【キャンプ場スタッフ監修】キャンプにで自然の中で飲むコーヒーは特別で贅沢な時間ですよね!
今回はそんなキャンプでのコーヒーの楽しみ方や淹れ方について、本職がバリスタのキャンパーえどまゆさんに徹底的に教えてもらいます!
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
キャンプでコーヒーを楽しみたいんですが、通な楽しみ方ってありますか?方法も教えてほしいです!
キャンプでのコーヒーの楽しみ方だね!まかせて!!自然の中で飲むコーヒーは最高に贅沢なリラックスタイムだよ。今日はArizineライターのバリスタキャンパーえどまゆさんに徹底的に教えてもらうね♪
キャンプ中のコーヒータイムは至福のとき!ぜひこの記事を参考にコーヒーの時間を楽しんでくださいね!
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
キャンプ・アウトドアでコーヒーを飲む魅力とは
キャンプ・アウトドアの楽しみといえば、「自然の中で飲むコーヒー!」という方も多いのではないでしょうか?
緑いっぱいの景色を眺めたり、焚き火を囲んだり、朝の冷えた空気を感じながら味わうコーヒーは格別ですよね。
また、ふだんよりも贅沢に時間を使えるアウトドアシーンでは、豆を自分で挽いてみたり、時間をかけてコーヒーを抽出してみたりと、一つ一つの工程をこだわりながらコーヒーを作れることも魅力のひとつです。
焚き火やバーナーでお湯を沸かし、ミルで豆をゴリゴリと挽く。そしていつもよりも丁寧にお湯を入れて作り、ゆっくり過ぎていく時間を楽しむ。そんなキャンプの時間は控えめにいっても最高じゃない?
キャンプやアウトドアでコーヒーを飲むおすすめの方法は4つ
「コーヒー」とひとことで言っても、ハンドドリップで作るブラックコーヒからエスプレッソをギアで抽出して作るカフェラテやカプチーノまで、その種類はさまざま。
さらにアウトドア・キャンプでコーヒーを楽しむとなると、準備・片付けの手軽さや道具の持ち運びやすさも気になるポイントです。
そこで今回は、アウトドア・キャンプと相性の良い、美味しいコーヒーの作り方を4種類ご紹介します。
インスタントコーヒーよりもワンランク上のコーヒーを楽しんでみたい!という方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
もちろん手軽に淹れることができるインスタントコーヒーもキャンパーの間では主流!今回はせっかくなのでこだわりのコーヒーの淹れ方を紹介するよ♪
【①ドリップして楽しむ】
アウトドア・キャンプで楽しむコーヒーの定番といえば、ドリップコーヒー(ハンドドリップ)です。
ドリッパーとフィルターを使い、その中に粉にしたコーヒー豆を入れお湯を注ぐという作り方は一見とてもシンプルですが、豆の粗さやお湯の温度、お湯の注ぎ方など、細かいテクニックで味わいを微調節できます。
シンプルなだけに自分好みの味わいを極めたい、コーヒー通向けの作り方とも言えるでしょう。
ドリップコーヒーは、フィルターを通すことによりコーヒーの雑味を取り除くことができるため、より繊細な味わいを楽しめることが特徴です。
フィルターにも種類があり、それぞれが違った味わいを見せてくれるのも楽しみの一つです。
一般的には紙製のペーパーフィルターが主流ですが、そのほかにもくり返し使える金属フィルター(ドリッパー)や布製のネルフィルター、セラミックフィルター(ドリッパー)なんかもあります。
アウトドアではペーパーレスでコーヒーを楽しむ人も多いよ!
