【キャンプ場スタッフ監修】夏場のキャンプを快適に過ごしたい人必見!軽量で持ち運びやすい冷風機を使ってテント内を涼しく保てば、夏キャンプでも熱中症や寝苦しさから解放されますよ。
値段も性能もピンからキリなので、今回はキャンプで使うのにおすすめの冷風機7選を紹介していきます!
いますぐおすすめの冷風機を知りたい人は、以下のボタンからジャンプしてくださいね!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
夏キャンプのテント内が熱くて我慢できないんですが、テント内を涼しく保つ方法はありますか?
持ち運び可能なクーラー【冷風機】って知ってる?これひとつあれば夏場のテント内や車中泊も快適に過ごせるよ!今回はキャンプで使うおすすめの冷風機を紹介するね♪
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
持ち運びも可能!冷風機ってなに?
冷風機とは、持ち運び可能なエアコンのことで、スポットクーラーやポータブルクーラーとも呼ばれます。
とはいえエアコン機能がついているので重量のあるものが多いのが特徴。
冷風機を使用する際はかならず排熱用ダクトを外に向け、部屋は涼しい風のみ流れるようにすることがポイントです。
使用後は、タンクに水がたまる仕組みになっているので、こまめに水を捨てるか、タンク容量の大きいものがおすすめです。
【似たような商品である冷風扇との違い】
冷風扇は、扇風機の冷風がでるバージョンの機器で、水を蒸発させその気化熱を利用するといった仕組みで冷風をだします。涼しさの度合いでいうと「エアコン>冷風機>冷風扇>扇風機」といった具合。
冷風機と比べるとより軽量でコンパクトなモデルが多く、冷房能力がなくとも少しでも涼しい風がほしいという方にピッタリです。
ただし、真夏の炎天下などシチュエーションによってまったく効果をなさないものもあるので、購入する際は注意が必要です。
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冷風機を選ぶ際に気を付けたい5つのポイント
いざ実際に冷風機を購入するとなると、気を付けたいポイントがいくつかあります。
室内で使うのにはもちろん、キャンプでの使用となると気になるところが沢山ですよね。
下記では、冷風機を選ぶ際に気を付けたい5つのポイントを紹介します!
【①使う場所と目的によって選ぶモデルが変わる】
インドアで使うかアウトドアで使うか、業務用として使うかなど、使用場所によって選ぶモデルが変わります。
たとえばインドアや業務用など比較的広めの場所で使う場合は、それなりの大きさの冷風機が必要です。
ですが大きく冷房能力が高いほど排熱・排水の量も必然的にあがるため、専用のダクトホースをとりつけたりと工事が必要な場合も。
アウトドア、特にキャンプのテント内や車内で使う場合はコンパクトで持ち運びやすいモデルがおすすめです。
排水タンクが小さいとタンクの水を捨てる回数が高くなりますが、それを除けばメンテナンスもしやすくある程度の空間なら小さめの冷風機でも十分に作動します。
【②排熱・排気ダクト用のホースが付属しているか、排水タンクの容量も確認しよう】
エアコンの場合は室内機から冷風がでで、室外機からは熱い風がでますよね。
冷風機の仕組みから、冷風機は片側にある排気ダクトから排熱を行い、もう片側から冷風を送ります。
そのため排気ダクトが付属しているものはもちろん、ダクトにつなげるホースの長さも重要です。ホースが短ければ必然的に本体もホースにあわせて外近くに設置しなければならないため、広い室内で使う場合は自分に直接当て冷風を堪能することもできなくなります。
また、室内で使う場合はダクトホースを通すために工事したり、窓を開けその隙間を埋めるための窓パネルも必要になります。
そういった付属品がついているか、もしくは自分でつける必要があるか購入時に確認しましょう。
【③冷房能力であるkwをチェック】
冷風機の冷房能力(kW)が高ければ高いほど部屋を涼しくする力があり、室温を下げることができます。
アウトドアで特にテント内や車内で使う目的であれば、大体0.3kW以上あるといいでしょう。
