土曜日, 7月 27, 2024
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キャンピングカーで楽しむオーストラリアのロードトリップ完全ガイド!持ち物・費用など準備編

※本記事には一部プロモーションが含まれます

【キャンプ場スタッフ監修】オーストラリアでロードトリップに挑戦したい!そんなあなたに、キャンピングカーでまわるオーストラリアのロードトリップガイドを作りました。

今回は、オーストラリア在住のキャンパーえどまゆさんに、キャンピングカーでロードトリップする方法をアレコレ教えてもらいます!

こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!

オーストラリアでキャンピングカーを借りてキャンプしながらロートドリップをしたいんですけど、準備とか持っていった方がいい道具を教えてください!

まかせて!今回はロードトリップ準備編!オーストラリア在住キャンパーのえどまゆさんにオーストラリアのロードトリップ方法を教えてもらったよ!2ヶ月間にわたるロードトリップにかかる準備は大変だよね。あってよかったもの、なくてよかったもの、かかった費用、キャンピングカーのレンタルの仕方など教えてもらうよ!

国土が広くて日本のように電車・バスでの長距離移動が難しいオーストラリアの自然を満喫するなら、ロードトリップが断然おすすめです!事前にしっかり準備しておけば、車内泊が初めての方でも安心して旅を楽しめますよ。

【有野実苑オートキャンプ場】

有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。

有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/

※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。

目次リスト

ロードトリップとは?その魅力をお伝え!

Photo by Edomayu(Arizineライター)

ロードトリップとは、長距離を車で移動しながら旅すること。国土が広いオーストラリアでは定番の旅行方法です。

特にアウトバック(オーストラリア内陸)の自然を楽しみたいときは、飛行機やバスを乗り継ぐよりも、キャンピングカーを使って旅したほうが効率よく観光できます。

道中もワイルドフラワーを見られたり、カンガルーやエミューなど野生動物との出会いもあり、みどころ満点!

ロードトリップといえばオーストラリアやアメリカのイメージが強いかもしれませんが、もちろん日本でもどこでも楽しめますよ。

ロードトリップの準備!決めておきたいこと

Photo by Edomayu(Arizineライター)

快適にオーストラリアのロードトリップを楽しむために、旅の計画を立てたり必要な物を揃えたり、出発前にしっかりと準備していきましょう。

今回はわたし達が実際にオーストラリアでロードトリップをした経験をもとに、出発前に準備しておきたいことをご紹介します。

行きたいエリア・観たい景色など目的地を決めよう

立ち寄りたいエリアや観光地を予め決めておきましょう。

現地でツアーに参加したい場合も、ロードトリップ出発前に申し込んでおくのがおすすめです。

宿泊地やガソリン給油、給水スポットを決めておく

オーストラリアのロードトリップはひたすら自然の中の一本道を移動することが多く、ガソリンスタンドやキャンプ場の数も少ないです。移動中は電波がつながらない場所も多いので、事前に給油スポットや泊まる場所をある程度決めていくのがおすすめ。

公園や駐車場など、キャンプ場以外で宿泊するのは違法です。気をつけましょう!

無料キャンプ地は予約無しで泊まれますが、有料キャンプ地はハイシーズンだと空きが無いことも多いので、事前に予約しておくと安心です。また、キャンピングカーの水タンクを給水できる場所も意外と少ないので、事前に目星をつけておくと良いでしょう。

「WikiCamps」というアプリは、給油スポットやキャンプ場、観光スポットなど、ロードトリップ中に必要な情報が集まった地図アプリ。キャンプ場の設備や実際に泊まった人の口コミも見られるので、宿泊場所を決めるときに特に役立ちます。オフラインでも使えるので、ダウンロードしておくと重宝しますよ!

WikiCamps Australia
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開発元:WikiCamps pty ltd
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1日に移動する距離や時間から日数を計算する

立ち寄りたい観光地や宿泊地が決まったら、地図アプリ等を使って移動距離と移動時間を調べて、旅に必要な日数を計算しておきましょう。

1日の移動時間は、余裕を持って5時間ほどにするとストレスなく旅が楽しめます。夜間は野生のカンガルーとの衝突事故が多いので、なるべく明るいうちに移動するのがおすすめです。

わたし達はパースから西オーストラリア北部をぐるっと1周する約7,000キロを、45日かけて旅しました。

保険に加入しておく

ロードトリップ中は予期せぬ事故や怪我の可能性もあるため、保険には必ず加入しておきましょう。Roadside Assistance(ロードサービス)つきの保険にはいっておくと、車が動かなくなった場合も作業員さんが駆けつけてくれるので安心です。

Photo by Edomayu(Arizineライター)