ハンドドリップして作るコーヒーはそのままブラックコーヒーとして飲む以外にも、コーヒーとホットミルクを1:1で混ぜたらカフェオレとして楽しむこともできます。
■キャンプで淹れるドリップコーヒーのメリット&デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
①後片付けが楽 ②大量に作れる ③好きな時に飲める | ①コーヒー道具が多くなる ②飲むまでの手間がかかる |
ペーパーフィルターの場合、そのまま捨てるだけなので淹れ終わった後の豆のカスの処理が楽です。
ネルドリッパーを除き、フィルターやペーパーレスのドリッパーもサッと水で洗うだけのものが多いので後片付けは比較的簡単です。
またカップだけでなく保温ポットに直接落とせるので、大量に作ってキャンプ中の好きなときに飲めるのもメリットの一つです。
しかし道具が細かくなりやすいのがキャンプ中のドリップコーヒーのデメリットと感じます。
ドリップコーヒーを作る場合、フルアイテム持っていくとなると、豆、コーヒーミル、ドリッパー、フィルター、ケトル、カップ、たくさん飲みたい人は保温ポットなど道具がたくさんです!
最近は軽量化したコーヒーギアやコンパクトになるものも多く販売されていますので、そういったものを活用するか、シンプルで手軽にドリップコーヒーを楽しみたいならドリップバッグをおすすめします。
最近気になるドリップバッグのコーヒーは、シドニー発のブランド「スティッチコーヒー」!手軽にキャンプで本格コーヒーが楽しめるからおすすめだよ!
【②コーヒープレス(フレンチプレス)で楽しむ】
ドリップコーヒーとよく似た味わいをより手軽に楽しみたい方には、コーヒープレス(フレンチプレス)がおすすめです。
基本はプレス機に粗挽きにしたコーヒー豆とお湯を注いで数分(4分ほど)放置するだけで良いので、簡単に安定した味わいのコーヒーを楽しむことができます。
お湯を注ぐ直前にミルで豆を挽くと香り高く酸味も少なくなります。
また、ドリップコーヒーのようにフィルターを通さないため、コーヒーの雑味や油分も含めてダイレクトな豆本来の味わいを感じられるのも特徴です。
粉の大きさは粗挽き、細かくても中挽き以上のにするのがおすすめです。それ以下だと金属フィルターをすり抜けて十分にプレスできないため、味は薄めに、また粉はコーヒーに浮かんできて飲みにくさを感じることも。
とはいえ、そういったザラザラとした微粉を楽しむ人もいますし、好みで選んで大丈夫です。
コーヒープレスで作るコーヒーもドリップと同様に、そのままブラックコーヒーとして飲んだり、コーヒーとホットミルクを1:1で混ぜてカフェオレとして楽しむこともできます。
■キャンプで使うコーヒープレスのメリット&デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
①コーヒーオイルが味わえる ②安定した味になる ③好きな時に飲める | ①手入れがめんどう ②たくさん作ることができない |
コーヒープレスで入れたコーヒーは、コーヒーのオイルが味わえるのでドリップよりもコクのある味を楽しむことができる所が魅力的です。
またコーヒープレスは豆をお湯に浸して抽出する浸漬法と呼ばれる抽出方法のため、誰が淹れても安定した味にすることができるメリットもあります。
デメリットは豆の粉がプレス機に溜まり、毎回部品を分けて洗う手入れが必要なため、めんどうに感じることも。またドリップコーヒーのように一度にたくさんのコーヒーを作ることはできないため、たくさん飲みたい人は、ドリップコーヒーがいいでしょう。
手入れも簡単に、気軽に作りたい人は、エアロプレスGOがおすすめだよ!
