【キャンプ場スタッフ監修】キャンプなどのアウトドアシーンでキノコに触れる機会がありますが、実はキノコにはさまざまな危険性があることをご存じですか?
毒性のあるキノコの場合、触れるだけでも危険な場合があり特に子連れの方は注意が必要です。
この記事では毒キノコの危険性や、気をつけたい種類、キノコを扱う際の注意点などくわしく説明します。
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
キャンプに行って近くの山でキノコ狩りを楽しむキャンパーさんもいると聞きましたが、初心者がキノコ狩りをするのは危険ですか?
キノコは有毒のものと無毒のものがあって、キノコ狩りベテランの人でも見わけがつかない場合があることも!安易に手を出さず、キノコ狩りをしないにしても正しい知識をしっかり持っておくことはとても大事だよ♪今回は毒キノコの危険性や注意点などについてくわしく紹介していくね。
キャンプで食べるキノコ料理はおいしいですよね〜。でも、おいしい反面、自然のキノコには危険がいっぱい!楽しいキャンプをするためにも、毒キノコを見分けるポイントはしっかりと身につけましょう!そして見分けられても食べちゃだめですよ。
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
ちょっと待って!そのキノコ本当に食べられる?
結論からいえば、初心者が山でキノコ狩りをするのはやめましょう。プロの方でも見分けがつきにくいものがあり、食中毒になり最悪死に至ることも。
自分で採った野生のキノコや、貰いもののキノコは本当に食用であるかどうかを疑い、そして絶対に食べないようにしましょう。
キノコを食べるときは、ほとんどの場合、スーパーで購入したものを調理しますよね。「キノコは断然、自分で山に入って採ってくる派です!」という方はあまりいないでしょう。
市場に出回っているキノコは、野生ではなくほとんどが生産されたもの。
野生のキノコを食べる場合には、特に注意が必要です。食中毒だけで済む場合もありますが、中には死んでしまうこともある致死性の高い猛毒キノコも。
食べられると確信できるキノコでも、お店で買った安全なキノコを食べようね!
【毒キノコによる食中毒を防ぐ4原則】
毒キノコによる食中毒は深刻です。最悪死に至るため、毒キノコから自身と家族を守るには、以下の4つの原則を徹底することが非常に重要です。
①:採らない
②:食べない
③:売らない
④:人にあげない
毒キノコによる食中毒を防ぐた目に、4原則を守ることが大切です。
見た目や匂いだけで食用かどうかを判断するのは危険です。
特に、自分で採取したキノコや、安全性が確認できないキノコは食べないように心がけましょう。
キノコを食べる場合は、信頼できる出所から購入したもので!
【食用と類似した毒キノコはたくさんある】
食用キノコと毒キノコの見分け方はとても難しく、知識がなければ簡単には判断できません。
アニメに出てくるようないかにも毒キノコ!といった見た目をしていればすぐに分かりますが……。
日本国内でも正確な数は分かっていませんが、およそ4,000〜5,000種類のキノコが存在していると言われています。
このうち、食べることができるキノコは約100種類、毒キノコは200種類以上あると知られています。
残りのキノコは食べられるのかどうか、よくわかってないよ!
そのため、山や森で見つけたキノコは毒キノコである可能性が非常に高いです。
野生のキノコを安易に採って食べたり、また、人にあげることも絶対にやめましょう。4原則を忘れずに!
