金曜日, 4月 19, 2024
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【必読】冬キャンプの事故!テント内での薪ストーブや石油(灯油)ストーブ使用に潜む危険性と対策・注意点

※本記事には一部プロモーションが含まれます

【キャンプ場スタッフ監修】冬のキャンプの需要も増えてきて、有野実苑オートキャンプ場にも冬に利用してくださるキャンパーはたくさんいます。
そんな楽しい冬キャンプ、夜は冷えるのでテント内は暖かくしておきたいものですが、残念ながら毎年悲しい事故のお話を耳にします。
今回は、キャンパーのみなさんに冬キャンプで必ず注意して欲しいことをまとめました。

注意点や危険性がしっかりと頭に入っている人も、はじめて冬キャンプをする人はとくにテント内で使う暖房器具について必読していただき、楽しい冬キャンプにしましょう。

いますぐおすすめのストーブを知りたい人は、以下のボタンからジャンプしてくださいね!

こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!

寒い冬キャンプを暖かく楽しみたいので、テントの中で薪ストーブや石油ストーブを使いたいんですが大丈夫ですよね?

ちょっと待って!さむーい冬キャンプ。テント内での暖房は必須なんだけど、軽く考えると一酸化炭素中毒や火災などで命に関わるほど危険な暖房器具!冬にキャンプするキャンパーたちも年々増えてきて嬉しいんだけど、一度注意点をおさらいしておこう!全てのキャンパー必読だよ!!

【有野実苑オートキャンプ場】

有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。

有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/

※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。

冬キャンプで増えている一酸化炭素中毒の危険性

冬キャンプを軽く考え軽装備でいくと寒くて寝れなかったり、低体温になったりするので冬キャンプで暖をとることは必須ですね。そこで大変暖かく便利なのが「ストーブ」です。

ただし、薪ストーブ及び石油ストーブを利用したキャンプはとても暖かいですが、テント内や車内で使用する場合は一酸化炭素中毒の危険性が潜んでいます。

有野実苑オートキャンプ場は一般社団法人日本オートキャンプ協会に入っているよ。そして、そこでは全国のキャンプ場から、悲しい事故が起こってしまった話が寄せられているよ……。

一酸化炭素は酸素が少ない状況で不完全燃焼が起こると発生し、キャンプでの一酸化炭素中毒の原因は火災やストーブの不完全燃焼が多いです。

主な症状としては、めまいや吐き気、意識がぼんやりする、気分が悪くなる、などから始まり、最悪は死に至ってしまう、とても怖い症状です。

一見換気されているように見えるツールームテントのキャノピー部分や、タープ下でも一酸化炭素中毒が起きたという報告もあります。

家族で、友人と、一人で楽しいキャンプを過ごすはずが悲しいことにならないよう、これから解説する注意点を必読し、細心の注意を払いましょう。

火を使う暖房器具や火器による火災の危険性

冬キャンプの悲しい事故は、一酸化炭素中毒だけではありません。

テント内で起きる火災です。

毎年冬キャンプでのテント内での火器使用でテントが全焼する事故が起きているので注意しましょうというお話も有野実苑オートキャンプ場にきます。

そもそも薪ストーブや石油ストーブをテント内で使用することについて、一酸化炭素中毒の危険性に加え、火災の危険性があるため、一部例外はありますが原則各メーカーは推奨していません。

軽量化された多くのキャンプギア(テントやタープ)の多くは化学繊維を利用しており、素材としても非常に燃えやすい性質です。

また、燃えにくいコットン100%のテントもありますが、燃えにくい、穴が開きにくいという特性はあるものの、必ず燃えない防火性のあるテントではありません。

また、テントやタープ以外のキャンプ用品も同様に素材として燃えやすいものが多いです。
ストーブ以外の火の付くもの、焚き火やバーナーなどの使用は、テント内での使用は絶対にやめてください。

