【キャンプ場スタッフ監修】冬キャンプに欠かせない寝袋の中にインして使うインナーシュラフ。シュラフシーツとも呼ばれています。
寝袋と重ねるだけで保温はもちろん、寝袋を清潔につかうことができ睡眠の質が一気に上がるんですよ。
今回はそんなインナーシュラフの冬用に特化したおすすめで人気な商品をご紹介します。ぜひ自分に合ったインナーシュラフを選んでみましょう。
いますぐおすすめのインナーシュラフを知りたい人は、以下のボタンからジャンプしてくださいね!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
冬キャンプに行くんですが、寝袋だけでは暖かさに不安があるんです。服を着込めば大丈夫ですか??を買ったらマットも買ったほうがいいと聞いたんですが、必要ですか?種類もたくさんあるみたいですが、おすすめあれば教えてください!
冬用の寝袋だけでは不安なんだね!服を着込むのもいいけど、そんな時はインナーシュラフが大活躍だよ!冬用の暖かくておすすめなインナーシュラフを紹介するね!快適な睡眠を約束するよ♪
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
冬キャンプに欠かせないインナーシュラフとは
インナーシュラフ(シュラフシーツ)とは、名前の通りシュラフ(寝袋)の中に入れて使うシーツの役割を担うシュラフのことで、シュラフ内が汚れるのを防いだり、冬場などはシュラフ内の温度を保つのを助けるなど、さまざまな役割を果たします。
そのため、冬場のキャンプではとくに重宝したいアイテムの1つとなっています。
インナーシュラフのを使うメリットとしては、
・シュラフを清潔に保てる
・シュラフの保温性をあげる
・シュラフ自体の寝心地をより快適にする
などがあります。
シュラフ内にインナーシュラフを使うことにより、直接シュラフに触れないため、寝汗などで汚れた場合もインナーシュラフのみを洗濯することによって、シュラフへのお手入れをする手間がはぶけます。
インナーシュラフは薄く軽い素材のものが多く、洗濯もそこまで大変ではないので、いつでもシュラフ内を清潔に保つことができますよ。
また、保温性の高いインナーシュラフを使うことにより、シュラフにもともと備わっている保温性にプラスできるので、特に寒さの厳しい冬キャンプではおすすめです。
ほかにも、インナーシュラフを合わせることにより、シュラフ内の厚さが増すため寝心地もよくなり、更にコットやマットと合わせると冬キャンプがより快適に過ごせること間違いないでしょう。
冬用インナーシュラフを選ぶおすすめポイント
今回は、冬用インナーシュラフを選ぶ際にチェックしてほしいポイントを紹介していきます!
主にチェックしてほしいポイントとしてあげられるのは、以下の5つ。
- 形状
- 素材
- 暖かさ
- 重量
- 自宅で洗濯できるか
この5つさえ押さえておけば、冬キャンプで使う理想のインナーシュラフを選ぶのに役立つでしょう。
【形状】
インナーシュラフの形状には2種類あり、それぞれ「マミー型」と「封筒型」があります。
インナーの形状はシュラフと同じような形ですね。
■ マミー型インナーシュラフ
マミー型インナーシュラフとは、シュラフにもあったように「マミー(ミイラ)」の形状をしていることからそう呼ばれるようになりました。
頭まで包めるものが多く、足元にむかって狭まっていくため、身体にフィットする形状です。
そのため、保温性の高いものが多く、中にこもった熱を逃がしにくいです。
封筒型と比べるとコンパクトに収納でき、持ち運びやすいのも人気がある理由のひとつ!特にソロキャンパーに重宝されているよ!
ただし、シュラフの時と同様、圧迫感が苦手の人にはやや不向きで窮屈に感じるかもしれません。
■ 封筒型インナーシュラフ
封筒型インナーシュラフは、封筒のような長方形をしており、布団で眠るような寝心地のものが多いです。
マミー型に比べると圧迫感も少なく、多少の寝返りも可能なため、あまりキャンプに慣れていない初心者の人にもおすすめの形状です。生地面積がマミー型よりも広いため、収納時に少々かさばりやすいです。
インナーシュラフを選ぶときは、自分の持っているシュラフの形状にあわせて選ぶのがおすすめだよ。
【素材】
インナーシュラフには「シルク」「フリース」「メリノウール」「コットン」「ポリエステル」などさまざまな素材のものがあります。
シルクはなめらかな素材で肌触りが良く、湿気を吸い取り、こもった熱を放出するため、どの季節で使うのにも優れています。
フリースやメリノウールの素材でできたインナーシュラフは保温性に優れており、寝心地に加え暖かさを重視する人におすすめです。
コットン素材は、耐久性があり、こちらも吸湿性に優れています。夏の暑い時期は熱を放出し、冬の寒い時期は熱を溜めるため、快適に過ごせるでしょう。
ポリエステルなどの化繊素材は、保温性と速乾性に優れており、汗を吸い取るため不快感なく使用することができます。
インナーシュラフは洗濯可能なものが多く、シュラフを清潔に保てるよ!