【誤って毒キノコを食べてしまい救急にかかる人も増えている】
知識のない一般人が食用キノコだと思い込み、毒キノコを食べてしまうケースが増加中です。
食用キノコと毒キノコの見分けは、専門家でも間違うことがあるほど難しいといわれています。
毒キノコによっては、食べた30分後には中毒症状が出るものや、最悪の場合、死に至る可能性も。
採ってきたキノコや、もらいもののキノコはまず食べないようにしましょう。
キャンプや山の散策で気をつけたい毒キノコ16選
キャンプをしたり、山を散策したり、自然の中でキノコを見かけることはよくありますよね。
スマホでなんでもすぐに調べられる時代ですので、これは食べられそうだと思うのも無理はありません。実際に、食中毒になり病院に行く人がいるのも事実です。
しかし、食用キノコに似た毒キノコは本当に多く、自己判断は大変危険です。食べないよう注意しましょう。
自然に多く生えている、代表的な毒キノコ16選を紹介します。
もし、あなたがサバイバルをしなければいけない状況になったときに、この情報は役立つかもしれません。
※参考資料:植物性自然毒|厚生労働省
【猛毒:ドクツルタケ】
食用のキノコに非常によく似ているため、専門家でも判断をしづらいキノコです。
ツバとツボがあり、猛毒を持っています。
死に至る場合がありますので、白いキノコには要注意!!絶対に食べないでください。
キノコの色 | 白色 |
似ているキノコ | シロマツタケモドキ、ツクリタケ、ハラタケ |
生える季節 | 初夏〜秋 |
生える場所 | 広葉樹林、針葉樹林の地上 |
食べた後の症状 | 下痢、腹痛、嘔吐、肝臓や腎臓の機能障害 |
発症までの時間 | 6時間〜24時間程度 |
致命的かどうか | 死に至る場合がある |
【猛毒:シャグマアミガサタケ】
見た目がシワシワでわかりやすいです。死亡例もある猛毒キノコで知られますが、北欧では毒ぬきをして食べる地域もあるとのこと。
食べようと思う人は少ないと思いますが、専門的な知識を持たないのであれば大変危険なので、まず口にしてはいけません。
キノコの色 | 赤褐色〜茶褐色 |
似ているキノコ | 食用キノコで似ているものはなし |
生える季節 | 春 |
生える場所 | 針葉樹下の地上 |
食べた後の症状 | 吐き気、激しい下痢、腹痛、その後、痙攣 |
発症までの時間 | 肝障害、発熱、めまい、血圧降下、意識障害、消化器系の出血を経て、2〜4日で死に至ることもある |
致命的かどうか | 死亡率はさほど高くはない |
【猛毒:コレラタケ(ドクアジロガサ)】
コレラタケは、食用キノコの菌床栽培に使用した培地を捨てた後に自生する場合があります。そのため、食用キノコが再発生したと思い、採取して食べてしまうということも。
ナラタケと間違えやすく、家族で食べて食中毒になったというニュースも見かけました。
死亡事例もあるキノコです。注意してください。
キノコの色 | 黄褐色〜淡い褐色 |
似ているキノコ | エノキタケ、ナメコ、クリタケ、ナラタケ |
生える季節 | 秋の終わり頃 |
生える場所 | スギなどの朽木や古おがくず、ゴミ捨て場など |
食べた後の症状 | 下痢、腹痛、激しい嘔吐、脱水症状、腎不全など |
発症までの時間 | 6時間〜24時間 |
致命的かどうか | 死に至る場合がある |
【猛毒:ニセクロハツ】
2〜3本で致死量に達するという猛毒を持っているキノコです。
食用のクロハツに似ているのでよく注意しましょう。
キノコの色 | 白色〜淡い褐色 |
似ているキノコ | クロハツ、クロハツモドキ |
生える季節 | 夏〜秋 |
生える場所 | アラカシ、シイ、ツブラジイなどの常緑広葉樹林に自生 |
