【キャンプ場スタッフ監修】新潟県三条市発祥のブランドBelmont(ベルモント)から出ている焚き火台「TABI」の魅力に迫る!
超軽量ながらも耐久性が高いと話題になり、特に荷物を軽くコンパクトに持ち運びたいソロキャンパーから熱い支持を受けているTABI。
その人気の理由から、使用するメリット・デメリット、使い勝手などをあわせて紹介していきます。
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
ベルモントの焚き火台のTABIって実際どうなの?使いやすいのか、メリット・デメリットなども知りたいです
まかせて!ベルモントは物作りの町である新潟県三条市のブランドで、国内ブランドとして焚き火台をはじめとした小物アイテムなどが注目されているよ♪今回はそんなTABIの魅力についてキャンプ歴8年以上のベテランキャンパーZenさんに紹介してもらうね
TABIを愛用中のZenです。TABIは焚き火台の中でも軽量&耐久性がうりで、ソロキャンパーにはもちろん、気軽に焚き火を楽しみたい人にもおすすめです!実際に使用して分かるTABIの良さやデメリットをわかりやすく解説するのでぜひ参考にしてくださいね。
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
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※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
ベルモント(Belmont)ってどんなブランド?
ベルモントは、物作りの町として有名な新潟県三条市にあるブランドです。
キャンプ用品を中心に、釣具からスノーギアまで幅広いラインナップ。シンプルな見た目がスタイリッシュでかっこよく、品質が高いこともあり確実に愛用者を増やしています。
代表するギアは、これから紹介する大ヒットした極薄軽量焚き火の「TABI」です。
ベルモントは、軽くて耐久性のあるチタンを用いたギアが多いため、自転車キャンパーや徒歩キャンパーのようなコアな層からの支持も多くあります。
一度ベルモントのギアを使用すると、その魅力にハマってしまいギアを買い足してしまうほど。筆者も今1番注目しているブランドのひとつです。
ベルモント屈指の焚き火台「TABI」のメリットデメリット
ベルモントを代表するギア、軽量焚き火台「TABI」のスペックは以下の通りです。
・本体:チタニウム・18-8ステンレス、収納袋:ナイロン
・サイズ:使用時:237×360×170mm、収納時:178×360×15mm
・重量:約478g(本体:298g、側板:29g、網:96g、グリル:55g)
・耐荷重:火床:約15g、網:約5kg、グリル:約3kg
【これが人気の理由!TABIの使用メリット】
TABIを使用してまず良いなと感じたのは、本体が軽くて収納サイズがコンパクトになるところ。
本体のパーツ一つひとつが薄いため、荷物のボリュームが抑えられるのは最高です。
見た目が華奢なので耐久性が心配になりますが、重たい鍋を置いても安定感があり崩れることはありません。
そのため軽くても安心して使用できる、優れた焚き火台といえます。
また、筆者がTABIに1番惹かれたポイントは、大きな薪が入るところ。
コンパクトな焚き火台はどうしても薪を加工してからでないと入れることはできませんが、TABIは加工なしでそのまま入れることができます。薪加工用の斧などが必要なくなるので、荷物を減らすことができるのもTABIのメリットです。
【購入前に必見!デメリットもしっかり確認しよう】
正直使用していてあまり不満点はありませんが、あえていうなら側板を外して使用すると灰が落ちるところです。
仕方がない部分なのですが、筆者はファミリー用にファイアグリルも使用しているので、それに比べると落ちる量は多いと感じます。なので使用時は焚き火シートを絶対に敷いたほうがいいでしょう。
芝生を守るためにも焚き火シートを使用することはキャンパーのマナーです!
TABIの組み立て方法
TABIは組み立て方も簡単。慣れたら数秒で設営可能です。
それでは組み立て方を順序を追って説明していきますね!
【手順①火床を組み立てる】
まず、火床を作ります。
火床は2枚に分かれていますので、つなぎ目にはめ込むだけです。
【②脚を火床にセッティング】
脚は3つありますのでひとつずつ火床にひっかけます。
おすすめとしては、最初に真ん中から付けると組み立てやすいです。
【③側板と網を取り付けて完成】
全ての脚を取り付けて、左右の側板をセッティングします。
最後に網を上にのせて完成です。
簡単なので数秒ほどで組み立てることができますよ!
【公式直伝】TABI連結!? 2台を1台にできて便利
軽量でソロキャンパーに人気なTABIですが、実は連結して大きな焚火台として使えるのを知っていますか?
それぞれの隣り合う側板を外し、隣り合う脚をどちらか1本残します。そのまま底板を重ねて脚に嵌め込めば完成です。
これも数秒でできるのでおすすめです。
詳しい連結方法は公式サイト「焚き火台TABI 連結」ページをチェックしてみてください。
TABIで焚き火や調理!使い勝手や使用感は?
TABIは調理器具としても優秀です。
華奢な見た目とは裏腹に、耐荷重が5kgもある網は、ズレないようにしっかりと固定できるようになっています。
側板を外せば、薪の追加は網を動かすことなく横から可能なので簡単です。
また、グリルエクステンションを取り付ければ全面で調理できますので、効率もアップします。
焚き火マットは必須?実際使う時の注意点とコツ
TABIの火床は低く、地面に対してダメージを与えるおそれがあるので焚き火シート(マット)は必ず使用したほうがいいでしょう。
炎と網までの距離が近いこともあり、危険なので調理をするときは熾火(おきび)にしてください。
熾火とは炭や薪が赤く炎を立てずにくすぶっている状態のことです
ベルモントの他の焚き火台には「TOKOBI」も
ベルモントにはTABIの他にも優秀な焚き火台「TOKOBI」があります。
燃焼効率の良いメッシュシートを採用しており、TABI同様わずか数秒で組み立て可能です。豊富なオプションパーツがありますので、多様なキャンプスタイルに対応。
ダッチオーブン料理、鉄板と焼き網でバーベキュー料理を楽しめます。
網の高さを2段階で調整でき、網は左右にスライドすることで薪の追加が簡単です。
市販の薪をそのまま入れることができるので便利ですよ。
TABIはソロ、デュオ向けで、OKOBIは複数からファミリー向け
まとめ:持ち運びも設営も簡単なTABIで手軽に焚き火を楽しもう!
TABIは軽量で持ち運びしやすい焚き火台です。特に、荷物を軽くしたいバイクや自転車でキャンプをする人におすすめします。
焚き火だけでなく調理器具にもなりますので荷物を減らせるのもポイント。また、複数人のキャンプになると小さいですが、ソロやデュオには最適な大きさなことから少人数キャンプに適しています。
チタン素材なので、耐久性に優れていることもあり、長く使うことができますよ。
軽量でコンパクトな焚き火台を探しているならTABIが最適なので、焚き火台を探している人はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?