【キャンプ場スタッフ監修】BBQに欠かせないお肉と一緒に食べたい人気の野菜10選をご紹介します。
主役級になる野菜たちと一緒に、バーベキューを楽しんでみませんか?
この記事では、バーベキューの時のおすすめの下ごしらえ方法や、簡単で美味しい調理方法・味付けもまとめました。
ちなみに、有野実苑オートキャンプ場のありのみファームでは、旬の野菜の収穫体験も実施中!キャンプ中に採れたての野菜をバーベキューでお楽しみいただけますよ。
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
今度キャンプでBBQをやることになりました!僕は野菜担当になったんですが、何を持っていったら良いのか悩みます……。
まかせて!バーベキューにおすすめの野菜を13種類紹介するよ!下ごしらえの方法や簡単で美味しい調理方法、人気の味付けも解説するから参考にしてね。新鮮な野菜を採ってそのまま食べられる有野実苑オートキャンプ場の収穫体験についても紹介するから、要チェックだよ!
バーベキューで食べる野菜は最高です。下ごしらえを簡単にして美味しい野菜をたくさん食べましょう
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
バーベキューにおすすめの野菜13選&下ごしらえ方法
バーベキューといえばとにかくたくさんお肉を食べることを想像してしまいがちですが、野菜もさまざまな食べ方でとても美味しく食べられます。
出発前に簡単に下ごしらえをしていくと、到着したら焼くだけ。
下ごしらえをなるべく簡単に、美味しく野菜を食べる方法を紹介します。
【とうもろこし】
BBQの定番といえばとうもろこし!
美味しい焼き方は、丸焼きと輪切りの2通りです。
■①皮のまま丸ごと焼く
下ごしらえ:不要
とうもろこしは生で食べることもできるので、火の通りを気にする必要はありません。
いちばんおいしい方法は、皮がついている状態でそのまま蒸し焼きにして食べる方法です。
網の上で焼く場合は20分ほど、直火で焼く場合は10分ほどで焼けます。
蒸し焼きになるので、水分の蒸発を防ぎ、プリプリ食感が最高です。
そのまま蒸し焼きすることの難点は、一本まるごとかぶりつく必要があること。
このご時世、回し食べをするわけにもいかないので、焼いてからカットするという少し面倒な工程が入ってしまいます。
■②輪切りカット
下ごしらえ:皮をむき、3cmほどの輪切りカット
皆で少しずつ食べたい場合は、皮をむき、3㎝ほどに輪切りにして生のまま網の上で焼きましょう。
水分は少なくプリプリ食感は失われますが、その分糖度も上がります。
バター醤油焼きにしても美味。
【ピーマン・パプリカ】
ピーマンの丸焼きが激うまなのを知っていますか?
種ごと食べれる、ぜひおすすめしたい焼き方です。
ピーマンの丸焼きは私も本当に感動しました!美味しいのでぜひー!
■①丸ごと焼き
下ごしらえ:洗うだけ
ピーマンやパプリカは、まるごと焼くことで水分を逃さずジューシーに味わうことができます。
甘みがあり、ピーマン嫌いの子どもでも食べられます。
ピーマンは丸焼きの一択です!お好きな調味料でぜひ試してみてくださいね。
【かぼちゃ】
かぼちゃはそのまま焼いてもいいですが、一手間加えるととっても甘くて美味しくなるんです。
ホイル焼きの方法をご紹介します。
■①ホイル焼き
下ごしらえ:洗って中綿を取り除き、1㎝ほどの厚みにスライスする
生のまま焼いてしまうと硬くなるかぼちゃは、アルミホイルにくるんで蒸し焼きにしましょう。
網の上で5分〜10分ほどしたら、塩とバターを投入。
串をさして芯まで火が通っていたら完成です。
【にんじん】
バーベキューのサブポジションのニンジンも、一手間で甘くて美味しい野菜に変身しますよ!
■①スライス
下ごしらえ:皮をむき、1㎝ほどの斜め輪切りにし、オリーブオイルを塗っておく
生から焼くとにんじんの水分が蒸発して硬くなるのをオリーブオイルで防ぎます。
網の上に置いて、表面に少し焦げ目がつくと裏返し、中まで火が通ればできあがりです。
【きのこ類(しいたけ、エリンギ、えのき)】
きのこは丸ごと焼いてもホイル焼きにしても、とっても美味しく食べられますね!