食べた後の症状 | 下痢、嘔吐後に全身の痛み、呼吸困難、多臓器不全、血尿、腎不全 |
発症までの時間 | 30分〜数時間 |
致命的かどうか | 致死率が非常に高い |
【猛毒:ニガクリタケ】
ニガクリタケは、非常に強力で危険な毒を持っていて最悪の場合死に至るキノコです。
クリタケに似ており、見分けることは困難です。生の場合は苦味があるため、飲み込まずに出しましょう。
加熱すると苦味が消えてしまい厄介ですが、毒性は消えません。
キノコの色 | 鮮黄色〜淡褐色 |
似ているキノコ | ナメコ、エノキタケ、クリタケ |
生える季節 | 1年中 |
生える場所 | 針葉樹、広葉樹のどちらでも、木材や切り株など |
食べた後の症状 | 強い腹痛、激しい嘔吐、下痢、悪寒、脱水症状、痙攣 |
発症までの時間 | 3時間程度 |
致命的かどうか | 最悪の場合、死に至る |
【有毒:ツキヨタケ】
ツキヨタケは一見、毒キノコには見えません。
間違って食べてしまうことが多いキノコの一種です。
キノコの色 | 初めは黄褐色、成熟すると紫褐色〜暗紫褐色 |
似ているキノコ | シイタケ、ヒラタケ、ムキタケ |
生える季節 | 初夏〜秋、特に秋 |
生える場所 | ブナ、イタヤカエデなどの樹に重なり合って発生 |
食べた後の症状 | 下痢、腹痛、嘔吐に痙攣を伴う場合あり |
発症までの時間 | 30分〜1時間程度 |
致命的かどうか | ごく稀に死亡する場合あり |
【有毒:オオワライタケ】
オオワライタケは、幻覚、幻聴などの中毒症状が出ることが知られています。
汗のような臭いが特徴の毒キノコです。
キノコの色 | 明るい茶色、黄色 |
似ているキノコ | ナラタケ、ナメコ |
生える季節 | 夏〜秋 |
生える場所 | ミズナラ、シイ、ブナなど広葉樹の幹に発生 |
食べた後の症状 | めまい、寒気、震え、多量摂取で幻覚、幻聴、異常な興奮 |
発症までの時間 | 5〜10分程度 |
致命的かどうか | 非常に苦しいと言われているが、致命的ではない |
【有毒:スギヒラタケ】
かつては、食用キノコとして知られていました。
食べたことのある人もいるかもしれません。
しかし、特に腎機能障害を持つ人が食べ、急性脳症を発症し死亡する事例が続いたことから、農林水産省からもスギヒラタケを「絶対に食べない」よう注意喚起が行われています。
キノコの色 | 白 |
似ているキノコ | ウスヒラタケ、ヤキフタケ |
生える季節 | 晩夏〜秋 |
生える場所 | スギ、マツなど針葉樹の倒木や古株に群生 |
食べた後の症状 | 腎臓に疾患のある人を中心に急性脳症 初期症状として脚の脱力感、ふらつき数日後に筋肉の不随意運動、全身痙攣、意識障害、脳浮腫が進行し死亡 |
発症までの時間 | 数時間〜31日 |
致命的かどうか | 食べてから数日後、急速に症状が進行し、死に至る場合がある |
【有毒:カキシメジ】
毒キノコらしい色合いではないため、シイタケやチャナメツムタケなどと間違えて食べてしまい食中毒を起こした事例が多いキノコです。
食用のキノコに姿がよく似ています。注意が必要です。
キノコの色 | 栗褐色、薄い黄褐色、赤褐色 |
似ているキノコ | シイタケ、ニセアブラシメジ、チャナメツムタケ |
生える季節 | 秋 |
生える場所 | ブナ、コナラ、クヌギなどの広葉樹林、マツなどの針葉樹林の地上 |
食べた後の症状 | 頭痛を伴う下痢、腹痛、嘔吐などの中毒症状 |
発症までの時間 | 30分〜3時間後 |
致命的かどうか | 死に至るほどの毒はない |
【有毒:テングタケ・イボテングタケ】
テングダケ・イボテングタケは、どちらもカサの表面に白いイボがあり、見た目がいかにも毒キノコのイメージです。そのため、誤って食べる人は少なそうですが用心しましょう。
