【キャンプ場スタッフ監修】食材を切ることも飾ることもできるカッティングボードは、ちょっとお洒落なおうちごはんを作りたいときや、そのナチュラルテイストな見た目からキャンプなどのアウトドアシーンにぴったりなアイテムです。
今回は、カッティングボードの使い方や選び方、おすすめ14選をキャンプ歴10年以上のベテランキャンパーAtsuさんに紹介してもらいます。
今すぐおすすめのカッティングボードを知りたい人は以下のボタンからジャンプしてください。
こんにちは!有野実苑オートキャンプ場の妖精、コッフェルくんだよ!
キャンプのことはなんでも聞いてね!
カッティングボードの魅力や使い方を教えてください!
まかせて!
カッティングボードは食材を切るだけじゃなく、盛りつけ用のプレートとしても使えるなどいろいろな用途で使えておすすめ♪
今回は使い方から選び方、おすすめカッティングボードをキャンプ歴10年以上のベテランキャンパーAtsuさんに紹介してもらうよ!
お皿としてもまな板としても使えるカッティングボード。
我が家では、いつもの料理を彩ってくれる無くてはならないものになっています。
そんなカッティングボードの魅力をお伝えしますね
有野実苑(ありのみえん)オートキャンプ場は千葉県山武市にある緑豊かな森と農園に囲まれたキャンプ場。 関東近郊で都心から90分というアクセスのいい立地にありながら、きれいな空気と新鮮な産物に恵まれ、四季折々のキャンプを気軽にお楽しみいただけます。 木々に囲まれて区画されたサイトと、充実した設備、各種クラフト体験や収穫体験など様々なイベントをご用意し、 スタッフ一同、皆さまのお越しをお待ちしております。
有野実苑オートキャンプ場公式サイトはこちら:https://arinomi.co.jp/
※本記事はキャンプのプロ!有野実苑オートキャンプ場のスタッフをはじめ、有野実苑を愛してくださるキャンパーのみなさま・全国のキャンパーのみなさまのお声、口コミを参考に制作しています。
カッティングボードとは
カッティングボードとは、食材をカットするだけでなくカットした料理をそのままテーブルに運んでお皿のように使うことができるテーブルウェアです。
カッティングボードは、本来は海外でパンやハム・チーズなどをカットするために用いるもの。
ヨーロッパの家庭では、カッティングボードにハードなパンとナイフがキッチンカウンターにセットされているのはよく見られる光景です。
【まな板とカッティングボードの主な違い】
まな板とカッティングボードは主に使われている素材が異なります。
日本で使われている「まな板」は、食材を細かくカットすることが主な目的です。
包丁の刃こぼれを防ぐために柔らかい木材やゴム・プラスチックなどが使われています。
一方、海外のカッティングボードは、ハードなパンをカットするためのギザギザなブレッドナイフでも傷がつきにくいよう、硬度のある木材が使われていることが多いです。
【カッティングボードの使い方】
カッティングボードの使い方に特に決まりはありません。
オードブルを少しずつ盛りつけても、大きな肉料理を豪快に盛りつけてもOK。
カッティングボードそのものが料理を引き立ててくれます。
とはいえ、カッティングボードを使ったことがない人は、バードルが高く感じるかもしれません。
カッティングボードを便利におしゃれに使いこなすコツをお伝えします。
■ペーパーナプキンやワックスペーパーを使うとよりお洒落に!
パンやチーズ、デザートなどをカッティングボードに乗せる場合は、ペーパーナプキンやワックスペーパーなどを使うのがおすすめです。
木の風合いにカラフルなワックスペーパーがとてもマッチしてよりおしゃれに。
また、それぞれのお皿に取り分ける時にも重宝します。
パンやバーガーなどは、ペーパーごとにカッティングボードの上に乗せるとそれぞれ手に取って食べやすくなりますよ!
