【キャンプ場スタッフ監修】アウトドアで映えるおすすめのオイルランタン7選を厳選紹介!キャンプの雰囲気を一気に引き立てるアイテムとして人気のオイルランタン。
今回は、ガチキャンパー沖野隆さんが、サイズや燃料、容量など選び方のポイントをしっかり押さえつつ、基本的な使い方やお手入れ方法も解説します。
キャンプ場でおしゃれなインテリアとしても活躍するオイルランタンを、初心者にもわかりやすく紹介します。
オイルランタンを取り入れるとキャンプのインテリアがぐっとおしゃれになりますよ!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!キャンプのことはなんでも聞いてね!
おしゃれなオイルランタンが欲しいのですが、使い方が難しそうで迷ってます。初心者にもおすすめのアイテムはありますか?
まかせて!オイルランタンは確かに上級者向けのイメージがあるけど、コツを押さえればキャンプ初心者さんでも使いこなせるから安心してね♪おすすめのオイルランタン7選を紹介するから、気になるランタンを探してみよう!選び方や使い方のコツも解説するから参考にしてみてね!
オイルランタンって面倒臭そう、そんな理由で使ってない方は必見!意外と気軽に使えますよ。
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
キャンプのインテリアに人気!オイルランタン
レトロな雰囲気と優しい灯りが、心地よい空間を演出してくれるオイルランタン。
キャンプやアウトドアだけでなく、自宅のインテリアとしても人気のアイテムです。
今回は、初心者から上級者まで満足できる、おすすめのオイルランタンを紹介。
オイルランタンの使い方やお手入れ方法など、徹底的に解説していきます。
自分にあったオイルランタンの選び方
オイルランタンには、さまざまな種類があります。
自分に合ったオイルランタンを見つけるために、まずは選ぶ際のチェックポイントを確認しましょう。
①:ランプの形状で選ぶ【ハリケーンランタン・テーブルランタン】
オイルランタンの形状には、主に「ハリケーンランタン」と「テーブルランタン」の2種類があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
■ハリケーンランタン
ハリケーンランタンは、その名の通り台風のような強風でも消えないほどの高い防風性能を備えています。
また、耐久性・携行性にも優れ、キャンプでの使用にぴったりです。
ただ、芯の交換やホヤの掃除などメンテナンスが必要なため、多少面倒と感じるかもしれません。
レトロなデザインでサイトの雰囲気もアップ。初めてオイルランタンを使う方には、ぜひ試してもらいたいです。
■テーブルランタン
テーブルランタンは、おしゃれなデザインが最大の魅力です。
装飾したガラスや真鍮を使用したものが多く、高級感がありインテリアとしても活躍します。
風が入り込みやすい構造が多く、防風性・耐久性にやや不安があるため、室内での使用に向いています。
②:燃料で選ぶ【パラフィン・灯油】
オイルランタンで使える燃料には、パラフィンオイルと灯油があります。
パラフィンオイルは、使用時に煤(すす)が出ないため手入れの手間がほとんどかかりません。なかには虫除け成分が入っているものがあり、使用しながら虫除け効果を発揮してくれます。ニオイもほとんどありません。
一方の灯油は、パラフィンオイルにくらべ価格が安いのが魅力です。ただ、煤が発生し手入れに手間がかかります。灯油独特の匂いもあり、苦手な方は気になるかもしれません。
コスパ重視の方には、灯油がおすすめです。
オイルランタン初心者の方は、灯油よりもパラフィンオイルが断然おすすめですよ。
③:使いやすさで選ぶ【加圧式・非加圧式】
オイルランタンには、加圧式と非加圧式があります。
加圧式は、ポンプで燃料タンク内の圧力を上げ、高い光量が得られ広範囲を明るく照らせます。使用には、ポンピングや点火にコツが必要など、ややハードルが高いといえるでしょう。