テングタケのほうが、イボテングタケよりも毒性は強いといわれています。
キノコの色 | 灰褐色、オリーブ褐色、表面に白色のいぼ |
似ているキノコ | 食用キノコには似ている種なし |
生える季節 | 初夏〜秋 |
生える場所 | テングダケ:広葉樹林の地上 イボテングタケ:針葉樹林の地上 |
食べた後の症状 | 下痢、腹痛、嘔吐、発汗、めまい、痙攣、呼吸困難 |
発症までの時間 | 30分程度 |
致命的かどうか | 1日程度で回復するが、かつては死亡例もあり |
【有毒:ベニテングタケ】
こちらも毒キノコらしい見た目をしているので、誤って食す心配はなさそうです。
食すと瞳孔が開いたり、酒酔い状態になるとも言われています。
テングダケ同様白いイボがあり、毒性はテングダケより弱いです。
キノコの色 | 傘は赤色、表面に白色のいぼ、柄は白色 |
似ているキノコ | タマゴダケ |
生える季節 | 夏〜秋 |
生える場所 | 松などの針葉樹やシラカンバなど広葉樹の地上 |
食べた後の症状 | 下痢、腹痛、嘔吐、発汗、めまい、錯乱、運動失調、幻覚、興奮など |
発症までの時間 | 30分程度 |
致命的かどうか | 死亡例は非常に稀 |
【有毒:クサウラベニタケ】
クサウラベニタケはシメジと似ているため、食中毒件数が多いキノコです。
粉臭さ、ガス臭さがあるといわれています。苦味はありません。
キノコの色 | 灰色〜黄土色、茶色 |
似ているキノコ | ホンシメジ、ハタケシメジ、ウラベニホテイシメジ、ナラタケ |
生える季節 | 夏〜秋 |
生える場所 | 広葉樹の地上 |
食べた後の症状 | 下痢、腹痛、嘔吐、発汗 |
発症までの時間 | 10分〜数時間 |
致命的かどうか | 死亡例あり |
【有毒:カエンタケ】
炎のような変わった形をしていて、キノコに見えません。
毒キノコだと思わず、めずらしいなと安易に触った場合、皮膚がただれてしまうので触らないようにしましょう。
食べても触っても害がある毒キノコです。
キノコの色 | オレンジ色〜赤色 |
似ているキノコ | ベニナギナタタケ |
生える季節 | 夏〜秋 |
生える場所 | ブナ、コナラなどの広葉樹林の地上 |
食べた後の症状 | 下痢、腹痛、嘔吐、発熱、悪寒、手足のしびれ |
発症までの時間 | 30分程度 |
致命的かどうか | 死亡例あり |
【有毒:オオシロカラカサタケ】
初めは円形で、毒キノコらしい見た目。
生長すると平らに開き、加熱して食用となるカラカサタケに似ています。
公園の芝生や庭、校庭などに発生やすいため身近な毒キノコです。気をつけましょう。
キノコの色 | 白 |
似ているキノコ | カラカサタケ |
生える季節 | 春〜秋 |
生える場所 | 公園や学校の芝生、ビニールハウスなど |
食べた後の症状 | 下痢、腹痛、嘔吐など |
発症までの時間 | およそ2時間ほど |
致命的かどうか | 致命的ではない |
【有毒:カラハツタケ】
「辛初茸」とその名のとおり、口に入れると強い辛味を感じるキノコです。
食べると消化器系の中毒症状があります。
海外では食用にしている国もあるようですが、食中毒になる可能性が高いため食べるのはおすすめしません。
キノコの色 | オレンジ色を帯びた黄褐色〜淡い褐色 |
似ているキノコ | キハツダケ、アカモミタケ |
生える季節 | 夏〜秋 |
生える場所 | シラカンバなどの広葉樹の付近 |
食べた後の症状 | 下痢、腹痛、嘔吐などの消化器系の中毒症状 |
発症までの時間 | 30分〜3時間 |
致命的かどうか | 致命的ではない |
【有毒:ドクササコ】
食用キノコのナラタケやカヤタケと非常に似ているため、見分けるのが困難です。