冬キャンプで使用するなら、おすすめは「フリース素材」のインナーシュラフ。
空気の層をつくり、熱を留めてくれるため冬キャンプの寒い夜も快適に過ごせるでしょう。
【暖かさ】
冬キャンプに適したインナーシュラフを選ぶ際は、その暖かさを確認するのがおすすめ。
インナーシュラフによっては快適使用温度などが設定されているものもあり、冬の寒い時期にあわせるなら保温性の高いインナーシュラフを選びましょう。
シュラフ単体で使うよりも、インナーシュラフを合わせることでさらに暖かく快適な睡眠がとれるよ!
フリース素材の生地のように厚手の生地で、マミー型のように、頭まで包み込むタイプだと保温性も高く熱を逃がしにくいため、おすすめです。
ただし、冬向けのインナーシュラフは厚手のものが多く収納時にかさばりやすいので、収納時のサイズも確認しましょう。
【重量】
シュラフやテント、マットにコットなど、キャンプで使うギアを選ぶ際のポイントとしてよくあげられる「重量」。
インナーシュラフも例外にもれず、コンパクトに収納でき、軽く持ち運びのしやすいものがおすすめです。
特にインナーシュラフの場合は耐久性も大切ですが、主な使用目的は、シュラフ内の保温や、汚れを防ぐというもの。
重くかさばるものよりもそういった携行性の高い種類のものがおすすめです。
特に、冬キャンプの場合はシュラフやテント、マットなどで荷物が多くなるため軽量化できるところでしておきましょう。
フリース素材などは保温性の関係で厚手でかさばりやすい反面、とても軽く、持ち運びに適してるよ!
【自宅で洗濯できるか】
インナーシュラフを選ぶ際に気になるのが、自宅で洗濯できるかどうか。
だいたいの素材のインナーシュラフは洗濯機で丸洗いができますが、ものによっては手洗いのみ可能のものも。
シュラフ内にインナーシュラフを合わせて使う場合は、インナーシュラフを洗えば済むので、シュラフを長持ちさせるのにも役立ちます。
インナーシュラフは、ベットのシーツのようなものなので、洗いやすく手入れも簡単なものが多いため、できればもっておきたいアイテムです。
シュラフ内を清潔に保つためにも、インナーシュラフは必需品!
有野実苑スタッフおすすめの冬用シュラフ7選
有野実苑スタッフによる冬キャンプにおすすめのインナーシュラフを7つ紹介したいと思います。
【コールマン(Coleman)フリース スリーピングバッグ 封筒型】
Coleman(コールマン)からでている封筒型インナーシュラフは、汎用性に優れていて色々な用途で使うことができます。
フリース素材でできているので、そこまでコンパクトにならないものの、専用の収納バッグにしまえば、持ち運びもそこまで気になりません。
ファスナー部分は噛みこみ軽減パーツがついており、内側からもファスナーが閉められるようになっています。
ファスナーの位置はL字型に設計されていますが、ファスナーをすべて開けば毛布のように使えるため、インナーシュラフ以外にも毛布として膝にかけたり、体をくるんだりすることもできます。
夏でも場所によっては夜は冷えることが多いから、オールシーズンで活用できるのはいいよね!
総重量:760g
素材:ポリエステル
サイズ:191×84cm
収納サイズ:Φ17×29cm
形状:封筒型
快適温度:10℃
【キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) フリースクッションシュラフ 封筒型】
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)のフリースクッションシュラフはポリエステルフリースでできた封筒型インナーシュラフです。
フリース素材なので保温性に優れていて、冬のキャンプでも熱を逃がさずシュラフの中を温めてくれます。
シュラフのファスナーは上下を開閉することができるため、足元だけファスナーを開けて熱を逃がし、温度調節も可能。
ファスナーでインナーシュラフを連結して使えるから、大き目のシュラフや連結したシュラフの中にいれて使うのにもバッチリ!そしてコスパがいいからお試しにもちょうどいいね!