【③直火式エスプレッソメーカー(マキネッタ)で楽しむ】
コーヒーはブラックで飲むよりも、ミルクをたっぷり注いでカフェラテやカプチーノにして飲むほうが好き!というかたにおすすめなのが、直火式エスプレッソメーカー(マキネッタ)で作るコーヒーです。
蒸気圧でエスプレッソを抽出するため、ほかの作り方に比べて少し時間がかかったり、コツをつかむのが難しい方法ではありますが、作り方は豆と水を入れ火にかけるだけとシンプル。
エスプレッソを抽出できるためカフェで飲むような、より本格的な味わいを楽しむことができます。
マキネッタで作るコーヒーは、そのままエスプレッソとして楽しむほか、お湯を注いでブラックコーヒー、温めたミルクを注いでカフェラテ、ふわふわのミルクフォームを乗せてカプチーノなど、様々なアレンジが可能です。
■キャンプで使う直火式エスプレッソメーカー(マキネッタ)のメリット&デメリット
メリット | デメリット |
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①本格的なコーヒーの味になる ②手入れが簡単 ③好きな時に飲める | ①クレマはできない ②たくさん作ることができない ③錆びることがある |
直火式エスプレッソメーカーを使って淹れるコーヒーは、作り方も豆と水を入れ火にかけるだけとシンプルです。しかもカフェで飲むような本格的なエスプレッソコーヒーを味わうことができます。
また、コーヒーの油分が膜をはるので錆びにくくなるメリットがあります。この膜を保つためにもなるべく洗剤を使わず水だけでお手入れすることをおすすめします。
手入れが大変そうに思えますが、水洗いしてよく拭く、乾かすだけで済むのでお手入れが簡単手軽なのもメリットでしょう。
デメリットは本格的なエスプレッソマシンと比べ、クレマ(クリームのような泡)ができにくいのでそこを期待してしまうと少しがっかりするかもしれません。
またお手入れは簡単ですが、水滴をそのままにしておくとサビや黒く変色してしまう原因にもなるので、洗った後はしっかりと乾かしましょう。
【④パーコレーターで楽しむ】
オイルが浮かぶため、舌触りにまろやかさが残り、味は豆の味がダイレクトに伝わり、苦みがある味わいを楽しめるのが、パーコレーターで作るコーヒー。
粉がコーヒーに浮かばないようにするためにも、豆は粗挽きがおすすめです。
濃い味が特徴的ですが、内蔵されたパイプに何度もお湯を循環させてコーヒーを抽出するため、加熱時間を変えることによりコーヒーの濃さも調節できます。
ドリップコーヒーやエスプレッソのように、カフェや喫茶店ではほぼ見かけることのないコーヒーなので、まさにアウトドア向けのコーヒーと言えるでしょう。
また、パーコレーターはお湯を沸かすケトルとしても使用できるため、よりミニマルにキャンプを楽しみたい方にもおすすめです。
パーコレーターで作るコーヒーもドリップ、フレンチプレスのようにそのままブラックコーヒーとして飲む以外に、コーヒーとホットミルクを1:1で混ぜてカフェオレとして楽しむこともできます。
カフェオレにした時には上記のドリップやコーヒープレスよりも、よりコーヒーの強い味わいを感じることができます。
■キャンプで使うパーコレータのメリット&デメリット
メリット | デメリット |
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①本格的なコーヒーの味になる ②手入れが簡単 ③好きな時に飲める | ①クレマはできない ②たくさん作ることができない ③錆びることがある |
マキネッタ同様水洗いで済むため手入れが簡単。ケトルとして使用できるのもギアを減らせるのでメリット。
すっきりとした味わいのコーヒーや、オイルがないドリップコーヒーの味に慣れている人は、コーヒーのオイルの舌触りや、苦味も雑味も感じやすいため、はじめは苦手に感じるかもしれません。
キャンプでコーヒーを美味しく淹れる道具16選
アウトドア・キャンプでコーヒーを淹れるための道具を選ぶときのコツは、2つあります。
- コンパクトな道具
- 割れにくい丈夫な素材
まず一つはコンパクトであること。
特にハンドルが付いた器具はかさばりやすいので、折りたたみできるものを選ぶとスタッキングが楽になります。重さに関してはオートキャンプならばさほど問題はないでしょう。
そしてもう一つは割れにくく丈夫な素材であること。
ガラスや陶器といった耐久性の低い素材の道具は避け、ステンレス製やエナメル製の物を選ぶと良いでしょう。
グルキャンで大人数でコーヒーを楽しんだり、たくさんコーヒーを飲みたい人はコンパクト重視じゃなくてもいいんだよ!
【キャンプ用マグ・カップのおすすめ】
アウトドアミルで挽く粉の量は20〜30gのものが多いです。
そしてコーヒーでは100mlで7〜8gの豆を使用するので300ml入るマグをおすすめします!
