【キャンプ場スタッフ監修】直火対応・保温機能が高いマルカの湯たんぽは、秋冬キャンプの防寒対策におすすめ!シンプルなデザインと高い耐久性も人気です。
マルカの金属湯たんぽ7種類の違いや安全な使い方、使用時の注意をキャンプ歴10年のベテランキャンパーAtsuさんにまとめてもらいました。
いますぐおすすめの湯たんぽを知りたい人は、以下のボタンからジャンプしてくださいね!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
秋冬のキャンプの防寒対策として、湯たんぽを持っていこうかなと思っています。おすすめはありますか?
まかせて!キャンプで使うならマルカの金属湯たんぽが人気だよ!直火で加熱できて、朝まで暖かいからアウトドアにぴったりだね!マルカの金属湯たんぽがは7種類あるから、それぞれの特徴を紹介するね。
冬キャンプには欠かせないマルカの湯たんぽ。直火で温められることでは知られていますが、その他の魅力も余すことなくお伝えします。
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
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※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
創業100年!老舗の湯たんぽブランド「マルカ」の魅力
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マルカ株式会社は、兵庫県尼崎市に製造拠点を置き、湯たんぽやレジャー用品・清掃用品などの製造販売をしている会社です。
なかでも「湯たんぽ」は、大正12年の創業以来約100年にわたり作り続けられています。
また、先人たちから受け継いだ「ものづくりマインド」で、金属製湯たんぽの部品の全てをマルカ尼崎工場で一貫製造。
安定した品質の製品を作り、体も心も温まる製品を作り続けています。
マルカの金属湯たんぽがキャンパーに人気の3つの理由
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マルカの金属製湯たんぽは、キャンパーたちに人気です。
最近ではシリコン製で柔らかい湯たんぽや、軽くてコスパの良いプラスチック製の湯たんぽ、USBで充電ができる湯たんぽなど、さまざまな湯たんぽが販売されています。
しかし、その中でも金属製湯たんぽが人気の理由はどこにあるのでしょうか。
【直火での加熱に対応している】
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マルカの湯たんぽは金属製なので、直火での加熱に対応しています。
キャンプで、湯たんぽのお湯をやかんで沸かし、湯たんぽに注ぐ。そんな手間を省いてくれます。
家庭で使用しているとそんなに手間ではないことが、キャンプ中はとても手間になるもの。
そろそろ就寝時間になる少し前に、火にかけて温めておく。
また、キャンプでストーブなどがあればその上に置いておくだけでOKです。
もちろんIHにも対応しているので家庭での使用もできますよ!
焚き火の炎で温めてしまうと、ススで汚れて真っ黒になってしまうので注意しましょう。
【朝まで暖かさがキープされる】
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2.2L以上のものであれば、朝まで温かさがキープできます。
600mlの一番小さいものは、さすがに寒さが厳しいキャンプでは朝まで温かさがキープとはいきませんが、家庭での使用であれば朝もほんのり温かい状態です。
温かさをより長くキープするには、湯たんぽをタオルで巻いてからカバーに入れると良いでしょう。
3.4Lの場合は、何も気にせずにカバーに入れるだけで朝までしっかり温かさをキープしてくれます。
一方、カバーのみの使用で注意したいのが低温火傷です。
タオルを巻いてからカバーに入れることで、使い始めの温度が高い時の低温火傷から肌を守ってくれる効果もありますね。
【耐久性が高いので長く使える】
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金属製の湯たんぽは、耐久性が高く、長く使えることもメリットです。
シーズンオフや長期間使用しない場合は、中の水分を切り、天日干しをしてしっかり乾かしておきましょう。
中に水分が残った状態で保存していると、サビの原因になり湯たんぽの寿命を縮めてしまいます。
筆者の場合は、冬場は自宅でも毎日使用しているので、シーズンオフにしっかりと乾燥させて保管しています。
キャンプの時だけ使用するのであれば、使用後は毎回乾燥させるようにしましょう。
また、湯たんぽの中にはへこみ防止の支柱が入っていて、簡単にへこんでしまうことはありません。
「湯たんぽA(エース)」と「じょうごの要らない湯たんぽ」の違いは?