総重量:780g
素材:ポリエステル
サイズ:75×190cm
収納サイズ:40x30x10cm
形状:封筒型
【サモルックス(Sumolux)インナーシュラフ 封筒型】
Sumolux(サモルックス)のインナーシュラフは封筒型で、フリース生地でできており、640gと上の2つに比べ少し重量が軽めです。
専用の収納バッグもついていて、比較的コンパクトに収納することができます。
ダブルファスナーを搭載しているので、足元をあけ温度調節ができるため、インナーとしても、夏用のシュラフ代わりやブランケットとしても使えます。
洗濯機での丸洗いが可能だから、手入れも簡単でいつでも清潔に使えるよ!
総重量:640g
素材:ポリエステル
サイズ:75×180cm/完全展開サイズ:150×180cm
収納サイズ:Φ16x30cm
形状:封筒型
【ベアーズロック(Bears Rock)インナーシュラフ フリース くるむん 封筒型】
Bears Rock(ベアーズロック)のポリエステルフリース素材でできた封筒型インナーシュラフ。
こちらは総重量600gで軽量ですが、その分他のフリース素材のインナーシュラフよりも薄めの印象です。
ただし、伸縮性もあり封筒型のため、圧迫感を感じずに使うことができるでしょう。
こちらもサイドと足元にジッパーがついているので温度調節が可能です。
首元のドローコードを閉めれば、首まわりから冷気が入るのを防げるよ!
総重量:600g(収納時655g)
素材:ポリエステル、フリース
サイズ:75×180cm
収納サイズ:Φ20x35cm
形状:封筒型
【イスカ(ISUKA) ライナーサイドジッパー スーパーライト マミー型】
ISUKA(イスカ)からでている「ライナーサイドジッパー スーパーライト」はマミー型のインナーシュラフで、ポリエステル生地でできています。
今回紹介するインナーシュラフの中で1番の軽量モデルで、コンパクトに収納でき、持ち運びも楽にできます。
かなり薄めの生地のため、用途はほぼインナーシュラフとして使うのみとなりますが、保温とシュラフの清潔を保つ目的で使うなら十分でしょう。
洗濯も可能で、軽量コンパクトなモデルだから、初めてインナーシュラフを買う人にもおすすめしたい商品だよ!
総重量:320g
素材:ポリエステル
サイズ:78×205cm
収納サイズ:8×8×21cm
形状:マミー型
【モンベル(mont-bell) 寝袋 アルパイン バロウバッグ サーマルシーツ マミー型】
mont-bell(モンベル)の「アルパイン バロウバッグ サーマルシーツ」はマミー型インナーシュラフです。
さまざまな素材を組み合わせて作られており、中綿には3種類の異なる太さのポリエステルで耐久性のあるエクセロフトが使われています。
何よりも保温性と撥水性、速乾性が高く、ドライな着心地が続くので湿度の高い時期でも快適に使用することができるでしょう。
冬はインナーシュラフとして、夏の暑い時期はこれひとつで過ごすことができるので、さまざまなシーズンで使用できるのがポイント。
スタッフバッグを枕として使用する場合、本体と繋ぐループがあり便利です。
マミー型インナーシュラフだけど、モンベルの独自のストレッチシステムが搭載されてるから伸びがありそこまで圧迫感を感じずに使えるよ!
総重量:650g
素材:ナイロン、コットン、タフタ
中綿:ポリエステル(エクセロフト)
サイズ:72×175cm
収納サイズ:Φ14x28cm
形状:マミー型
【Snugpak(スナグパック) フリースライナー】
Snugpak(スナグパック)のマミー型インナーシュラフはポリエステルフリース素材でできており、洗濯機での丸洗いが可能です。
1㎏と他に比べ重量がありますが、その分サイズがおおきく空間ができるため、窮屈に感じにくいでしょう。
フリース素材のため保温性があり、フルレングスのジッパーと顔周りについているドローコードで調節すれば、インナーシュラフ内に冷気が入るのを遮断してくれます。
シュラフに合わせてこのインナーシュラフを使えば、冬の厳しい寒さでも安心して快適に過ごせるね。
総重量:1,000g
素材:ポリエステル、フリース
サイズ:72×175cm
収納サイズ:Φ14x28cm
形状:マミー型
まとめ:冬キャンプはインナーシュラフの活用で快適暖かな睡眠を!
紹介した通り、インナーシュラフにもさまざまな種類のものが販売されています。
最近では、コロナウイルスの大流行によって、インナーシュラフを使うことが条件になっている山小屋(バンガロー)なども増えてきています。
それぞれのメーカーからでているものを比べ、自分のスタイルやシーズンに合わせた理想のインナーシュラフを手に入れましょう。
また、冬キャンプでは他のシーズンでは味わえない楽しみ方がたくさんあります。そのためにも、夜の睡眠はしっかりとりたいところ。
寒くて眠れないなんてことのないよう、インナーシュラフををうまく活用して、冬キャンプでも快適な夜を過ごしてくださいね。
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