【キャンプ場スタッフ監修】ロースターは食材に均一に熱をとおして調理する遠赤外線を利用した調理器具です。
コンロ型や網型などタイプによって見た目も異なりますが、あわせてロースターと呼称されるのが一般的。
今回はロースターの選び方や、アウトドアにフォーカスしたおすすめモデル13選を、キャンプ歴5年の山好きソロキャンパーおとうさんに紹介してもらいます。
いますぐおすすめのロースターを知りたい人は、以下のボタンからジャンプしてくださいね!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
アウトドアで使える持ち運びやすいおすすめのロースターを教えてください
まかせて!
ロースターは室内向きの電源タイプからカセットコンロタイプ、焼き網のように直火でも使えるタイプとさまざまな種類があって、用途にあわせて選ぶことができるよ♪
今回はアウトドアで使いやすいおすすめ13選をキャンプ歴5年の山好きソロキャンパーおとうさんに紹介してもらうね
ロースターと言えば電源タイプをイメージしますが、キャンプで使える直火タイプもあります。
遠赤外線の力で焼いたパンやお肉は格別の味ですよ
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
ロースターとは?アウトドアでも使える?
ロースターとは遠赤外線の熱を利用した調理器のことです。
肉や野菜、魚などを焼くことができ、遠赤外線を使うのでふっくらジューシーに焼きあがるのが特徴です。
基本は電気を使って使用しますが、モデルによってはガス缶や直火を使って調理できるモデルもあります。
電気タイプも、電源サイトやポータブル電源があればキャンプでも問題なく使えます
フィルターを備えて調理中に肉や魚からでるにおいを抑えるモデルもあり、アウトドアだけでなく自宅でも使いやすいのが特徴です。
【グリルとの違い】
ロースターとグリルの明確な違いはあまりはっきりしていませんが、しいて言うなら熱源にあります。
基本的にロースターは遠赤外線を熱源とし、熱風でじんわり調理します。
対してグリルは、直火または直接熱でカリッと調理するものが多い印象です。
火力を調節することで焼く材料によっては外はこんがり、中はレアでという調理も可能です
しっかりと焼き目がつく調理法をグリル(Grill)と呼ぶことから、焼き網や焼き目をつける道具を総称してグリルと呼ばれることが多いです。
同じ商品でもグリルともロースターとも呼ばれるものがあり、境界線があいまいなので選ぶときはグリルかロースターかで選ぶよりもどんな調理法で使いたいか、どんな用途で使いたいかなどを考えて選ぶといいでしょう。
ロースターの魅力と選び方
中までしっかり焼きつつふっくらジューシーに仕上がるロースター。
ここではその魅力と購入の際に気をつけたいポイントを紹介します。
【タイプで選ぶ|コンロ型(電気・ガスボンベ)か網型】
ロースターにはコンロ型と網型の2種類あります。
コンロ型は電気を使うものと、ガスボンベを使うタイプです。
電気式のものは火力の調整がしやすく、魚を焼いた際に気になるにおいを抑えるフィルターのついたモデルもあります。
電源を取りにくいキャンプではガスボンベタイプがおすすめです
ガスボンベタイプは電気式ほど細かな火力調節はできませんが、こんがり焼き目のつく強い火力が魅力。
網型のロースターは焼き肉や焼き魚を調理する際に使用されることが一般的で、食材に焼き色をつけたり余分な脂を落としたりするのにおすすめです。
網型のロースターには、一体型ロースターや卓上コンロ型ロースター、ロストル(焼き網)を使用するタイプなどがあります。
【用途で選ぶ|魚やパンなら網型がおすすめ】
魚やパンを焼きたい場合は、網型のロースターがおすすめ!網型の魅力は焼き目です。
旬の魚を焼いた時の焼き目模様が食欲をそそります。
網を通した炎で焼かれたパンもじつに美味しいもので、外はカリッ、中はフワッとしたトーストに仕上がりますよ
対して、お肉を焼きたい場合はコンロ型がおすすめです。
【手入れのしやすさで選ぶ|洗いやすさや組み立てやすさ】
食べものを扱うアイテムなので、いつでも清潔にしておく必要があります。
清潔に保つにはまず、手入れがしやすいのかがポイントです。
手入れのしやすさ、扱いやすさで選ぶなら分解できることがマスト
網やプレートはもちろん、脂の落ちる受け皿が洗いやすいかチェックしましょう。
できれば電源ユニットが外せて、蓋のあるモデルは蓋を外せると洗いやすいです。
焦げつきの防止に効果があるフッ素コーティングは、どの部分までコーティングされているか確認しておくとお手入れするときに作業が楽になります。
【機能性で選ぶ|ファン付きなどの機能で少煙タイプもある】
肉を焼いても魚を焼いても気になるのが煙ですね。
美味しそうなにおいを伴うので悩ましいですが、家でも使うことを考えると煙は少ない方がよいです。
電気式のロースターはその電気を使って、ファンなど多機能化した商品があるのも特徴です。
電気式は便利ですが、キャンプで使うには電源つきのサイトを選ぶかポータブル電源が必要ですよ
有野実苑スタッフおすすめアウトドアで使えるロースター13選!