食べたときの症状は消化器系の中毒ではなく、手足の痛みを伴います。
キノコの色 | 白色〜淡い褐色 |
似ているキノコ | カヤタケ、ナラタケ |
生える季節 | 秋 |
生える場所 | 広葉樹林や竹藪などの地上 |
食べた後の症状 | 手足、稀に関節がヤケドしたような状態水疱のような状態になると末端が壊死する可能性あり |
発症までの時間 | 食後6時間程度〜1週間後 |
致命的かどうか | ごく稀に死亡する場合もある |
野生のキノコを扱う際の注意点
野生のキノコを扱う際には、細心の注意が必要です。
自分で調べることも手ですが、キノコの判別はプロでも間違ってしまうほど難しいもの。
安易に自己判断をしないことが、1番重要だと言えます。
たとえ口に入れなくても、触れるだけで皮膚に症状が出る場合も。
野生のキノコには安易に近づかないことが正解でしょう。
【キノコが自生しやすい秋は特に注意が必要!】
どんなキノコも、夏の終わりから秋にかけて多く自生しています。
実際に、毒キノコによる食中毒件数が最も多い季節が秋です。
キノコは秋の味覚。旬の時期の食べ物はどれも栄養価が高くて美味しいですよね。
食欲の秋ではありますが、キノコは売られているキノコを食べるようにしましょう。
【虫や野生動物が食べているからといって人間が食べられるわけではない】
虫や野生動物が食べているキノコなら、人間が食べても大丈夫だと考えるのは非常に危険。
虫や野生動物の中には、毒キノコを食べて生きている生物もいるでしょう。
しかし、毒キノコの毒は、人間が食べたキノコを研究した結果、人間に対して中毒性があり、毒キノコだと判断されているものです。
虫や野生動物に対しては毒ではない場合もあります。
【調理しても毒は抜けないので火を通したから大丈夫と思わない】
「毒キノコだとしても火を通せば食べれるんじゃないか。」
この考えは間違いです。
毒キノコによっては、熱を通すと苦味が消え、味に異変がなくなるキノコもあります。
しかし、苦味が消えても毒が消えることはありません。
毒キノコは、火が通って苦味がしなくなっても毒キノコです。
このことをしっかりと頭に入れておきましょう。
【自己判断でキノコ狩りをするのは大変危険!】
知識がある人でも、時には判断を誤り、毒キノコを食べてしまうことがあります。
それほどキノコの取り扱いは難しいもの。
キノコ狩りの危険性は、毒キノコを採って食べてしまうことだけではありません。
キノコを夢中で探していくうちに山中で迷子になり、もとの場所に戻れないといった事件も増えています。
くれぐれも自己判断でのキノコ狩りはしないようにしましょう。
【触るだけで危険な毒キノコもあり!食べなくても安易に触れない】
先述したとおり、カエンダケのように触るだけで皮膚がただれてしまう危険なキノコも存在します。
毒キノコは、林や山の中ではなく、公園や畑、芝生などに生えることも少なくありません。
特に野外で活動していると、すぐに手を洗えないことも多いです。
毒キノコに触れたことに気付かず、そのまま目元や口元を手で触れてしまうこともあります。
キノコだけではなく、知らない植物に触ることは避けましょう。
まとめ:キノコは魅力がいっぱいな反面、危険も多い食べ物なので扱いには十分気をつけよう
キノコはとても美味しい食べ物ですが、食用キノコよりも、毒キノコの方が圧倒的に多いと覚えておきましょう。
また、食用キノコに似ている毒キノコが多いということも、とても恐ろしい事実です。
基本は、販売されている安全なキノコを食べることをおすすめします。
万が一、キノコを食べた後に具合が悪くなってしまったら、すぐに病院に行って検査をしましょう。
自然の食べ物には十分気を付け、アウトドアでの食事を安全に楽しみたいですね。