■スキレットや小皿も一緒にのせてカフェ風ワンプレート
大きなカッティングボードを使用して、その上に料理だけでなくスキレットや小皿も一緒にのせると、おしゃれなカフェ風ワンプレート料理ができあがります。
汁気の多い料理をスキレットに乗せて、小皿やミニカップにはドレッシングなどを入れて盛りつけましょう。
アウトドアシーンでカッティングボードでワンプレート料理がでてくると、それだけで映えること間違いなしですね。
■豪快に盛りつけることで逆にアウトドア感が増していい
とにかく豪快にアウトドア感を楽しみたい場合は、ローストビーフや丸鶏ローストチキンなどが最適です。
大きめのカッティングボードに豪快に盛りつけることで、テーブルの主役はできあがり。
カットするときには、汁がこぼれてしまうこともあるので注意が必要です
淵に溝がついているカッティングボードもあり、汁こぼれ対策にはおすすめ。
カッティングボードを選ぶ際のチェックポイント
カッティングボードを選ぶときに必ずチェックしてほしいポイントを紹介します。
- 用途にあったサイズや形状をチェック
- 素材をチェック
- 機能面で選ぶ
それぞれ詳しくみていきましょう。
【①用途にあったサイズや形状をチェック】
最初にチェックするのは、用途にあったサイズや形状になっているかどうかです。
形状も長方形や円形、素材を生かしたナチュラルな形状などデザインもさまざま。
お皿とは異なりフラットな形状のカッティングボードは、小さすぎると料理がこぼれ落ちて扱いにくくなり、逆に大きすぎると場所を取りテーブルを圧迫してしまいます。
どんな料理を乗せたいかをイメージして購入しましょう
■前菜やティータイムに使うなら小さめサイズでもOK
前菜を少しずつ乗せる場合や、ティータイムに使う時は小さめサイズがおすすめ。
テータイムの場合は、カッティングボードの上にスイーツとティーカップを両方乗せてしまってもおしゃれです。
コースターやソーサーを使わなくてもいいので、洗い物も少なくなって一石二鳥です
■メイン料理は大きめのサイズがおすすめ
メイン料理に使う場合は大きめサイズがおすすめです。
テーブルの真ん中にセッティングするので、料理とともにカッティングボードも主役となります。
個性的な形のカッティングボードを使用すると、センスの良い料理の引き立て役としてひと役かってくれるでしょう。
カッティングボードは淵が無いので、汁気の多い料理の時は注意が必要です。
余裕のある大きさのものを選ぶと良いでしょう。
■盛りつけによっては長方形サイズが使いやすい
盛りつけや食材によっては長方形サイズが重宝します。
長いバケットを、ブレッドナイフとともにそのままテーブルに出したり、カプレーゼのように縦長に盛りつけするものにも相性抜群です。
■鍋敷きのように使うなら厚めのものがおすすめ
木製のカッティングボードは熱にも強い性質をもっているので、鍋敷きして使うことも可能です。
鍋敷きとして使う場合は、厚めのものがおすすめ。
鍋と同じサイズか、一回り大きいサイズのカッティングボードを選びましょう
【②素材をチェック】
次にカッティングボードの素材をチェックします。
ひと言で天然木材といってもそれぞれ特徴があるので、用途にあった木材を選ぶことがポイントです。
■抗菌作用があるものなら「オリーブ」や「竹」製
オリーブや竹という素材は抗菌作用があり、適度に油分を含み撥水性があるのでカビ対策にもなります。
オリーブはダイナミックな木目模様が魅力で、同じ形のものでも一枚一枚表情が異なり自分だけのカッティングボードを選ぶ楽しみもあります。
竹は、少し「和」の雰囲気があり、お刺身の盛りつけなどすると趣がありますね
■耐久力重視で長く使いたいなら「オーク」や「アカシア」製
オークやアカシアは高い耐久性が魅力で、長く愛用したい人にはピッタリです。
オークは他の木材と比べて白っぽく木目も控えめで、ナチュラル感を演出したい人にはおすすめ。
アカシアは軽くて衝撃に強いので、日用雑貨にもよく使われる木材です
木目の濃淡がはっきりしていて重厚感があるにもかかわらず、価格はお手頃で手に取りやすいカッティングボード。
■有効活用で環境にやさしい「ラバー(ゴムの木)」製
ラバーは、樹液が取れなくなったゴムの木を再利用しているエコな木材です。
環境にやさしい商品を選ぶならラバー製がおすすめ
耐久性には若干劣りますが、肌ざわりが滑らかで包丁にやさしく、扱いやすさが人気となっています。
【③機能面で選ぶ】
サイズや素材で選ぶほか、機能面も重視するとより使いやすいカッティングボードを手に入れる事ができます。
おすすめの機能でいえば、
- 裏と表で異なる使い方ができるリバーシブルタイプ
- 取っ手つきで折り畳みができたり、自立して立てて乾かすことができるタイプ
- キャンプなどに持ち運びがしやすいように、折り畳みで中に包丁が収納できるタイプ