わたし達はロードトリップ中、飛び石でキャンピングカーのフロントガラスに大きなヒビが入ってしまいましたが、修理費はすべて保険でカバーすることができました。

車のメンテナンスをしておく

中古のキャンピングカーを購入してロードトリップする方は、必ず旅の前に車の点検をしておきましょう。また、ロードトリップ出発前に、実際に車を使って数日間キャンプしてみるのもおすすめです。
車内のライトやキッチン設備を実際に試したり、雨漏りやすきま風がないか確認したり、気温や過ごしやすさも実際にテストしておきましょう。

予算を決めておく

オーストラリアのロードトリップにかかる費用は主に

  • キャンピングカー代
  • ガソリン代
  • キャンプ場の宿泊料金
  • ツアーの参加費
  • 保険代
  • 食費

他にも国立公園に入る際は入場料がかかったり、コインランドリーで洗濯をするときは1度に5ドル程度かかります。

旅の予算はガソリン代によって大幅に変わるので、旅費を安く済ませたい方はなるべくガソリンの価格が安い時期に旅するのがおすすめです。

■実際にロードトリップにかかった費用

わたし達のロードドリップにかかった金額は2人で約7,000オーストラリアドル(保険、ツアー参加費、食費、ガソリン、宿泊費など全て込み)です。※2023年9月のレートで約67万円

ツアー代に2,000ドルほど使ったので、必要な金額は最低でも5,000ドルといったところでしょうか。

車は約20,000ドルで購入して、旅の後に同額で売ることができたので実質タダで済ませることができましたが、レンタルだと約5,000ドル〜かかるようです。

ロードトリップに必要なもの

Photo by Edomayu(Arizineライター)

忘れずに持っていきたい!ロードトリップに必要なもちものをまとめました。

【ロードトリップに必要なもちもの】
  1. パスポート
  2. キャンピングカー
  3. オフラインで使える地図アプリ
  4. 旅の計画表
  5. 衣服(1週間分くらい)
  6. 寝具
  7. 調理器具や食器(ナイフ・まな板・カトラリーなど)
  8. 食料や調味料
  9. シャンプーや歯ブラシなど日用品
  10. 洗濯ネットや洗濯バサミなど洗濯用品
  11. 現金(小銭を多めに)
  12. ヒーターや扇風機
  13. テーブルや椅子
  14. トイレットペーパー、ティッシュ、ウェットティッシュ
  15. 保険証の写しやツアー申込みの領収証
  16. 薬や日焼け止め、虫除けスプレー
  17. ヘッドライト
  18. オフラインでも楽しめる娯楽
  19. カメラと予備のバッテリー
  20. コーヒー器具とコーヒー豆

必需品とあってよかったもの

パスポート

身分証明書としても携帯しておきましょう

キャンピングカー

Photo by Edomayu(Arizineライター)

ワーホリなどでオーストラリアに中期~長期滞在している方は中古車を購入すると、旅の後に売ることもできるのでコスパは良いですが、安い車は問題があることも多いので注意が必要。

旅行者の方や初めてキャンピングカーで旅をされる方は、レンタルすると安心です。

■ オフラインで使える地図アプリ

移動中は電波が繋がらなくなることも多いので、オフラインでも使える地図アプリがあると安心です。

Googleマップでもいいですが、おすすめは無料アプリの「CamperMate Australia & NZ」です。私たちはWikiCamps Australiaと併用して施設の口コミ見比べてました!

CamperMate Australia & NZ
CamperMate Australia & NZ
開発元:GeoZone
無料
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WikiCamps Australia
WikiCamps Australia
開発元:WikiCamps pty ltd
¥610
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旅の計画表

立ち寄りたい観光スポットや宿泊予定地、給油スポットや給水スポットをまとめて一覧表にしておくと便利です。

衣服(1週間分くらい)

朝晩は冷えて日中は暑いことが多いので、温度調整しやすい服装がおすすめです。

季節にもよりますが、特に夜間や雨の日は冷えるので、ダウンジャケットがあると快適です。こまめに洗濯できないことを想定して、下着やTシャツは多めに用意しておきましょう。

ビーチで遊びたい方は水着も忘れずに!

寝具

Photo by Edomayu(Arizineライター)

レンタルのキャンピングカーは枕やブランケットなど寝具がセットになっていることがほとんどですが、夜は冷えることも多いので追加のブランケットがあると寒い気も安心。より快適に過ごしたい方は、普段遣いしている枕を持参するのもおすすめです。

調理器具や食器

レンタカーの場合、調理器具や食器が付属していることがほとんどですが、使いにくい場合もあるので、ご飯を作るときのイメージで調理器具を持参されることをおすすめします。

また、車にコンロやシンクが付属している場合がほとんどですが、外でコーヒーを作ったり料理したい場合はシングルバーナーや焚火の用意も忘れずに。

オーストラリアでは山火事防止の為、夏の間は野外での火の使用が禁止になります。その時期は焚火や野外でのバーナーの使用ができないのでご注意くださいね。

食料や調味料

Photo by Edomayu(Arizineライター)

日持ちのする缶詰や乾麺、お米、調味料は旅の前にまとめて買っておいて、野菜やお肉、パンなどは旅をしながらこまめに買い足していくのがおすすめです。

運転時間が長いので、おやつも多めに用意しておくと楽しく過ごせますよ!飲料水も買い物のたびにまとめて買っておきましょう。

シャンプーや歯ブラシなど日用品

キャンプ場のシャワーにはシャンプーや石鹸が付属されていないことがほとんどなので、自分で用意していきましょう。ヘアドライヤーもお忘れなく!

