【キャンプ場スタッフ監修】コーヒー好き必見!キャンプで美味しいコーヒーを淹れて楽しみたい方におすすめの「エアロプレス(AeroPress)」。プロにも認められ、近年ユーザーが増えてきているコーヒー器具の1つです。
エアロプレスは誰が淹れてもコーヒーの味が安定して抽出できると評判。コーヒーを抽出する際に毎回同じ味がだせないと悩む人にもおすすめです!
今回はそんなエアロプレスから、さらにコンパクトに設計された「エアロプレスゴー(AeroPress Go)」についてバリスタキャンパーえどまゆさんに紹介してもらいます♪
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
エアロプレスGOを購入予定ですが、うまく淹れられるか不安です……エアロプレスGOの使い方や美味しく淹れる方法を教えてください!
まかせて!エアロプレスGOはキャンプやツーリングなどのアウトドアシーンでも使えるほどコンパクトなコーヒー器具で、美味しいのはもちろん味が安定して淹れられることで人気が急上昇しているよ!今回はエアロプレスGOの使い方をバリスタ兼キャンパーのえどまゆさんが詳しく紹介するね♪
コーヒー業界では有名なエアロプレス。そんなエアロプレスから、コンパクトな「エアロプレスGO」が発売されました!今回は、誰でも簡単バリスタ気分になれるエアロプレスGOの魅力をお伝えしますね♪
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
エアロプレスGOとは?キャンプでも使える万能コーヒー器具
エアロプレス(AeroPress)は、空気圧を利用したコーヒー抽出機です。
シリコンバレーで設計され、2005年にアメリカで登場した比較的新しい製品ですが、日本の小川珈琲や海外のカフェでもよく使用されているプロお墨付きの一品といえます。
エアロプレスで淹れるコーヒーは、濃厚でありながら雑味のないスッキリとした味わいが特徴。
そんなエアロプレスをさらに便利にしたのが、エアロプレスGO(AeroPress GO)です。コンパクトで持ち運びやすく、アウトドアでも手軽で簡単に美味しいコーヒーが楽しめます。抽出時間は1分未満で、片付けも非常に楽です。
また、通常のコールドブリュー(水出しコーヒー)は12~24時間かかりますが、エアロプレスGOを使えばわずか2分で水出しコーヒーが作れます。
紙フィルターをステンレスフィルターに変えれば、コーヒーオイルが含まれたダイレクトなコーヒーが味わえますよ。
【エアロプレスGOとエアロプレスの違い】
エアロプレスとエアロプレスGOの大きな違いは、付属品と収納時のサイズ感にあります。
容量に違いはありますが、本体の設計自体は同じですが、エアロプレスGOは外での使用に特化しています。
エアロプレスGOには、フィルターケースとコーヒー抽出用マグが付属しています。これらの付属品は、ふつうのエアロプレスには含まれていません。
さらに、エアロプレスGOはすべての部品をマグの中に収納できるため、コンパクトに持ち運ぶことが可能に!
一方、ふつうのエアロプレスはエアロプレスGOに比べて少し大きめですが、その分容量が大きく、一度に約250mlのコーヒーを抽出することができます。
エアロプレスGOは約200mlの抽出容量です。この差がキャンパーには嬉しいコンパクトさだと思います。
エアロプレスGOの部品と付属品
エアロプレスGOのメインとなる本体は、以下の3つの部品から構成されています。
①:チャンバー
②:プランジャー
③:フィルターキャップ
まずは挽いたコーヒー豆を入れてお湯を注ぐ本体となる「チャンバー」、手で押し込み空気圧をかけるための「プランジャー」、そしてフィルターを通すための「フィルターキャップ」です。
その他の付属品(パドル、スクープ、フィルターケースや紙フィルター、抽出マグ・リッド)を含めると、全部で9の部品から構成されています。
ペーパーフィルターは350枚入りなので、1日1回飲んでも約1年はもちますね!