「湯たんぽA(エース)」と「じょうごの要らない湯たんぽ」の大きな違いは、お湯を注ぐ時にじょうごを必要とするかしないかです。
エースは、経口が小さく、お湯を注ぐときにそのまま入れるとこぼれる心配があるのでじょうごを使う必要があります。
一方で「じょうごの要らない湯たんぽ」は経口が広く設計されているので、そのまま注いでもこぼれにくくなっています。
経口が広いので、氷を入れることもでき、夏場は氷たんぽとして利用できます。蒸し暑い夏のよるに氷たんぽがあれば快適に睡眠できること間違いなし。
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またじょうごのいらない湯たんぽは、キャップ部分にエアーを抜くためのピンがついています。
冷めて固く開けにくくなってしまっても、ピンを引くことでエアーが抜けて簡単に開けることができるように改善されています。
筆者はエースを使用していますが、固くて開けるのに苦労することがたびたび。
次はピンがついているじょうごの要らない湯たんぽを購入したいのですが、3年使用していても全く劣化していないので買い替えのタイミングが見つかりません。
マルカの金属湯たんぽ7種類を比較!自分にあったアイテムを選ぼう
マルカの湯たんぽは、お湯が入れられる容量だけでなく、種類もあります。
自分にあったアイテムを購入し、長く大切に愛用しましょう。
容量 | 容量 | サイズ | 重量 | 素材 |
---|---|---|---|---|
ミニゆたA600ml![]() | 600ml | 17.5×13.5×5.5㎝ | 約240g | メッキ |
湯たんぽA2.5L![]() | 2.5L | 29.5×21.6×7.4㎝ | 約610g | メッキ |
湯たんぽA3.5L![]() | 3.5L | 32.7×23.8×8.5㎝ | 約900g | メッキ |
NEWじょうごの要らない湯たんぽ2.2L![]() | 2.2L | 29.0×21.5×8.7㎝ | 約700g | メッキ |
NEWじょうごの要らない湯たんぽ3.4L![]() | 3.4L | 32.5×24.0×9.6㎝ | 約900g | メッキ |
ステンレス湯たんぽ 2.2L![]() | 2.2L | 28.5×20.6×7.6㎝ | 約700g | ステンレス |
純銅湯たんぽ 2.2L![]() | 2.2L | 29.0×21.5×8.7㎝ | 約1080g | 銅 |
筆者は初めはプラスチック製の湯たんぽや、シリコン製の湯たんぽを使用していました。
しかし、3年前にマルカの金属製湯たんぽを使用して温かさの違いに感動し、それ以来ずっと使い続けています。
【マルカの「湯たんぽA(エース)」3種類を比較】
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メッキでできた湯たんぽエースシリーズは、ミニサイズからビッグサイズまで、用途によって使い分けできるサイズ展開!
自分にあったマルカ湯たんぽエースを見つけてみましょう。
筆者は600mlと2.5Lを愛用中!
■マルカ 湯たんぽ ミニゆたAエース 600ml 袋付
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マルカ湯たんぽ中で600mlといちばん小さいサイズです。
かさばらず、軽いのでお湯を入れた状態でも持ち運びは楽にできます。
キャンプで朝まであったかさをキープすることはできないので、一度眠ると朝まで起きない人はキャンプでも使えます。
夜中にトイレなどで目覚めてしまう人には不向きですね。
・本体サイズ:17.5×13.5×5.5㎝
・容量:約600ml
・重量:約240g
・材質:溶融亜鉛メッキ鋼板
■マルカ 湯たんぽ Aエース 2.5L 袋付
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サイズと温かさのキープのバランスが良い2.5L
冬キャンプで、温かさを朝までキープさせるためには、袋の中でタオルにくるむのがおすすめです。
温かい湯たんぽで朝までぐっすり眠ることができます。
お湯を満タンにするとずっしり重くなりますが、寝る前に寝袋に入れておくと寝袋全体がほんのり温かくなります。
・本体サイズ:29.5×21.6×7.4㎝
・容量:約2.5L
・重量:約610g
・材質:溶融亜鉛メッキ鋼板
■湯たんぽA(エース)3.5L 袋付
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マルカ湯たんぽの一番大きいサイズがこちら。
大きさと重量がある分、寒いキャンプでも朝までしっかり温かさが続きます。
しかし、お湯を入れると持ち上げるのも大変なほど重くなります。
雪中キャンプや、寒冷地での家庭使用におすすめの湯たんぽです。
・本体サイズ:32.7×23.8×8.5㎝
・容量:約3.5L
・重量:約900g
・材質:溶融亜鉛メッキ鋼板
【マルカの「じょうごの要らない湯たんぽ」2種類を比較】
