日曜日, 12月 22, 2024
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タープのメンテナンス方法!キャンプ後のお手入れ方法やおすすめのケアグッズをまとめて紹介

※本記事には一部プロモーションが含まれます

【キャンプ場スタッフ監修】キャンプには欠かせないタープをこれからも長く愛用するためには、キャンプ後のタープメンテナンスがテント同様必須です。

絶対にやっておいた方がいい理由と、お手入れ方法やケアグッズ、さらにキャンプ中に気をつけておきたい点をまとめて紹介!

今回はキャンプ歴10年以上のアウトドア大好きケイスケさんにメンテナンスのコツを教えてもらいます。

いますぐおすすめのメンテナンスグッズを知りたい人は、以下のボタンからジャンプしてくださいね!

こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!

長く愛用していきたいので、タープのメンテナンス方法を教えてください!

まかせて!タープもテント同様大事に使っていきたいよね。タープのメンテナンスの必要性や方法がわからずにカビを生やしてしまったり、破けてしまったなんて声はたまに聞くよ。今回はタープのメンテナンス方法をキャンパーのケイスケさんに教えてもらうよ!

【有野実苑オートキャンプ場】

有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。

有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/

※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。

タープは意外とダメージを受けやすい!メンテの必要性は?

Photo by KEISUKE(Arizineライター)

タープは雨や風、強い日差しから私達を守ってくれる快適なリビングをつくるためには絶対に外せないアイテムですよね。

タープは面積が大きく、受け止める風の力も大きいためテントより頑丈に作られているのですが、用途上どうしても縫製部やグロメット(ガイロープを結ぶ金属の輪)にダメージを受けやすいアイテムになります。

なのでタープを永く使うためにはメンテナンスと共に状態のチェックがとても大切なんですね。

もし破損があれば修理しなければいけませんが、強いテンションがかかるタープの修理はメーカーにお願いした方が安心で確実ですのでもし破損した場合は近くのアウトドアショップに行って相談しちゃいましょう。

メンテナンスはテントと同様に難しい作業ではないので、タープも一緒にメンテナンスをすることを習慣にしておきましょう!

ではなぜメンテナンスが必要か、解説していきます。

乾燥が不十分だとカビが生えやすい!

タープもテントと同じで濡れたままの状態での保管は雑菌やカビが繁殖してしまいます。

テントのように中に入るわけではないのですが、やはりタープの下で過ごせばカビや臭いは気になります。

そして、一度発生したカビや臭いを除去することはかなり困難なんです。
せっかく手に入れたタープを早々に買い替えないためにも1番気をつけたいところですね。

強風で生地が破けてしまうことも

タープは風を受ける面積が広いため、強風でタープが飛ばされたり、生地が裂けてしまうこともあります。

裂けてしまったタープはメーカー修理しなければいけませんが、広い範囲で裂けてしまうとタープにかかるテンションに耐えれないため修理不可能となる場合もあります。

強風日のキャンプでは状況を見て、タープの背を低くしたり、補強のロープやペグの本数を増やす、一時的にたたむなどの対応をしてくださいね。

タープのメンテナンスの基本は3つ!

Photo by KEISUKE(Arizineライター)

タープのメンテナンスの基本は【乾燥】【汚れの除去】【きれいにたたむ】の3つです。

乾燥も一枚生地なので乾きやすく、たたむのも容易にできます。

テントやタープは大きなアイテムになり汚れが付きやすいので、撤収時のチェックと汚れの除去を忘れないようにしましょうね!

