折りたたみができるランタンスタンドです。ソロキャンプ用に機能を厳選した結果、約400gという重さを実現!この軽さならどこにでも気軽に持っていけますね♪
サイズ | 約118㎝・136.5㎝ |
収納サイズ | 約10×3×26㎝ |
重量 | 約400g |
耐荷重 | 不明 |
材質 | アルミニウム |
■ロゴス(LOGOS) アイアンランタンポール3WAY
付属のラックを使えば、小物置きにもなるランタンスタンド。スマホを置く時に便利です。設営もペダルを踏み込むだけで可能なのでチカラが要りません。
サイズ | 約60~180㎝ |
収納サイズ | 約5.2×17.5×61㎝ |
重量 | 約1.26kg |
耐荷重 | 不明 |
材質 | スチール |
■スノーピーク(snow peak) パイルドライバー
「カンカンと地面に叩き込む作業が楽しい」ランタンスタンドです。設営方法は上部のパイプをスライドさせて、下部の底を叩くだけ。設営に他の道具が必要ないのはシンプルでいいですね♪
サイズ | 約110~240㎝ |
収納サイズ | 約2.54×2.54×111.76㎝ |
重量 | 約1.81kg |
耐荷重 | 不明 |
材質 | スチール |
■ユージャック(UJack) ランタンスタンド
ステンレス製のランタンスタンドでサビに強いのが特徴。ステンレスは鉄やアルミなどよりも、一般的に強度が高く、耐久性に優れています。雨のキャンプや硬い地面などの、過酷な環境キャンプのお供におすすめです。
サイズ | 約110~215㎝ |
収納サイズ | 約7×7×115㎝ |
重量 | 約1.66kg |
耐荷重 | 約2kg |
材質 | ステンレス |
■FLYFLYGO ランタンスタンド ランタンポール
オシャレなスチール製のランタンスタンド。ランタン以外に洗ったクッカーなども吊るせる便利なアイテムです。こだわりのキャンプ飯を作るために、たくさんのクッカーを使う方におすすめといえます。
サイズ | 不明 |
収納サイズ | 約5.3㎝×22.5×107㎝ |
重量 | 約4.22kg |
耐荷重 | 不明 |
材質 | スチール |
【テーブルなどに直付け可能!クランプ式】
■YaeiWorkers (ヤエイワーカーズ) ランタンスタンド
テーブルに固定しても、地面に打ち込んでも使えるランタンスタンド。使用されているアルミ材は「7075」という種類で、アルミ材の中でも高強度を誇ります。(7075は、飛行機などに使われていています)高強度と軽量化を両立しているのでソロやツーリングキャンプにピッタリです。
サイズ | MAX約146㎝ |
収納サイズ | 約5.5×8×40.5㎝ |
重量 | 約550g |
耐荷重 | 約1kg |
材質 | アルミニウム |
■FIELDOOR クランプ式 コンパクトランタンスタンド
重さが約250gと軽量なランタンスタンド。ポールにはショックコードが付いていて初心者でも簡単に組み立てることができます。価格も安価なので複数購入して、キッチン用・サイドテーブル用などと使い分けると快適な夜を過ごせるでしょう。
サイズ | MAX約91.5㎝ |
収納サイズ | 約4×10×35㎝ |
重量 | 約250g |
耐荷重 | 約1kg |
材質 | アルミニウム |
■HIGHMOUNT(ハイマウント)] ミニランタンスタンド
シンプルな見た目のランタンスタンド。キャンプスタイルやシチュエーションを問わずに合わせることができます。もちろん自宅で使ってもOK!いつもの部屋がキャンプ場に早変わりしますよ♪
サイズ | 約31・61・91㎝ |
収納サイズ | 約3.5×8×32 |
重量 | 約250g |
耐荷重 | 約1kg |
材質 | アルミニウム |
■FLYFLYGO ランタンスタンド(2WAY)
クランプしても、打ち込んでも使えるランタンスタンドです。もちろん地面に打ち込んだうえで、机にクランプするとより安定して使えます。
サイズ | MAX約119.5㎝ |
収納サイズ | 約5.2×5.2×35.8㎝ |
重量 | 約440g |
耐荷重 | 不明 |
材質 | アルミニウム |
まとめ:ランタンスタンドで収納場所を確保してキャンプサイトをより使いやすい環境にしよう
今回はランタンスタンドの選び方の解説と、おすすめのランタンスタンドについて解説しました。
ランタンスタンドはサイトを照らして夜を快適に過ごせるだけではなく、オシャレなサイトを演出するために無くてはならないアイテムです。
本記事を参考に、ランタンスタンドで快適でオシャレな夜を体験してみませんか?いつもと違った夜を楽しめるでしょう。