◆スノーピーク(snow peak) チタンシングルマグ
アウトドア好き御用達の人気ブランド、スノーピークのベストセラー商品でもあるチタン製のシングルマグ。ハンドルが折り畳め、軽量なのでまさにアウトドア使いにぴったりのマグカップです。
スノーピークのロゴをあしらったミニマルなデザインは性別や年齢を問わず使いやすく、ギフトにもおすすめ。
金属の匂いもなく、使えば使うほど味の出る素材でもあります。サイズは220ml・300ml・450mlの3種類。
スノーピークのシングルマグは直火もOKとよく言われているけど、メーカーは推奨していないので注意してね!
◆コールマン(Coleman) ダブルステンレスマグ300
冬場のアウトドアでコーヒーを楽しむ時におすすめなのが、保温性の高いステンレス製のマグカップ。コールマンのダブルステンレスマグは、リーズナブルな価格ながら機能性に優れ、シンプルなデザインも人気の高い商品です。
ダブルウォールなので、飲みのもの温度を保ちつつ、外側は火傷をするほど熱くならないのが特徴。取っ手のカラーはブラックとレッドの2種類あるので、カップルやお友達と色違いのおそろいにしても良いですね!
ダブルウォールのマグはいつまでもコーヒーがホカホカなのがいいよねぇ!蓋をしたらもっと保温力が高まるよ!
◆チャムス (CHUMS) キャンパーマグカップ
軽くで丈夫で割れにくい!大人気のチャムスのキャンパーマグは色も豊富でおすすめです。
カナビラを装着できるよう持ち手の部分にはアウトドアコードがついています。
また持ち手のところは二つ穴になっていて、マグを持つときに安定感があります。
スタッキングもできるので、色違いで揃えてもいいし、同じ色で統一してもおしゃれですよ!
【キャンプ用コーヒーミルのおすすめ】
◆スノーピーク(snow peak) フィールドバリスタ ミル CS-116
シンプルなシルエットが洗練された印象を与える、スノーピークのバリスタミル。ステンレス製なので軽量かつ、取っ手を折り畳んでコンパクトに収納できるのも嬉しいポイントです。
一度に20グラムまでのコーヒー豆を挽くことができます。
他のブランドのコーヒーミルよりもかなりお値段は張りますが、どこにでも手軽に持ち運びできる利便さを重視される方にはおすすめのアイテムです。
刃がセラミックなので水洗いできてアウトドア向き!特にソロキャンパーにおすすめのミルだよ!
◆カリタKalita コーヒーミル 手挽き ブラック KH-10
カリタの手挽きコーヒーミルKH-10はおしゃれなフォルムと硬質鋳鉄カッターが魅力的。
硬質鋳鉄カッターはセラミックよりも切れ味がよく微粉が出にくいのが特徴です。
挽き目の調整ができるため、お好みに合わせてコーヒー豆を挽くことができるのも嬉しいポイントですね!
ねじ込み式の粉受けには約45gのコーヒー豆が入ります。(2〜3杯分)
キャンプ用ドリッパーのおすすめ
◆RIVERS リバーズ コーヒードリッパーケイブリバーシブル
リバースのケイブリバーシブルのドリッパーは、シリコン製でアウトドア向き。その名の通り裏表で使えます。
表と裏で何が違うかというと、ドリッパーの凸凹したリブを変えるとなんと味が変わるというもの。
外側が長いリブの場合は抽出時間が遅く、酸味を抑えコクのある仕上がりに、写真のように外側が短いリブになると抽出時間が早くなり苦味を抑えたさっぱりとした味わいになります。
抽出の速度で味に変化が出るという仕組みです。
またドリップホルダーは天然木(アカシア)を使用しており色味や木目は同じものはないので自分だけのオリジナル感が出ていいですね。
◆スノーピーク(snow peak) フォールディングコーヒードリッパー「焚火台型」
焚き火台を模したシルエットがキャンプ好きの心をくすぐる、スノーピークのコーヒードリッパー。
組み立ても簡単!平面積は広くなりますが、コンパクトに折り畳めるので、ソロキャンパーにも大人気です。
四角い形状なので市販のペーパーフィルターによっては上手く内側にフィットしないこともあるため、大きめのペーパーフィルターを四角く折りたたんで使用するか、円錐型のフィルターの使用をおすすめします。