比較的広い部屋の場合は2kW以上のものを選ぶことでパワー不足にならず効果的です。
どの場合も排熱に気を付ける、暑い場所でいきなり使わない、空気の循環を良くすることで冷房能力+αの効果が得られるので試してみましょう。
【④運転時の音が60dB以下のものがおすすめ】
冷風機を選ぶ際に見てほしいのが運転時の音の大きさ。
使用上、どうしても作動音がもろにでてしまいがちな冷風機。あまりdBの大きすぎるものだと、就寝時に使いづらいので、最低でも60dB以下のものがおすすめ。
キャンプ中で使う場合は、自然の中の音をきいて眠りたい人の雰囲気を壊さないためにも、すぐ近くに他の人のテントがないか確認して使うといいでしょう。
他にも静音モードのついたものもあるので、音が気になる人はそういったモデルも検討しましょう。
【⑤用途にあった追加機能があるものを選ぼう】
冷風機の中にはさまざまな追加機能を搭載しているモデルもあります。
例えば除湿がついているものなら、梅雨などのじめじめとした季節でも使えますし、洗濯乾燥モードがあれば除湿よりも効果的に室内の水分を取り除いてくれます。
他にも、温風のでるタイプもあり、年中使えるモデルであれば1台家にあればインドアでもアウトドアでも活躍すること間違いないでしょう。
また、チャイルドロック付きで誤って子供が触ってしまうことを防げるものや、タイマー付きでオンオフが自動で設定できるものもあるので用途にあわせて選びましょう。
キャンプに持っていくならコレ!有野実苑スタッフおすすめの冷風機7選
【ナカトミ ポータブルミニクーラー PMC-8A】
ナカトミの「ポータブルミニクーラー PMC-8A」は、工具箱のような持ち運びやすく、車に積みやすいデザインで冷風機です。
排水タンクがついていないかわりに、排水用のチューブがあり、そこから継続して排水を行うので、外にチューブをだしておけば水替えの心配がいりません。
冷風のでる部分が小さくも感じますが、パワーがあり、風向きも調節できるので、冷やしたいポイントに向けておくことで効率的に涼しさを感じることができます。
ただし、稼働にはjackery1000ほどの大容量ポータブル電源が必要なので、キャンプサイトに電源があるか、もしくはお持ちのポータブル電源を確認してから購入しましょう。
まさにポータブルクーラーといったモデル!1.5mの排熱ダクトがついてるので、テントで使う場合は外に向けておこう!
・サイズ:20×61.5×27cm
・重量:12㎏
・消費電力:165/205W
・冷房能力:0.35kW
・定格電流:1.8/2.1A
【シロカ ポータブルクーラー】
Siroca(シロカ)のポータブルクーラーは上部に大きな取っ手がついており、重量が6.5㎏と冷風機の中でも軽量モデルのため、持ち運びやすく女性にもおすすめです。
除湿機能付きで、1日に約4.4Lほどとることができ、洗濯ものの乾燥はもちろん、雨の日の部屋の湿気や冬の結露などにも有効です。
排熱ダクトをテントの外側に向け、出来る限りテントを閉め切ることで中の温度を涼しく保つことができます。
・サイズ:22×22×41.4cm
・重量:6.5㎏
・消費電力:160W
・冷房能力:0.35kW
・タンク容量:1L
・騒音値:54dB
【ナカトミ ポータブルクーラー MAC-10】
ナカトミの「ポータブルクーラー MAC-10」はコンパクトな設計にあわせ、キャスター付きなので移動も楽に持ち運べるのが魅力。
消費電力が低い分冷房能力も少し低くなっていますが、テント内など広すぎない空間では十分な機能を持っています。
送風か冷風かの2択なので、シンプルで扱いやすい冷風機です。
付属で付いてくるダクトホースは、排熱部分か冷風のでる部分にとりつけられるよ!両方に取り付けたい場合は追加で購入が必要
・サイズ:29.5×29.5×45.5cm
・重量:13㎏
・消費電力:188/215W
・冷房能力:0.43kW
・定格電流:2.35A/2.46A
・タンク容量:0.75L
・騒音値:50/48dB
【CORONA(コロナ) 冷風・衣類乾燥除湿機 どこでもクーラー】