洗濯ネットや洗濯バサミなど洗濯用品

コインランドリーで洗剤を購入すると高いので、持参するのがおすすめです。

洗濯ネットや洗濯場ざみ、ハンガーは、キャンプ場で洗濯物を干すときに重宝します。

現金(小銭を多めに)

コインランドリーを使用したり、キャンプ場の宿泊料金を支払う際に現金が必要になることもあります。1ドルコインを多めに用意しておくのがおすすめです。

ヒーターや扇風機

車内の温度調整のため、電池式の扇風機やヒーターを用意しておくと快適に過ごせます。

テーブルや椅子

Photo by Edomayu(Arizineライター)

外でくつろいだりご飯を食べる時のために、折りたたみできるテーブルと椅子を用意していきましょう。

トイレットペーパー、ティッシュ、ウェットティッシュ

ロードトリップ中は数日間シャワーが使えないことも多いので、ウェットティッシュがあると汗を拭けるので快適です。

日常使いのティッシュはもちろん、キャンプ場のトイレは紙が無いこともあるので、トイレットペーパーも数ロール用意しておきましょう。

保険証の写しやツアー申込みの領収証

電波が届かずメールが開けない場所も多いので、保険証の写しや申し込んだツアーの領収証はオフラインでもすぐ見せられるように、印刷したりPDFファイルで保存しておきましょう。

薬や日焼け止め、虫除けスプレー

普段から飲んでいる風邪薬や胃薬など、体調不良時に備えて用意しておくと安心です。

特にアウトバックは蚊や蝿が多いので、虫除けスプレーも必須。日焼け止めも忘れずに用意しておきましょう。

ヘッドライト

夜間にトイレに行きたいときなど、ヘッドライトがあると便利です。車内が暗いときは照明代わりにもなります。

オフラインでも楽しめる娯楽

車で移動中のBGMとして、音楽はオフラインでも聴けるようにダウンロードしておくのがおすすめです。

また、電子書籍や動画もダウンロードしておくと、電波がない場所に泊まるときや雨の日に車内で過ごすときにもに重宝します。

カメラと予備のバッテリー

旅の思い出を残すためにカメラはぜひ持っていきたいアイテムです。

数日間充電ができないときに備えて、予備のバッテリーもあると安心です。

コーヒー器具とコーヒー豆

Photo by Edomayu(Arizineライター)

旅行中は慣れない生活にストレスが溜まることも多く、そんなときに自然の中で楽しむコーヒータイムには何度も癒やされました。少し荷物は増えてしまいますが、個人的におすすめしたいアイテムです。

わたしたちはミルクスチーマー付きの直火式エスプレッソマシンとコーヒー豆、手動ミルを用意していきました。

なくてよかったもの

もしかしたらレストランやバーに行くかな?と思って持っていった、ちょっとおしゃれな服や靴は着る機会がなかったです。

食料の調達も1週間に1~2回できたので、まとめて買っていったカップ麺などレトルト食品も結局余ってしまいました。

まとめ:ロードトリップは入念に計画を立てて準備して一生の思い出にしよう!

Photo by Edomayu(Arizineライター)

自然の中で過ごすことの多いオーストラリアのロードトリップは、不便なことも多いですが、日常を忘れてゆっくりと過ごせるのが魅力です。

わたし達は実際に旅をしてみて、ネットに繋がらない場所が多いことを特に不便に感じました。観光地や宿泊地など、オフラインでは予定を立てるのが難しいので、日程や宿泊場所を事前に決めておくことを強くおすすめします。

オフラインでも使えるキャンプ情報&地図アプリ『WikiCamps』はオーストラリア現地の方におすすめされたアプリなのですが、道中はトイレやガソリンスタンドを探すときなど、かなりお世話になりました。こちらもダウンロードしておくと安心です。

事前にしっかりと準備をして、快適にロードトリップを楽しんでくださいね!

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Arizine編集部
有野実苑オートキャンプ場が監修するアウトドアメディア「Arizine」 キャンプ用品、料理、キャンプのコツから最新スタイルまでキャンプ情報はArizineにお任せ! あなたに合った素敵な記事がきっと見つかります!
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