【キャンプ場スタッフ監修】発売前から予約が殺到し、一時入手困難となっていたTOKYO CRAFTS(トウキョウクラフト)の焚き火台マクライト。
その焚き火台マクライトが『焚き火台マクライト2』となり、バージョンアップして登場。
今回は、焚き火台マクライト2はどこが進化したのかポイントや魅力の紹介を、使用感を年間50泊以上のガチキャンパー沖野隆さんが徹底レビューしていきます。
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
TOKYO CRAFTSの「マクライト2」は、どこが進化したんですか?実際に使ってみてどうなのか気になるので教えてください!
まかせて!マクライトはキャンパーに大人気の焚き火台だよね♪そのマクライトの進化版はどう改良されたのか気になるところ!今回はマクライト2をガチキャンパーの沖野さんがレビューしてくれるよ。
人気焚き火台の進化版。使う前から楽しみでした。忖度なしでレビューしていきます!
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
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※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
TOKYO CRAFTSの『焚き火台マクライト2』とは
2020年に発足したキャンプギアブランド『TOKYO CRAFTS(トウキョウクラフト)』。
優れた機能性とデザイン性が融合し、機能美が感じられるギアが魅力です。
なかでも、焚き火台マクライトは発売と同時に話題となり、発売当初は到着まで数ヶ月待ちという事態になるほどのヒット商品となりました。
その人気の焚き火台マクライトの進化版、『焚き火台マクライト2』が登場。
キャンパーのリアルな声が反映され、先代焚き火台マクライトの弱点を見事に克服。先代の魅力はそのままに、さらなる進化を遂げています。
今回は、焚き火台マクライト2の進化したポイントを紹介。実際に使用したので、レビューもしていきます。
・材質:本体、ゴトク(ステンレス/SUS304)/収納ケース:ポリエステル
・サイズ:組み立てサイズ(W36×D40×H32cm/ゴトク除く)
・収納サイズ:W21×D40×H2.5cm(収納ケース除く)
・重量:本体(約500g / 焼き台420g / ゴトク約140g / ケース約60g)
・耐荷重:ゴトク(7kg/スタンド設置、7kg/側面パネル設置),火床(15kg)
・梱包内容:本体、ゴトク、収納ケース
焚き火台マクライト2の進化した2つの改良ポイント
焚き火台マクライト2が、焚き火台マクライトから進化した改良ポイントは以下の2つ。
①:五徳の高さが2段階から3段階に
②:焼き台が取り外し可能に
より使いやすく、より快適に焚き火が楽しめるようになりました。
詳しくみていきましょう!
【①:五徳の高さが2段階から3段階に】
五徳の高さ調整が、2段階から3段階になりました。
側面パネルにくわえ、焼き台が2段階となり、合わせて3段階に。これにより、細かい火力調整が可能となりました。
高火力で豪快に焚き火調理、熾火や炭じっくり調理など、料理に合わせて火力調整ができます。
また、焼き台にはスリットが入っており、五徳が滑りにくくなっているところもGOODですね。
【②焼き台が取り外し可能に】
焼き台が取り外し可能になりました。
これにより、薪を焚べたり動かしたりするときに邪魔にならず、焚き火がより快適に。
焚き火だけをしたいときには、ありがたい機能です。
焼き台の取り外しはとても簡単。本体との連結部分を内側にずらし、カチッと外すだけです。
焚き火台マクライト2の組み立て方法
焚き火台マクライト2は、先代の焚き火台マクライトと同様、構造がシンプルで組み立てが簡単です。
付属品は、火床・風防パネル・五徳・収納袋・取説のみ。
たった2ステップで組み立てができ、慣れれば30秒ほどで完了します。
【STEP1:火床を広げサイドパネルをはめる】
まず火床を広げ立てかけ、風防のV字になっているスリットに火床をはめます。
このとき、風防はロゴが外側にくるようにしてください。
風防を内側に湾曲させながら押し込むと、スムーズに連結できます。
【STEP2:反対側の風防を取り付ければ完成】
火床を反転させ、反対側の風防も同様に取り付けます。
各連結部がしっかりはまっていることを確認してください。
焚き火台を立てれば、完成です!