CORONA(コロナ)の「冷風・衣類乾燥除湿機 どこでもクーラー」は衣類乾燥、除湿、冷風の3つの機能がついており、冷風機としてではなく、他の用途にも使える優れものです。
また冷風の風量調節も3段階あるため温度調節も可能で、風向きも80度、40度、リズムで選ぶことができます。
タンクは5.8Lとかなり大き目で、満水になると自動停止し知らせてくれる機能も搭載されています。
ダクトで排熱をしっかり管理することで冷房効果が上がるので、部屋を閉め切らず使うのがおすすめ。
左右にある取っ手のくぼみを使って、両手で楽に持ち運べるよ♪
・サイズ:25×38.6×60cm
・重量:13.5㎏
・消費電力:除湿時205/215W、冷風時220/240W
・タンク容量:5.8L
・騒音値:48/48dB
■日動工業 山善 ポータブルスポットクーラー カンゲキくん
山善からでているポータブルスポットクーラー「カンゲキくん」は、冷風ダクトと排熱ダクトがついたデザインで、一見枯れ葉などを吹き飛ばす送風機(ブロワー)のような見た目をしていますが、冷風ダクトから一定のスポットを冷やすのにおすすめの冷風機です。
テント内や車内などの限られた空間内が涼しく快適に過ごせるので、真夏のキャンプにあると便利です。
ドレインホースで排水もしやすく、まさにアウトドア向きの冷風機です。
持ち手が太く持ち運びやすいのもポイント!2段階の風量調節と、風向きを変えることができるよ♪
・サイズ:62×41×31cm
・重量:13㎏
・消費電力:141/167W
・冷房能力:0.41kW
・定格電流:1.54A/1.75A
・タンク容量:0.3L
・騒音値:65dB
【COIZUMI(コイズミ) ポータブルクーラー[ラ・クール]】
COIZUMI(コイズミ)のポータブルクーラー「ラ・クール」は、室内機と室外機があるモデルで、ポータブルクーラーの中でも家にとりつけるクーラーに限りなく近い仕様となっています。
とくに車中泊の人におすすめで、車内に室内機、車外に室外機を出すことで、家でクーラーを使っているような涼しさを保つことができます。
どの冷風機にもいえますが、使用の場合には、キャンプサイトに電源がない場合ポータブル電源を使う必要があるのでポータブル電源も念頭にいれましょう。
値段もそれなりに高いけど、冷え方としてはラ・クールがダントツ♪
・サイズ:室内機 40×39×18.5㎝/室外機 43×39×18.5㎝
・重量:18.8㎏(室内機6㎏、室外機12.8㎏)
・消費電力:540W
・騒音値:58/64dB
【ナヴィック(NAVIC) CLESEED(クレシード) クレクール3】
NAVIC(ナヴィック)からでている「CLESEED(クレシード) クレクール3」には、冷房機能はもちろん、除湿、加湿、空気清浄、送風の5つの機能が備わっているモデルで、冷房を使う夏以外の季節でも使えるのが魅力。
排気ダクトは最大1.8mまで伸ばせるため、テント内で使う場合は排気ダクトを外に向けてだして稼働すれば涼しく保つことができます。
追加機能として、Ecoモードやタイマー、首振り機能に、子供がいじれないようチャイルドロックがついているので安全面も高評価です。
2mの長さの排水ホースもついているから、溜まった水は排水ホースとタンクの2通りで捨てることができるよ!
・サイズ:37.5×28.5×50cm
・重量:13.2㎏
・消費電力:350W
・冷房能力:0.8kW
・タンク容量:2.6L
・騒音値:67dB
まとめ:車内泊や真夏のキャンプでも冷風機を使って快適なキャンプにしよう
いかがでしたか?真夏のインドアでもアウトドアでも活躍する冷風機は使用シーンも多く、1台あれば家のちょっとした空間やキャンプ中のテント内や車内でも使えて便利ですよ!
冷風機にはさまざまな種類のものがありますが、せっかく冷風機を購入するのであれば、冷房能力が高く機能が充実しているモデルを選ぶことをおすすめします。
また、冷風機を使う際は電源もしくはポータブル電源が必要となります。
おすすめのポータブル電源を紹介する記事もありますので、是非あわせてご覧くださいね。
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