【1.乾燥させる】

何よりも大切なのは余分な水分を残さないこと。

これができているだけでもカビなどの致命的なダメージを回避することができます。

雨の日のキャンプで乾かすことができない事もあるかもしれませんが、その場合は帰宅後に溜まった水を捨てて、なるべく早く乾燥させるようにしましょう。

小さめのタープでしたら、物干し竿で吊るして干すのも可能です。
風で飛ばされないように気を付けて、直射日光に長時間の乾燥は余分に紫外線劣化を早めてしまいますので避けましょうね。

【⒉汚れの除去】

タープは面積が大きいので土埃や樹脂、鳥の糞など汚れがつきやすいです。

汚れの成分によっては生地の劣化を招いてしまうことがあるので、汚れを発見したら早めに除去するように心がけましょう。

また汚れを回避するために設営場所にも気をつけたいですね。

テントより厚い生地で作っているタープですが、先の尖った枯れ枝などが落ちてくればタープを破いてしまう危険があります。
そうならないためにも地面の状態だけでなくサイトの上の状態も確認しましょうね。

【3.たたみ方】

タープに生地に余分な折り目、シワができてしまうと生地が劣化しやすくなります。

タープの場合は大きいので折る回数は多くなりますが、1枚の生地ですので、たたみやすいです。

生地を折る回数は必要最低限にして巻いてから収納するのが長い目で見てタープを長持ちさせることに繋がりますよ。

タープのメンテナンス方法

Photo by KEISUKE(Arizineライター)

具体的なメンテナンス方法ですが、晴れていれば先ほどの3つの基本の内【乾燥】と【汚れの除去】の2つはたたむ前に全部済ませてしまいましょう。

帰宅後ですとタープをまた広げないといけないので大変ですよ。

タープを複数所有していたりすると、なかなか使わないタープも出てくるかもしれませんが、1シーズンに一回は広げて空気を通して湿気を抜いてあげましょう。

定期的に使ってあげるのもメンテナンスのうちですよ。

【①タープ本体】

■乾燥

Photo by KEISUKE(Arizineライター)

天気が良ければキャンプ場で乾燥させちゃいましょう。
朝露を落としたら後はそのままで大丈夫です。意外に早く乾きますよ。

雨撤収などで後日に乾燥させる場合は、設営して乾かすのがベストですが、シワがつきにくいサイズのタープであれば物干竿にかけても大丈夫です。
風に飛ばされないように注意して、物干竿を2本使って風が通るようにして干しましょう。

天気が良ければ数時間で乾きますよ。

※撤収を急いで先にウイングのペグを抜いて乾かすのはやめておきましょうね。
下の写真のようにタープが風で暴れてしまって周りの物を倒してしまうことがあります。

Photo by KEISUKE(Arizineライター)

タープがバサバサとなって危ないよ!

■汚れの除去

Photo by KEISUKE(Arizineライター)

乾燥したらタープを毛先の柔らかいブラシでブラッシングしてあげましょう。

タープの目地に詰まった土埃などを除去することで汚れの付着と撥水力の低下を防ぐことができます。ピンと張った状態だとよりブラッシングしやすいですよ。

大体の汚れはブラッシングで落ちますが、もし落ちない汚れ(樹脂や鳥糞)はお湯で固く絞ったクロスで優しく拭き取ってくださいね。

ブラッシングを定期的におこなっていても撥水力はだんだん落ちていきます。

もし雨水が筋で流れるようになったら撥水剤を塗ろう!

簡易的にさっと済ませるならスプレータイプが便利です。
徹底的にやりたいのなら塗るタイプにしましょう。

どちらもキャンプに行ってタープを広げた状態の時に塗ってしまえば手間が省けていいですよ。

■破損のチェック

Photo by KEISUKE(Arizineライター)

風を受け続けているタープはグロメット(ロープを結ぶ金属の輪)や各端の縫製に負荷がかかりやすいです。気が付くとグロメットが外れそうになっていたり、周りがほつれていたりすることもあります。

そのまま使用すると生地の裂けまで発生してしまうことも!
そうならないためにもグロメット周りのチェックは毎回行いましょうね。
もし外れそうになっていたらメーカーに修理を依頼しましょう。
個人でも直せますが、アフターサービスにお願いした方が確実です。

【②ポール】

Photo by KEISUKE(Arizineライター)

強い風を受けた時にはポールにも負荷がかかります。
負荷がかかりすぎると曲がったり折れたりすることもあり、撤収時にポールを並べて見れば曲がりはすぐに確認できますので、風が強いキャンプの後はチェックするようにしましょう。

曲がってしまったポールは残念ですが元に戻せませんので、もし曲がってしまった場合はパーツ交換をしなければいけません。

ご自身のタープのブランドを扱うアウトドアショップやメーカーに問い合わせてください。

ポールが継ぎにくいようであればシリコンスプレーをかけてあげて差し込みやすくしよう!