びっくりするほど簡単にできました。力もいりません。
焚き火台マクライト2を本音でレビュー
焚き火台マクライト2を使って、焚き火を楽しんでみました。
早速レビューしていきます。
結論から言えば、最高な焚き火台でした!胸はってオススメできます。
【収納がコンパクト】
収納がコンパクトで持ち運びに便利です。
収納サイズは21×40cm。厚さはわずか2.5cmしかないので、バックパックにも入ります。
徒歩やツーリングでのキャンプにも、持っていけます。
火床と風防が湾曲していないので、超スリムになります。
【3段階の焼き台で火加減を調整】
側面パネルの下段、焼き台の上段にくわえ下に中段ができ3段階あり、細かく火力調整ができます。
弱火、中火、強火、あらゆる調理に対応。
焼き台のスリットと五徳の段差で、五徳が滑ったり落下したりしにくくなっています。
耐荷重は7kg。10インチ程度のダッチオーブンなら大丈夫です。
また、おすすめしたいのが、TOKYO CRAFTSから発売予定の「煉鉄板」。
焚き火台マクライト2の焼き台にぴったりサイズの鉄板で、五徳を使わずそのまま乗せられます。
厚さ5mm!肉が美味しく焼けそうです。
※煉鉄板(2024年5月下旬以降配送予定)
【焼き台を外して快適な焚き火】
焼き台を外せば、薪の出し入れがスムーズに。
遮るものがないので、大きな薪もストレスなく扱えます。
純粋に焚き火だけを楽しみたいときには、この仕様がベストです。
両方外さずに、手前だけ外すなどのアレンジも可能ですよ。
【安定感抜群の火床】
焚き火台マクライト2は、薪を焚べてない状態で持つとグラグラし、やや不安定に感じます。
しかし、薪を焚べると連結部分がグッとしまり安定感がアップ。
これは、火床に荷重がかかるほど安定する構造になっているためです。
火床の耐荷重は15kg。一度に多くの薪をのせ、豪快に焚き火を楽しめますね。
【横風から熾火を守るサイドパネル】
左右のパネルが風防の役割をして灰が舞いにくく、熾火の状態から横風による再燃焼がしにくくなっています。
横風の影響を受けにくいことから火力が安定し、熾火や炭での調理時にはありがたい存在です。
また、風防がガードとなって、灰が横から落ちにくくなっているのもGOOD。
なるべく地面を汚さないことも、焚き火においては重要です。
【後処理も簡単】
焚き火台マクライト2は、後処理も簡単。
片方の風防を外し、そのまま灰を捨てられます。
火床がV時になっているので灰が一箇所に集まり、周りに散らばることなく灰を処理できます。
焚き火台マクライト2を使って気になった点
焚き火台マクライト2を使って気になったのは、折りたたみ焚き火台としてはやや重いと感じたところです。
総重量は先代マクライトが五徳を入れて1kgを切っていたのに対して、焚き火台マクライト2は約1.06kg。
これは、焼き台が1段階増えたことと、取り外しパーツが付いたことによるものだと思われます。
これは、仕方がないですね。
気になる方は、焼き台を外して持っていけばかなり軽量に。調理は下段でしかできなくなりますが、焚き火メインの方は、いいかもしれません。
また、軽量を追求したい方には、超軽量版「焚き火台マクライト チタン」がおすすめ。
ケースを入れた総重量は約685g。驚きの軽さです。
※焚き火台マクライト チタン(2024年9月下旬以降配送予定)
初代「焚き火台マクライト」ならお得に購入可能
「焼き台の取り外しは不要!」と思う方は、先代の焚き火台マクライトの購入がいいでしょう。
TOKYO CRAFTSの公式サイトから、購入で30%オフ!!焚き火台マクライト2よりお得にゲットできますよ。
まとめ:納得の実力!進化した焚き火台マクライト2で快適な焚き火を
今回は、TOKYO CRAFTSの人気焚き火台マクライトの進化版、焚き火台マクライト2を紹介しました!
TOKYO CRAFTSのデザイナーは、自らがガチキャンパー。多くのキャンプ経験から、TOKYO CRAFTSのギアにはキャンパーの「欲しい」が詰まっています。
焚き火台マクライト2が進化したのも、キャンパーの声が反映したあかしです。
すべてのキャンパーが納得できる実力の、焚き火台マクライト2。おすすめです!