非加圧式は、芯に染み込ませた燃料を燃やすだけで、使いやすくシンプルな構造になっています。加圧式に比べると明るさは劣りますが、長時間の使用が可能です。
④:芯のタイプで選ぶ【平芯・棒芯】
オイルランタンでは、主に平芯と棒芯を使用します。
平芯は、オイルランタンに使用される最も一般的な芯です。芯の太さはさまざまですが、太いほど明るくなります。
芯の交換や調整も簡単なので、オイルランタン初心者の方におすすめです。
棒芯は、芯が棒状になっていることで炎が安定しますが平芯よりも明るさでは劣ります。そのため、雰囲気アップや手元を照らす程度の使用におすすめです。
明るさや使いやすさを考えても、平芯を選んでおけば間違いないですよ。
⑤:ランプの明るさで選ぶ
オイルランタンは、種類によって明るさが変わってきます。
非加圧式より加圧式の方が明るく、芯は太ければ太いほど明るくなります。
非加圧式を使用する場合は、最低でも平芯3分芯以上を使うと良いでしょう。
明るさなら加圧式、雰囲気重視なら非加圧式といった感じです。
⑥:ランプの容量・サイズで選ぶ
長時間使用したい場合は、なるべく燃料タンクが大きいものを選びましょう。
タンク容量による使用時間の目安は、300mlで約20時間です。
タンクの容量が大きくなれば本体サイズも大きくなるため、持ち運びが大変になります。
自身のキャンプスタイルに合わせて、サイズを選びましょう。
1泊2日のキャンプなら、300mlで十分ですよ。
オイルランタンのおすすめ7選
それでは、おすすめのオイルランタンを紹介していきます。
初心者から上級者まで満足できる商品を厳選しました。
ぜひ、チェックしてください。
【フュアーハンド(FEUERHAND)BABY SPECIAL 276】
ドイツの老舗ブランド、「フュアーハンド」のオイルランタンです。
オイルランタンの定番商品で、長年愛用するキャンパーも多くいます。
シンプルな構造で扱いやすく、初心者から上級者までおすすめのオイルランタンです。
・サイズ:16cm×27.5cm
・重量:505g
・タンク容量:340ml
・燃焼時間:約20時間
・使用燃料:灯油、パラフィンオイル
・芯の種類:平芯
・非加圧式
【バンドック(BUNDOK)オイルランタン】
高品質で低価格なギアを展開するブランド、「バンドック」のオイルランタンです。
タンク容量が約200mlと小さめですが、その分コンパクトで軽量となっておりソロキャンプにぴったりのアイテムです。
明るさも申し分なく、サブのオイルランタンとしても活躍しそうです。
・サイズ:16cm×25cm
・重量:370g
・タンク容量:約200ml
・燃焼時間:約14時間
・使用燃焼:灯油、パラフィンオイル
・芯の種類:平芯
・非加圧式
【キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)オイルランタン 中】
低価格にもかかわらず、機能性・デザイン性に優れたキャンプテンスタッグのオイルランタン。
アンティーク調のカラーとフォルムが特徴的です。
カラーバリエーションが豊富なので、きっとお気に入りの一台が見つかりますよ。
・サイズ:16cm×25cm
・重量:370g
・タンク容量:約200ml
・燃焼時間:約14時間
・使用燃焼:灯油、パラフィンオイル
・芯の種類:平芯
・非加圧式
【カメヤマキャンドルハウス オイルランタン】
日本の老舗ローソク製造メーカー「カメヤマ」のオイルランタンです。
こちらは、通常のサイズよりコンパクトなオイルランタンミニ。
明るさ・燃焼時間はややもの足りなさは感じますが、サイトの雰囲気作りやサブのランタンとしておすすめです。
価格が安く、とりあえずオイルランタン使ってみたいという方にもイチオシですね。
・サイズ:12cm×26.5cm
・重量:約320g
・カタンク容量:約120ml
・燃焼時間:約10時間
・使用燃焼:灯油、パラフィンオイル
・芯の種類:平芯
・非加圧式
【デイツ(DIETZ)ハリケーンランタン D78】
1840年にアメリカのニューヨーク州で創業した「デイツ」のオイルランタン。