ここからは有野実苑スタッフがおすすめする、アウトドアで使えるロースターを13モデル紹介します。
持ち運びに便利なコンロ型と、焚き火などの直火を使える網型をそれぞれ紹介しますので、ぜひ使いたいシーンやシチュエーションを想像しながらご覧ください。
【コンロ型|ガスボンベやコンロで使えるなら持ち運びも便利】
■和平フレイズ ロースター 蓋付 RD-0093
コンロに載せて使うタイプのロースターです。
熱源は、ガスでもIHでも使用できます。
蓋がついているので肉や魚の脂が落ちてもイヤなにおいや煙が出にくいのが特徴です。
水を入れて使用するので、肉や魚がふっくら焼けますよ。
・サイズ:約縦29.3×横38.3×高さ9.5cm
・重さ:約1466g
・熱源:ガス IH
■Iwatani(イワタニ)網焼プレート CB-A-AMP
ガス専用のロースター。
円形なので、みんなで囲んで使いやすいです。
家でも使えますが、キャンプのときにガスコンロにのせれば火をおこす手間がなく簡単に焼き肉が楽しめます。
あくまでガス用なので、キャンプで使う際は熱源に注意しましょう。
・サイズ:(直径)290×(高さ)66mm
・重さ:940g
・熱源:ガス
■オークス 大人の焼き魚 炭グリル
ガス、炭など直火で使うものであれば熱源を問わず使えるロースターです。
炎を直に食材に充てるのではなく、炭のプレートを介して加えることでふっくらした焼き上がりになります。
しかも、この商品に使われる炭プレートはアルミ製のプレートと比較して14倍の遠赤外線を発するのでより美味しく焼けるのです。
焼き上がりにこだわるならこの商品がおすすめ。
・サイズ:縦19.8×横32.6×高さ12.5 ㎝
・熱源:直火
■イワタニ カセットガス 炉ばた焼き器 炙りや CB-ABR-1
CB缶を使う卓上ロースターです。
卓上型なので、キャンプの際にテーブルの上で使うのにもおすすめ。
燃料のCB缶はどこでも手に入り安価なので、万が一忘れてもキャンプに向かう道中で簡単に手に入るのがうれしいですね。
・サイズ:縦43×横15×高さ23 ㎝
・重さ:2.4 kg
・熱源:ガス
■ハーフェレ ジャパン ロータスグリル 無煙炭火バーベキューコンロ G-OR-34N
丸くてコロンとした見た目がカワイイ炭を熱源としたグリル寄りのロースターです。
見た目と熱源だけ見ると七輪のようですが、そこには現代の知恵が詰まっています。
七輪を使う際に必要な炭おこしはたったの3分で完了。
本体は熱に強い素材を使っているので、テーブルの上でも使えます。
※室内での使用はできません。
・サイズ:縦36.8×横35×高さ23.4 ㎝
・重さ:3.7㎏
・熱源:炭
■遠赤無煙グリル UFO CCM-101
熱を発するユニットが食材の上にあるちょっと変わったロースターです。
ユニットが上にあることで全体をまんべんなく加熱します。
また、落ちた脂が熱源に触れないので煙が出ることがなく、家でも安心して使えますよ。
・サイズ:縦30×横44.3×高さ26.5 ㎝
・重さ:2㎏
・熱源:ガス
■Aladdin (アラジン) グラファイト ミニグリラー
日本の七輪のような手軽で本格的な焼肉体験を提供する電気式のロースターです。
特許取得の「遠赤グラファイト」は0.2秒で発熱し、予熱が不要で、余分な脂は水トレイに落ち、煙や臭いを抑えます。
3段階の火力調整が可能。
コンパクトながら広いプレートで、750Wの省エネ設計なのでキャンプでも使用しやすいですね。
プレートと水トレイは取り外して洗え、フッ素コートで掃除が簡単です。