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注ぐときにじょうごが要らない、進化したマルカの湯たんぽ。
エースとの違いは注ぎ口が大きいこと。
じょうごが要らないだけでなく氷も入り夏でも使える優れものです。
キャップ部分にエアーを抜くピンがあるので、蓋が固くて開かない!というプチストレスも解消してくれます。
■マルカ NEW じょうごの要らない湯たんぽ 2.2L 袋付
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2.2Lは、湯たんぽエースの2.5Lと同じくらいのサイズですが、重量は少し重くなります。
氷の湯たんぽにもなるので夏のキャンプにも最適です。
・本体サイズ:29.0×21.5×8.7㎝
・容量:約2.2L
・重量:約700g
・材質:溶融亜鉛メッキ鋼板
■マルカ NEW じょうごの要らない湯たんぽ 3.4L 袋付
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こちらも湯たんぽエースの3.5Lと同じくらいのサイズで、重さも同じです。
湯たんぽとして使用しても氷を入れて使用しても、いずれにしてもサイズと重量は相当なものになります。
直火で使用して持ち運ぶ際には、力もいるので火傷には十分注意してくださいね。
・本体サイズ:32.5×24.0×9.6㎝
・容量:約3.4L
・重量:約900g
・材質:溶融亜鉛メッキ鋼板
【ステンレス・銅製の湯たんぽ2種類を比較】
■マルカ ステンレス湯たんぽ 2.2L 袋付
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ステンレス製の湯たんぽで、サビ腐食に強く長く愛用できる商品です。
サイズは2.5Lよりほんの少し小さいですが、ステンレスなので重量は重くなります。
口が広くなったのと、IHでも使えるのは嬉しいポイントです。
・本体サイズ:28.5×20.6×7.6㎝
・容量:約2.2L
・重量:約700g
・材質:ステンレス
■マルカ 湯たんぽ 純銅 2.2L 袋付
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純銅製の湯たんぽは丈夫で長持ちします。
銅といえば熱伝導率が高いことが一番のメリットですね。
ずっしりと重く、布団中でも動きにくく安定するでしょう。
すでに生産は終了しており価格も跳ね上がりますが、マニアにはたまらない湯たんぽですね。
・本体サイズ:29.0×21.5×8.7㎝
・容量:約2.2L
・重量:約1080g
・材質:純銅 ※純銅製
マルカ湯たんぽの安全な使い方と使用時の注意点
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朝まで温かいマルカの湯たんぽですが、使用方法を間違えると、火傷や事故の危険があります。
火にかける時は必ずキャップを開けること。
キャップを閉めたまま加熱してしまうと、中の空気が膨張して爆発する危険性があります。
基本的な使い方は以下の通りです。
【基本的な使い方】
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マルカの金属製湯たんぽの使い方はとてもシンプル!
IHでも、直接火にかけてでも温めることができます。
- まずはキャップを外し、水道水を7分目まで注ぎます。
- 火にかけてお湯が沸騰したら追加で口元まで水道水を追加し、満水にします。
- 手袋をしてキャップを締め、カバーに入れて使用します。
①の時点で満タンまで入れてしまうと、吹きこぼれてしまいます。
【火傷を防ごう!マルカの湯たんぽを使う時の注意点】
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マルカの湯たんぽは、金属製なので直接肌に触れるとやけどをしてしまいます。
必ず手袋や鍋つかみ等を使用して袋に入れる必要があります。
また、最初から水を満タンに入れると吹きこぼれてしまうので注意しましょう。
マルカの金属製湯たんぽは秋冬キャンプの防寒対策におすすめ!
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筆者は、キャンプではもちろん、自宅でも冬場は毎日使用してるマルカの湯たんぽ。
自宅では600mlを使い、キャンプの時は600mlは暑がりな夫に譲り、私は2.5Lを使用します。
キャンプ地に向かう朝、家を出る直前に湯たんぽを温め、車に乗り込んだら膝の上に置いて目的地に向かいます。
キャンプ場に到着するとストーブを設置するので、移動中に少し冷めてしまった湯たんぽをストーブの上で温めることも。
寝る前にすこし外で星空を眺める時にも膝の上に湯たんぽがあればじんわり暖かく過ごすことができます。
冬キャンプには欠かせないマルカの湯たんぽ。あなたにとって最高のキャンプのお供になるでしょう。