- カビや汚れに強い、抗菌加工が施されているタイプ
などがあります。
色んな機能がついているカッティングボードもありますよ
自分の用途にあったカッティングボードを選ぶことで、長く大切に使うことができるでしょう。
有野実苑スタッフおすすめカッティングボード14選
ここからは、キャンプでも自宅の使用にもおすすめのカッティングボードを紹介していきます。
【無印良品 ラバー材 カッティングボード】
シンプルでミニマリストにも人気のある無印良品から発売されているラバー素材のカッティングボード。
持ち運びしやすい取っ手もあり、表面はオイルコーティングだけで仕上げられたシンプルなカッティングボードです。
・サイズ:15×22×高さ2cm
・重量:約350g
・厚さ:2㎝
・材質:ラバーウッド
【CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) TAKE-WARE】
ウレタン塗装が施された竹製のカッティングボードで、水が浸み込みにくく衛生的に保てます。
長さも約40㎝とメイン料理にも使える大きさが魅力です。
・サイズ:39.4×18.3×高さ4.2㎝
・重量:不明
・厚さ:4.2㎝
・材質:竹(ウレタン塗装)
【Tramontina(トラモンティーナ)カッティングボード】
チーク材にメーカー独自開発技術による抗菌仕様でカビの生えないカッティングボードです。
木材に抗菌剤を染み込ませることにより、半永久的に抗菌作用が続き、長く衛生的に使用することができます。
・サイズ:34×23W×高さ1.5cm
・重量:約465g
・厚さ:1.5㎝
・材質:チーク
【epicurean(エピキュリアン)カッティングボード】
天然木の繊維を合成して作られたカッティングボードで、耐久性に優れ包丁に優しい素材です。
木製のカッティングボードには珍しく食洗機対応で、洗い物の手間も省けます。
・サイズ:29.0×22.7×高さ0.6cm
・重量:470g
・厚さ:0.6㎝
・材質/材料:セルロース繊維加工品
【Arte Legno (アルテレニョ) カッティングボード ベンティ】
イタリアからやってきた独特な年輪の模様が、個性的かつアーティスティックなオリーブウッドのカッティングボードです。
材質は非常に強硬でナイフなどの傷もつきにくく、何年も使うことによって味わいが増していきます。
・サイズ:42×2.5×高さ2.3cm
・重量:約1000g
・厚さ:2.3㎝
・材質:オリーブ
【KEVNHAUN(ケヴンハウン)アウトドアボード】
表面と裏面で、まな板とトレーの2種類の機能をもったカッティングボードで、キッチンでも食卓でもリバーシブルに使うことができます。
色の濃淡がはっきりとしたアカシアの木目が食卓にアクセントをもたらしてくれます。
・サイズ:28×46×高さ2cm
・重量:約900g
・厚さ:2㎝
・材質:アカシア(ハンドル部分はクロムメッキ)
【ideaco (イデアコ) 抗菌カッティングボード】
四角でも、丸でもない、”13角形”だから使いやすい、抗菌剤Ag+配合のカッティングボード。
奥行きがあるのでまな板の上を広く使え、角があるので立てかけても転がりません。
食洗機の使用もOKです。
・サイズ:直径24×高さ1.5㎝(Sサイズ)
・重量:約640g
・厚さ:1.5㎝
・材質:高密度ポリエチレン
【ダスホルツ カッティングボード】
DasHolz(ダスホルツ)とはドイツ語で「木材」という意味。
アメリカやカナダ産の木材を福岡県大川市の木工屋さんで加工したMade in Japanの商品です。
ダスホルツの素材は、カナダやアメリカを産地とする広葉樹を材料に、一枚板から加工されていてつなぎ目がありません。
木の良さを最大限に引き出して最高の美しさを表現しているダスホルツの天然木は、精度が非常に高く、木の繊細さとぬくもりを存分に感じられます。
・サイズ:50×15×高さ1.5㎝
・重量:約538g
・厚さ:1.5㎝
・材質:ブラックウォルナット
【ワールドクリエイト パドルボード 31cm アカシア】
アカシア素材の温かみのあるカッティングボード。
丸い形に取っ手のついた可愛い形がテーブルを彩ってくれます。
鍋敷きとして利用してもOK。
・サイズ:直径31×取っ手含む奥行41×高さ1.5cm
・重量:約600g
・厚さ:1.5㎝
・材質:アカシア
【woodpecker(ウッドペッカー)山桜のカッティングボード (角)】
国産山桜の一枚板を天然オイルで仕上げた利用した硬くて丈夫なカッティングボード。
ブレッドナイフなどのギザギザした刃にも対応しており、時の流れとともにナイフの跡も味わい深く感じられる一枚です。
・サイズ:39.2×22.4×高さ3㎝
・重量:約700g
・厚さ:3㎝
・材質:山桜