・サイズ:縦25.5×横35.5×高さ12.2cm
・重さ:3kg
・熱源:電気
・ワット数:750W
【網型|焚き火などの直火でも使える】
■UNIFLAME(ユニフレーム) ミニロースター 665817
網の下に遠赤外線を発する素材を設置したシンプルで軽量なロースター。
重さ11gととても軽いのでソロキャンプでも活躍します。
一人用の肉を焼いたり、朝食にパンを焼いたりするといいですね。
・サイズ:収納時:Φ15×15mm
・重さ:11g
・熱源:直火
■キャンピングムーン(CAMPING MOON) ミニロースター US-1615
正方形で五徳に載せてもパッキングしても収まりがよいロースターです。
取っ手がついていないので、五徳にしっかり載ったことを確認して使いましょう。
一人でチビチビと肉を焼くのが似合いますね。
・サイズ:縦16.5×横16×高さ4㎝
・重さ:235g
・熱源:直火
■UNIFLAME(ユニフレーム) 焚き火ロースター 664087
ハンドルを持ってストーブや焚き火の火に直接あてる手持ちのコーヒー焙煎専用ロースター。
折りたたみ式の持ち手は十分な長さがあるのでじっくり焼いても手が熱くなりませんが、安全のため使用時はグローブを着けましょう。
直径が160㎜で、コーヒー生豆50g(5杯程度)とちょうどよいサイズ感です。
銀杏を炒ったり、ポップコーンを作ったりもできますよ。
・サイズ:約Φ160×320mm 収納時:約Φ160×65mm
・重さ:約200g
・熱源:直火
■UNIFLAME(ユニフレーム) fanマルチロースター 660072
ハンドルを含め焼き網まで折りたためるコンパクトなロースター。
肉や野菜はもちろん、お餅も焼けますよ。
焼き網を斜めに固定すると食パンを2枚焼くことができ、遠赤外線の力でふっくら、網の跡はカリッと焼きあがります。
・サイズ:使用時 縦13×横20×高さ19㎝ 収納時 縦20×横13×高さ1.9㎝
・重さ:290g
・熱源:直火
■丸十金網(Marujyu-kanaami) セラミック焼網 0703-001
シンプルイズベスト。
小さいストーブやミニ七輪で干物をじっくり炙りたくなるロースターですね。
小さくたためるわけでもなく特別なギミックがあるわけでもないですが、その分壊れにくく長く使える商品です。
お酒好きの人へのプレゼントにも最適。
・サイズ:15x15x4cm
・重さ:270g
・熱源:直火
■コモライフ(Comolife) パンと野菜のセラミック網
角形でスペースをムダなく使えるロースターです。
スペース効率が良いので、一度にたくさん焼きたい人におすすめ。
網はフッ素コーティングされていて、油をひかなくても焦げつきにくいのがポイントです。
・サイズ:縦22.8×横22.8×高さ2.7㎝
・重さ:272g
・熱源:直火
まとめ:ロースターを使ってキャンプ飯を簡単おいしく作ろう
「キャンプで焼き肉をするといつも焦がしてしまう」
「外は焼けているのに中は生のまま」
そんな悩みを抱えている人は今回紹介したロースターがおすすめです。
焦げつくこともなく、中までふっくらやけますよ。
肉や魚だけでなくパンやお餅を焼いてもおいしく焼けます。
ロースターの網目が食欲をそそりますね。
1人で使うのに最適な網型の直火タイプなら1,000円程度で買えるのでお試しにいかがですか?
電気式なら消臭フィルターがついているタイプがおすすめです。家でも楽しく焼き肉ができますよ。
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