フィルターを折るひと手間はあるものの、デザインもかっこよくて有野実苑でも使っている人よく見かけるよ!ハリオV60用の円錐型のフィルターがフィットするよ。
◆ユニフレーム UNIFLAME コーヒーバネット
まるでバネのようなシルエットが特徴的ユニフレームのコーヒードリッパー。
他のドリッパーのように外壁がないためお湯が溜まりにくいのでさっぱりとローストした豆がよく合います。
折りたたみできるので持ち運びやすいところも嬉しいポイント。
1〜2人用のシェラ、2〜3人用のキュート、4人用グランデの3サイズあります。
一般的な扇形のペーパーフィルターではなく円錐型のペーパーフィルターを使用するため、フィルターを購入される際はご注意ください。
【キャンプ用ケトルのおすすめ】
◆HARIO(ハリオ) V60ドリップケトル ヘアラインシルバー
コーヒー好きなら誰でも耳にしたことのあるブランド、ハリオのベストセラーケトル。
お湯をコントロールしやすいデザインのハンドルや、細めの注ぎ口が特徴です。
あくまでもコーヒー用のケトルなので、他のアウトドアギアのような多機能性はありませんが、ハンドドリップを極めたい方ならぜひ持っておきたい一品です。
ハリオのドリップケトルで淹れるコーヒーは格別!
◆イーグルプロダクツ キャンプファイヤーケトル
ノルウェーのブランド、EAGLE Products(イーグルプロダクツ)のステンレス製ケトルはソロキャンパーをはじめその品質の良さとデザインの良さからあっという間に多くのキャンパーたちに大人気に。
底部に銅メッキが施されているので、熱伝導率抜群! 早くお湯が沸きます。
少々お高いですが、見た目のかっこよさからもキャンパーたちの熱い支持を受けているケトルです。
バーナーはもちろん、焚き火にも使えるため、変色も楽しみつつ自分なりの味を出して育てていくのも楽しいですよ。
丸口は注ぎにくいので、ドリップノズルを活用するといいよ!
◆キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) コーヒー ドリップケトル
マットなブラックカラーにキャプテンスタッグのロゴをあしらった、ユニセックスなデザインのドリップポット。耐久性の高いステンレス製です。
シルバーとブラックがあり、無骨感のあるブラックデザインは、お洒落にブッシュクラフトを楽しみたい男性にもおすすめ。
350mlのソロ用からカップルで使える700mlまで、サイズ展開も。
キャンプ用コーヒープレスのおすすめ
◆AeroPress(エアロプレス) Go ポータブル トラベル コーヒープレス
エアロプレスGoは急速抽出のため、コーヒープレスで必要とされる長めの蒸らし時間を省略することができ、苦味や酸味が少なくなる特徴があります。
作り方も簡単で、フィルターをセットし豆とお湯を入れ蒸らしの時間はわずか20秒。最後にプレスして完成です。
ホットコーヒーやエスプレッソを1分で、2分でコールドブリューコーヒーを淹れることができます。
付属のマグに全てがスタッキング可能なので非常にコンパクトにまとまるため、キャンパーに愛用されているコーヒープレスです。
◆スノーピーク(snow peak) チタンカフェプレス3カップ
無骨なデザインが格好良いスノーピークのチタン製コーヒープレスは3杯分のコーヒーを一度に作ることができます。
チタン製でバーナーや焚き火など直火にかけることもできるため、お湯を沸かすためのケトルとしても使用可能。
スノーピークはカフェツールが豊富!
キャンプ用直火式エスプレッソメーカー(マキネッタ)のおすすめ
◆ビアレッティ エスプレッソメーカー 直火式 モカエキスプレス
イタリアの老舗ブランド、ビアレッティのマキネッタ。
3カップ用のエスプレッソが抽出できますが、たっぷり飲みたい場合は2人分くらいの量です。
お手入れも簡単で、気軽にカフェクオリティのコーヒーが楽しめます。
1カップ~6カップ用とサイズ展開されているので自分のキャンプスタイルにも合わせられるね!