防寒着として着るアウターやパンツにも火の粉が飛んで穴が開いたり、火がついたなんてことも。

テント内で薪ストーブや石油(灯油)ストーブを使用したい場合に必ず注意する5つのこと

出典:Amazon

有野実苑オートキャンプ場は、テント内の薪ストーブは推奨はしていません。

しかし、どうしてもテント内で使用したいキャンパーもいらっしゃると思います。

一酸化炭素中毒や火災にならないためにテント内でストーブを使用する際の対策や大事な注意点を、5つお伝えします。

【①テントを完全に締め切らない】

まず、テント内で利用の際、テントを完全に締め切らないように気をつけましょう。

ベンチレーション(換気口)がついているテントについても、必ず吸気口として数箇所開けておくことをおすすめします。

2ヶ所以上開けることで、排気口・吸気口できます。風の通り道を作るイメージを持っておきましょう。
また、テント内、テント入り口で火は焚かないようにしましょう。

【②1時間ごとに換気をする

テントを締め切らずに風の通り道を作ると同時に、1時間ごとなど、定期的に換気をするようにしましょう。

5分程度テントを全開にして換気をするだけでもテント内の空気が入れ替わり新鮮な酸素をテント内に取り込めます。

せっかくの暖かい空気が逃げてしまいますが、命よりも大事なものではありませんので必ず行いましょう。

【③一酸化炭素チェッカーを必ず準備する】

換気をしていても無色無臭の一酸化炭素は、中毒になっていることに気がつきにくいものです。

必ず一酸化炭素チェッカーと併用してストーブを使用しましょう。
厚生労働省では一酸化炭素の濃度を50ppm以下を保つ基準があります。

「200ppm」では2~3時間で軽い頭痛を起こすものの、300ppmまでは異常を感じないと言われており大変怖いです。

一酸化炭素チェッカーは最低でも50ppm以上で警報音を鳴らすものを用意しましょう。

【④ テントとストーブの距離を置く】

テント内で使用する際にはかなりの高温になるため、火が燃え移ったり、焦げたりする事故も。
薪ストーブや石油ストーブからテントの距離は必ずあけましょう。

また、テントの形状も煙突穴の開いたコットン製のテントを使用して、周辺には燃えやすいものは置かないでください。

やけど防止のためストーブガードもあるとより安心です。

【⑤就寝時は必ず火を消す】

火を消すと寒い夜は暖かい空気が段々と冷たくなってしまってテント内は寒く、凍えてしまいます。

しかし、その分冬用のシュラフ、シーツやマットを駆使し、防寒対策をしっかりと行って寝れば朝まで暖かに過ごすことは可能です。

無事に朝を迎えるためにも、必ず就寝前に火は消すようにしましょう。

どうしても寒い場合は電源サイトを利用してホットカーペットを使用するのも一つの手ですよ!

電気カーペットでも低音やけどする場合もあるから、例えばコットなんかと併用して工夫してね!

テント内で使えるおすすめのストーブはあるの?

危険があるのはわかったところで、それでも寒い時期のキャンプではしっかり暖を取りたいですよね。

そんな時は一酸化炭素が発生しない暖房器具を選びましょう。

ホッカイロや湯たんぽもありますが、実際に、一酸化炭素が発生しないストーブも存在しますのでご紹介します。

【TACO STOVE(タコストーブ)※AD】

出典:HITTECO

明治時代からある鉄道ストーブから生まれた「TACO STOVE」。

バイオエタノール燃料を使用することで、煙や煤を排出せず一酸化炭素の発生もないため、テント内での使用が可能になりました。

しかし、二酸化炭素は発生するため、1~2時間ごとの換気が必要です。

自宅でのストーブ使用と同じ感じだね!

このストーブは、明治中期から昭和40年頃まで国鉄の客車や車掌室で使われた石炭ストーブのデザインを復刻したもので、重量10kgまで軽量化したことにより持ち運びも簡単です。

屋内外問わず使用可能で、キャンプやアウトドアシーン、自宅でも暖房として機能します。

ただし、周辺に燃えやすいものを置かないでください。

一酸化炭素を出さないのは、燃料をバイオエタノールにした場合に限りです。
燃料を薪や炭にすると一酸化炭素が発生するためテント内では使用できません。

購入はECサイトからできるので、気になった方はぜひ公式サイトへ飛んでみてくださいね。

まとめ:一酸化炭素中毒や火災には注意して冬キャンプを楽しもう!

以上が、テント内での有野実苑オートキャンプ場からのストーブ利用の注意喚起でした。

テント内でストーブを使用すると、暖かくなるため冬のキャンプを快適にしてくれますが自己責任での使用となります。

薪ストーブや石油ストーブを使用する際には、とにかく換気を忘れずに一酸化炭素中毒と火災にも気をつけましょう!

バイオエタノールを燃料とする、一酸化炭素を排出しないタコストーブを使用するのも一つですね。

自分の命を守るため、そして周囲のキャンパーの安全を守るため十分にご注意をして冬のキャンプを楽しんでくださいね!

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Arizine編集部
有野実苑オートキャンプ場が監修するアウトドアメディア「Arizine」 キャンプ用品、料理、キャンプのコツから最新スタイルまでキャンプ情報はArizineにお任せ! あなたに合った素敵な記事がきっと見つかります!
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