【キャンプ場スタッフ監修】靴紐がいつもほどけて困っている人必見!
登山やアウトドアはもちろん、日常でも活用できるほどけない靴紐の結び方を登山キャンパーのおとうさんがみなさんに伝授します。
ほどけないのにほどきやすい靴紐はアウトドアに役立ちますよ!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
いつも靴紐がほどけてしまってイライラしてしまいます!ほどけない結び方を教えて欲しいです。
まかせて!ほどけない靴紐の結び方だね!今回は、キャンプ歴5年の山好きソロキャンパーおとうさんがほどけない靴紐の結び方を教えてくれるよ!
ほどけにくいおすすめの結び方が2つあるので紹介します。野外活動中に靴紐がほどけると転倒など危険なことがあるので、この記事を読んでしっかり結べるようになりましょう!
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
イライラ!何度結んでも靴紐がほどけていませんか?
靴紐、ちゃんと結べてますか?
ちゃんと結べている人も、不意にほどけて転びそうになったことありませんか?
幼稚園の年長か、小学校に上がるころに練習したはずなのに、大人になっても何度も結びなおす靴紐。
登山やアウトドア、スポーツを楽しんでる時にほどけると、靴紐を踏んでつまづいたり、転んだりと危険が伴います。
この記事では、結びやすくてほどけにくい、それでいてほどきやすい結び方を2つ、紹介します。
気になる人は記事を読んで試してみてくださいね。
くわえて「靴紐が解ける原因」と「靴紐を結ばなくていい」アイテムも紹介します。
ぜひ最後までご覧くださいね。
ほどけない靴紐の結び方①:わずか3秒!「イアン・ノット」の結び方
なれるとわずか3秒で靴紐が結べるようになる「イアン・ノット」の紹介です。
イアン・ノットの見た目は、基本の蝶々結びと似ていますが別物です!
結び方の手順を覚えてしまえば、3秒で結べるようになります。
見慣れない結び方なので、覚えるまでは難しく感じますが登山家やスポーツ選手も取り入れている手早く確実に結べる結び方ですよ。
【手順1:ひと結びする】
まず普通にひと結びします。
人によってやり方が違いますが、ここでは左の紐を下に、下になった方を上に持って来て結びます。
【手順2:左右に輪っかをつくる】
1.左右の紐をそれぞれ小指と薬指で保持し、左右に輪っかを作ります。
2.右手は紐の上から、左手は紐の手前からすくう
(左右の指に輪っかができ、アルファベットのNを逆にした形になる)
【手順3:対する人差し指と親指の間の紐をとる】
指の間の紐を掴みます。
【コツ】
- 輪っかになった左右の指を、反時計回りにひねる(指が縦になる)
- 指を近づけ、人差し指と親指の間の紐をつまむ
【手順4:ぎゅっと左右に引く】
掴んだ紐を左右にギュッと引く。
すると見た目は蝶結びですが、ずっと素早く、解けにくいイアン・ノットの完成です。
ほどけない靴紐の結び方②:ガッチリホールド「イアン・セキュアノット」の結び方
次に蝶結びに一手間くわえるだけで、ガッチリホールドできるようになる「イアン・セキュアノット」の紹介です。
結ぶ時間は①のイアン・ノットの方が早いですが、初見ではこちらの方が理解しやすいでしょう。
イアン・セキュアノットは解けにくさから、よりハードな環境になる登山靴での使用がおすすめです。
こちらも写真を添えて解説しますのでご覧ください。
【手順1:ひと結びする】
左の紐を下にひと結び
【手順2:左右に輪っかをつくる】
左右の紐に適当な大きさの輪っかを作ります
【手順3:左右の輪っかを交差させ、穴を作る】
右の輪を下にして左右の輪を交差しさせ、穴を作ります
【手順4:左右の輪っかをそれぞれ穴に入れる】
左の輪を上から、右の輪を下から穴にいれます。
片方ずつ操作した方がやりやすいです。
【手順5:ぎゅっと左右に引く】
左右にギュッと引きます。
最後に縦に2本結び目ができるので、中央に寄せるときれいな見た目になります。
靴紐がほどける原因は?
スニーカーや登山靴を履いていると、ほどけてしまう靴紐。
その原因はなんでしょうか。
原因は大きく3つあります。
- 靴紐が長すぎて踏んでしまう
- 結び方が甘い
- 靴紐の素材
1つずつ解説しますので、思い当たる人は自分の靴を見てみましょう。
【靴紐が長すぎて踏んでしまう】
靴紐が長すぎると、末端を足で踏んでしまいほどけることがあります。
よく目にするのが、ハイカットシューズを足首までしか締めていない場合です。
その場合は、ローカットシューズ用の紐を使うと踏むことが少なくなります。
【結び方が甘い】
結び方が甘いとほどける原因になります。
歩いていると、足の振り下ろしや地面からの振動で少しずつ靴紐が緩んできます。
対策はこの記事で紹介した「イアン・ノット」や「イアンセキュア・ノット」を試してみるとよいでしょう。
【靴紐の素材】
靴紐そのものに原因がある場合もあります。
それは素材です。
特にナイロン素材の紐は表面がツルツルしているので、摩擦が少なくほどけやすいです。
同じナイロン素材でも断面が丸ではなく、平らな靴紐の方がほどけにくいです。
コットン製が一番おすすめです!
結びたくない人向け!結ばない靴紐アイテムを紹介
「もうどうしても靴紐は結びたくない!」という人におすすめなのが、結ばなくていい靴紐です。
クールノット (COOLKNOT) 結ばなくてもいい 靴ひもは、靴紐にポコポコと「コブ」があり、そのコブが靴紐を通す穴に引っ掛かることでほどけにくくなる仕組みの靴紐です。
靴紐を引くとしっかりテンションがかかるので、ジムやランニングなどの運動にも対応します。
通す穴が片側8個(合計16個)のシューズはLサイズを、片側5個(合計10個)のシューズはMサイズが丁度よいサイズです。
もうひとつおすすめなのは、RJ-Sportの結ばない靴ひもです。
結び目の靴紐固定ボタンを押して引くだけで、靴紐のロック&リリースができます。
簡単にテンションがかけられるだけでなく、紐を結ぶのが苦手な子供やお年寄りにも最適です。
余った靴紐は切断して調整できるので、踏んで転ぶことはありません。
靴紐自体がゴム製で満遍なくテンションがかかるので、履き心地も良好です。
まとめ:靴紐をガッチリ結んでアウトドアを楽しもう!
歩行中に靴紐がほどけると登山やアウトドア中だけでなく、日常生活でも危険です。
この記事で紹介した「イアン・ノット」や「イアンセキュア・ノット」は簡単でほどけにくい結び方なので、試してみてください。
また、結ぶのが面倒、簡単に締めたい人向けの商品も紹介したので、検討してみてはいかがでしょうか。