【woodpecker(ウッドペッカー)いちょうの木のまな板】
「使うたびに木と向き合えるようなまな板」をコンセプトにつくられたどこか心惹かれるこのまな板の曲線は、 woodpeckerが最初に手掛け10年以上作り続けているフォルムです。
いちょうのまな板は昔から板前さんや料理人に愛用されていて、プロがほれ込む軽快な使い心地が特徴。
国産いちょうの一枚板から作られたしっかりとした白きのまな板は、使う程に愛着が深まるでしょう。
・サイズ:33×18×高さ2.5cm
・重量:約650g
・厚さ:2.5㎝
・材質:いちょう
【スノーピーク(snow peak) マナイタセット】
板を開くと中に包丁がセットされている折り畳み式のアウトドア用まな板。
包丁は落下防止用のマグネットにより固定されていて、コンパクトかつ衛生的に携帯使用できるまな板セットです。
・サイズ:25.6×10(使用時20)×高さ3.4(使用時1.7)㎝
・重量:約740g
・厚さ:1.7㎝(使用時)
・材質:木材、ステンレス鋼、ゴム
【J.FURNITURE(ジェイファニチャー)カッティングボード まる 22cm BC-07】
食卓やインテリアになじむ丸形のカッティングボード。
片面はフラットなのでカッティングボードに、掘った面はおしゃれにパンプレートなどに使うことができます。
一つ一つ職人が手作業で掘られていて木のぬくもりがつたわってくる一枚です。
・サイズ:直径22×高さ1.05~1.2㎝
・重量:不明
・厚さ:1.05~1.2㎝
・材質:チーク
【Le Creuset(ル・クルーゼ)メープルウッド・カッティングボード】
木目の光沢が美しく、使い込むほどに味わいが出てくるル・クルーゼのカッティングボードは、他の調理ツールとも優しくなじみます。
最高級の天然素材を贅沢に使用したル・クルーゼのウッドキッチンウエアは、どの製品も使い込むほどに手に馴染、味わいが増していくのも魅力です。
淵には溝がほどこされていて、汁もこぼれにくい仕様で使い勝手も〇。
・サイズ:33.5×21×高さ2cm
・重量:約840g
・厚さ:2㎝
・材質:メープル
カッティングボードのお手入れ方法
木製のカッティングボードは、適切なお手入れをすることで経年変化を楽しみながら長く使うことができます。
しかし誤った使い方をしてしまうと、カビや割れの原因になることも。
使い終わったら素早く洗う、素早く乾かす。
を覚えておくことで防ぐことができるので、日々の基本のお手入れから心掛けておきましょう。
【①日々のお手入れ】
調理前に全体を水で濡らし、余分な水分を軽くふき取ってから食材をカットすることで、食材の油分や匂いが浸み込むのを防ぎます。
使った後はすぐにたわしやスポンジで、軽い汚れなら水で洗ってください。
洗剤を使う場合はなるべくマイルドなエコ洗剤を使い、しっかりと洗い流しましょう。
洗い終わったら清潔な布でしっかり拭き、風通しの良い所で立てかけて乾かします。
【②ニオイが気になったら】
魚やニンニク、玉ねぎなどの匂いが気になる場合は粗塩をふりかけて、輪切りにしたレモンで果肉をカッティングボードに円を描くようにくるくる擦ります。
その後レモン汁と塩をしっかりと水で流すと匂いや汚れが取れるでしょう。
時々熱湯消毒をするのもおすすめです。
【③乾燥が気になったら】
何度も使用して洗っていると、だんだん乾燥が目立ってきますよね。
乾燥してくると表面のオイルが落ちて白ぽくパサつきが気になってきます。
そうなってきたら食用のオイル(オリーブオイルなど)を表面にムラなく塗り、キッチンペーパーなどで余分な油をふき取るとしっとりとしたつやが戻ってきますよ。
ダイソーやセリアなどの100円均一でも手に入る!
最近では、ダイソーやセリアなどの100円均一ショップでも木製のカッティングボードが手に入ります。
使ってみたいけど、しっかりとお手入れができるかどうか心配……と考えている人は、安価に手に入れることでとりあえず試してみることができますよ
DIYで自分好みの形にカットしたり、表面をなめらかにサンディングすることもできます。
またカッティングボードとして使うのではなく、インテリア仕様にDIYする人も多いのだとか。
100円均一で手に入ることで、購入のハードルもぐんと下がります。
まとめ:いつもの料理もカッティングボードに盛ってお洒落にだそう
料理は見た目もとても大切。
同じ料理でも盛りつけ方が違うだけでぐんと料理の腕があがったように見えたりします。
いつもお皿に盛りつけていたものを、カッティングボードに変えるだけで、同じ盛りつけでも美味しそうにみえることも。
食卓に1つ異なる素材のアイテムがあると、アクセントになり、周りのお皿も引き立ててくれます。
ぜひおしゃれで便利なカッティングボードを迎え入れて、テーブルコーディネートを楽しんでみてください。