◆ベルマン(Belman)CX-25
マキネッタといえばビアレッティ社のモカエキスプレス、モカポットが人気ですが、職業バリスタのArizineライターが愛用しているマキネッタが、ベルマン社のCX-25です。
これ1台でエスプレッソの抽出・ミルクのスチームができるので、スチームしたミルクと一緒にコーヒーを楽しみたい方におすすめの直火式エスプレッソマシン。
カフェのコーヒーに負けないくらいきめ細やかなフォームミルクが作れます。
さらにコーヒーやお湯の量を調整すれば、3~9カップ分のエスプレッソを作る事が可能。少人数からグループ用まで幅広く使えますよ。
キャンプ用パーコレーターのおすすめ
◆スノーピーク(snow peak) フィールドコーヒーマスター PR-880
スノーピークのロゴが目を惹くデザインのドリッパーを内包するパーコレーター。
パーコレーターはコーヒーの中に粉が混ざりがちですが、こちらは 中のドリッパーにペーパーをセットし使用することで粉っぽさがなく美味しい一杯が出来上がります。
普通にドリップコーヒーとしても淹れられて、気分によって淹れ方を選べるのもポイントです。
パーコレーター以外にも、お湯を沸かすケトルとしても使用可能です。
パーコレーターとドリップの2wayで使えてお得!フィルターがあるので片付けもすぐ。冷めたコーヒーの暖めなおしもすぐに出来て楽ちんだよ!
◆キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) コーヒー ポット パーコレーター
リーズナブルな価格が魅力的なキャプテンスタッグのパーコレーターは、とりあえずパーコレーターを試してみたい!という方におすすめです。
サイズも3杯分、6杯分、12杯分と豊富に揃っています。木製のハンドルは手に馴染みやすく、レトロ感のあるデザインです。
有野実苑おすすめのキャンプコーヒーの楽しみ方はこれ!
アウトドア・キャンプでより通なコーヒーを楽しむ方法を4つご紹介しましたが、中でも特にキャンプコーヒーでおすすめなのは、パーコレーターで淹れるコーヒーです。
理由はなんと言ってもその手軽さとアウトドア感!必要な道具はコーヒーミル(自分でコーヒー豆を挽く場合)とパーコレーターだけですみ、アクティビティとして非日常的なコーヒーの楽しみ方ができること。
パーコレーターで入れたコーヒーは微粉の舌触りと苦味が苦手な人もいますが、加熱時間を変えることによりコーヒーの濃さも簡単に調節できるので、短めに抽出してドリップコーヒー風、長めに抽出してエスプレッソ風と、その日の気分に合わせてコーヒーのアレンジを楽しみやすいところも嬉しいポイントです。
ただし循環式のため、マキネッタやドリップのような香りやコクが減り味が落ちるのは事実ですが、加熱時間を3分程度にするとアメリカンのようにゴクゴクと飲めるので苦みが苦手な人にはおすすめです。
味も重視したいなという人はドリップとパーコレーターが合わさったスノーピークのフィールドコーヒーマスター PR-880がおすすめですよ。
【パーコレーターでコーヒーを淹れるときのコツと注意点】
パーコレーターを使用してコーヒーを作るコツは、粗挽きにした豆を使うこと。
細挽きのコーヒー豆を使用すると、細かい豆の粒がコーヒーの中に混じってしまい、口当たりが損なわれてしまうためです。
一般的にコーヒーの濃さを調節する際は、豆の挽き方(粗挽き・細挽き)を変えることが多いですが、パーコレーターの場合は常に粗めに挽いた豆を使い、抽出時間(加熱時間)を変えることによって珈琲の味に変化をつけるようにしましょう。
詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
まとめ:キャンプコーヒーで最高のひとときを!
いかがでしたか?
アウトドア・キャンプでより通なコーヒータイムを楽しみたい時におすすめの、コーヒーの作り方や必要な道具をご紹介しました。
定番のドリップコーヒーからフレンチプレス、エスプレッソ、アウトドアならではのパーコレーターまで、野外でも楽しめるコーヒーの種類は様々。気になる飲み方は見つかったでしょうか?
これまでテイクアウトのコーヒーやインスタントコーヒーを楽しんでいたという方も、この機会にぜひワンランク上のコーヒー作りに挑戦してみてください。