全ての部品をコンパクトにまとめて持ち運べるため、キャンプや旅行など、どこでも簡単に美味しいコーヒーを楽しむことができておすすめです。
エアロプレスGOの魅力とメリットデメリット
エアロプレスの本格的な味わいを外でも楽しめるエアロプレスGO。キャンプなどのアウトドアシーンで本格的なコーヒーを楽しみたい方に最適なアイテムです。
その魅力や実際にアウトドアで使う際のメリット・デメリットをご紹介します。
メリットとデメリットを理解して、自分のライフスタイルに合った使い方を見つけてください。
【メリット】
エアロプレスGOを使ってコーヒーを淹れる最大の魅力と言えるメリットは、誰でも簡単に安定した味わいのコーヒーが楽しめることです。基本のパーツは3つと少なく、ほとんどがプラスチック素材なので汚れは簡単に落ちてお手入れも簡単です。
スタッフもキャンプでも家でも毎日使っていますが、サッと淹れてサッと水で流すだけでお手入れ簡単すぎて美味しいコーヒー飲めてます!
さらに、エアロプレスGOは全てのパーツをマグに収納できるため、持ち運びやすいのも大きなメリットです。お湯だけでなく水でも抽出できるので、水出しコーヒー(コールドブリュー)を楽しみたい方にもおすすめです。
【デメリット】
また、通常のエアロプレスに比べて容量が小さいため、一度に作れるコーヒーの量は1人分、または水やミルクで割る場合は小さめのカップで2人分となります。
さらに、毎回紙のフィルターが必要なので、フィルターを切らさないように注意が必要です。
とはいえ、エアロプレスのフィルターは1個350枚入りなのでなかなか無くならないです。頻繁に買い足す必要はありません!
エアロプレスGOの使い方
エアロプレスGOの使い方はとっても簡単です!5ステップで美味しいコーヒーを作ることができます。
1.チャンバーとプランジャーをセットする
2.フィルターをセットしてリンスする
3.コーヒー豆を入れてお湯を注ぐ
4.キャップをはめる
5.プランジャーを押して抽出
使い方は「スタンダード式」「インヴァート式」などいくつかありますが、スタンダードはすぐに抽出が始まってしまって慌てるので、ここではアウトドアにも最適な「インヴァート式」という抽出方法をご紹介します。
【下準備:コーヒー豆とお湯の用意】
エアロプレスGOを使う前に、計量スプーン1杯分(約15g)のコーヒー豆を挽いておきましょう。
粗さは中細挽きがおすすめです。挽いてある豆を購入する場合は、中細挽きやエスプレッソ用のものを選ぶといいです。
また、ホットコーヒーを作る場合は、200ml程度のお湯を沸かしておきます。
【1.チャンバーとプランジャーをセットする】
チャンバーにプランジャーをはめ込んだら、逆さまにセットします(プランジャーが下に来るように)。プランジャーは、ゴム部分の先端が写真の③のプリントの位置にくる程度にはめ込みましょう。
【2.フィルターをセットしてリンスする】
ペーパーフィルターをキャップに敷いたら、少量のお湯を注ぎ、フィルターをキャップに密着させます(リンス)。
リンスはフィルターの匂いを洗い流し、スッキリとしたコーヒーを淹れるために重要な工程です。水で抽出する場合は、お湯の代わりに水でリンスしてもOK!
【3.コーヒー豆を入れてお湯を注ぐ】
チャンバーにコーヒー豆を入れたら、写真の②のラインより少し下までお湯を注ぎ(約80ml)、パドルで軽くかき混ぜます。
その後、30秒ほど蒸らしてから残りのお湯を注ぎ、再度静かにかき混ぜます。
【4.キャップをはめる】
チャンバーにフィルターの付いたキャップをしっかりと取り付けたら、本体をひっくり返してマグの上に乗せます。
これで抽出の準備は完了です!
【5.プランジャーを押して抽出】
プランジャーを30〜60秒ほどかけてゆっくり手で押し込み、コーヒーを抽出します。
この時に、押し込むスピードを初めから終わりまで均一にすると、雑味が混ざらず美味しく仕上がりますよ!
