【キャンプ場スタッフ監修】生パスタのようなモチモチ食感が人気の水漬けパスタ。ゆで時間1分で作れるので時短になり、キャンプ飯にもおすすめです。
今回は、ベテランキャンパーAtsuさんが、キャンプで水漬けパスタを美味しく作るためのポイントや、おすすめレシピをご紹介してくれます。
アウトドアで作るご飯のレパートリーとして、ぜひ試してみてくださいね!
いますぐおすすめのパスタレシピを知りたい人は、以下のボタンからジャンプしてください!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
パスタが好きだからキャンプでも食べたいけど、ゆで時間が長いからつい時短で作れるラーメンばかり作っちゃいます……
任せて!そんな君には水漬けパスタがオススメだよ!1分ゆでるだけで作れるから、袋ラーメンを作るより時短!今回は水漬けパスタの基本的な作り方や、キャンプにおすすめのレシピを5つ紹介するね!
生めんのモチモチ食感が味わえる絶品水漬けパスタは時短で作れてキャンプと相性抜群です。水漬けパスタの作り方や色々なパスタレシピを紹介します。
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
モチモチ食感が人気!水漬けパスタとは?
乾燥パスタを長時間水に漬けるだけで作れる「水漬けパスタ」をご存じでしょうか。
パスタには、乾麺と生麺があります。乾麺の方が長期保存も効くので、家庭では乾麺を使用している人が多いのではないでしょうか。
乾麺はアルデンテに茹でてこしのある食感が好まれる一方、生パスタはモチモチとした食感が好まれます。
水漬けパスタは、乾麺でありながら中まで水分をしっかりと含ませることで、まるで生麺のようなモチモチ食感が味わえることで人気を集めているんです。
また、あらかじめ水分を含ませているので、茹で時間が1分と超時短になりキャンプとは相性抜群。
そんな魅力的な水漬けパスタの作り方とおすすめレシピを紹介します。
【水漬けパスタの基本的な作り方】
水漬けパスタの作り方は簡単。
まずはパスタを水に漬けます。パスタ100gに対して400mlくらいの水を目安にしましょう。
パスタの太さにもよりますが、2時間以上は漬けます。
箸やトングで持ち上げてみて、だらんと柔らかくなっていればOKです。ハリがあって折れそうになる場合はもう少し時間をかけて水に漬けましょう。
しっかりと水に漬けることができたら、たっぷりのお湯で1分茹でればできあがり。
乾燥パスタをそのまま茹でるより時短で、芯まで水分を含んでいるのでモチモチ食感の生パスタのように仕上がります。
キャンプで水漬けパスタを美味しく作る時の3つのポイント
筆者も、キャンプのお昼ご飯でよく水漬けパスタを食べます。
到着したら茹で時間1分。レトルトのパスタソースであっという間に美味しいパスタランチの出来上がり。
キャンプで美味しい水漬けパスタを作るための3つのポイントを紹介します。
【1. 水漏れを防ぐために密封容器やジップロックを活用する】
家を出る時に水に漬けて出発すれば、到着したらすぐに使うことができます。
移動中は、水漏れを防ぐためにも密封容器やジップロックを活用すると便利。
クーラーボックスの容量にも限りがあるので、ジップロックに入れてしっかりと空気を抜いて入れておくと場所をとりません。
また水漬けパスタは冷凍保存もできるので、夏場は冷凍して持って行くと保冷剤代わりにもなります。
冷凍する場合は、パスタを水に漬けて十分水分を含ませてから水気を切り、小分けにして冷凍しましょう。
大量にまとめて冷凍してしまうと、到着してから解凍するのに時間がかかったり、鍋に入らなかったりします。
移動に時間が長い場合は、到着する頃には自然解凍できている可能性もありますね。
【2. ご飯の時間に合わせてパスタを水につける】
水漬けパスタは、麺の太さにもよりますが最低でも2時間以上水に漬けておく必要があります。
晩御飯に食べるのであれば、到着してから水に漬けても間に合いますが、お昼ごはんで食べる場合は、家を出発するときに水に漬けておきましょう。
長時間漬けておいても特に問題はありません。出発する前の日から漬けて置いてもOKですが、長時間漬ける場合は腐敗防止のために冷蔵後で冷やしましょう。
【3. 細麺よりも太麺を使うのがおすすめ】
水漬けパスタは、モチモチした生パスタのような食感を味わうのが魅力。