おすすめのきのこレシピをご紹介。
■①ホイル焼き
下ごしらえ:食べやすい大きさにカットしたら、アルミホイルにくるむ
きのこは、そのまま焼くとバラバラになってしまうので、アルミホイルにくるんでホイル焼きにしましょう。
一緒にニンニクスライスも入れておくと美味。網の上で5分ほどで火が通るので、塩コショウと、醤油を少しかけたらキノコのホイル焼きができあがりです。
■②しいたけのまるごとバター醤油焼き
下ごしらえ:石づきを取っておく
大きめのしいたけがあれば、石づきを落として傘の裏を上にして網の上で焼きましょう。
焼きあがったら傘の部分に0.5㎝角のバターと醤油をひとかけ。しいたけのまることバター醤油焼きの完成です。
【イモ類(じゃがいも・さつまいも)】
バーベーキューに、ほくほくしたお芋は欠かせません。
焼き芋もいいですが、一手間加えて美味しくしてみてくださいね!
■①じゃがバター
下ごしらえ:洗うだけ
焼く前に、新聞紙やキッチンペーパーを濡らしてじゃがいもをくるみ、その上からアルミホイルでくるみます。
網の上ではなく、熾火(おきび)になった炭の上に直接置きます。
20分〜30分程度放置してから、アルミホイルの上から竹串を刺して、スーッと通ればOK。
アルミホイルを開いて十字に切り込みを入れ、塩とバターをひとかけのせればホクホクじゃがバターのできあがりです。
■②さつまいもスティックフライ
下ごしらえ:よく洗ってスティック状にカットし、水にさらす
スキレットにたっぷりの油を引き、スティック状にしたさつまいもを揚げ焼きにします。
中まで火が通ったらキッチンペーパーの上に取り、塩をかければ子どもも喜ぶさつまいもスティックのできあがり。
【ネギ類(たまねぎ・長ネギ)】
ネギの辛味が苦手な人も、バーベキューで焼いてしまえば甘みがましてとっても美味しい野菜に早変わり!お子さんでも美味しく食べられますよ。
■①定番、玉ねぎの輪切り
下ごしらえ:皮をむいて輪切りにする
玉ねぎは、輪切りにして網の上で焼きます。半月切りにして、竹串に刺すとひっくり返しやすいです。すぐに焦げるので注意して見ておく必要がありますが、網の上にのせて数回裏返すとしんなり焼きあがります。
■②長ネギの丸焼き
下ごしらえ:洗うだけ
太くて立派な長ネギが手に入ったら、そのまま網の上で焼きましょう。
いちばん外側が黒く焦げてきたらナイフで切れ込みを入れると、中の部分がとろっと柔らかくなっています。
甘くて美味しい長ネギの丸焼きができあがり。塩をふっていただきます。
【ナス】
丸焼きにしてとろとろになったナスの美味しさには感動します。
ぜひ丸焼きに挑戦してみてください。
■①ナスの丸焼き
下ごしらえ:よく洗い、フォークで軽く穴をあけておく
ナスは、水分を多く含む夏野菜なので、輪切りにして焼くと水分が抜けてパサパサになってしまいます。
まること焼くと、中に水分が閉じ込められて蒸し焼きになり、トロっとした焼きナスができあがります。
焼肉のたれをかけても美味しいですが、ダシ醤油やポン酢などでさっぱりと食べてもOK。
【アスパラガス】
太めのアスパラガスは主役級の美味しさ!丸焼きにしたり、肉まきにしたりしていただきましょう。
■①アスパラガスの丸焼き
下ごしらえ:よく洗い、根元を切り落とし、根元から3㎝程度の部分をピーラーで薄くむく。
アスパラガスも丸焼きでさっと焼くと美味しく食べられます。表面に少し焦げ目がついたら完成です。
■②アスパラガスの豚バラまき
下ごしらえ:丸焼きと同じ下処理をして、豚バラを巻き付けておく
アスパラの豚バラ焼きは、見栄えも良く美味しいバーベキュー料理です。
網の上で豚バラをまんべんなく焼き、豚バラに火が通ったら塩コショウで完成です。
ベーコンは巻きにくく剥がれやすいので豚バラがおすすめ。
【ズッキーニ】
水分をたくさん含んだズッキーニは焼くととってもジューシーに!
バーベキューにおすすめの野菜の一つです。
シンプルに焼いて塩こしょうでいただきましょう。
■①輪切りで焼く
下ごしらえ:よく洗い、輪切りにしてオリーブオイルを塗る
にんじんと同じで、乾燥してパサパサになるのを防ぐためにオリーブオイルを塗ってから焼きます。
表面に少し焦げめがついたら裏返して、火が通ったら塩コショウでいただきます。
【トマト】
下ごしらえ:よく洗い、輪切りにする
プチトマトを使って箸休めのマリネもいいですが、バーベキューにおすすめしたいのは焼きトマトのチーズのせです。
両面をよく焼き、チーズを乗せてさらに焼きます。
スキレットを使うと焼きやすいですよ。
【ニンニク】
下ごしらえ:先端を切り落とし、オリーブオイルを垂らしてアルミホイルに包んでおく
BBQといえばニンニク!