洗練されたデザインは飽きがこなく、長年多くのキャンパーに愛され続けています。
照明器具としてだけでなく、キャンプサイトや部屋のインテリアにもぴったり。
ひとつ持っておいても損はないオイルランタンです。
・サイズ:15cm×26.5cm
・重量:約470g
・タンク容量:約340ml
・燃焼時間:約20時間
・使用燃焼:灯油、パラフィンオイル
・芯の種類:平芯
・非加圧式
【ペトロマックス(Petromax)HK500】
加圧式のオイルランタンです。
最大の魅力は、400W(約5000ルーメン)という明るさ。
サイトの隅々まで明るく照らしてくれます。
使用には少し手間がかかりますが、高級感があり所有欲も満たしてくれるアイテムです。
・サイズ:17cm×40cm
・重量:約2.4kg
・タンク容量:約1000ml
・燃焼時間:約8時間
・使用燃焼:灯油
・芯の種類:マントル
・加圧式
【テンマクデザイン クラシックランタン ミニ】
オイル、キャンドル、LEDの3種類で使用できるランタンです。
カメヤマキャンドルハウスの「クラシックランタン」を、アウトドアメーカー「テンマクデザイン」がアレンジ。
よりキャンプで使いやすくなりました。
小型なので持ち運びやすく、夜間の移動時にも重宝します。
・サイズ:9cm×20.5cm
・重量:約245kg
・タンク容量:-
・燃焼時間:-
・使用燃焼:灯油、パラフィンオイル、キャンドル、LEDライト
・芯の種類:-
・加圧式
オイルランタンの基本的な使い方
オイルランタンの使い方は、一度覚えてしまえばとても簡単です。
ただ、点火したり燃料をいれたりなど注意が必要な点があります。
ここでは、初心者におすすめの非加圧式オイルランタンの基本的な使い方を解説していきます。
【燃料をいれる】
燃料タンクのキャップをはずし、適切な燃料を注いでいきます。
この際、燃料がこぼれないように慎重に注いでください。
万が一こぼれてしまった場合は、しっかりと拭き取りましょう。
【点火する】
レバーを下げ、ホヤガラスを上げた状態にしておきます。
火力調整つまみを回し芯を出し、芯に火をつけます。
【火力を調整する】
ホヤガラスを下げ、火力調整つまみを回して火力を調整します。
オイルランタンの本体とホヤガラスはすぐに熱くなるので、動かすときは必ず持ち手(ハンドル)を持ってください。
【火の消し方】
火を消したいときは火力調整つまみを回し、火が消えるまで芯を下げます。
ホヤガラスを上げ息を吹きかけて消すこともできますが、本体上部とホヤガラスがかなり熱くなっているので、十分注意してください。
芯を下げて消した場合も、本体がしっかり冷めるまで本体には触らないようにしましょう。火傷に注意です!
【お手入れ・保存のコツ】
オイルランタンは、煤で汚れることがあります。
特にホヤガラスは煤がつきやすいため、汚れたら布できれいに拭き取りましょう。
また、使用後はなるべく燃料タンクは空にしてください。ポンプを使うとやりやすいですよ。
古い燃料を使用すると、芯や本体を劣化させ燃焼効率も悪くなります。
オイルランタンの芯はどこで買える?芯の交換方法は?
オイルランタンの芯は、使っているうちに短くなり炭化していきます。
そのまま使うと不完全燃焼をおこし煤が出やすくなるので、新しい芯に交換しましょう。
芯の交換方法は、バーナーを外し古い芯を取り新しい芯に差し替えるだけです。
使用前に、必ず芯の状態をチェックしてくださいね。
芯はAmazonなどで購入できるので、オイルランタンのサイズに合わせてスペアを用意しておきましょう。
まとめ:初心者さんでもOK!オイルランタンを使いこなしておしゃれなキャンプ空間を演出
オイルランタンは、ポイントさえ押さえれば初心者でも気軽に使えます。
特に非加圧式ハリケーンランタンはデザイン性に優れ、、単なる照明器具としてだけでなくサイトの雰囲気作りにも最適です。
オイルランタンのやさしい灯りを眺めているだけで、癒しのひとときを過ごせます。
ぜひ、お気に入りのオイルランタンを見つけて、その魅力を体験してみてください。