細麺よりも太麺の方がモチモチ食感を楽しむことができます。
麺の太さによって水漬け時間が変わるので、自分好みの麺の太さとモチモチ食感を見つけて楽しんでみてください。
キャンプで作りたい!水漬けパスタのおすすめレシピ6選
時短で茹でることができてキャンプと相性がいい水漬けパスタ。
我が家がキャンプでよく作るレシピを含め、おすすめのレシピ6選を紹介します。
【ナスとベーコンのトマトパスタ】
【材料:2人前】
オリーブオイル:大さじ2
ニンニク:1片
ブロックベーコン:50g
なす:1本
トマト缶:1缶(カットトマトがおすすめ)
塩こしょう:適量
オレガノ(粉末):少々
水漬けパスタ:2人前
フライパンにたっぷりのオリーブオイルとニンニクを入れ、香りが出てきたらベーコンとなすを炒めます。
市販のトマト缶を投入し、塩コショウ、オレガノを入れます。
茹で上がった水漬けパスタを入れ、絡めたらできあがり。
オレガノはなくても大丈夫ですが、入れることで本格的なトマトソースの味が完成します。
【ツナときのこのクリームパスタ】
【材料:2人前】
バター:大さじ1
お好きなキノコ:1袋
ホワイトソース:1缶
ツナ缶:1缶
塩こしょう:適量
ブラックペッパー:お好みで
水漬けパスタ:2人前
フライパンにバターを引き、キノコを炒めます。
火が通ったら、市販のホワイトソースとツナ缶を投入。塩コショウで味を調えます。
茹で上がった水漬けパスタを絡めてブラックペッパーをかけたらできあがり。
ツナはあまりほぐさずに大きくゴロゴロはいっているほうが食べ応えありです。
【焼き鳥缶で作る和風チキンパスタ】
【材料:2人前】
ごま油:大さじ1
焼き鳥缶:1缶
めんつゆ:大さじ1
ネギ:たっぷり一つかみ
柚子胡椒:1かけ
水漬けパスタ:2人前
フライパンにごま油を引き、焼き鳥缶を温める程度にさっと炒める。
茹で上がった水漬けパスタを入れ、麺つゆで味付け。最後にネギを上からたっぷりかけたらできあがりです。
水菜とも相性が良く、柚子胡椒をトッピングするとさらに美味しくなります。
バターで炒めたバター醤油味も最高です。
【キャベツとアンチョビのペペロンチーノ】
【材料:2人前】
オリーブオイル:大さじ1
にんにく:1片
鷹の爪:1本
キャベツ:4〜5枚
アンチョビ:2〜3本
塩こしょう:適量
水漬けパスタ:2人前
フライパンにオリーブオイルと・にんにく・鷹の爪を入れて火にかけ、香りがでてきたらキャベツとアンチョビをオイルごと入れて炒めます。
キャベツがしんなりしてきたら茹で上がった水漬けパスタをフライパンに入れて絡め、塩コショウで味を調えたらできあがり。
最後にパセリやブラックペッパーをふりかけると見た目も〇。
【喫茶店風ナポリタン】
【材料:2人前】
オリーブオイル:大さじ1
にんにく:1片
玉ねぎ:1/2個
ウインナー:3〜4本
ピーマン:2個
塩こしょう:適量
ケチャップ:大さじ6
麺つゆ:小さじ1
水漬けパスタ:2人前
フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて火にかけ、香りがでてきたら玉ねぎ・ウインナー・ピーマンを炒め、塩コショウをします。
茹で上がった水漬けパスタを入れてケチャップ、麺つゆを入れて絡めます。
最後にブラックペッパーをかけたらできあがり。
我が家はかくし味に麺つゆを少し入れますが、ナポリタンは、それぞれの家庭の味がありますね。
【バジル香るジェノベーゼパスタ】
【材料:2人前】
ジェノベーゼソース:適量
プチトマト:5個
水漬けパスタ(マカロニ):2人前
マカロニやペンネでも美味しく作れる水漬けパスタ。
市販のジェノベーゼソースとあえるだけで、冷製ジェノベーゼパスタが作れます。
茹で上がった水漬けパスタをざるにあげ、冷水で冷やします。
冷えたら市販のジェノベーゼソースと絡めるだけ。
そのままでも美味しいですが、トマトやクリームチーズなどを一緒にあえても美味。
すぐに食べられるワインのお供ができあがります。
まとめ:時短で楽しむ絶品パスタ!水漬けパスタでキャンプ飯を楽しもう
まるで生めんのようなモチモチ食感がたまらない水漬けパスタ。
いつもと違うキャンプ飯を食べたいと考えている人や、時短で美味しいキャンプ飯を探している人は、水漬けパスタにチャレンジしてみませんか?
予め水分を含ませることにより時短にもなり、保冷剤代わりにもなる一石二鳥の水漬けパスタで、バリエーション豊かなキャンプ飯を楽しみましょう。