【③ガイロープ】

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ガイロープが濡れていたらタープから外して乾燥してあげてください。

太いガイロープは乾きにくいので、タープは乾いていてもロープが乾いていないことがあります。
ガイロープは使っていくと段々と細く、柔軟性がなくなって来ます。

テントと違ってタープはガイロープとポールだけで固定されますので、ロープが切れてしまうとタープはつぶれてしまいます。

早めの交換を心がけましょうね。

降雨時のタープの撤収方法

雨の日にタープを地面に置いてたたんで片付けると、泥がタープにべったりついて汚れてしまいます。タープの泥汚れを極力少なくする撤収方法をここでご説明しますね。

実際に雨撤収されるときは、レインウエアを着て行ってくださいね。

①メインポール以外のロープを外した状態にする

Photo by KEISUKE(Arizineライター)

②メインポールの片方を外して掴む

反対側のポールが倒れないように引っ張って持ってくださいね。地面に下ろしちゃいけませんよ。

Photo by KEISUKE(Arizineライター)

【③腕の長さ位の所のタープをつかむ】

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【④右手でつかんだ所を軸にして折る】

それを繰り返して反対側の端まで折ります。

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※どんどん折っていきます

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※サイズの大きいタープですと少し地面につきますが最小限です。

Photo by KEISUKE(Arizineライター)

【⑤反対側の端まで行ったらポールを外す】

Photo by KEISUKE(Arizineライター)
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【⑥地面に落とさないようにくるくる巻いていく】

巻いたら車内を濡らさないためにビニール袋に入れて持ち帰ります。
帰ったら改めて乾燥させてあげて下さいね。

※このたたみは泥をつけないで持ち帰るためなのでちょっと雑でも大丈夫ですよ。

Photo by KEISUKE(Arizineライター)
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タープのメンテナンスにおすすめなケアグッズ

Photo by KEISUKE(Arizineライター)

タープのメンテナンス道具はテントとほとんど同じです。
ここでは基本のメンテナンスグッズをピックアップしますので必要に応じてチョイスしてくださいね。

【汚れ落とし用】

  • 歯ブラシや柔らかいタワシ(グランドシートやペグの泥汚れを落とします)
  • 洋服ブラシ(フライシートの埃を落とします)
  • 雑巾や布キレ(汚れを拭き取ったり濡れたものを拭き上げます)

【潤滑剤】

  • シリコンスプレー(ポールのジョイントの潤滑剤として)

【撥水剤】

  • 塗る撥水剤
  • スプレータイプの撥水剤

まとめ:タープをしっかりとメンテナンスして次回のキャンプに繋げよう

Photo by KEISUKE(Arizineライター)

タープは快適なキャンプをするためにはマストなアイテムですよね。

シンプルな構造で撤収、メンテナンスはやりやすいですが、破損状態によっては修理不可能ということもありますので、日々のチェック、特に生地の破損は念入りにしていきたいものです。

道具をよい状態に保って、次の楽しいキャンプのステップにしましょう。

※今回メンテナンスした筆者の愛用テントはTatonkaタトンカの2TCでした!

テントのメンテナンスも合わせて読もう!

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Arizine編集部
有野実苑オートキャンプ場が監修するアウトドアメディア「Arizine」 キャンプ用品、料理、キャンプのコツから最新スタイルまでキャンプ情報はArizineにお任せ! あなたに合った素敵な記事がきっと見つかります!
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