アルミホイルで包んで焼けば、ほくほくの美味しいニンニク丸焼きの完成です。
【サンチュ】
下ごしらえ:よく洗う
お肉に巻いて食べるとさっぱりシャキシャキと美味しいサンチュ。
キムチやきゅうりなども一緒に巻くとより美味しくなりますね。
簡単で美味しい!バーベキュー野菜の調理方法
バーベキューの準備は何かと大変なので、野菜の下ごしらえはなるべく簡単に済ませるようにしましょう。
簡単で美味しいバーベキュー野菜の調理方法を紹介します。
【そのまま丸焼きにする】
ほとんどの野菜は、丸焼き調理で美味しく食べる事ができます。
カットして焼くと、野菜から水分が抜けてパサパサになってしまうばかりか、すぐに焦げてしまって食べられなくなることはありませんか?
丸焼きなら網の上で存在感があり、すぐに焦げてしまう心配もなくジューシーで美味しくたべることができます。
そら豆や枝豆などの豆も丸焼きも、ほくほくで美味しいのでおすすめです!
【厚めにスライスしてじっくり焼く】
根菜類などは、厚めにスライスしてじっくり焼くのもおすすめ。
あらかじめ電子レンジで火を通しておくという方法もありますが、下ごしらえは少しでも簡単に済ませたいもの。
スライスしてじっくり焼く場合は、乾燥を防ぐためにも表面にオリーブオイルなどを塗っておくことをおすすめします。
【アルミホイルに包んで蒸し焼きにする】
ジャガイモやさつまいもなどの大きな根菜類はもちろん、きのこやもやしなど、バラバラになってしまう野菜はアルミホイルに包んで蒸し焼きにしましょう。
一緒にピザ用チーズを入れて蒸し焼きにしても美味しいです。
【オリーブオイルでアヒージョにする】
スキレットがあれば、オリーブオイルで作るアヒージョもおすすめ。
スキレットが無い場合は、シェラカップや、アルミのお椀でもOKです。
スキレットにオリーブオイルとにんにく、お好みの野菜(アスパラガスやミニトマト、ブロッコリー、マッシュルームなど)、ベーコンやエビなどを入れます。
塩コショウやハーブソルトなどで味を整えたらできあがり。
バケットと一緒に召し上がれ。
バーベキュー野菜の人気の味付け方法
採れたての美味しい野菜は、そのままでも美味しく食べられますが、ちょっと一手間加えるのもいいですね。
人気の味付け方法を紹介します。
【シンプルに塩コショウで】
シンプルに塩のみ、または塩コショウで食べると、野菜本来の味が堪能できます。
レンコン、山芋などの根菜類は特に塩のみの味付けがおすすめ。
採れたての野菜などは特にシンプルな味付けで野菜の甘みをかみしめましょう。
【キャンプ用スパイスで味付けする】
様々なスパイスがブレンドされて、それ一本で味が決まる「キャンプ用スパイス」が最近たくさん販売されています。
「ほりにし」「マキシマム」などが有名で、お肉でも野菜でもキャンプ用スパイスをかけるだけで絶品キャンプ料理に変身させてくれます。
有野実苑オートキャンプ場では、12種類のスパイスを配合した伝説のキャンプスパイス「ちこりこMAX」を販売しています。
【BBQの定番!焼肉のタレをつける】
定番ですが、焼肉のタレをつけて食べるのも美味しいです。
色々なスパイスを試して、最終的には焼肉のタレに戻ってくる……というのもバーベキューあるあるですね。
有野実苑オートキャンプ場なら収穫体験で採れたて野菜が食べられる!
有野実苑オートキャンプ場では、季節ごとに野菜の収穫が体験できます。
収穫体験で採れたての野菜をバーベキューで焼いて食べる。
野菜を、この上ない贅沢な食べ方ができるので、ぜひチャレンジしてみてください。
まとめ:簡単調理で美味しい!キャンプのBBQで野菜をたくさん食べよう
バーベキューの時はついついお肉を食べすぎてしまって、野菜不足になりがちです。
下ごしらえを最小限に抑えて準備を簡単にすることで、バーベキュー野菜へのハードルはぐんと下がるはず。
採れたての野菜をそのまま焼いて食べる。それがいちばん贅沢な野菜の食べ方です。
簡単調理でたくさん美味しい野菜を食べ、健康的なバーベキューを楽しみましょう。