【完成!】
コーヒーをすべて抽出したら出来上がり!
付属のマグと同じくらいの大きさなら、どんなマグでも抽出可能です。お気に入りのマグで作ってもいいですね!少し濃いめなのでお好みでミルクを足したり、お湯で割ったり、氷の上に注いだりして楽しんでくださいね。
これで、エアロプレスGOを使って美味しいコーヒーを簡単に楽しむことができます。キャンプやアウトドアでのコーヒータイムが一層楽しくなるでしょう♪
エアロプレスGOでコールドブリュー(水出しコーヒー)もできる!作り方は?
エアロプレスGOを使えば、コールドブリュー(水出しコーヒー)も簡単に作ることができます。
通常、チーズクロスやフレンチプレスを使用してコールドブリューを作るには12~24時間とかなり時間がかかりますが、エアロプレスGOならわずか2分で完成します。
【エアロプレスGOを使った水出しコーヒーの作り方】
コーヒー豆を準備:中細挽きのコーヒー豆1杯(約15g)を用意します。コールドブリューの場合、細挽きがおすすめです。
チャンバーにコーヒー豆と水を入れる:挽いたコーヒー豆をチャンバーに入れ、常温または冷水を「2」のラインまで注ぎます。
攪拌(かくはん)する:1分間、勢いよくかき混ぜます。これが美味しいコールドブリューを作るためのポイントです。
プランジャーで軽く押す:フィルターをセットし、キャップを閉めてから、軽くプランジャーを押してコーヒーを抽出します。
水や氷を加える:抽出したコーヒーに50mlほどの水や氷を加えて完成!
【ポイント】
コールドブリューを作る際は、お湯を使う工程をすべて水に変更します。
また、攪拌する時間をしっかり1分間取り、しっかりとかき混ぜることで、濃厚でスッキリとした味わいのコールドブリューが楽しめます。
攪拌が必要な理由は、コーヒー豆と水が均一に混ざることで、すべてのコーヒー粒が均等に抽出されるからです。これにより、雑味を抑えたスッキリとした味わいが得られます。
また、攪拌することで抽出速度が速まり、わずか2分でコールドブリューが作れます。さらに、コーヒー豆の香りと風味を最大限に引き出すことができるため、美味しいコーヒーが出来上がります。
攪拌が終わったら、あとはいつも通りゆっくりとプレスすれば完成!
エアロプレスGOで作るコールドブリューは、短時間で手軽に美味しいアイスコーヒーを楽しむことができるので、キャンプやアウトドアでも大活躍間違いなしです!
濃いめなので水で薄めるか、氷でゆっくりと溶けていく味わいの変化を楽しむのもおすすめ。
簡単お手入れ!エアロプレスGOの洗浄方法
エアロプレスGOはお手入れがとても簡単です。
使用後、本体からキャップを外し、ゴミ箱の上でプランジャーを押し込むだけで、フィルターごとコーヒーのカスが飛び出します。ペーパーフィルターとコーヒーのカスを取り除いたら、すべてのパーツを水洗いし、よく乾かすだけで完了です。
紙のフィルターを使用することで、コーヒーのカスがキャップなどの隙間に入り込むことがなく、ストレスなく掃除できます。
お手入れ簡単で日常的に使いやすいコーヒー抽出器具ですね。
まとめ:エアロプレスGOを持ってキャンプで美味しいコーヒーを飲もう
いかがでしたか?キャンプやアウトドアで簡単に本格的なコーヒーを楽しみたい方には、エアロプレスGOがおすすめです。
エアロプレスGOで淹れるコーヒーは、雑味がなくスッキリした味わいが特徴。軽量でコンパクトに持ち運びできるので、荷物を増やさずに外で美味しいコーヒーを楽しみたい方にぴったりですね。
もちろん、ご自宅での毎日のコーヒータイムにも最適で、プレゼントとしても喜ばれること間違いなしです。
私も毎日使ってます!簡単に美味しくコーヒーが淹れることができるので超おすすめ